こんにちは。Kです。
私たちのキャンプを見て、よく男性諸氏から「奥さんがキャンプに積極的で良いですね」って言われる事があります。
確かに「キャンプ」という遊びは、自然の中で寝泊まりするわけですから、「虫」「汚れる」「汚い」「暑い」「寒い」などのキーワードがちりばめられていて、女性にとって始めるには敷居が高いようです。
もちろん、今では私以上にキャンプにど填まりしている奥さんですが、最初の頃はその例外に漏れず、「
キャンプ=ただの野宿」の認識のもと、全くキャンプに興味がありませんでした
(最初にキャンプに誘った時の奥さんの目はなんか怖かったなぁ)
今回は、そんな奥さんがどうやって「キャンプ」へ填まって行ったのかを考えながら、その「方法論」を探ってみたいと思います。
安心と安全の違い
一度キャンプへ行けば、その素晴らしさは伝わると思います。
懸念材料である、「テントで野宿」も、シュラフやマットをきちんと整えればかなり快適ですし、恐るべき「虫」も、草原などのフィールドを避け、虫の少ないキャンプ場を選べばれば、そんなに襲撃されることはありません。
(数の問題ではありますが・・・)
しかし、それらの事は、実際に何度かキャンプを体験しなと解りませんので、最初は「不安」の方が大きいと思います。
例えば、奥さんのキャンプ初期。
その「
虫対策」はとても過剰でした。
なにしろ、香取線香、森林香、ハッカ油、電撃ネット、アースジェット各種(ゴキ用、ハエ用、アリ用)。。。
「いったいどこの害虫駆除業者だ?」と思うほどの兵器で完全武装していました。
これは「実用」を考えると、ここまでの「虫対策」は必要ありません。
(むしろ全部使うと人体にも影響が出そうです・・・)
ですので、キャンプ経験があると、「そんなに要らないよ!!」と否定してしまいます。
ここで重要なのが「
安心と安全の違い」です。
キャンプ経験者は、どうしうても理屈の面から「安全」という「現実的」な選択をしがちです。
しかし、それは初心者が抱く「安心」とは直接関係がありません。
そして、その安心のレベルは、人それぞれですから、そこは本人が「これがあれば安心」と思える所まで付き合うのが良いと思います。
ですので、ここはむしろ、
「それだったら蜂用も持って行こうか?」
と逆提案するくらいの心の余裕が必要だと思います。
男のロマンと女性のトキメキ。
男性がキャンプというと、どうしても「ワイルド」な遊びをしたくなります。
しかし、最初の段階ではこれはとても危険な行為です。
例えば、色々と拘っていきなり「ブッシュクラフト」などをやろうものなら、奥さんから「寒いから早く火を付けろ!!」とドン引きされることは間違いありません。
私たち夫婦も、お互いにキャンプに填まっていますが、その「拘る所」は実は違っています。
私の場合は、確かに「男の子の遊び」の方が好きな傾向がありますが、奥さんの場合はどちらかというと「
トキメキ」とうのがポイントのようです。
この「トキメキ」の部分は「
奥さんのオシャレアイテム」という形で記事にしています。
私から見ると、じつは良く分からない部分でもありますが、そこはお互い様でもあるので認め合う事が大切です。
キャンプでは色々な体験をするので、その「
思い出を共有する」というのは家族の絆を深めます。
でも、夫婦とは、元々が別々の生い立ちをもつ「他者」であると言う事を忘れてはいけません。
ですので、「
同じ思いの強要」は逆に反発の原因になります。
「相手を尊重する」というのは、自分とは考え方が違う相手の存在を認める事で成立します。
もし、相手が自分と「全て同じ思い」でいるなら、それは自分の「分身」みたいなものです。
であれば、定義上「同じ」ですから、極端な話「尊重」する必要はありません。
ですので、キャンプ自体は同じでも、そこで楽しく思う所は別々でも構わないと思います。
「
同床異夢」
それを認めることが大事だと思います。
我慢しているという思いを捨て去る
一般的にキャンプは「男性の趣味」の傾向が強く、家族でキャンプを始める場合も、お父さんが前のめりになって失敗するパターンが多いようです。
ですので、家族で楽しむ為には、一番経験や知識がある自分が「おもてなし」をするくらいの気持ちでやる必要があります。
ただ、こういった話をすると「やりたいことを我慢するしかない」という話になります。
この辺りは考え方の問題ですが、私の場合は「やりたいことに優先順位を付ける」という方法をとります。
つまり、「夫婦でキャンプをする」という事と「自分がやりたいキャンプをする」というのを分けて、どちらかを優先させるのです。
二兎追うものは一兎をも得ず。
何でもかんでも思い通りになると思うのは「人のエゴ」です。
ですので、「やりたいキャンプを我慢している」ではなくて、「やりたかった夫婦のキャンプが出来ている」と考えるのが良いって事ですね(まぁ、おまじないレベルの話ですが)
どちらにしろ、そもそも相手が「やりたくないキャンプに我慢して付いてきている」のですから、それくらいは当然のことだと思わないと罰があります(笑)
キャンプには、それこそ「ソロキャンプ」から「グループキャンプ」まで、色々な楽しみ方があります。
ですので、何でもかんでもいっぺんに全部やろうとせず、それぞれを分けてやるのが良いと思います。
「
キャンプは逃げない」
そう割り切ることが大切です。
お互いに成長していくプロセスを楽しむ
キャンプを続けて、面白いと思うのは、色々な経験を通して「自分の考え方が変わっていく」というプロセスです。
そして、それは「成長する」という事でもあります。
外でテントで寝るだけでドキドキしていた自分が、-10℃の雪の中でキャンプを楽しむように変わるには、その途中に「変化のプロセス」が存在します。
それは、外側の話であれば「道具が充実する」とか「スキルが身につく」となります。
しかし、一番重要なのは、そういった経験の中で積み上げた「自分自身の変化」です。
経験を積み、体験を通じて、見える風景、感じる事がどんどん変わって行く。
それはまさに「人の成長」そのものです。
そういったお互いの「成長のプロセス」楽しめるようになると、キャンプの楽しさは広がって行くと思います。
「
他人を変えるのでは無く、自分が変わる」
これがキャンプに限らず、人として、とても大切なスタンスなのだと思っています。
rakuten_design="slide";rakuten_affiliateId="13064153.fac014ea.13064154.ecafbbf5";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_size="300x160";rakuten_target="_blank";rakuten_theme="gray";rakuten_border="on";rakuten_auto_mode="on";rakuten_genre_title="off";rakuten_recommend="on";rakuten_ts="1532082335244";