こんにちは。Kです。
2019年4月20日〜21日の1泊で、「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」へ行って来ました。
この週末の天気予報は、土日とも「
晴れ」です。
ですので、「暖かい春の陽気」を、存分に楽しめそうでした。
という事で、今シーンの「冬キャンプ」では、使っていなかった「大きいタープ」を張り、オープンエアーで「
焚火」楽しもうと、薪ストーブを置いて出かけました。
しかし、当日は「富士山」に近づくほど天気は悪くなり、曇天の気温の上がらない、肌寒いキャンプとなりました。
そんな、予定が狂ってしまった「
平成最後の富士山キャンプ」
私たちは、どうやってその「
困難」を乗り切ったのでしょうか?
(言い回しが大袈裟ですね・・。)
出撃!!
「富士山YMCA」は、東京ドーム9個分に、120人くらい(テントだと50張りくらい?)の予約で締め切る贅沢なキャンプ場です。
とは言え、起伏のあるフィールドなので、テントを快適に張れる場所は限られています。
ですので、アーリーチェックインを目指して、朝6:00に出発。
途中「ある物」を買うために、東名高速を使って「足柄SA」によります。
その後は新東名を走り、富士宮市内にある「マックスバリュ」で買い出しをして、朝霧高原へ向かいました。
チェックイン
で、受付へ到着。
空は見ての通り、お手本のような、どんよりとした曇り空です(笑)
本来ならこの方向に「
富士山どーーーん」なのですが、今回は全く見えません。。。
まぁ、予報は晴れなので、そのうち富士山が見えると思い、とりあえずチェックインをします。
YMCAの管理棟へ入ると、ちょうど所長さんがいらっしゃって、
「おかえりなさい」
と、あたたかく迎えてくださいました(笑)
ですので、
「ただいま」
っと、受付を済ませつつ、色々情報をお聞きます。
気になったのは、風呂場の目隠しとして機能してた「
衝立」が全部無くなっている事でした。
そのため、お風呂場の大きな窓ガラスに「目張り」されています。
所長さんのお話だと、昨年10月の台風で、倒壊したそうで、ほかにも色々と被害があったようです。
昨年はその後の11月に「ナチュログ写真部合同合宿」でグルキャンをしましたが、その時は忙しくて気がつきませんでした。
そういえば、そのキャンプのしくさんのレポートで「
看板が寂しくなっている」というのがありました。
その答えも、台風で看板が破壊されたからだったようです。
その後、お話を終えて、フィールドに入り、サイトの場所を物色します。
しかし、数年前なら、アーリーインだと、好きな所に張りたい放題でしたが、アニメの「ゆるキャン△」の影響か、すでにめぼしい場所にはテントが立っていした。
フィールドを車で走り、色々場所をみて、結局「ヘリポートの丘」の上にある、ヘリポート脇に場所を決めました。
ここからだと、富士山が見えたら「
どーーん」が楽しめますし、夜になれば、「
駿河湾の夜景」で酒が飲めます(笑)
と言う事で、荷物を降ろして。。。
寝室用にヘルスポートの「バランゲルキャンプ」を設営。
入り口が1カ所で、風が抜けにくく、夏には不向きな幕なので、今回のキャンプで使ったら秋まで暫くお休みになりそうです。
でも、今回はこの選択が良い結果となりました。
その隣には、テンマクの「TCウィング」を張り、その下にメインのギアを並べて「
オープンエアー」でキャンプを楽しむ場所を作ります。
やはり、気持ちが良いキャンプは、空と風を感じるキャンプが気持ちが良いです。
この設営の時間帯は、雲がありますが、すこし日射しを感じてまずまずの天気でした。
aちゃんも先日買った「マイチェアー」に座ってご機嫌です。
ワンポールと、タープの設営は30分くらい。
設営が楽なのがこの組み合わせの良さですね。
そして、11時頃、ちょっと早いけど、お昼ご飯にします。
メニューは奥さんが気に入っている「
崎陽軒のシュウマイ弁当」です。
来るときに寄った「足柄SA」でゲットしてきました。
うむ。相変わらずのクオリティ。
冷たくても美味しい弁当って貴重です。
うん。美味。
ただ、ご飯を食べ終えた頃から日射しが無くなり、風が冷たくて肌寒くなります。
