こんにちは。Kです。
全3回でお届けした2泊3日の「
雪中キャンプ」のレポートの最終回です。
今日は、2日目の夜から撤収までの様子です。
夜は雪景色の中で星空を見上げ、朝はリゾートの恐るべき実力を知る。
全てが「
非日常感」に包まれた、最高のキャンプのレポートです。
①の記事はこちら
②の記事はこちら
気合いの夜の部。
初日の夜は「
完璧に手を抜いた」ので、その遅れを取り戻すべく、この日は気合いをいれて料理をします。
まずは、
某Egnath家の美人妻から伝授された料理を、奥さん的にアレンジ(手抜き?)して作ります。
まず、タマネギを炒めて。。
ナスとかズッキーニなど、「
子供に人気の無い野菜」を炒めます。
そして、「
カゴメ基本のトマトソース」をぶち込みます。
ちなみに「基本」と言われていますが、味付けとしてはほぼこれが全てです。
最後に「白ワイン」を投入。
申し訳程度にオリジナリティーを加え、あとは煮込みます。
こうして極上の「
ラタトゥイユ」が完成。
そしてメインディッシュは奥さんの十八番(おはこ)の料理です。
すでに「下ごしらえ」を終えた「ダッチオーブン」を「Fbストーブ」に乗せます。。。
そう、それは、野菜たっぷりの。。。
「
鶏肉のダッチオーブン、ハーブ蒸し焼き」です。
おぉ。。ブラボーーー。
最後に「フランスパン」を切って、完成。
一分の隙も無い「オシャレキャンプ飯」じゃないですか!
赤ワインを開けて乾杯します。
うん。美味。
食後に外を撮影します。
林の向こうは「コテージ」の灯りです。
風は無く穏やかですが、少し薄い雲がかかり、星はそれほど見えません。
しかも、炊事棟隣という好立地は、「写真部」としては悪条件です。
炊事棟が明るいのなんのって(涙)
まぁ、ここまで明るいと逆に幻想的な写真にすら見えますね。
と、夜の写真を撮っていると、友人夫婦がサイトへ遊びに来てくれました。(波の光がご夫妻のヘッドランプです)
差し入れで持ってきてくれたのは、点心です。
カセットコンロでお湯を沸かして蒸し上げます。
酒の肴には最高です。
昨夜に続き、乾杯をしてプチ宴会。
この夜は、時間と共に気温は下がりました。
しかし、幕内は「Fbストーブ」がフル稼働して暖かく。
ランプの灯りで、大人な夜を楽しみます。
しかし、明日の撤収は11時です。
あまり夜更かしすると寝坊してしまうので、早めに切り上げて寝ることにします。
薄い雲は22時になっても取れず。
満天の星空とはりません。
ただ、張りつめた冷たい空気は心地よく。
「雪のキャンプ」の素晴らしさに酔いしれます(お酒のせいかもしれませんが。。。)
23時過ぎ。
炊事棟の灯りが消えて、フィールドにあった「
星空」が瞬きました。
雪と星空。
素晴らしい景色が広がります。。
キャンプを通じて「得られるもの」や「感じるもの」は人それぞれだと思います。
ただ、私たち夫婦が、「この日、この場所、この瞬間」で得たものは、とても「
大きな宝物」になりそうです。
風も無く、小さな物音も、雪の中に閉じ込められる静寂のフィールド。
この白銀に覆われた中でのキャンプは、今までの冬キャンプとは全くの「
別世界」でした。。。
最終日の朝
アラーム音で目が覚めます。
時刻は6:00。
今日は撤収をするので、早めに起床します。
この時の気温は「−11℃」
この日の最低気温は4:00頃で「-12℃」でした。
トヨトミの「石油ストーブ」を点けていますが、「薪ストーブ」が消えた幕内は「2℃」を切っています。
テントから外に出てみると、トワイライトの空は美しく。
最終日も「晴れ」のようです。
肌に当たる「-11℃の空気」は、「寒さ」を感じるより前に、チクチクするような「痛み」のようなものを感じます。
「
刺すような冷たさ」
そう言う言葉が、まさに「比喩」では無く、「肌身の実感」なのだと解ります。
と、格好付けみますが、語ったところで「
寒い」ことには変わりなく、堪らず「Fbストーブ」に火を入れて幕内を温めます(笑)
火入れして30分も立つと、みるみる幕内は暖まり、気温は「10.8℃」になりました。
10℃だと低く見えますが、外気温との温度差は21.6℃もあります(笑)
そして、暫くすると、朝焼けの空から。。。
朝陽が顔を出して。。。
撤収日の「
朝」が始まりました。
朝食
最終日、ここのチェックアウトは「11:00」です。
いつも通り、朝食を作っても良いのですが、「
雪撤収」が初めてな事もあり、ここは施設内の「レストラン」で朝食をとる事にしていました。
と言う事で、時間が来たのでレストランへ行ってみましょう。
「ホテルの朝食」
まぁ、よくある「朝食バイキング」を想像して、「撤収楽になるから1,000円くらいいいかな?」と思いつつ出発します。
キャンプサイトを抜けて、コテージ群を通り抜けると。。。
「
レストラン ラピーナ」が見えます。
朝食バイキングは「7:30〜9:30」までです。
「朝食バイキング」は通常、大人1,200円、子供800円です。
しかし、キャンプ泊の人は、サイトのカードを見せると、大人1,000円、子供700円に割り引きがされます。
しかも、「エンゼルフォレスト那須白河」になってから、レストランもリニューアルされたそうで、料理がパワーアップしています。
それらがこちらです。
おかず各種(卵焼き、きんぴら、鮭の切り身など)
おかず各種(里芋の煮物、肉じゃがなど和食系)
おかず各種(手前、鰯の竜田揚げ、奥、洋食系)
トースト、というよりなんか凄いトースト。
左、サラダバー。 右、お茶漬けセット。
デザート各種(ヨーグルトとか、フルーツとか、ケーキなどなど)
他にも「
シェフがオムレツをその場で焼く」とか、うどんとか、カレーとか、などなど。。。
基本和食にしたので撮ってないですが、この他に「洋食」や「中華」がありました。
なんかもう、凄かったです。。。。
今の世の中このくらい普通なのかな?
