オープンタープでご馳走キャンプ。富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ 〜平成最後の富士山編〜

zero21kei

2019年04月24日 12:09

こんにちは。Kです。


2019年4月20日〜21日の1泊で、「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」へ行って来ました。


この週末の天気予報は、土日とも「晴れ」です。

ですので、「暖かい春の陽気」を、存分に楽しめそうでした。


という事で、今シーンの「冬キャンプ」では、使っていなかった「大きいタープ」を張り、オープンエアーで「焚火」楽しもうと、薪ストーブを置いて出かけました。

しかし、当日は「富士山」に近づくほど天気は悪くなり、曇天の気温の上がらない、肌寒いキャンプとなりました。


そんな、予定が狂ってしまった「平成最後の富士山キャンプ


私たちは、どうやってその「困難」を乗り切ったのでしょうか?(言い回しが大袈裟ですね・・。)















出撃!!


「富士山YMCA」は、東京ドーム9個分に、120人くらい(テントだと50張りくらい?)の予約で締め切る贅沢なキャンプ場です。

とは言え、起伏のあるフィールドなので、テントを快適に張れる場所は限られています。

ですので、アーリーチェックインを目指して、朝6:00に出発。

途中「ある物」を買うために、東名高速を使って「足柄SA」によります。

その後は新東名を走り、富士宮市内にある「マックスバリュ」で買い出しをして、朝霧高原へ向かいました。











チェックイン



で、受付へ到着。

空は見ての通り、お手本のような、どんよりとした曇り空です(笑)






本来ならこの方向に「富士山どーーーん」なのですが、今回は全く見えません。。。

まぁ、予報は晴れなので、そのうち富士山が見えると思い、とりあえずチェックインをします。


YMCAの管理棟へ入ると、ちょうど所長さんがいらっしゃって、

「おかえりなさい」

と、あたたかく迎えてくださいました(笑)


ですので、

「ただいま」

っと、受付を済ませつつ、色々情報をお聞きます。







気になったのは、風呂場の目隠しとして機能してた「衝立」が全部無くなっている事でした。

そのため、お風呂場の大きな窓ガラスに「目張り」されています。


所長さんのお話だと、昨年10月の台風で、倒壊したそうで、ほかにも色々と被害があったようです。

昨年はその後の11月に「ナチュログ写真部合同合宿」でグルキャンをしましたが、その時は忙しくて気がつきませんでした。


そういえば、そのキャンプのしくさんのレポートで「看板が寂しくなっている」というのがありました。

その答えも、台風で看板が破壊されたからだったようです。




その後、お話を終えて、フィールドに入り、サイトの場所を物色します。

しかし、数年前なら、アーリーインだと、好きな所に張りたい放題でしたが、アニメの「ゆるキャン△」の影響か、すでにめぼしい場所にはテントが立っていした。






フィールドを車で走り、色々場所をみて、結局「ヘリポートの丘」の上にある、ヘリポート脇に場所を決めました。

ここからだと、富士山が見えたら「どーーん」が楽しめますし、夜になれば、「駿河湾の夜景」で酒が飲めます(笑)






