アウトドアで「家庭用石油ストーブ」を運用する方法。トヨトミ「RS-H29」

zero21kei

2016年11月26日 12:10

こんにちは。Kです。


今回はトヨトミの「RS-H29」という石油ストーブです。



このストーブは「薪ストーブ」を買う前に購入したストーブです。



キャンプ用の石油ストーブというと、今話題なのは「フジカ・ハイペット」の白ですね。

格好いいし、運搬も楽です。


あとは、トヨトミ・「レインボーストーブ」(スノピの供給元ですね)や「アルパカストーブ」などがあります。


これら対流式のストーブは形もオシャレでカッコ良いです。



しかし、この昔ながらの「石油ストーブ」も捨てたのものでありません。



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長い年月をかけて完成したそのフォルムと性能は冬のキャンプでも遺憾なく発揮されます。


ます、このタイプの石油ストーブは裏側に「反射板」が付いているので、ストーブ前方に放射熱が広がり暖かいです。(フジカにもオプションであります)

あと、「反射板」のお陰で、裏側に熱が行かないので、テント内で使用するとき、リビングの端の方に置くことが出来ます(あまり端過ぎると上側の熱でテントが溶けますのでほどほどに・・)

これにより、テント内のリビングのスペースをより広く取れます。


さらに私たちの「RSーH29」はで燃料タンクが後方にあり、幅 × 奥行きは 312mm × 356mm とかなりコンパクトです。

ちなみに同じトヨトミのレインボーストーブは直径が388mmあり、実はこの「RS-H29」より大きいです。

四角い形も積載には良く、デットスペースが出来ません。





しかし、このタイプの「石油ストーブ」をキャンプで使う場合は「注意が必要」です。


家庭用石油ストーブはあまり運搬を考えられていません。

ですので、車に乗せたとき、ストーブが動揺すると、灯油が溢れてしまいます。


また、構造上、逆さに装着したタンクから本体の「灯油受け皿」に灯油が貯まるようになっているので、灯油タンクを外しても「灯油受け皿」に灯油が残ります。


つまりタンクを外しただけでは、灯油が溢れるので、出発前や撤収時に、本体の灯油を取る必要があります。



ただ、この作業、手間ではありますが、難しい事ではありません。

ですので、順を追って説明してみます。









①タンクの灯油の取り方。


トヨトミのストーブはキャップを外しても灯油が漏れない「こぼれま栓」という機能が付いてます。

うっかり倒しても溢れないので良いのですが、中の灯油を抜くときはちょっと困ります。

キャップを外して、タンクを逆さまにしても灯油が出てきません。

でも、キャンパーなら大丈夫です。






ペグを1本用意して。






ペグの先っぽで栓を押しながら灯油を出します。


灯油タンクは逆さまにしなければ灯油を抜かなくても運搬できます。

ただ、本体にセットすると、灯油が本体に供給されてしまうので、わたしたちは毎回灯油を抜いています。










②本体の灯油受け皿の灯油の取り方。



このように本体側にもタンクがあるのでこれを抜く必要があります。


方法は2つあって、一つはタンクを外した状態で燃焼させて中の灯油を全部使い切る方法です。

この方が簡単ですが、30分〜1時間ほどかかります。

もう一つは、スポイトで灯油を吸い出す方法です。






こういったスポイトを用意して。






灯油を吸い出します。

私のスポイトだと3〜4回くらいで中の灯油が無くなります。

揺れた時に溢れない程度になれば良いので(逆さまや倒して積載する場合は全部綺麗に抜いてください)

この方法でOKです。


あと、トヨトミの石油ストーブは「電子着火装置」が付いているので便利ですが、乾電池が必要なのと、点火の時に「ビーーーー」という結構大きい音がします。

この手のストーブの点火は、マッチやライターでも出来るので、電池の準備や電子音が気になるときは「電子着火装置」は使わなくてもOKです。(取説にも書いてます)



火力はカタログのスペックだと「2.87kW~2.44kW」との事です。

暖かさは、トルテュくらいの大型の幕内の全体をポカポカにするには若干火力不足です(外気温+8℃前後だと思います)

ただ、ストーブの前は「赤外線」による放射熱があるので、幕内の気温より暖かく感じます。


外気温が氷点下以下まで下がらなければ、この「石油ストーブ」だけでもトルテュで快適なキャンプは可能です。




ちなみに、TOYOTOMI製品の型番。末尾のアルファベットは製造年ごとに変わります。

例えば、「RS-H29」が発売されると、次の年の同じ製品は「RS-H29A」となりその次は「RS-29B」と言う具合です。

「RS-H29」今年のモデルは「G」型ですので息の長い製品だと言えます。


ただ、全部がそうかというと、違う場合もあります。

例えば、スノピへのOEMで有名な、傘付きの「RL-25」は「C」からスタートしてます。
たぶん理由はこのモデルが、傘無しの「RB-25C」の派生型だからだと思います。



【追記】
現在の型番は、生産年に関係無く「RS-H290-W」となっています。

この場合、最後のアルファベットはホワイトのWのようでカラーを現しています。






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