雪降る夜。星が囁くフィールド。大子広域公園グリンヴィラ ② 〜雪中編〜

zero21kei

2019年02月15日 12:04

こんにちは。Kです。


2019年2月9日〜11日で行った「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」のキャンプレポートの続きです。


関東で注意喚起されていた「大雪予報」が、外れたように見えた土曜日の夜。

思い出したように降り出した「雪」はかなりの量となりました。

そんなしんしんと降る雪の夜からのお話です。








前回の記事

2019/02/13
こんにちは。Kです。2019年2月9日〜11日の建国記念日の連休を使って、高規格キャンプ場として人気が高い、茨城県大子町の「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」へ行って来ました。昨年もこの建国記念日の3連休で訪れているので、2年連続ですね。この週末の天気予報では、土曜日から日曜日の夜半…
















積もる雪


21:00を過ぎる頃。

大子町の雪は本格的に降り始めました。

もともと、昼間に降ると思っていたので、夜の雪の量にはちょっとびっくりしました。






この「雪降るサイト」の写真を撮るチャンスでしたが、残念ながら撮影に必要な「スピードライト」を忘れちゃいました・・・。

というのは「ストロボ発光」を使って止めないと、長時間露光で雪が流れちゃって「雨」のようにしか見えないです。。。






一応、1/40秒で、外灯を撮ってみます。

これだと少し雪っぽいかな?

でも、手前の「雪玉」が写らないのでイマイチですよね。

まぁ、雪が降る写真はまた今度ということで(笑)






しんしんと降る雪に覆われていく、大子広域公園グリンヴィラのフィールド。






気温も一段と下がり、かなり寒いです。

雪が降る夜の撮影は大変ですね(笑)






でも、隣に立っている、テントの中では。。。






「Fbストーブ」がメラメラと燃えています。

室温は常に「18℃」あたりをキープしているので、中は快適空間です。






そんな温々のテントで奥さんは寛いで、私は外で雪塗れで写真を撮っているのです(笑)






周囲のサイトも雪に埋もれていますが、それぞれのテントにはそれぞれの灯りが灯っています。






雪が舞う、奥久慈のキャンプフィールド。

この夜は、その美しさをたっぷり楽しみました。


そして、朝が早かったので、この日は早々にシュラフに潜り込んで、眠りについたのです。。。




















明け方。。。


寒さのせいか、4:30くらいに目が覚めました。

外はまだ真っ暗ですが「雪」が降っている気配は無くなっています。


まだ起きるには早すぎますが、ちょっと気になったので、幕の外へ出てみます。






そうすると、前回のキャンプほどじゃないですが、空には「星」が出ていました。

この日の日の出は6:30なので、東の空はブルーアワーには少し早いようです。

まだまだ、東の空も、明るくならずに夜の闇に包まれていました。






そしてサイトは、積もった雪に覆われて、幻想的な雰囲気になっていました。





しかし、このサイトの位置には、オレンジ色の明るい「外灯」があって、サイトは煌々と照らされています。

星を撮るには難しいコンディションですね。






とは言え、あれだけ降っていたので、まさか星が出てるとは思いませんでした。






地面も立木も雪が積もって全て凍てついています。

灯りの無い「星が降るキャンプ場」も良いですが、こういう「ライトアップされたキャンプ場」の夜もまた良いですね。






雪に覆われたマイサイト。






その上に輝く星々。。






それらをカメラに収め、ちょっと得した気分になって、もう一度シュラフに潜り込みました。。。



















起床


6:00のアラームで目が覚めます。

1時間前に起きちゃったので、まだ眠いです。。。

でも、7:00に地元のパン屋さん「サンローラン」が売りに来る「出来たてパン」を買う予定なので、もう起きないといけません。






外に出ると、テントはガチガチに氷っていました。






見るからに寒そうですね(笑)

この時の気温は、「-7℃」とかなり冷え込みました。

さすがに寒いので暖を取ります。






ということで、「煙突」の周りを確認して。。。






Fbストーブ・ネオに火を入れます。

寝ているときの幕内の暖房は、小さな「電気ストーブ」だけだったので、氷点下近くまで冷めていました。(寝床は電気毛布で暖かかったですけど)

しかし、薪が燃え出すと、みるみる室温は上がっていきます。

やはり、薪ストーブの火力はありがたいです。






幕が温まってきたので、もう一度外へ。。。






道路の「水溜まり」も完全に凍りついています。






少しずつ、外が明るくなっていきました。






さぁ、7:00にはパン屋がくるので、サイトに戻って身支度を調えましょう。
















サンローラン。



時間が来たので、家族3人でパン屋が来る「センターハウス」へ向かいます。






それにしても、見事に雪に覆われました。

これだけキャンパーがいるのに、一面雪景色ってのも凄いですよね。

冬キャンプも当たり前のご時世になったようです。






この日の日の出は6:30。

すでに日は昇っているはずです。


ですので、途中で東の空を見てみると。。。






ちょうど山の端から「太陽」が顔を出していました。


日の出を見ながら歩くのは良いですね。

こうやって「キャンプの朝」を楽しみならがてくてく歩いて行くと。。。






センターハウスに到着します。






中には、すでに沢山の方が集まっていました。






そして、7:00になるとパンの販売が始まります。






どのパンにしようかな?

