思い出は焼き鳥120本。 「ホリデーロード・ファン・ミーティング・キャンプ 2019」 〜 前編 〜

こんにちは。Kです。


2019年12月7日〜8日の1泊で、千葉県君津市にある「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」で開催された、

「ホリデーロードファンミーティング2019」

に参加してきました。


ホリデーロードは、下町の町工場で、いろんな種類のキャンプギアを製造しています。

そして、何と言っても、私たちの使っている薪ストーブの「Fb.ストーブ･ネオ」が人気です。

このイベントでも、やはり「Fb.ストーブユーザー」が多いので、「薪ストーブキャンプイベント」と言えます。


すでに、今年で3回目となり、年々人数が増え、今年は50名を超える大きなイベントになりました。


同じ製品を使う仲間との集いは、このナチュログでの繋がりとは、また違った独特な雰囲気があります。

今年は、土曜日の朝から「大雨」という最悪のコンディションでしたが、それをはねのけるような楽しいイベントとなりました。



ただ、今回は完全にスタッフとして参加したので、写真の撮り高が「過去最低レベル」となり、記事にするのも大変です（笑）

ただ、足りない部分は一部写真をお借りして、このキャンプの模様をレポートしてみたいと思います。


12月の冷たい雨が降る大規模イベント。

それは、一体どんなキャンプだったのでしょうか？

出撃！！

君津市は、東京湾アクアラインを渡れば、我が家からでも1時間ちょっとで到着します。

ということで、9:00到着を目指して、7：００に家を出ます。


首都高を走り､台場から湾岸線を横浜方面へ走ります。

そして、アクアラインに分岐して、そのまま海底トンネルを爆走。






30分ほどで、「海ほたる」に着いて、一端ここで休憩します。


おそらく現地に到着すると、色々と忙しくなるので、「朝ご飯」を先に済ませるためです。






と言う事で、aちゃんに「朝ご飯」を与えつつ。






私たちはも「あさりそば」を美味しく頂きました。



その後は一路、木更津方面へ向かい「ホウリーウッズ久留里」へ向かいます。

土砂降りの森

９：００にキャンプ場へ到着すると、2組の参加者がすでに到着していました。

そのうち1組は、Fbストーブを数年使っていながら、今回初参加となった「Egnathさん」です。

また、今回の参加者の中には、「娘とキャンプlog」を書いている、tsuyo_xxさんや、「ソロキャンプ便り」を書いているがんさんと、ナチュロガーを多数参加していました。






キャンプ場のオーナーから、場所を教えていただいて、フィールドへ移動。

しかし、この日は冷たい雨が降り注ぎます。


先ずは、宴会場を作るためにカッパを着て作業に取りかかりますが。。。






景気を付けるために、1本「プシュッ！！！」

エンジンを温めてから設営を開始します（笑）






そして、２時間ほどで、宴会場が完成させました。

左から、テンマクの「サーカスBIG」、コールマンの「スクリーンタープ」、スノーピークの「カヤード」、そしてDODの「カマボコテント」です。

持ち合わせの大型テントを繋いだので、連結部分は、雨がダダ漏れですので、その部分にはタープを被せて補強しました。

しかし、外から見ると、「無理矢理連結」な感じは否めないですね。

ホリデーロードは中身で勝負なんです（笑）






でも、内側は意外と快適な空間となりました。

カマボコ側から中を見ますが、めちゃくちゃ長いですね。

でも、これなら50人をなんとか収納出来そうです。






さらに、宴会場の横には、大型タープを張り、「セントラルキッチン」を準備します。

こちらのキッチンは、「薔薇キャン仲間」の私の友人が作ってくれました。






ユニフレームの2バーナーと、コールマンのガソリンバーナー。

写真には無いですが、その隣でカセットコンロが2台あります。

これで、夜の宴会料理を提供します。







さらに、ホリデーロードのキャンプの目玉である「露天風呂」を準備します。






佐野さんと2人で、道具を準備して。。






お湯が出るのを確認します。






こうしてキャンプ場の片隅に、即席露天風呂が完成しました。






お風呂の周りは、目隠し用に、テンマクの「陣幕ワイド」で囲います。

かなり昔に便利そうなので買ったものですが、このお風呂以外には殆ど使った事が無い、いわゆる「フロ幕」です。

この日は、雨と北から下がってきた寒気があって、気温は10℃を下回っています。

夜はもっと冷え込みますが、この露天風呂で体を温めれば、長い宴会の夜でも、ポカポカで楽しめます（笑）


こうして、午前中の時間は「会場設営」でほぼ使い果たしたのです。

午後

午後からは、自分たちのテントの設営をします。

私たちは、Egnathさんのテントの隣に、ヘルスポートの「バランゲルキャンプ」を張りました。

忙しすぎて、中の写真は撮ってませんが、ハーフインナーにシュラフを並べて、前室部分に石油ストーブを配置しています。

「薪ストーブイベント」なので、当然「Fbストーブ」も持って来ていますが、今回は、宴会場の「カヤード」の方に設置しました。


今回のこちらのテントは、基本的にここは「寝るだけ」なので、それで十分なのです（笑）







こうして、自分たちのサイトを設営が終了したら、やっと一息つけました。

ちょっと遅めのお昼ご飯は、火にかけるだけで作れる「鍋焼きうどん」です。

うちのお昼としてはほぼ定番メニューですね（笑）






その傍らでは、大雨の中、続々と参加者の方が来場されます。

子供たちには、御菓子を配って、イベントを盛り上げます。






aちゃんも、御菓子を頂いてご満悦でした。


この後は、設営が終わった参加者の方々のテントへお邪魔して、皆さんと色々と談笑しました。

でも、この時はカメラを持たず、写真の撮れ高は「０枚」です（笑）


文章だけの説明になりますが、それぞれ工夫された「Fbストーブ」のインストール方法を見せて貰らったり、参加者同士で、テント内を見せ合ったりと、楽しい時間でした。

このブログを読んで下さっている人も多かったので、「ブログ談義」や「ストーブ談義」に花が咲きました。



他のキャンプイベントなどには参加した事が無いので、比較は出来ませんが、このホリデーロードのイベントは、同じ製品を使うユーザー同士と言うだけで、普通のキャンプにはない「一体感」があります。

