こんにちは。Kです。
「キャンプをしている」と人に言うとたまに、
「キャンプって何が楽しいの?」
と、聞かれる事があります。
でも、この手の質問には、いつも答えが見つからないです。。。
ここ数年、夫婦でキャンプにどハマりして、関東中心に各地に出撃しています。
確かに、キャンプによっては、「絶景」だったり、「イベント」だったりと、答えになるような「
何か」がある時もあります。
しかし、私たちがする「キャンプ」のほとんどは、特に何も起こりません。。。。
なぜ「答えられない」のかを考えると、それは「何が楽しい?」とは、いわゆる「
意味」を尋ねられていると思うからです。
「ディズニーランドに行くのは、ミッキーに会いたいから・・・」
のように。
人が住む都市は全て「意味のあるもの」で満たされています。
街の中では、例え「穴ぼこ」でも「ケーブルを埋設するため」など意味があります。
そこで「意味が無いもの」とは文字通り「
要らないもの」ですから、その世界に慣れた人が「キャンプへ行く意味」を尋ねられるのだと思います。
「意味が無い」=「やらない」
でも、キャンプで出会うのは、いわゆる「
自然」です。
「自然」とは「草花」や「鳥」、そこに吹く「風」や夜に出る「月」などの事で、それらは、そこにあるだけで、そもそもが「意味のあるもの」ではありません。
(草に薬能などの意味を後から付けることはできますが・・・)
しかし、キャンプの一番良い所は、その「意味を持たないもの」に触れる事だと思っています。
触れるというのは、別に「野生に帰る」と言うことじゃなく、その「意味を持たない世界にちょっとだけ片足を突っ込んでみる」と言うことです。
今までいた「意味の世界」という窮屈な場所から、ちょっとだけ「意味を持たない世界」に行く。
それが「
アウトドアの開放感」の正体だと感じています。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」
「ゆく河」とは、地図や標識に書いてある「川の名前」の事で、それは「意味を持つもの」です。
キャンプをして識るのはそっちではなく、「もとの水にあらず」と言っている「水」そのものの方で、それは、まさにその場で感じる事しか出来ません。
キャンプで遊ぶ子供達の多くが、街の公園で見かけるより生き生きして見えるのは、大人が忘れた「感じる」と言うことの楽しさを、無意識のうちに知っているからだと思います。
花の香りを嗅ぎ、鳥の囀りを聴き、風の流れを感じ、満天の星空を眺める。
それに「意味」を聞かれても困りますが、私たちが本当に楽しいと思う「キャンプ」とはそう言う事だと思います。
と、言いつつ、明日からの出撃予定は、昨年も参加した「キャンプイベント」です(笑)
でも、台風15号の影響が心配ですね。
暴風雨のキャンプは痛い目にあっているので、場合によっては出撃中止か、泊まらずに帰ってくるかもしれません(笑)
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