快晴の上高地ハイキング。平湯キャンプ場 ② 〜ブラックハンバーグ編〜

zero21kei

2024年06月03日 15:12

こんにちは。Kです。

GW前半に行った、岐阜の平湯キャンプ場のレポートの後編です。


初日はちょっとグズつく天気だったので、設営と温泉以外は特に何もせずに過ごしました。

そして、2日目。

この日は朝から雲ひとつ無い快晴となりました。

天気予報も1日何も心配がいらない「晴れ」となっています。


ということで、今回のキャンプの最大の目的と言える「上高地ハイキング」へ朝から出発します。








前編の記事はこちら

2024/05/30
こんにちは。Kです。2024年のGW前半。27日〜29日の2泊3日で、岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷平湯にある「平湯キャンプ場」へ行ってきました。私たちのキャンプでは初の「岐阜県」への遠征です。今回の目的は2つあり、奥飛騨の名湯と、上高地観光です。痺れる泉質の温泉に浸かり、絶景と名高い上高…










いざ上高地へ!


上高地へ行ける道は、通年で「マイカー規制」されています。

そのため、アクセスする手段としては、「シャトルバス」か「タクシー」の2種類の方法になります。


マイカーの場合、

長野県側からは「沢渡駐車場」に車を駐めて、バス、もしくはタクシーでの移動。

岐阜県側からは「平湯あかんだな駐車場」に車を駐めて、バス、もしくはタクシーでの移動となります。


今回は、私たちはその「平湯」でキャンプをしているので、駐車場まで車で5分の移動です。







ということで、あかんだな駐車場へ移動。







今回はバスでの移動を選択したので、チケットセンターでバスの乗車券を購入します。







2024年4月現在、平湯温泉から上高地への往復運賃は、大人2,800円。小学生以下で1,400円でした。







バスは30分に1本の間隔での運行のようですが、チケット買ったりしてるとあっという間にやってきて、あまり待たされた感じはしませんでした。






ということで出発!!



バスの停留所は、「あかんだな駐車場」を出ると、「平湯温泉」「中ノ湯」「大正池」「帝国ホテル前」「上高地」と停まります。

運行形態は「路線バス」なので、基本的には途中での乗り降りが可能です。

ただ、定員があるため、GWなどの連休で人が多い場合、途中乗車自体がほぼ出来ないそうです(始発からほぼ満員で出発するので)


また、帰りも同じ状況なので、「どこで降りても、必ず始発となる「上高地バスターミナル」から乗車してください。」とのことでした。


今回は、「上高地マイスター」であるediさんの発案により、行きは、「大正池という所で降りて、そこから散策しながら上高地の中心地である河童橋を目指す、およそ、「4kmのコース」です。



最年少のaちゃんに合わせてくれたのと、極度の運動不足のアラフィフには、丁度良い運動量となることでしょう(笑)


バスの乗車時間は約25分。





国道158号からマイカー規制となる中の湯が入口の長いトンネルを抜けると。。。。






そこは上高地であった(当たり前)















大正池からスタート!!



上高地の入口にあたる「大正池」のバス停で降ります。

そこにある、「大正池ホテル」の脇から始まる遊歩道を進むと。。。






おおおおおぉぉ。


そこには、上高地の大パノラマが広がります。



「もう、ここがゴールでよくね? 4kmも歩かなくてよくね?」


と、思わず思ってしまうほどの美しい大自然です。






まさに絶景ですが、ここはあくまでもスタート地点です。






とりあえず、家族ごとに。。。






それぞれ、見栄えのポイントを探して






記念撮影をします。






そして、いよいよ出発です。












田代池


先ずは、このまま北上して「田代池」、及び「田代湿原」を目指します。




途中、カモとか。。。。






魚とかがわんさかいたので、その都度撮影で立ち止まります(笑)






そして、「霞沢岳押出し」という砂礫の河原に出ました。






梓川の水は本当に澄んでて綺麗です。







「しかし、今まで一番天気が良くてすごい景色ですわーー」

と呟きながら歩く上高地マイスター。


たしかに、昨日の雨が洗い流したのか、山の空気が澄み渡ってて、遠くの山までしっかり見えます。







とりあえず、「」の目撃情報はありませんが、今日なら遠くから発見できそうです。









そして、「霞沢岳押出し」から先のコースは「湿地」となります。


整備された森の中の遊歩道を歩き続けると。。。。







いきなり、大きな湿原に突き当たります。

ここが、「田代湿原」という所のようです。







頑張ってお兄ちゃんたちについて歩く5歳児も、湿原を覗き込んでたのしみます(笑)








そして、ここから数百メートル西に行くと、今度は「田代池」という場所があります。







そこにあった説明の看板。

要約すると、「100年くらいで5メートルの深さがあった池がほとんど堆積物で埋まって湿原になったんだよ」と言う感じです。

上高地の地形や景色は、自然の流れの中でドンドン変化していく過程であるってことですね。













田代橋から河童橋へ。。



田代池からルートを進むと、また梓川沿いに出ます。







キラッキラの川沿いは、歩いていて本当に気持ちが良いです。







で、暫く歩くと、「田代橋」に出るので、これを渡ります。








橋を渡ると「上高地温泉ホテル」などがあり、その横を梓川ぞいに歩きます。





ホテル前の木の枝には小鳥がとまっていました。







美しい、梓川ぞいを歩いて行くと。。。








とつぜん、対岸が賑やかになって、目的地である「河童橋」の近くまでやってきた事が解ります。


本来はこのバスの終点(始発)がある河童橋周辺が、上高地観光のスタート地点となります。

そのため、この周辺が一番混雑するようです。








そして、午前中の目的地である「河童橋」に到着です。



ここまで、約2時間。

平均時速で「2km/h」でした。


5歳児と一緒に写真撮りながらぶらぶらあるくには丁度良いスピード感と距離でした。
















お昼休憩ともう一歩先まで



お昼は、河童橋の前にあホテルにあるレストランに入ります。

GWの中で人が多いので、30分ほど行列に並んでやっと注文ができました。






簡単なメニューですが。。。






それなりの運動をしたあとなので、ビックリするほど美味しく頂きました。






食後、ブラブラ見ていたお土産コーナーで見つけた「飲むヨーグルト」を買って貰ったらaちゃん。






これ、メチャクチャ美味しかったらしく、この超高級飲料を「」で飲み干してご満悦でした(笑)