aちゃんに風邪を引かせるわけにもいかないので、この後は、奥さんとaちゃんは、テントの中に避難しました。
午後。
昼食後は駐車場に車を駐めるついでに、フィールドをぶらぶらします。
しかし、見ての通り、富士山は厚い雲の中です。。。
こんな、どんよりとした雰囲気だと、テンションも上がらないですねぇ。。。
私たちの場合、基本的に「曇り空」でも「大雨」でもキャンプを楽しみます。
ただ、今回は天気予報を信じて、最初に、
「
春の陽気とオープンタープ」
をイメージしちゃったので、その「ギャップ」のすり合わせが上手くいかない感じです。
「
その場の状況を楽しむ」
というのが、「キャンプの基本」ですから、この辺りはまだまだ修行が足りないですね。
速報では、一部の方に「どんな状況でも楽しみますよね」というようなコメントを頂きましたが、やはり期待が外れるとガッカリします。
まぁ、ウジウジしていても始まりません。
さらに、ソロキャンプならいざ知らず、今回は「0歳児(11ヶ月)」を連れたファミキャンです。
寒空の下で頑張っても仕方が無いですし、「コート類」もそれほど重装備な物は用意していません。
だったら、そもそもの原因である「
オープンタープ」を諦めて、幕に引きこもる方が良さそうです。
そう、キャンプは諦めが肝心なのです(笑)
と言う事で、サイトに戻り、奥さんと相談して、外に並べたギアを幕内に運び、イスとテーブルと調理道具だけ外に残します。
恐らく今吹いている冷たい南風は、日が沈む頃にいったん止みます。(海と陸の関係)
風が弱まれば「焚火」も普通にできるので、その場合はタープ下で食事をして、風が止まないようなら幕内に持って入り中で食べる作戦です。
という感じで、「
キャンプの方向性」が決まれば、あとはやるだけ。
「
引き籠もりキャンプ」なら、むしろ得意分野です(爆)
焚火と準備
サイトのレイアウトを変更を終えたら、後は夕方まで時間があります。
幕の中でゴロゴロしたり、たまに外に出たりと、のんびりと時間を過ごします。
そうこうしていると、丘の上に結構強めに吹いていた風も、日没が近づくと弱くなってきました。
と言う事で、「焚火」を燃やして暖を取ります。
久々の「焚火」ですが、暖かいし、良いもんですね。
焚火の暖かさに救われます(笑)
ついでに、この暖かさを利用して、そのまま「晩御飯」の準備をしてしまいます。
奥さんは、野菜ゴロゴロのサラダを作ります。
私は、メインのご飯の用意にかかります。
それは、炊き込みご飯です。
2合のお米を研いで水に浸しておきます。
そこに、鶏ガラスープとナンプラー(魚醤)を少々入れます。
その上に「鶏肉」と、奥さんのリクエストでタップリ過ぎる「生姜」を入れて炊き込みます。
最後に「タレ」を作って炊き上がりを待ちます。
さらに、サイドメニューに、炭火でBBQも用意。
ホリデーロードの「VHSストーブ」に、amzonで買った「
溶岩プレート」を装着します。
これを使って、冷凍の焼き鳥が数本と、バジルソースに浸したエビを串焼きにします。
さぁ、準備は整いました。
しかも幸いに、日没と共に風がおさまりました。
これなら、焚火の暖で、外で宴を楽しめます。
富士山は全く見えませんが、開放感のある草原で、晩餐を楽しみましょう。
春の宴はアジアン料理
aちゃんも、防寒用にユニクロの「クマスーツ」を着込み、宴に参加します。
そして、お酒はワインをチョイス。
これがあるだけで、雰囲気があります(笑)
アイアンテーブルの上では、ご飯を炊く傍らで、焼き鳥を焼いていきます。
良い感じで焼き上がっていきます。
直火と違って溶岩プレートだと、じっくりと熱が加わり、さらに余分な油が溶岩の隙間から落ちるので、ふっくらと焼き上がります。
そして、完成 & 実食。
うん。美味!!
さらに、バジルソースに漬け込んだ、エビの串焼きも焼きます。
こちらも最強に美味しいです。
という感じで、サイドメニューをつまんでいると、とうとうご飯が炊き上がりました。
それではご開帳。
パカッ!!!
おおおぉぉぉ。
完璧な炊き上がりです。
鶏肉で炊き込んだ、「
アジア風鶏飯」の完成です。
これをシェラカップにとりわけ、パクチーと、タレを掛けて食べます。
では、頂きます!!!