と、色々物色。






美味しそうなパンをいくつか購入して、自分のサイトへ戻ります。







そして、コーヒーを淹れて、パンとコーヒーを楽しみます。

昨年も食べたのですが、ここのパンは美味しいですよね。






そうやって、「美味しい、美味しい」と喜ぶ両親を横から見ているaちゃん。。。

明らかに空腹で不満顔です。(暈かして解らないけど)

ちょっと可哀想ですが、さすがにパンはまだ食べられません。


ですので、代わりに「離乳食」を与えます。








はーい。あーーーーん。



パク!!








やべーーーー、サンローランちょーうめーーー(K訳)


※いいえ、離乳食です。

















快晴と気温。



太陽が昇るにつれて、日射しが強くなっていきます。






8:00には、抜けるような青空と雪景色が広がります。






気温も明け方からぐんぐん上がってきて、4℃以上になりました。

4℃だと寒く感じますが、明け方の-7℃からなので、3時間ほどで11℃も上がったことになります。


つまりそれだけ「日射しが強い」という事で、車に積もった雪もしだに溶け出していました。






こんな感じで、キャンプで一番充実する「なか日」のスタートしたのです。














昼食と買い出し。


通常、連泊のキャンプの「なか日」は、設営撤収が無いので、色々遊びを入れる事が多いです。

でも今回は「まったりファミキャン」をするので「予定が全くない予定」となっています。


でも、時間を気にせずダラダラするだけですが、日頃はスケジュールに追われるので、逆に「やることがない」って最高です(笑)



とはいえ、この日はたった1つだけやらなければない「仕事」があります。

それが、今晩の食材の買い出しに「スーパーへ行く」ことです。

まぁ、スーパーは近くにあるので、早めに「やる事」を終わらせれば、午後はゆっくり出来きますね。






と言う事で、12:00には出発したいので、まずは腹ごしらえ。

昨夜の「しゃぶしゃぶ」のスープを温めて、軽く「昼食」を作りましょう。






鍋に余った野菜と、冷凍うどんを投入します。






そしてシェラカップに「生卵」を割って、ポン酢を少し垂らします。






あとは、茹で上がったうどんを入れて。






頂きます。


うん。美味。


〆のうどん、昼飯バージョンです(笑)


氷点下まで冷え込む「冬キャンプ」ならではのメニューです。(夏だとわいちゃいますので・・・)







そして、時刻は12:00。

さぁ、近くのスーパーへ買い出しに出かけましょう。







で、到着したのが大子町のスーパーマーケット「TAIRAYA」です。

大子グリンヴィラの良い所のひとつは、キャンプ場が大子町の街の横にあるので、キャンプで寄りたいお店が、車で10分圏内に全て揃っているところですね。






最近は、スーパーにある「マシーン」に乗るが好きになったaちゃんです。

特にこの対面式のタイプだと「無敵モード」に入ります(笑)



さぁ、今宵のディナーは何にするかな?

このスーパーで色々と食材を物色。

夫婦であーだこーだと話し合って、夜のメニューを決めました。












午後の衝撃



この「朝の雪景色」の写真を撮ったのが8:00頃でした。

そして、スーパーから帰ってきたのが13:00だったので、時間の経過としては「5時間」ほどです。


その時間帯のサイトの景色はこんな感じになりました。






雪全滅(笑)

日陰の部分を除いて、きれいさっぱり溶けちゃいました。

まぁ、明日撤収なので、それを考えるとこっちの方が楽で良いですけどね。






スーパーから帰ると、日射しを受けて幕内はポカポカ。

ちょっと窓を開けないと暑いくらいです(笑)

それは、雪も溶けるよなぁ。


そうやって、テントの中で寛いでいると、外から「場内放送」が聞こえました。


お風呂の準備が出来ましたので、ごゆるりとどうぞ〜



おっ、と思って時計を見ると時刻は14:00で、温泉が始まったようです。


この大子グリンヴィラの「温泉」は、一度お金を払えば、その日は何度でもお湯に浸かる事が出来ます。

やはり「温泉付きのまったりキャンプ」をトコトン楽しむなら「昼風呂」は欠かせません(笑)


と言う事で、温泉に行きましょう。






お風呂セットを準備をして、外に出て幕の扉を閉めます。


そして、3人で「センターハウス」へ向かおうとしたその時でした。


道の向こうから、いかにも「カヤック」とか「オリジナル薪ストーブ」とか日本船燈の「ゴールドフレーム」とか、いろいろ得意そうな感じの見知らぬおじさんが、こちらに向かって歩いてきます。


そして、私たちの前に立ちはだかると、にこやかに。


プジョーでキャンプのKさんですよね?


と。おっしゃったのです。。。







つづく。。。




続きの記事はこちら

2019/02/17
こんにちは。Kです。大子広域公園グリンヴィラのキャンプレポートの最終回です。物語は2日目の午後。温泉に行こうと外に出たとき、ナチュログで有名なTORIPAPAさんに声をかけられた所から始まります。前回の記事はこちら2019/02/13雪景色の高規格キャンプ場。大子広域公園 グリンヴィ…









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