きらめく星空と、唯一の秘湯。大子広域公園 グリンヴィラ ③ 〜MAX編〜

zero21kei

2018年02月16日 12:05

こんにちは。Kです。


2月の連休を利用した2泊3日の北茨城、「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」でのキャンプ。

今日は2日目の午後から、撤収までです。

キャンプの楽しさが沢山詰まった、最高の「北茨城キャンプ」

全3回でお届けしたレポートの最終話となります。





前回の記事はこちら。
2018/02/14

2018/02/15










幕内でぬくぬくと。。



昼間は色々まわって、サイトに戻って一休み。

今日は昨日と違って、夕方から冷たい風が吹き、少し肌寒いです。





「Fbストーブネオ」に火を入れて、暖をとります。

火を点けて、15分ほどで「炎」が安定して、ドンドン幕内が暖まります。





お座敷スタイルにしたラグの上でゴロゴロします。

その間に、Fbストーブのダンパーを調節する動画を撮ってみました(暇だったので・・・)




レバーを横にすると、ダンパーだ閉じるようにセットしてあります。

締めると炎の引きが弱まり、ゴーゴーした感じから、メラメラゆらゆらした感じに変わるのが解ると思います。













温泉へ。。。


本当は別の温泉へ行ってみる予定でしたが、途中で「事故による通行止め」と、それによる「渋滞」があったので断念しました。

ですので今日も、キャンプ場の温泉に再びお世話になります。



ここは16時から温泉がオープンするので、今日は「一番風呂」を目指して明るいうちに行ってみます。





と言いつつ、準備に手間取り、結局三番風呂くらいでした(笑)


昨日は「ソフトクリーム(カフェオレ味)」に目がくらみ、間違って緊急用のお金に手を付けて仕舞いました。。。

今日はそのせいで、コインロッカー用の100円玉しか貰えませんでしたが、大丈夫です。

その代わりに大子町のスーパーマーケットで、風呂上がり用の「スペシャルドリンク」を買いました。


それがこちら。




茨城県民のソウルドリンクである「マックスコーヒー」です。


昔は「利根コカ・コーラボトリング(株)」のプライベートブランドだったので、販売地域が「茨城、千葉、栃木」だけと限定されていました。

しかし現在は、コカ・コーラの組織改訂で、都内でも購入可能となっています。

ただ、なんとなく地元(茨城)に帰ると「マックスコーヒー」という思いがありますね(笑)


ジャンルとしてはいわゆる「コーヒー牛乳」ですが、その味は、

飽和量寸前の砂糖水に大量の練乳を混ぜて、気持ちコーヒー風味を付けたような味

です。

つまり、「ちょー甘い」ってことですね。





それを温泉上がりの作法通り、腰に手を当てて飲み干します。


うん。甘い。





という感じで温泉に浸かってさっぱりした感じを、一気に甘ったるくしてみました。。。















最後の宴



良い感じに暗くなってきたので、今日は早めに「宴」を始めます。

今回は、せっかく「南部鉄鍋(及源鋳造)」を持って来たので、2日間とも「鍋料理」にしました。





まずは、「昆布」で出汁を取りながら。





「本だし」サラサラと入れて。





大子のスーパーで買った、「超高級日本酒」を惜しげも無く投入します。





あとは野菜を軽く煮て、完成。

安定の「豚しゃぶ」ですね。





タレも、ごまとポン酢を用意。





ポン酢には「紅葉おろし」を入れて、ピリッと辛くします。





ごまだれには、禁断の「すりおろし生にんにく」を入れて大人な味を楽しみます。





と言う事で、しゃぶしゃぶっとして。。。





タレに漬けて、いただきまーーーす。


うん。ちょーーーー美味。


という感じで、舌鼓を打ちます。






外は昨夜と違い、19時過ぎには「氷点下」まで気温が下がりました。

でも幕内は暖かいです。





食後は、一気に雰囲気を変えて、お酒を呑むので「バー」にしてみます。





幕内の照明は「吊りランプ」の明かりと。





「オイルランプ」の明かりだけでテーブルを照らします。





そこに、乾き物を並べて(お腹いっぱいでそんなに食べられないけど・・・)





BGMは小さい音量にした「ジョン・コルトレーン」です。





あとは、Fbストーブの窓から見える「炎」を眺めながら「ジャズ」を聴き、お酒は「ハイボール」をチビチビ。

冬キャンプの醍醐味は、この「瞬間にある」と言っても良いくらい、最高に気持ちの良い時間が過ぎます。
















星空の部活動


昨夜はあまり撮らなかった「星空」ですが、この日は空気が澄んで、昨夜よりコンディションが良く、ハッキリと「星」が瞬いています。

ここで重い腰を上げて、酔い覚ましに「部活動」を始めてみます。



冬の星座、「オリオン座」の横には、銀河の外側で、最も薄い「天の川」がかすかに流れていました。





北天の「北斗七星」の方向の空も沢山の星が輝いてます。










素晴らしい星空です。





美味しい料理を食べ、お酒を飲み、透き通った空気の下で星空を眺める。

「キャンプの夜」以上の素晴らしい時間の過ごし方は、今では全く思いつかなくなってしまいました。


もうキャンプ中毒と言えそうですね(笑)