私のイメージだと、高級ホテルの「朝食バイキング」のグレードでした。
これには奥さんも大はしゃぎでした。
どれもこれも美味しそうで、目移りします。
「お、これも良いなぁ」
なんて思い、思わずとろうとしたら。。。
「わんちゃんごはん」でした。
つか、犬用のバイキングまであるのかい!!
リゾートは本当に油断も隙も無いですね。
そして、メニューの中でも「
極めつけ」はこれでした。
固形燃料で温める鍋。(この日は、ワンタンか、湯豆腐でした)
旅館の「宴会」とかで出てくるやつですね。
まさか、キャンプの朝食でお目に掛かるとは、思っていませんでした。
「固形燃料」が山積みしてあったので、ちょっと余分に欲しくなります(笑)
ということで、いただきまーーーす。
うん。ちょーーー美味。
熱々の鍋も最高です。
「お代わり」までして、最後は、温泉たまごがあったので、それを使って「
濃厚卵かけご飯」を〆に食べました。
そしてデザートにチョイスしたのは、「
ソフトクリーム」です。
えっと、キャンプの朝食でソフトクリーム食べ放題ですよ。
凄いですねぇ・・・。
キャンプの朝に「
ソフトクリームが死ぬほど食べられる時代」が来るとは思っていませんでした。
ちなみにソフトクリームはコーヒーにも浮かべてみました。(ウィンナーコーヒー)
営業時間は決まっていますが、席に着いてからの「時間制限」はないので、お腹いっぱい、時間をかけて食べても大丈夫です。
少なくとも2日目の朝、私たちがエッチラオッチラこさえた、昨日の「
朝食のメニュー」は全てここにありました。。。
なんだ、作らなくて良いじゃん。。。
しかも、2人で「
美味しい。美味しい。」と言いながらモリモリ食べていると、隣のテーブルの会話が少々聞こえました。。。
「なんか、今日のより、昨日の方がおいしかったね〜」
「そうだねぇ〜」
と言う会話が。。。。
なんと、昨日の方が美味しいとはどういうこと???
だいたい、ホテルの朝食なんて「
毎日ほぼ同じ」だと思っていましたが、ここは、そんなに毎日メニューが違うのでしょうか?
すげーな、リゾート。。。
事の真相を確かめるためにも、次回も2泊して「朝食」は絶対に「
バイキング」にします(笑)
撤収!
美味しいバイキングを食べ過ぎました。。。
満腹レベルは「警報」から、もう「避難勧告」レベルです(笑)
しかし、11時にチェックアウトをしなければならないので、無理矢理作業を開始。
幕内の荷物を運び出し、梱包していきます。
ちなみに2泊した、サイト内はこんな感じです。
地面の雪は大分溶けました。
最後にテントを畳み。。。
サイトを後にします。
っって、思ったら、プジョーがスリップして進みません。
試しにバックしてもダメでした。
3日間置きっぱなしだったので、タイヤの下の雪が圧力で「氷」になっちゃったみたいです。。。
駐車スペースが斜めで、丁度下りきった所に後輪があったので、前にも後ろにも進まなかったようです。
押してもダメなので秘密兵器を使います。
じゃーーーーん。
スノーヘルパー。
これを使ってあっさり脱出。
まぁ、こんなの使ってるようじゃそもそもダメなんですけどね。。。
駐車位置を適当にしたのもこれを持っていた安心感があったからです(笑)
私たちは車がアレなので、雪に限らず、キャンプ場に「泥濘」がありそうな時はいつも積んでいます。
という感じで、なんとか時間内にチェックアウトを済ませて。。。
最後にたっぷり温泉に浸かりました(笑)
エンゼルフォレスト那須白河。
聞きしに勝るリゾートでしたが、そこが「雪中キャンプデビュー」の地としては最高でした。
また、関東から遠いのもあるかもしれませんが、冬に限らず「高規格キャンプ場」として、もっと人気があっても良さそうです。
今現在、この3連休でもキャンプ泊は10組も居なかったので、今年、「雪中キャンプデビュー」を考えている方にとっては、とても良いキャンプ場だと思います。
どちらにしろ、私たちにとって夢のような3日間でした。
色々と準備をした甲斐もあり、最高の「雪中キャンプデビュー」を飾ることが出来ました。
(こんなの雪中キャンプじゃない、とか言われそうですけど・・・・)
おわり。。。
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