こんにちは。Kです。


2020年2月8日から9日の1泊で、千葉県いすみ市の「大原上布施オートキャンプ場」へ行って来ました。


私たちのキャンプのペースは基本的に「隔週」になっています。

週末にキャンプへ行くと、その次の週は「お休み」というパターンです。

キャンプは楽しいですが、やはり毎週だと疲れるし、色々日常生活にも支障が出ちゃいますよね。


しかし、今回のキャンプは、このブログを読んで下さっている方はお気づきだと思いますが、前回の「おっさんキャンプ」から「連続出撃」になります。


とは言え、それは特別な事では無く、私たちのキャンプでは通常のペースです。


なぜなら、「私たち」とか言っちゃいましたが、キャンプペースの基準は私ではなく「奧さん」だからです（爆）


ということで、私たちの「通常キャンプ」として訪れたのが、南房総にある「薪が使い放題」というキャンプ場でした。

出撃！！

我が家から、大原上布施オートキャンプ場は、距離にして100km超です。

ただ、下道が多めなので、予定の所要時間は1時間40分ほどでしょうか？


キャンプ場は空いていれば、アーリー料金無しで、8時からチェックインも出来るようです。

この日は、冬なので空きがあり、アーリーも可能だったので、早めの到着を目指して、6:40に家を出発します。



首都高に乗り、都心環状線から芝浦JCTで、レインボーブリッジを渡り、湾岸線を横浜方面に進みます。

そして、羽田空港を過ぎて直ぐに「浮島JCT」で木更津方面に進路を変え、東京湾アクアラインを爆走します。

その後は、圏央道を走り、途中「高滝湖SA」で、おむつピットイン。


その後、市原鶴舞ICで高速道路を降り、国道297号を南下、その後国道465号線、県道174号線と乗り換え、いすみ市を目指します。






そして、９：００前に、キャンプ場の受付へと到着しました。






受付の中には、子どもの「オモチャ」が、無料で貸出がされていました。

aちゃんはこれがえらく気に入ったようです。





でも、手に取ったバドミントンのラケットは、1歳8ヶ月では全く解らないはずです。

でも、何故がラケット持って「テンション爆アゲ！！」になっていました。






まぁ、こう言う時は親にとってはある意味「好都合」です。

この隙に、ササッと受付を済ませます（笑）

サイト

このキャンプ場は、図で言う所の、管理棟の上側になる「上段サイト」と、フリーサイト以下の下側の「下段サイト」に別れます。

上段は広々としていて、見晴らしが良く、下段は木々に囲まれて、夏は涼しそうです。

サイトは好きな場所を選んでい良いそうなので、グルリと一回りして、物色しました。






そして、見晴らしが良くて日当たり良好な平な場所を選択。






「C9」という電源が使える区画サイトにしました。

場所が決まったので、荷解きをして、設営を開始します。






ただ、朝イチで出発して朝食を食べていないので、イスとテーブルを先に出して、コンビニで買った軽食を先に食べます。






そして、健康優良幼児であるaちゃんは、朝っぱらから「ランチセットBIG」です（笑）

スクスクと成長して、ちょっと見では、2〜3歳児に見えるほどですので、もちろん食欲も旺盛です。

こうして、朝ご飯をモリモリ食べたら、今度こそ「設営」を開始します。







先ずは、テントを立てます。

今回も安定のファミキャン幕となった「トルテュPro」です。

すでに通算泊数で言うと「70泊」を超えましたが、撥水性やシームテープなどを含めても、大きな劣化はありません。（ちょっと日焼けが目立つ程度です）

そう考えると、購入当時で、15万円くらいしましたが、とても良い買い物だったと思います。






その安定の幕にペグダウン。

この時は、風も無く穏やかですが、予報では翌日「強風」が吹くそうなので、ガイロープもしっかりと固定しました。


その後はギアを幕内に運び込みます。






そして、最後に「Fbストーブ・NEO」を組み立ててインストール。

こうして、サイトが完成したのでした。

設営後

今回、この場所を選んだ理由は、先ほど述べた通り「見晴らしが良いから」というが主な理由です。

でも、もう一つ理由があって、それは目の前に「遊び場」とうスペースがあるからでした。






この遊び場には、手作りの「ブランコ」が１台と、小さな「すべり台」が置いてあります。

ブランコの方は、小学生くらいにならないと出来ないタイプ（ロープ１本なので座面でバランスを取るタイプ）なので、aちゃんは「すべり台」で遊びました。






と言っても、この大きさなので、抱っこして座面に乗せてあげて。。。。






ズルッとして終了です（笑）

でも、この感覚が面白いらしく、この後しばらくエンドレスで、「抱っこしてセット　→　ズッと落ちる」を繰り返しました（笑）

昼食

その後、aちゃんは前髪を邪魔そうにしていたので、お母さんに髪を縛って貰いました。