と言う事で、荷物を降ろして。。。






寝室用にヘルスポートの「バランゲルキャンプ」を設営。

入り口が1カ所で、風が抜けにくく、夏には不向きな幕なので、今回のキャンプで使ったら秋まで暫くお休みになりそうです。


でも、今回はこの選択が良い結果となりました。






その隣には、テンマクの「TCウィング」を張り、その下にメインのギアを並べて「オープンエアー」でキャンプを楽しむ場所を作ります。

やはり、気持ちが良いキャンプは、空と風を感じるキャンプが気持ちが良いです。

この設営の時間帯は、雲がありますが、すこし日射しを感じてまずまずの天気でした。






aちゃんも先日買った「マイチェアー」に座ってご機嫌です。


ワンポールと、タープの設営は30分くらい。

設営が楽なのがこの組み合わせの良さですね。






そして、11時頃、ちょっと早いけど、お昼ご飯にします。


メニューは奥さんが気に入っている「崎陽軒のシュウマイ弁当」です。

来るときに寄った「足柄SA」でゲットしてきました。






うむ。相変わらずのクオリティ。

冷たくても美味しい弁当って貴重です。


うん。美味。



ただ、ご飯を食べ終えた頃から日射しが無くなり、風が冷たくて肌寒くなります。






aちゃんに風邪を引かせるわけにもいかないので、この後は、奥さんとaちゃんは、テントの中に避難しました。












午後。



昼食後は駐車場に車を駐めるついでに、フィールドをぶらぶらします。

しかし、見ての通り、富士山は厚い雲の中です。。。






こんな、どんよりとした雰囲気だと、テンションも上がらないですねぇ。。。


私たちの場合、基本的に「曇り空」でも「大雨」でもキャンプを楽しみます。

ただ、今回は天気予報を信じて、最初に、

春の陽気とオープンタープ

をイメージしちゃったので、その「ギャップ」のすり合わせが上手くいかない感じです。






その場の状況を楽しむ

というのが、「キャンプの基本」ですから、この辺りはまだまだ修行が足りないですね。

速報では、一部の方に「どんな状況でも楽しみますよね」というようなコメントを頂きましたが、やはり期待が外れるとガッカリします。




まぁ、ウジウジしていても始まりません。


さらに、ソロキャンプならいざ知らず、今回は「0歳児(11ヶ月)」を連れたファミキャンです。

寒空の下で頑張っても仕方が無いですし、「コート類」もそれほど重装備な物は用意していません。


だったら、そもそもの原因である「オープンタープ」を諦めて、幕に引きこもる方が良さそうです。


そう、キャンプは諦めが肝心なのです(笑)



と言う事で、サイトに戻り、奥さんと相談して、外に並べたギアを幕内に運び、イスとテーブルと調理道具だけ外に残します。


恐らく今吹いている冷たい南風は、日が沈む頃にいったん止みます。(海と陸の関係)

風が弱まれば「焚火」も普通にできるので、その場合はタープ下で食事をして、風が止まないようなら幕内に持って入り中で食べる作戦です。



という感じで、「キャンプの方向性」が決まれば、あとはやるだけ。



引き籠もりキャンプ」なら、むしろ得意分野です(爆)













焚火と準備


サイトのレイアウトを変更を終えたら、後は夕方まで時間があります。

幕の中でゴロゴロしたり、たまに外に出たりと、のんびりと時間を過ごします。

そうこうしていると、丘の上に結構強めに吹いていた風も、日没が近づくと弱くなってきました。






と言う事で、「焚火」を燃やして暖を取ります。






久々の「焚火」ですが、暖かいし、良いもんですね。

焚火の暖かさに救われます(笑)


ついでに、この暖かさを利用して、そのまま「晩御飯」の準備をしてしまいます。






奥さんは、野菜ゴロゴロのサラダを作ります。


私は、メインのご飯の用意にかかります。

それは、炊き込みご飯です。






2合のお米を研いで水に浸しておきます。

そこに、鶏ガラスープとナンプラー(魚醤)を少々入れます。






その上に「鶏肉」と、奥さんのリクエストでタップリ過ぎる「生姜」を入れて炊き込みます。






最後に「タレ」を作って炊き上がりを待ちます。






さらに、サイドメニューに、炭火でBBQも用意。

ホリデーロードの「VHSストーブ」に、amzonで買った「溶岩プレート」を装着します。

これを使って、冷凍の焼き鳥が数本と、バジルソースに浸したエビを串焼きにします。






さぁ、準備は整いました。

しかも幸いに、日没と共に風がおさまりました。

これなら、焚火の暖で、外で宴を楽しめます。

富士山は全く見えませんが、開放感のある草原で、晩餐を楽しみましょう。














春の宴はアジアン料理



aちゃんも、防寒用にユニクロの「クマスーツ」を着込み、宴に参加します。






そして、お酒はワインをチョイス。

これがあるだけで、雰囲気があります(笑)






アイアンテーブルの上では、ご飯を炊く傍らで、焼き鳥を焼いていきます。






良い感じで焼き上がっていきます。

直火と違って溶岩プレートだと、じっくりと熱が加わり、さらに余分な油が溶岩の隙間から落ちるので、ふっくらと焼き上がります。







そして、完成 & 実食。

うん。美味!!






さらに、バジルソースに漬け込んだ、エビの串焼きも焼きます。






こちらも最強に美味しいです。


という感じで、サイドメニューをつまんでいると、とうとうご飯が炊き上がりました。






それではご開帳。



パカッ!!!






おおおぉぉぉ。

完璧な炊き上がりです。


鶏肉で炊き込んだ、「アジア風鶏飯」の完成です。







これをシェラカップにとりわけ、パクチーと、タレを掛けて食べます。


では、頂きます!!!


