こんにちは。Kです。
キャンプのメインの火力と言えば、炭火や焚き火、2バーナーのコンロです。
しかし、ちょとした料理やお湯を沸かすなどの用途では「シングルバーナー」が最適です。
使うだけなら普通の「カセットコンロ」でもいいのですが、携帯性などを考えると軽量コンパクトな「シングルバーナー」のストーブは魅力的です。
シングルバーナーは大きくわけて、ホワイトガソリン、OD缶、CB缶の3種類があり、各メーカーから色々な種類の製品が販売されています。
そんな中、私たちが選んだのはCB缶が使える「レギュレターストーブ ST-310」です。
SOTOの製品でCB缶が使えるストーブは他には「ST-320」や「ST-301」などがありますが、決めてとなったのは「
マイクロレギュレーター」です。
マクロレギュレーターはSOTOの独自の技術で、低温時に火力が落ちにくく、常に安定した火力を維持する機能です。
たまにですが、SOTOの「マイクロレギュレーター」は眉唾物的な意見を見かけます。
曰く、「バルブ構造ではガスの圧力低下は防げない」といった内容ですね。
もちろんそれは正解です。
ただ、SOTOのマイクロレギュレーターはガス圧が低下したときの「増圧器」ではなく、ガスの圧力を下げる「
減圧器」です。
SOTOのHPの「
マイクロレギュレーターの仕組み」にあるように、マイクロレギュレーターの製品は、あらかじめ低温時に高火力が得られるように設計されていて、外気温が高い夏場など通常の気温の時に「マイクロレギュレーター」によって減圧して、適正火力に保つ構造になっているようです。
HPの断面図の構造を見てもそうですし、ガス圧が高い時に発生する炎のリフティングを押さえるそうなので、マイクロレギュレーターは「減圧装置」で間違いなさそうです。
(ガス圧は高ければ良いと言うのものではなく、機器の設計範囲より高すぎると、ガスの風圧で炎が飛ばされるリフティングという現象を起こしたり、そのまま消えてしまったりします)
低温時用に特化して設計されたストーブを「マイクロレギュレーター」によってどんな気温でも使えるようにしているという事です。
メーカーの宣伝文句はだいたい誇張が含まれていますが、SOTOのマイクロレギュレーターに関しては、広告に偽りは無さそうです。
実際使ってみると解りますが、5℃程度の外気温で他のガス機器が点火すらしない状態でも、ST-310はノルマルブタンの安いガス缶で安定した火力が得られました。
イソブタンの缶を使えば氷点下でも使えそうです。
冬場も含めたオールシーズンで使えるシングルバーナーで、かつCB缶なので経済的です。
マイクロレギュレーターのストーブ「レギュレターストーブ ST-310」はとても重宝しています。
折りたたむとこの大きさです。
OD缶の上に装着するタイプのコンパクトさには敵いませんが、オートキャンプならこのコンパクトさでも十分です。
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SOTO レギュレーターストーブ ST-310