南房の暖かい日射しを受けた幕内は、入り口を開放していても「15℃」近い室温で快適です。


と言う事で、この暖かい幕内で「ランチ」にします。







先ずは、「クラフトスタイル」という変わり種の安いビールを買ったので。。。







カンパーーーイ！

うん。旨い！！！







お昼ご飯は、久々に「カレーとナン」にしました。






安定の「無印良品のレトルトカレー」を湯煎で温めます。






うん。美味い。






aちゃんは、大人用のカレーは辛いので、ナンだけをムシャムシャ食べてました。

薪を準備

昼食を終えたら、このキャンプ場の一番の目的である「無料の薪」をもらいに行きます。






薪は、管理棟の下にある薪小屋にあります。

おそらく「間伐材」である杉の木が大量に置いてあり。






キャンプ場のスタッフの方が、電動ノコギリで、３０ｃｍの長さに「玉割り」にしていました。






そして、このキャンプ場の薪は、この「玉割り」の状態で、薪小屋に積んであります。

当然この大きさだと、火付きが悪く「焚火」には使えません。

そのため、薪を使うには「薪割り」をする必要があるのです。


この「薪割りを自分でする」という手間がかかるので、ここでは「薪が無料で使える」という仕組みになっているようです。

確かに、なにもなく「無料」と言うと、やたらめったら「キャンプファイヤー」する人も居そうです。



「薪を沢山使っても良いけど、その分、薪割りも沢山やらないとけない」

こうすると、キャンプ場も小割する手間が省けるので、なかなか「良いバランス」なのかもしれないですね。



ただ、最近は、「薪は小割で売られている」というキャンプ場がほとんどです。

そのため「薪割りの道具」を持っているオートキャンパーって、案外と少ないと思います。

しかし、ここは、斧や鉈などの道具を持っていなくても大丈夫なように、薪置き場には「斧」が置いてあるので、それを借りて薪割りをする事が可能です。


でも、私たちは「秘密兵器」があるので、この玉割の状態で２〜3個頂いて、サイトへ持ち帰りました。







その秘密兵器とは、ホリデーロードの「シャカシャカ」です。

まぁ、私たちの持っている物は「厳密」に言うとちょっと違うのですが、機能や構造はシャカシャカと同じです。


シャカシャカは、先端に「レンガタガネ」という、レンガを割るための楔が付いています。

これを薪に当て、スノーピークの「パイルドライバー」の要領で、パイプをスライドする事によって「薪」を割ります。


とても固いレンガタガネで、同じ場所に何度も「インパクト」を与えて割るので、固い「広葉樹の薪」でも、数回で割ることが出来ます。






さらに今回は、柔らかい「杉の薪」なので、シャカシャカを使うと１、２回で簡単に割れます。

ですので、「玉割り」をバラすのに、「薪割り」はものの数分で終了です（笑）





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割った薪は、薪置きの「ログフープS」にパンパンに入れます。

広葉樹の重たい薪なら、一晩で使う量はこの半分くらいですが、杉のような軽い針葉樹だと、この量を1晩使い切りました。


薪ストーブの燃料に「杉の薪」だと、燃え尽きるのが早く、薪の投入が忙しくなりますが、「無料の薪」で、薪ストーブキャンプを楽しめるのは、とても魅力的でした（笑）




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薪割り後。。。。

その後は、インナーテントでゴロゴロして遊んだり。






「遊び場」へ行って、すべり台で遊んだりしていました。

そんな感じで、まったりしていると、遊び場の奥の方から何やら気配を感じます。








その方向を見ると、植え込みの影に動物がいます。








そして、よく見たら体長６０ｃｍくらいの小型のシカで「キョン」という野生動物でした。


キョンは、元々は中国に居た外来種ですが、脱走した個体が大繁殖して、今では千葉県で「５万頭」くらい生息しているようです。

この、「いすみ市」も繁殖域となっていて、野生化したキョンによる農作物の被害などが、とても深刻なのだそうです。


草食で小型ですが、aちゃんから見たら大きな動物なので、不用意にあまり近寄ると危険です。

あまり近寄らないように、遠目に見ていると、キョンの方も、こちらの気配に気がついたらしく、森の方へと姿を消して行きました。

夕方。。。

その後、日が傾き始めると、気温が下がっていくので、いつもよりちょっと早めに「薪ストーブ」に火を入れます。






火を点けると、煙突からモクモクと煙を吐き出して、ストーブが真っ赤に燃えて、幕内を暖めます。

そうやって、のんびりと、「ほぼ何もしないキャンプ」を楽しんでいると。。。。






いつしか、太陽は西の空へ沈み込み。






まったりとした「ファミキャン」のキャンプシーンは、昼間から夜へと時間を変えてゆくのでした。。。


つづく。。。。