ちょーーーー美味。


これは激ウマですねぇ。


グルキャンでも提供出来るレベルの仕上がりとなりました(笑)


こうして「焚火」を燃やしながら、美味しい料理で舌鼓を打ちます。

空は相変わらず厚い雲が覆っていますが、ワインも入り、心地よい時間が流れます。


そして、一通り食べ終わったら、焚火を始末して、幕内へ移動しました。








その後は、このYMCAにある、お風呂へ浸かります。

温泉じゃ無いですが、富士山のバナジウム水を使ったお風呂は、キャンプの疲れを気持ちよく解してくれます。






気温は1桁まで下がりますが、持ち込んだ石油ストーブが良い仕事をして、幕内はポカポカです。

その中で、家族3人で寛ぎます。






幕内は、ゴールゼロとオイルランプの灯りで良い雰囲気です。

本来ならここで、星空を撮る「部活動」をするのですが、外はドンヨリ空。。。

まぁ、たまには部活をサボってもバチは当たらないですよね(笑)


夜の仕事は、GWの遠征キャンプの時にガッツリやるので、この日はワインの酔いに任せて、早めに就寝することにしました。。。。














翌朝


朝、日の光で目が覚めます。





外に出ると、丁度日の出が終わってました(爆)

うっすらと霞んでいますが、少しだけ富士山のシルエットが見えますね。

昨日とは変わって、天気は良さそうです。







草原の朝。

今回は、丘の下には誰もテントを張っていなかったので、面前の開放感はバツグンです。

ちなみにこれでも今回は「満サイト」です(笑)

GWもほぼ閉め切っちゃっているそうですが、だいたいこんな感じなので、余裕はありますね。






青空に大きなタープは映えます。

昨日からこの感じだったらどんなに良かったか(笑)

朝なので、気温は低めですが、気持ちが良いので、タープ下で朝食にしましょう。






aちゃんも、テントでぐっすり寝て充電完了。

朝から元気いっぱいです。






朝食は、ウィンナーを焼いて。。。






昨日余った「アジア風鶏飯」をフライパンで温めます。






そこに奥さん拘りの「スウィートトマト」なるものを付け合わせて完成。

うん。美味。














撤収



青空が広がり、この富士山YMCAのフィールドの実力を体感します。

これこそ、私たちが求めている「開放感」です。






奥の平地は、今回土建屋さんの実習でクローズしていました。

この実習で、この場所は「ちょー平地」になるので、テントサイトとしては良い場所です。

水場が近くにあれば、「ヘリポートの丘」と合わせて人気の場所になると思うですけどね。






「キャンプ支援センター」と言う名前の、小屋の中を通り。






管理棟脇の通路を抜けて、「駐車場」へ向かいます。






管理棟の前の花壇では、チューリップが春を謳歌していました。






そして、駐車場へ到着。

天気は昨日よりは良いですが、西の空はまた雲が沸き、富士山を隠してしまいました。

本当に今回は、富士山にフラれっぱなしのキャンプです(笑)






そして、車に乗ってサイトに戻ります。

急ぎませんので、ゆっくりと撤収作業を始めます。






で、作業を進めて、積込もほぼ終わった12:00頃。。。






青空が回復し、心地よい風が丘の上を吹き抜けます。


そして、西の方角には。。。。







富士山どーーーん(笑)


最後の最後に現れる「富士山」です。

やはり、このフィールドに来るなら、この景色ですね。


今回は、終始意地悪な天気でしたが、「終わりよければすべてよし」です。

こうして、「平成最後の富士山」に別れを告げ、富士山YMCAを後にしたのです。。。











風の湯



帰りは、YMCAから車で5分ほどの場所にある「風の湯」へ。

3月のふもとっぱらの帰りに寄って、とても良かったので、再び訪れました。







奥さんが、入浴の準備をする間、aちゃんと2人で、休憩所にある「本」を読んで待ちます。


しかし、0歳児なのに興味を持つ「本」が「渋すぎる」のが気になりますねぇ。。。

カワイイ絵がある漫画とか、絵本とかを手元に置きますが、結局この本が一番気に入ったようです。


まぁ、賢い子に育ってくれる事に文句は無いですけど、キャンプの夜に「行政改革」の話はしたくないなぁ。






で、お風呂にゆっくり浸かって心も体もリフレッシュ。


色々あったけど、ファミリーキャンプを楽しんだ週末でした。


しかし、帰りは高速道路で発生した事故渋滞に巻き込まれて、予定を大幅に遅れて帰宅しました。

でも、その渋滞中の車中で、GWの「大遠征キャンプ」の会議ができて、逆に有意義な時間となりました(笑)



さぁ、いよいよ来週からはGWを利用した「平成最後のキャンプ」と「令和最初のキャンプ」となります。


この大型連休のキャンプの地として、私たちが選んだのは、東北の岩手県です。

奥さんの実家への帰省を兼ねた連泊キャンプとなります。






おわり。。。







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