こんにちは。Kです。


春キャンプを求めて、伊豆半島に行きましたが、寒気が入って天気が悪く、気温は氷点下まで下がる「冬キャンプ」になってしまいました。

さらに夕方からは「霰」が降るような悪天候。

富士山も全く見えない曇り空の土曜日でした。


しかし、日付が日曜日へと変わると状況は変わっていきました。

天候を悪くした低気圧は去り、空を覆っていた厚い雲も、それと一緒に流れ去っていったのです。


そんな深夜のキャンプ場で、「富士山キャンプ」の醍醐味である「部活動」を始めます。








前編の記事はこちら。

AM 3:00

スマホのアラーム（バイブレーション）で目が覚めます。

時刻は３：００。

天気予報だと、雲が取れて「星」が見えているはずです。




テントの外に出てみると、上空には雲はなく、月が出ています。

そして、肝心な富士山方面を見てみますが。。。





うーん。

沼津の夜景は、「春霞」が掛かっているようです。






富士山も見えますが、すこしボヤッとしています。






引きで見ると、上空には「星」が見えますが、地平付近はうっすらと霞んでいるのが解ります。






ただ、頭上は、月明かりの影響を受けてはいますが、星が輝いていました。






まぁ、夕方の「あられ」からここまで回復した天気ですから、文句を言ったらバチが当たります（笑）

この日はどちらにしろ、撮影条件として「月齢」が良くないので、星空撮影は諦めます。


でも、この分なら、明け方の「日の出」は期待出来そうです。

ということで、その時間まで再度シュラフに潜り込みます。。。

AM5：30

そして、５：2０に再度、目を覚まします。

この日の日の出は5：4０頃です。

春分が過ぎて、日の出の時間もだいぶ早くなってきました。






外に出ると３：００の時とは違って、辺りはかなり明るくなっています。






そして、肝心の富士山ですが、すっかり雲が取れてハッキリと見えています。






西の空には「月」がだいぶ傾いていました。






暫くすると、オレンジとブルーのグラデーションの空の下で、次第に富士山が赤く色づいてきました。

地平線の方は朝焼けをしているので、これならキレイな「赤富士」が見られそうです。






そして、富士山の山頂が「日の出」を迎えると、雪化粧した白い山肌がピンク色に輝きます。






これは素晴らしい「赤富士」です。

そして、引きだと、山頂がボヤッとして見えるのは。。。






山頂に吹きすさぶ「強風」によって巻き上がる、地吹雪のようです。






奥さんもaちゃんも、この素晴らしい景色を見て感動しています。






３００８と富士山。

なかなか、絵になります（笑）






そして、せっかく持ってきた「800mm」があるので、それを使って「富士山」を撮って見ましょう。






山頂付近。

強い北西の風で、雪が舞い上がっているのが良く分かります。






宝永火口付近。






西側の斜面。

写真で見ると小さいですが、あそこに立ったら、吹き飛ばされるほどの「地吹雪」が吹き荒れているのだと思います。






という感じで、自然の絶景を楽しんでいると、この「だるま山高原」にも太陽の光が届きました。






さぁ、最終日の朝がスタートです。

朝食

こうして、バッチリ朝焼けをした「赤富士」を堪能出来ました。

朝起きてから、富士山に夢中になっていたので、一段落したらお腹が空いていることにやっと気がつきます（笑）

さぁ、朝食にしましょう。






昨夜の最低気温は、0時頃に記録した「-1.5℃」でした。

ですので、日が昇ったとは言え、まだまだ幕内は寒いので。。。






Fbストーブ・NEOと。。。






トヨトミの石油ストーブをつけて、幕内を暖めます。

そして、石油ストーブの上に「鍋」を置いて、お湯を沸かして同時に料理もしちゃいます（笑）





そんな朝食は、昨夜が「揚げ物」だったので、この朝は軽めに「イチゴ」と「野菜スープ」を頂きました。

うん。美味。






もちろん、aちゃんは別メニューの離乳食です（笑）

撤収

この日曜日は、昨日と打って変わって、雲ひとつ無い晴天が広がりました。

やはり、だるま山高原から見える「ロケーション」を堪能するには、この晴天が必要ですね（笑）






その素晴らしい景色を背景に、ちょっとずつ、撤収作業を進めていきます。






そして、最後にテントを畳んで。。。






車のトランクにギアを詰め込んで、作業終了です。






4年ぶりの再訪となりましたが、目まぐるしく変わる気象を嫌と言うほど楽しみました（笑）

また、近いうちに訪れたいですね。






という感じで、キャンプ場の細い道路を走って、受付でチェックアウト。

楽しかった「だるま山高原キャンプ場」を後にしたのです。

温泉と昼食

だるま山高原キャンプ場を出てからは、一度修善寺の方へ行き、そこから帰路とは反対側の南側に車を走らせます。

キャンプ場から車で20分ほどの所にある「温泉」へ向かうためです。






と言う事で、到着したのがこの「湯の国会館」です。

事前に電話で問い合わせたところ、ベビーバスを貸し出して下さるそうなので、こちらへ訪れました。




伊豆市・湯の国会館
〒410-3213
静岡県伊豆市青羽根188
TEL：0558-87-1192
営業時間：10：00～21：00


こちらで、ゆっくり温泉に浸かって、キャンプの垢を落とします。






そして、aちゃんを奥さんから預かって、休憩室の「畳」の上で遊ばせます。

相変わらず、ハイハイと、伝え歩きでウロウロして、周囲の人と目が合うと、ご機嫌で愛想を振りまいていました（笑）






その後は、伊豆縦貫道を通り、東名高速で東京を目指します。






そして、途中の足柄SAでお昼休憩。






天ぷらそばと。。。






醤油ラーメンを食べてお腹を満たします。







そして、この日の夕飯を横着するために、奥さんが大好きな崎陽軒のシュウマイ弁当を購入して家に帰ったのでした。。。





だるま山高原キャンプ場。

駿河湾と富士山を臨む、達磨山の山麓にあるキャンプ場は、圧倒的なロケーションで素晴らしいキャンプ場でした。

特にロケーションが良い、というか、そこからしか富士山が見えない、15番、16番、18番，19番サイトからの見晴らしは圧倒的です。

ただ、トイレが恐ろしく遠いので、ファミリーには敷居が少し高いですが、それでもここでキャンプをする「価値」が失われる事は無いと思います。


今回は、そんな「富士山と駿河湾の夜景」を、思いっきり堪能した、すばらしいキャンプとなりました。



おしまい。。。