深夜2時から始めるドラマ! 最終日の星空と朝陽のキャンプ。富士山YMCA ③ 〜部活編〜

zero21kei

2017年05月11日 12:08

こんにちは。Kです。


2017年5月のGWキャンプ。

「朝霧高原キャンプレポ」の最終回はいつもどおり、「ノンフィクション & ドキュメンタリー」でお届けします。


初日の「ダイヤモンド富士」に敗れ去り、昼間、傷ついた心を癒しながら、改めて奮起。

キャンプ最終日と言う「戦場」に挑む、「ナチュログ写真部」に所属する一部員の戦いの記録です。



って、大げさですね(笑)


前回の記事はこちら
2017/05/09


2017/05/10





記事のスタートは6日(土)の朝からかです。








朝食タイム!



ダイヤモンド富士はあえなく撃沈しましたが、まだまだ、明日の朝があります。

腹が減っては戦は出来ません。

ということで朝食です。



メニューはソーメンと。



かにたま。


サラダです。



ソーメンはネギいっぱいで頂きます。



うん。美味。




と、ご飯を食べて寛いでいると、だんだん空が曇ってきました。

この日は午後から天気は下り坂。

夕方には雨の予報も出ています。








午後の散歩。


と言ってもまだ雨はないので、場内を散策します。

この日と日曜日には北側のフィールドで「スケートボード」のイベントがあるそうなので、ちょっと見学へ行ってみます。



丘の横の小道を登ると。



イベントの旗が立っています。



色々テントとか、ショップのブースがあります。

まあ、スケートボードには疎いので、遠くから眺めるだけです。




スケボー会場を見下ろす写真を撮っている場所は、小高い丘になっています。

この位置はフィールドで一番高い所です。

また、前方が全て開けているので、富士山を「裾まで全部見渡せる」場所になっています。

ですので、晴れていると「最高の富士山」を拝めるロケーションです。


※11月のキャンプの時に撮ったこの丘からの風景


ただ、この丘は、YMCAの「13万坪。東京ドーム9個分」の広大なフィールドの最端にあり、炊事棟などはかなり遠いので、なかなか「テントを張る」には勇気が要る場所でもあります。


玄人が好む聖地」って感じでしょうか?


今回、私たちも「この丘」まで延々と続く道のりの苦労を、ひたすら噛みしめて歩きました。。。。



と言うことで、私たちは、ここで野営をした、あるブロガーさんに因み。

最大の敬意を込めて、この絶景の丘を。



ぴのこ家の丘


と、呼ぶ事にしました。




ぴのこさんの記事はこちら。
富士山YMCA①〜施設紹介と曇りな初日〜
富士山YMCA②~富士山&母子デイキャン~



本当にここは「富士山ビュー」の中でもトップクラスの絶景ですよね。



一通り「スケボー会場」を見て回ったので「ぴのこ家の丘」をあとにして、自分達のサイトに戻ります。


ちなみに丘の名前はすべて「非公認」です。






午後はテントでゴロゴロしたりしてマッタリ過ごします。。。








居酒屋開店!



この日は曇りのためか、気温が高く、18時でも19℃もありました。


と言っても、もう良い時間。


さあ、今夜も夫婦で宴会です(笑)



もっと寒くなると思ったので、夕食のメニューは「チゲ鍋」です。




居酒屋で鍋と言えば、そりゃもう、お酒は「熱燗」の一択ですよね。




鍋が出来る頃には辺りは暗くなりました。

さあ、居酒屋プジョー、朝霧高原店が開店です。




お店の照明は、吊りランプ。




鍋をつつきながら。。。




お酒を呑みます。


私たちのキャンプはこの時間を過ごすために来ているようなものです(笑)




ちょっとしてから、焚火も始めました。




昼間暖かかったので、霧が少しでました。




でも、霧もまた良いです。







素敵な時間がどんどん過ぎて行きます。




22時頃になると、霧も晴れ、月が見えます。

もし、このまま天気が悪かったら、全てを諦めて寝ようと思っていました。

しかし、天気予報通り、これから朝にかけ、天気はドンドン回復していきそうです。



この日は「水瓶座流星群」のピークが2時〜3時の間であります。

また、月の入りは3時。

日の出が5時前です。



最初は迷いましたが、このタイミングで「ナチュログ写真部の活動」を決意しました。


仮眠をとって、2時から活動することにします。



富士山キャンプは寝る暇が無いのです(笑)








2時から始まる部活動。


目覚ましの音で目が覚めます。


しかし、流石にすぐに起きれません(笑)