こうして、キャンプ最後の夜は静かに更けて行ったのです。。。。

















撤収の朝。


目が覚めると、シュラフから出ている顔が冷たく、吐く息が白く曇ります。



温度計に目を移すと、外気温は「ー6.2℃」。

昨夜あれだけ星が輝いたので「放射冷却」で、朝はかなり冷え込みました。


今回は、石油ストーブが無いので、久々に幕内も「−2.4℃」まで下がっています。

とはいえ、シュラフの中は、「電気毛布」でポカポカなんですけど(笑)





しかし、「氷点下の幕内」では、寒くて何も活動ができないので、薪ストーブに火を入れて、幕内を暖めます。





外はトワイライトの時間帯。

撤収日の朝も晴れ。

完璧な乾燥撤収が出来そうです(笑)






そして、「Fbストーブ」の熱量が上がり、じわりと暖かさに包まれだした時。





幕の外では、日が昇りました。


ここのチェックアウトは11時です。


さぁ、まずは朝食にしましょう。






折角持ってきたので、朝食は簡単に「レトルトカレー」にします。

湯煎で「パウチ」を温めて。



「ナン」を軽くストーブの熱で炙って出来上がり。





美味しい「カレーナン」です。

うん、美味。






食後はゆっくりとギアを幕の外に運び出して片付けます。





この日は時折、強めの風が吹き、幕を畳むのに若干苦労しましたが、無事に積載が完了しました。





受付でチェックアウトを済まして、「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」をあとにしました。














寄り道&秘湯へ。


帰りは、一度大子町の町の中心へ行きます。



JRの「常陸大子駅」へ到着。

目指すのは。。。





「サンローラン」です。

昨日の朝、キャンプ場で買って食べたパンを作っているお店で、じつは撤収日の朝も売りに来ていました。

ただその時は買わなかったので、帰りに直接「お昼ご飯用」として、パンを買いに来たのです。

そして、何個かパンを買って、やっと大子町をあとにしました。





で、最後に昨日行きそびれた「温泉」を目指します。


そこは、大子町と那珂市の中間の「常陸大宮市」にあります。

国道118号線を那珂方面に20分くらい走ると、「岩井橋」という信号がある五叉路があるので、そこで「県道29号線」に入り進路を西に取ります。





途中で、「湯の澤鉱泉」の黄色い看板が見えたら、そこを左折。





あとは、「対向車がきたらどうしよう。。」って、思うほどの「狭い峠道」をドキドキしながら進むと。。。





目的地の「湯の澤鉱泉」があります。





ここは茨城県で唯一の「日本秘湯を守る会」のメンバーだそうです。





入り口には小切りされた「薪」が大量にありました。

お、キャンプでもする気か?

って思いましたが。。。





玄関にある「だるまストーブ」用の薪でした。

このストーブ現役なんですね。 





受付で日帰りの入浴料を払って、温泉へ。。。


中は、「岩風呂」と「檜風呂」があり、男女で日替わりになっているようです。

泉質は、「重炭酸ソーダ泉」で、鉱泉と言う名前の通り「冷鉱泉」なので、「加温」だけしています。

キャンプの最後に入るにはとても良いお湯で、すっかり疲れが取れました。





建物は「温泉宿」になっていて、宿泊も出来ます。





レトロな感じのロビーで一休み。

最高の締めの温泉となりました。

こうして芯まで温まって疲れを取って、帰路についたのです。






大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ。

そのフィールドは、噂に違わぬ「高規格キャンプ場」でした。

ただ、土地柄なのか、運営方針なのか、日本屈指の「人気キャンプ場」でありながら、スタッフを含めて気張った感じが無く、落ち着いていて素晴らしい環境だったのが印象的です。


「キャンプ場」の良さを表す正確な指標はありません。

やはりどんな場所でも実際に訪れてみないとそこの良さは解らないと思います。

ただ、「グリンヴィラ」に関しては、どんなタイプのキャンパーさんに勧めても、絶対に間違いが無いキャンプ場でした。


こうして、2泊3日のキャンプは、日本屈指のキャンプフィールと、温泉を堪能し、その周辺の思い出をたどった、文字通りの「思い出深いキャンプ」となったのです。







おしまい。。。











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