何度も参加されている方も、初めての方も、あっと言う間に打ち解けて、和やかな雰囲気で、交流が始まります。

また、今回は私たちもファミキャン参加で、1歳半の娘を連れて行きましたが、大人はもちろん、子供たちにもいっぱい遊んで貰って、大興奮していまいた。

こういう、「キャンプを心から楽しむ人たち」と、一緒にキャンプが出来るのは、本当に幸せだと思います。

宴の刻、戦場のキッチン

そうやって、交流をしていると、時間はあっと今に過ぎ去っていきました。

そして、夕方近くなると、降り続いた雨も上がりました。


開会式と乾杯は、１７：００ですが、12月の日は短く、その時間には辺りは暗闇に包まれました。


その暗くなるフィールドで、準備を終えた参加者の方々が、「宴会場」へ続々と集まってきました。






そして、やたらと細長い「宴会場」の中に、各自イスを持参で集合します。






17：00。

佐野さんの挨拶と音頭で、皆さんで乾杯をします。

カンパーーーーイ！！！


こうして、Fbストーブが燃える暖かい幕の中で、楽しい宴が始まったのです。




と、通常のグルキャンなら、ここで、私もへべれけになるまで、お酒を呑んで愉しむのですが、今回は重要な任務があります。







そう、セントラルキッチンで、宴の料理を作らないといけないのです。


ここで、準備するのは、「焼き鳥120本」と「焼きそば合計３ｋｇ」です（笑）

素早く大量に作るには、このメニューが良いと言う事で相談して決めました。


友人と2人で、戦場と化したキッチンで料理を作ります。






先ずは、「焼き鳥120本！！」






「縁日の屋台でも一気にこれだ焼かない」と思う量を、ひたすら焼き続けます。






焼いても焼いても無くならない、焼き鳥の在庫。。。。

気が遠くなりますが、それでも計算上は1人2本です（笑）






焼き鳥を焼き終えたら、今度は、焼きそばです。

麺だけで、２ｋｇ。

「キロ単位」で、焼きそばを焼いたのは生まれて初めてでした（笑）






ひたすら、焼きそばを焼き続けるオッサン2人。。。。





その様子をニコニコしながら写真を撮る「写真部部員」が居ますが、忙しすぎて構ってられません。






とりあえず、その時撮った写真がこちら。

こんな感じで作っていたようです（笑）


こうして、宴会料理を作っていたのは90分くらいでしょうか？

一段落して、中の様子をみたら、宴会場は、子供たちを含めて、お腹も満足して皆さんで盛り上がっていました。

本当は、メインディッシュに「鹿肉のジビエ」があったのですが、料理の量が多くて、もう入らないようなので、明日に焼くことにしました。


料理作りが終わったら、キッチンの後片付けを友人に任せて、次の任務へ向かいます。


こんどは「お風呂」です（いそがしい（笑））

露天風呂

雨が降っていたので、オーナーの許可を得て、東屋の片隅に設置したお風呂へ、お湯を入れます。

お風呂が溜まったら、まずは「子供たち」から入浴します。






いくらキャンプをしても、さすがに「即席露天風呂」は、だれも初体験です。






お湯に仲良く浸かって、ニッコリ（笑）

これ、見た目は狭そうですが、ドラム缶風呂と同じで、深さがあるので、中は快適そのものです。

寒い冬にやると、もう一歩も外に出たくなくなります（笑）






子供たちが入り終わると、今度は大人達がお風呂に入りました。

ビール片手に至福の一時。

これに浸かると、自分の中にあった「キャンプの固定概念」が、ガラリと崩れ落ちます（笑）






こうして、仕事を終えた後は、やっと宴会場に入って、皆さんの環に加わりました。

ホットワインや、牛すじなどなど、沢山の差し入れ品を頂きました。






宴会場の中では、子供たち同士も仲良くなって、「タピオカ」というじゃんけんの遊びをしてました。

何度か、挑まれましたが、そもそもルールをキチンと理解できずに、全敗しました。。。。（もちもち）






その後、22時の消灯時間が過ぎると、酒呑みのおじさん達は、雨が止んだ外に出て、焚火を囲います。

そうしていたら、参加者の1人が、焚火で遊べる面白いモノがあると言うので、やって貰いました。






そのアイテムを、燃えさかる焚火に放り込むと。。。。。






おおおおおおお！！

焚火の色が虹色に変わりました。

これ、知りませんでしたが、凄いですねぇ。



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おそらくこういう商品だと思いますが、とてもキレイでした。






もちろん、みんなで、バシャバシャと写真を撮りました（笑）






こうして、お酒を呑んで、いろんな話で盛り上がる夜。






忙しかったけど、言葉では表現が出来ないくらいの楽しさでした。


そして、ワインをもらい、日本酒をもらい、ビールをあおり、この頃にはかなり酩酊していたようです。。。



ほうりいくん的な話などしていた気がしますが、あまり覚えてません。

でも、その「最高の雰囲気」の肌の感覚は、確かに今も残っていて、こうして記事を書いていても、あの時の森の香りをふと感じてしまいます。






つづく。。。。



後編の記事はこちら










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