琥珀色の麦酒の輝き⑦ ~新進気鋭のブリュワリー「株式会社ヤッホーブルーイング」

zero21kei

2017年05月18日 12:13

こんにちは。Kです。


実は今日、「この記事を書かなければならない」という理由があって、久々のビールの記事です。


紹介するのは、国内の「クラフトビールメーカー」のエース、「株式会社ヤッホーブルーイング」です。

キャンパーならこの名前を聞いて「ピンと来る人」が居ると思います(笑)






ヤッホーブルーイングとは?


「ヤッホーブルーイング」は長野県、北軽井沢にある「クラフトビールメーカー」です。

よくテレビなどで取り上げられるので、知っている人も多いと思います。


醸造するビールでは「エールビール」を得意とするメーカーで、意欲的なビールを沢山世に出しています。

また、クラフトビールメーカーは、普通は設備コストの問題で、ビンビールにする事が多いのですが、このメーカーは「缶ビール」を主体に醸造しています。

これは恐らく「物流」の理由と、やはり「マーケティング」の問題だと思います。


ヤッホーブルーイングはこの「缶ビール」のお陰で、他のクラフトメーカーと違い「コンビニエンスストア」などで商品を展開しています。


と言うことで、コンビニで缶ビールが買える、比較的入手しやすいクラフトビールなのです。






魅惑のビールラインナップ



このメーカーの主力商品がこの「よなよなエール」です。

アロマホップを使った「エールビール」で、日本基準だと「アンバー系」の色合いです。

アロマの香りと、エールの甘みが絶妙で、エール好きなら必ず「美味しい」と言うと思いますし、「ピルスナー」に慣れた人でも美味しく飲めるビールです。

(スタイル的にはペールエールに近いです)



しかし、この「メーカー」の真骨頂は「パンチの効いたふざけたビール」にあります。

ただ、この「ふざけた」というのは、今の日本のメーカーのセオリーである「マーケティングして、お客の嗜好を調査して・・・・」というプロセスを無視するという意味です。

では、何を基準にこのメーカーはビールを作っているかというと、たぶん「自分たちが美味しいと思うビールを造る」という事だと思います。


とくにこの「インドの青鬼」は「インディアン・ペール・エール(I・P・A)」スタイルのビールで、日本のビールに慣れた方には「ビールとは思えない」飲み物だと思います。

ただ、この「I・P・A」は、本当に秀逸なビールで、私の中では世界でも5指に入る完成度だと思います。






また、定番アイテムの他に「限定醸造」のビールも数多く出しています。



この「UMAMI IPA」はうま味を付けるのに「かつお節」を使った意欲作でした。(味じゃないですよ)

かなり尖ったビールでしたが、本当に美味しいビールでした。


ちなみに、日本の酒税は「原料」で種別を分けるので、規定にない副原料を使うと国内的には「発泡酒」になります。

このビールも「かつお節」を使っているので分類上は「発泡酒」となり、麦芽の使用量から税率は「ビールと同じ」です。





「ヤッホーブルーイング」は社長も若く、社員も若い人たちが多いので、エネルギーに満ちたビールを世に送り出し続けているクラフトビールメーカーです。

色々なところと「コラボ」をしたり、「イベント」を開催したりとなかなか他に類を見ないメーカーです。


「ヤッホーブルーイング」は本当に目が離せないビールメーカーです。








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