ちょーーーー美味。
これは激ウマですねぇ。
グルキャンでも提供出来るレベルの仕上がりとなりました(笑)
こうして「焚火」を燃やしながら、美味しい料理で舌鼓を打ちます。
空は相変わらず厚い雲が覆っていますが、ワインも入り、心地よい時間が流れます。
そして、一通り食べ終わったら、焚火を始末して、幕内へ移動しました。
その後は、このYMCAにある、お風呂へ浸かります。
温泉じゃ無いですが、富士山のバナジウム水を使ったお風呂は、キャンプの疲れを気持ちよく解してくれます。
気温は1桁まで下がりますが、持ち込んだ石油ストーブが良い仕事をして、幕内はポカポカです。
その中で、家族3人で寛ぎます。
幕内は、ゴールゼロとオイルランプの灯りで良い雰囲気です。
本来ならここで、星空を撮る「部活動」をするのですが、外はドンヨリ空。。。
まぁ、たまには部活をサボってもバチは当たらないですよね(笑)
夜の仕事は、GWの遠征キャンプの時にガッツリやるので、この日はワインの酔いに任せて、早めに就寝することにしました。。。。
翌朝
朝、日の光で目が覚めます。
外に出ると、丁度日の出が終わってました(爆)
うっすらと霞んでいますが、少しだけ富士山のシルエットが見えますね。
昨日とは変わって、天気は良さそうです。
草原の朝。
今回は、丘の下には誰もテントを張っていなかったので、面前の開放感はバツグンです。
ちなみにこれでも今回は「満サイト」です(笑)
GWもほぼ閉め切っちゃっているそうですが、だいたいこんな感じなので、余裕はありますね。
青空に大きなタープは映えます。
昨日からこの感じだったらどんなに良かったか(笑)
朝なので、気温は低めですが、気持ちが良いので、タープ下で朝食にしましょう。
aちゃんも、テントでぐっすり寝て充電完了。
朝から元気いっぱいです。
朝食は、ウィンナーを焼いて。。。
昨日余った「アジア風鶏飯」をフライパンで温めます。
そこに奥さん拘りの「スウィートトマト」なるものを付け合わせて完成。
うん。美味。
撤収
青空が広がり、この富士山YMCAのフィールドの実力を体感します。
これこそ、私たちが求めている「開放感」です。
奥の平地は、今回土建屋さんの実習でクローズしていました。
この実習で、この場所は「ちょー平地」になるので、テントサイトとしては良い場所です。
水場が近くにあれば、「ヘリポートの丘」と合わせて人気の場所になると思うですけどね。
「キャンプ支援センター」と言う名前の、小屋の中を通り。
管理棟脇の通路を抜けて、「駐車場」へ向かいます。
管理棟の前の花壇では、チューリップが春を謳歌していました。
そして、駐車場へ到着。
天気は昨日よりは良いですが、西の空はまた雲が沸き、富士山を隠してしまいました。
本当に今回は、富士山にフラれっぱなしのキャンプです(笑)
そして、車に乗ってサイトに戻ります。
急ぎませんので、ゆっくりと撤収作業を始めます。
で、作業を進めて、積込もほぼ終わった12:00頃。。。
青空が回復し、心地よい風が丘の上を吹き抜けます。
そして、西の方角には。。。。
富士山どーーーん(笑)
最後の最後に現れる「富士山」です。
やはり、このフィールドに来るなら、この景色ですね。
今回は、終始意地悪な天気でしたが、「終わりよければすべてよし」です。
こうして、「平成最後の富士山」に別れを告げ、富士山YMCAを後にしたのです。。。
風の湯
帰りは、YMCAから車で5分ほどの場所にある「風の湯」へ。
3月のふもとっぱらの帰りに寄って、とても良かったので、再び訪れました。
奥さんが、入浴の準備をする間、aちゃんと2人で、休憩所にある「本」を読んで待ちます。
しかし、0歳児なのに興味を持つ「本」が「
渋すぎる」のが気になりますねぇ。。。
カワイイ絵がある漫画とか、絵本とかを手元に置きますが、結局この本が一番気に入ったようです。
まぁ、賢い子に育ってくれる事に文句は無いですけど、キャンプの夜に「行政改革」の話はしたくないなぁ。
で、お風呂にゆっくり浸かって心も体もリフレッシュ。
色々あったけど、ファミリーキャンプを楽しんだ週末でした。
しかし、帰りは高速道路で発生した事故渋滞に巻き込まれて、予定を大幅に遅れて帰宅しました。
でも、その渋滞中の車中で、GWの「大遠征キャンプ」の会議ができて、逆に有意義な時間となりました(笑)
さぁ、いよいよ来週からはGWを利用した「
平成最後のキャンプ」と「
令和最初のキャンプ」となります。
この大型連休のキャンプの地として、私たちが選んだのは、東北の岩手県です。
奥さんの実家への帰省を兼ねた連泊キャンプとなります。
おわり。。。
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