岳沢湿原へ


ご飯を食べて、お土産物をブラブラ見たので、時刻は13:30です。

帰るには惜しいけど、あまり先まで行くと夕方遅くなってしまう。微妙な時間。






そこでみんなで相談して、その先の「明神池」などは次回のお楽しみと言う事にして、とりあえず「岳沢湿原」という所まで行ってみることにしました。




昼前はちょっとバテ気味だったaちゃんも、美味しいご飯と、飲むヨーグルトで完全復活。

隊長をかってでて、隊の先頭を進みます。





そして、歩くこと20分ほど。

今日の最終目的地となった、「岳沢湿原」に到着です。

同じ湿原でも、先ほどの「田代湿原」とはまた違った趣です。

狭い場所で色んな景色が見えるのが上高地の魅力のようです。



そして、ここからUターンして、先ほどの田代橋まで戻り、バスターミナルへ向かいます。






14:30。

上高地を堪能してバスターミナルへ到着。

バス乗り場は混雑していましたが、そのぶん、バスの数も多いらしく、15分ほどならんだらバスに乗ることが出来ました。



その後、駐車場に戻ると、買い出しのためにスーパーへ。


ただ、平湯温泉周辺には買い物が出来るお店がないので、10kmほど離れた「栃尾温泉」の周辺まで向かいます。

そこで、飲み物などを買い出しして、逆戻りして、昨日と同じ「ひらゆの森」へ行って、沁みる温泉を堪能。


上高地ハイキングの疲れを癒やしたのでした。












宴会!



サイトに戻ると、上高地ハイキングの大成功を祝って、スパークリングワインで乾杯!!!






我が家は、ダッチオーブンを使って「ポトフ」と。。






焼くだけメニューの「焼肉」にします。







うん。うまそう!!!

やっぱ、運動したら肉が良いですよね!



という感じで、幕内でそれぞれ料理を始めますが、ここである異変が起きます。






我々の隣では、「本日の上高地の素晴らしさ」を、興奮気味に語りながら鍋を振るうediさんがいます。



しかし、それ自体は問題ありません。






その異変は、この手元から始まります。

フライパンの上で美味しそうに焼き上がるハンバーグ。

しかし、このあと、幕内に立ち込める煙が、「美味しそうな香り」から、だんだんと「火事場臭い」に変化していきます。。。。


そして、明らかに多すぎる煙の量。。。。



その煙で視界は霞みます。。。



そんな状況の中で、冷静に火を止めるediさん。


その手元を見ると。。。。







え、炭???



驚く程に真っ黒に仕上がったハンバーグがそこにありました。



そして、それ以上の驚かされたのは、


あー、黒いけどソースかけたらわりと美味いやん。


と言いながら、モリモリ食べるedi息子たち。。。




なるほど〜。


たしかに、「炊きこみご飯のお焦げ」とかも美味しいからね。














朝と撤収



そして、最終日の朝。


コーヒーを淹れて目を覚まします。







2日間飲み食いしたので、帰りの朝は軽めに肉まん焼きです。







そして、食後は早めに撤収作業。

なにせ、片道4時間コースに加えて、行楽日和となったGW前半最終日です。

あまり、悠長にしてると帰りの中央道、小仏トンネルの大渋滞で往生してしまいます。







と言う事で、いつもより早めに撤収を終えて帰り支度が完了。

今回は、初めての岐阜県、初めての奥飛騨でのキャンプでしたが、本当に楽しい3日間でした。


次はみんなで会えるのは、7月のカヤックキャンプかな?

とりあえず、ediさん親子、イグナスさん親子と、その時までのしばしの別れの挨拶をします。


そして、大阪と東京。

それぞれの方向に車を向けて、たのしかった「平湯キャンプ場」を後にしたのでした。


おしまい。。。。。。。












あとがき


奥飛騨にある平湯キャンプ場。

我が家から片道4時間以上かかるのでおいそれとは行けませんが、噂に違わぬ素晴らしいキャンプ場でした。

ただそれはキャンプ場単体としての評価と言うより、上高地やその周辺の自然。または平湯温泉の泉質など「地域」を含めた評価と言えそうです。


ここ数年のキャンプブームの結果、キャンプ場は「高規格」などの言葉ができて、「敷地内」の評価に終始する事が当たり前となっていました。



しかし、平湯キャンプ場は、必要最低限(よりちょっと上のランク)の設備があるフリーサイトのキャンプ場です。

こう言うと、「何も無い場所」と早とちりしそうですが、これは話が逆で、「キャンプを楽しむ為の物のが全て揃っている場所」と言う事なんだと思います。



新緑の奥飛騨は朝晩はそれなりに冷え込みますが、豊かな自然のなか「キャンプ」をとことん遊び尽くす事が出来ました。


そして、今回はの上高地は、5歳児基準でルート設定をしたので、半分ほどしか回ることが出来ませんでした。

なので、来年は残り半分。


今後は、バスターミナルからその先の奥地を目指して行きたいと思います。













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