夫婦でキャンプを楽しむ為の方法論。

zero21kei

2019年03月04日 12:20

こんにちは。Kです。


私たちのキャンプを見て、よく男性諸氏から「奥さんがキャンプに積極的で良いですね」って言われる事があります。

確かに「キャンプ」という遊びは、自然の中で寝泊まりするわけですから、「虫」「汚れる」「汚い」「暑い」「寒い」などのキーワードがちりばめられていて、女性にとって始めるには敷居が高いようです。


もちろん、今では私以上にキャンプにど填まりしている奥さんですが、最初の頃はその例外に漏れず、「キャンプ=ただの野宿」の認識のもと、全くキャンプに興味がありませんでした(最初にキャンプに誘った時の奥さんの目はなんか怖かったなぁ)


今回は、そんな奥さんがどうやって「キャンプ」へ填まって行ったのかを考えながら、その「方法論」を探ってみたいと思います。















安心と安全の違い


一度キャンプへ行けば、その素晴らしさは伝わると思います。

懸念材料である、「テントで野宿」も、シュラフやマットをきちんと整えればかなり快適ですし、恐るべき「虫」も、草原などのフィールドを避け、虫の少ないキャンプ場を選べばれば、そんなに襲撃されることはありません。(数の問題ではありますが・・・)

しかし、それらの事は、実際に何度かキャンプを体験しなと解りませんので、最初は「不安」の方が大きいと思います。


例えば、奥さんのキャンプ初期。

その「虫対策」はとても過剰でした。






なにしろ、香取線香、森林香、ハッカ油、電撃ネット、アースジェット各種(ゴキ用、ハエ用、アリ用)。。。

「いったいどこの害虫駆除業者だ?」と思うほどの兵器で完全武装していました。


これは「実用」を考えると、ここまでの「虫対策」は必要ありません。(むしろ全部使うと人体にも影響が出そうです・・・)


ですので、キャンプ経験があると、「そんなに要らないよ!!」と否定してしまいます。


ここで重要なのが「安心と安全の違い」です。

キャンプ経験者は、どうしうても理屈の面から「安全」という「現実的」な選択をしがちです。

しかし、それは初心者が抱く「安心」とは直接関係がありません。

そして、その安心のレベルは、人それぞれですから、そこは本人が「これがあれば安心」と思える所まで付き合うのが良いと思います。


ですので、ここはむしろ、

「それだったら蜂用も持って行こうか?」

と逆提案するくらいの心の余裕が必要だと思います。













男のロマンと女性のトキメキ。


男性がキャンプというと、どうしても「ワイルド」な遊びをしたくなります。

しかし、最初の段階ではこれはとても危険な行為です。





例えば、色々と拘っていきなり「ブッシュクラフト」などをやろうものなら、奥さんから「寒いから早く火を付けろ!!」とドン引きされることは間違いありません。


私たち夫婦も、お互いにキャンプに填まっていますが、その「拘る所」は実は違っています。

私の場合は、確かに「男の子の遊び」の方が好きな傾向がありますが、奥さんの場合はどちらかというと「トキメキ」とうのがポイントのようです。






この「トキメキ」の部分は「奥さんのオシャレアイテム」という形で記事にしています。

私から見ると、じつは良く分からない部分でもありますが、そこはお互い様でもあるので認め合う事が大切です。



キャンプでは色々な体験をするので、その「思い出を共有する」というのは家族の絆を深めます。


でも、夫婦とは、元々が別々の生い立ちをもつ「他者」であると言う事を忘れてはいけません。

ですので、「同じ思いの強要」は逆に反発の原因になります。


「相手を尊重する」というのは、自分とは考え方が違う相手の存在を認める事で成立します。

もし、相手が自分と「全て同じ思い」でいるなら、それは自分の「分身」みたいなものです。

であれば、定義上「同じ」ですから、極端な話「尊重」する必要はありません。


ですので、キャンプ自体は同じでも、そこで楽しく思う所は別々でも構わないと思います。


同床異夢


それを認めることが大事だと思います。















我慢しているという思いを捨て去る


一般的にキャンプは「男性の趣味」の傾向が強く、家族でキャンプを始める場合も、お父さんが前のめりになって失敗するパターンが多いようです。

ですので、家族で楽しむ為には、一番経験や知識がある自分が「おもてなし」をするくらいの気持ちでやる必要があります。

ただ、こういった話をすると「やりたいことを我慢するしかない」という話になります。


この辺りは考え方の問題ですが、私の場合は「やりたいことに優先順位を付ける」という方法をとります。

つまり、「夫婦でキャンプをする」という事と「自分がやりたいキャンプをする」というのを分けて、どちらかを優先させるのです。


二兎追うものは一兎をも得ず。


何でもかんでも思い通りになると思うのは「人のエゴ」です。


ですので、「やりたいキャンプを我慢している」ではなくて、「やりたかった夫婦のキャンプが出来ている」と考えるのが良いって事ですね(まぁ、おまじないレベルの話ですが)

どちらにしろ、そもそも相手が「やりたくないキャンプに我慢して付いてきている」のですから、それくらいは当然のことだと思わないと罰があります(笑)


キャンプには、それこそ「ソロキャンプ」から「グループキャンプ」まで、色々な楽しみ方があります。

ですので、何でもかんでもいっぺんに全部やろうとせず、それぞれを分けてやるのが良いと思います。


キャンプは逃げない


そう割り切ることが大切です。










お互いに成長していくプロセスを楽しむ


キャンプを続けて、面白いと思うのは、色々な経験を通して「自分の考え方が変わっていく」というプロセスです。

そして、それは「成長する」という事でもあります。


外でテントで寝るだけでドキドキしていた自分が、-10℃の雪の中でキャンプを楽しむように変わるには、その途中に「変化のプロセス」が存在します。

それは、外側の話であれば「道具が充実する」とか「スキルが身につく」となります。

しかし、一番重要なのは、そういった経験の中で積み上げた「自分自身の変化」です。


経験を積み、体験を通じて、見える風景、感じる事がどんどん変わって行く。


それはまさに「人の成長」そのものです。


そういったお互いの「成長のプロセス」楽しめるようになると、キャンプの楽しさは広がって行くと思います。




他人を変えるのでは無く、自分が変わる


これがキャンプに限らず、人として、とても大切なスタンスなのだと思っています。







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