2度目のコールでなんとかテントから這い出て灯りを点けます。




時刻は2時20分。

流星群が飛び交っている時間です。

昨日の22時からまだ4時間ほど、外が曇りなら朝まで寝ることにします。






テントの外に出ると、寝る前には見えなかった富士山が見えます。

雲はありますが、所々の切れ目から「星」が瞬いています。



北天は薄い雲の後ろに「北斗七星」が輝いています。



南天も雲の間から星が見えます。

良い感じです。

2時半に起きたのは、流星群を観るためです。

で、肉眼では何個か大きい「流星」を見ました。

唯一撮れたのはこれくらいです。

なんでカメラを向けてない方向ばかり、星が流れるんでしょうね?(笑)



雲はありますが、中々の風景です。

そして、あっと言う間に月が沈む時間となりました。



月の入りとともに、一気に星が瞬きます。

北斗七星がテントに突き刺さりそうです。



左上は飛行機です。

かなりの数の飛行機が東西へ飛び交ってました。



富士山と星と雲。



これはこれで良い風景です。



南には富士市や富士宮市の市街地が「霧」に包まれて輝いています。

その中、薄い雲の裏にあるのが天の川ですね。






星の輝きがすごいです。




天の川がよく見えます。








美しい星空が降ったのは30分程度だと思います。

無我霧中で写真を撮っていると、だんだんと星の数が減っていきます。




星が減ったのは「太陽」が登り始めたからです。



東の空には「明けの明星」が輝きます。



さあ、いよいよ夜明けです。




しかし、まだ時間は4時。

昨日の苦い経験もあるので「ダイヤモンド富士」を見るまでは決して油断できません。(油断しなくてもどうにもなりませにが。。。。)

2時半から写真を撮っていたので、ちょっと休憩。


トイレタイムです(笑)









最後の挑戦。


トイレから出て、西の山の方をみると、なんとなく、先ほどと風景が変わっています。

よく見えないので、西のフィールドへ移動してみます。
そこで見たものは。。。。。。。







りゅ。。。。。竜の巣だ!!!!


いえ、霧です。




そう、星を撮っている時、南の街の方にあった「霧」がどんどん登ってきています。


やば。。。




慌てて富士山を確認。



ああああああ。



霧に覆われました。。。。


うん。何となく、今回はこうなる予感があったな・・・・・。





谷沿いを北に登っていた霧がだんだんとこちらにも降りてきました。




この状態でも天頂方向は空が見えているんですが。。。。




失意のうちにいったんテントに戻ります。。。


そのころ、ようやく奥さんも目をさましました。

外を見ると、富士山は霧の中。

奥さんに昨夜からの状況を説明します。(ラピュタはあの中だ!的な説明)



この霧の量では、さすがの奥さんも「ダイヤモンド富士」を諦めるかな?

と思ったら、意外と力強い一言。



まだ、時間がある。あきらめないで!





おお、かっこいい。


真矢みきみたい。




と、思っていたら、なんと雲の隙間から。。。




山頂だけ見えます!


おぉ。。真矢みき凄い!!




おぉ。




あらーーーー。




あきらめないモード終了。。。。。





そして。。。。






タイムオーバー・・・・。





ワナワナ。。。





ガクッ。。。






まあ、これが大自然です(笑)





しかも、いま「ダイヤモンド富士」を隠しているのは「」です。



と言うことは、ダイヤモンドのあとの太陽の光が霧にあたると。。。

霧が晴れてきて・・・・。




富士山が見えてきて・・・・・。






ピカッ!







って、そうじゃないだろ!!! 



昨日と同じオチじゃん。






2日連続しての「ダイヤモンド、じゃない富士」です(笑)




まあ、これは「来年また来い」って事でしょう。




しかし、この4日間、ほんとうに充実した時間を過ごしました。


最終的には「最高のGWキャンプ」だったと思います。







ご飯を食べて撤収!


昨日のキムチ鍋をベースにおじやにします。


ご飯を炊いて。。。


卵を落として食べます。


さくらんぼも食べます。



うん。美味。



そのあとは。

洗濯物を乾かして。。


テントを乾燥させて。。


かたづけて。。



撤収します。





富士山。

なかなか思い通りにはなりませんが、そこがまた魅力のひとつなのかもしれません。


とはいえ、素晴らしいキャンプを楽しんだので、満足して帰路につきます。


しかし、今度は必ず見たいです。



ダイヤモンド富士!!





おしまい。








にほんブログ村


あなたにおススメの記事
関連記事