こんにちは。Kです。
前回は「ヒルバーグのテントとは?」という所を記事にしました。
前回の記事
今回は私たちが使っている「ナロ3GT」についてです。
ヒルバーグのテントは5つの「レーベル」があり、用途に合わせた差別化が行われています。
●「ブラックレーベル」
ヒルバーグの中では、とても厳しい環境を想定した耐久性が高いシリーズです。
激しい雪が降る環境、砂漠、砂浜、激しい嵐などでも強い耐久性を誇ります。
●「レッドレーベル」
ブラックレーベルほどではない環境での仕様を想定していますが、時に遭遇する激しい嵐でも耐える能力があります。
しかし、ブラックレーベルよりは耐久性を落とし、その分、「軽量化」されています。
●「イエローレーベル」
軽量化を重視して作られたテントです。比較的温暖な環境や雪が降らない時期を想定しています。
登山やハイキングなど移動性を重視したレーベルです。
●「ブルーレーベル」
ヒルバーグのテントは比較的に「冒険」を意識したテントですが、ブルーレーベルはそれ以外の居住性を重視したレーベルです。
恐ろしく大きくて、高額な「スタロン」もこのレーベルです。
●「シェルターレーベル」
タープやシェルターのレーベルです。
ヒルバーグの特徴である「ケルロン」を使ったタープはもの凄くミニマムになります。
そして、私たちの「ナロ3GT」は「レッドレーベル」のトンネルテントです。
「ナロ3GT」はヒルバーグのテントでも代表的な構造の「
トンネル型」テントです。
「非自立式」とも言います。
この構造のテントは、ポールの数が少ないので非常に軽量でコンパクトになります。
「ナロ3GT」は「ナロ3」という3人用テントのモデルに前室の空間を付けたモデルです。(GTが前室を指しますが、何の略なんでしょうかね?)
構造は「ナロ」がポール2本で出来ているのに対して、「ナロGT」は3本のポールで出来ています。
ヒルバーグのトンネルテント、テント本体を設営し、その中にインナーテントをぶら下げる構造です。
ただし、他のトンネルテントと違うのは、インナーテントは一度接続すると「
外さずに」そのまま畳めます。
※というより、A&Fで買った時点で、インナーテントはすでに接続されてました。
また、オプションにテントのボトムに敷く「フットプリント」がありますが、こちらも接続するといちいち外す必要はありません。(外してもいいですけど・・)
つまり、一回インナーテントとフットプリントを接続すれば、あとは幕を広げて張るだけですし、ペグを抜いてそのままクルクル巻けば撤収できます。
ヒルバーグのテントはその設計の巧みさから「設営が簡単」です。(もっと簡単なワンタッチテントとかもありますが・・)
トンネルテントの設営は、横方向に「ポール」を通します。「ナロ3GT」の場合は3本です。
そして、後方2カ所の隅の部分にペグダウンして固定します。
あとはトンネルを引っ張り、前方の隅2カ所をペグダウンして、テンションをかければ設営は終了です。
前後それぞれ1カ所ずつ、サイドには6カ所の「張り縄」がありますが、風がなければ付ける必要な無く、基本的に4本のペグだけ自立します。
というふうに、エラソーに書いてますが、実は先日のA&Fのブログで知りました(笑)
詳しくはA&Fのブログをご覧ください。
トンネルテントは基本ペグ4本だけで立つ。ケロン4GTの設営ポイント
「ナロ3GT」は前室の前にベンチレーションがあります。
下向きのひさしが付いているので雨が降っても、前室内に水が入りにくい構造になってます。
また、ベンチレーションの所は「針金」が入っているので重さで潰れないようになってます。
内側にはジッパーがあり、閉めきることもできます。
前室の部分です。
ノーマルの「ナロ」に対して、前室のある「GT」にしたのは、突然の雨でタープの下で、濡れそうなアイテムをしまえる空間が欲しかったからです。
前室はかなり広く(寝るだけ用のテントとしてはです)、多くの荷物を置く事が出来ます。
強めの雨でタープ下だと濡れてしまいそうな場合はここに荷物を放り込みます。
オートキャンプなので車のトランクも使うのですが、プジョーは綺麗にテトリスしないとあまり入らないので便利です。
ボトム用の「フットプリント」は前室部分全てに広がっています。
インナーテントの内側です。
インナーテントの色は写真では真っ赤になってますが、黄色です。
実際はここまで赤くは感じませんし、タープと違い、テントは太陽が出ている日中は中に居る事がないので問題ありません。
下に敷いてるのはスノーピークの「グランドオフトンダブル」のエアマットです。
私たちが2人用の「ナロ2GT」ではなく「ナロ3GT」にしたのはこのエアマットを使いたかったからです。
エアマットのサイズがW126cm ×D193cmです。
そして、ナロ3GTのインナーテントは狭い足下側が127cmで長さが220cmです。
つまり、2だと収まりきらなく、3だとジャストフィットでした。
とても軽くてコンパクト、日本のオートキャンプ場の環境程度では決してへこたれない高い「耐久性」
とても高額なテントですので、年に1〜2回くらいのキャンプであれば、ここまでの耐久性は必要無いです。
でも、ヒルバーグは、長く、そして沢山使うのであれば、最終的には損はしない(むしろお得な?)、とても素晴らしいテントです。
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ヒルバーグ HILLEBERG ナロ3 GT
ヒルバーグ HILLEBERG ナロ2 GT
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