東北遠征。イーハトーブの美しき高原。種山高原星座の森キャンプ場 ① 〜出撃編〜

zero21kei

2019年05月09日 12:06

こんにちは。Kです。


2019年、今年のGWの私たちの休みは、4月28日〜5月6日の「9日間」でした。


この長期連休を利用して、今まで行ったことの無いキャンプ場へ行こうと、昨年の暮れから、奥さんと色々協議をしてきました。

そして、奥さんの実家のある「岩手県」でキャンプをする事にしたのは、今年の1月の末です。


この時、この遠征計画の一番の問題は。


0歳の乳児を連れて行く


と言う事に尽きます。


ただ、1月からのキャンプの実績で、aちゃんはキャンプに関しては、特に問題が無いことが解っています。(ちょーエリート)


そうなると、今回の一番のネックは、「移動距離」にあります。

通常の週末でも、岩手の実家まで「500km」の行程は、6時間近くの所要時間がかかります。(途中に休憩などするともっとかっかります)

そこへGWの「大渋滞」が加わると、いったい現地に着くのに何時間かかるか解りません。


と言う事で、与えられた9日間の内、「移動日」に関しては、

キャンプをしない

という方向でスケジュールを立てました。


具体的に言うと、休みの初日となる28日は「500km」を1日かけて使って、奥さんの実家へ泊まります。

これなら、途中渋滞で時間が掛かっても、キャンプ場のチェックインや設営を気にせず、aちゃんの様子を見ながら休み休み移動が出来ます。

そして、翌日から余裕をもってキャンプインするという作戦です。







そして、今回のレポートは、その前半戦。

出発から、岩手県奥州市にある「種山高原星座の森キャンプ場」での、2泊3日のキャンプの模様となります。


イーハトーブの高原で繰り広げられた、美しき星空と悪天候の物語です(笑)












出撃!!!


移動日の朝。

前日に仕事もあったので、予定では5:30くらいに起きて、7:00頃出発する予定でした。


しかし、この日の朝は珍しく、aちゃんが「3:00」に起きてしまい、私の上へ乗り上がって来ました。。。(掴まり立ちの台代わり。)

当然、踏んづけられて「痛い」ので目が覚めます(爆)

まぁ、aちゃんは、生まれながらのキャンパーですから、早く出発したいんでしょうね(笑)


隣で、aちゃんがキャッキャしてるので、奥さんも目が覚めてしまいます。

だったら、このタイミングで出発しようという事になり、出発の準備を済ませます。






そして、まだ薄暗い空のもと、4:15に家を出発したのです。






しかし、そのおかげで、首都高速も渋滞もなく順調にクリア。

その後、東北道もストレスなく走破して、渋滞が発生すると言われていた6:00頃には、渋滞発生ポイントのかなり先、栃木県の「都賀」辺りを通過する事が出来ました。






しかし、早起きして両親を叩き起こしたaちゃんですが、車の中では、一転してスヤーッっと寝ていました。

ちょっとイラッとしますが、目覚まし担当としてみると、今回はとても良い仕事をしてくれたと思います(笑)







その後、途中トイレ休憩などを挟み、9:00には、宮城県の「長者原SA」に着きました。

ここで、1時間ほどかけて、休憩します。






その休憩で、私たちは朝食に、SAの「うどん」などを食べます。






aちゃんには「離乳食」を食べさせます。

そして、オムツ交換も済ませ、リフレッシュ完了。

10時過ぎに長「者原SA」を出発しました。

ここから、実家までは、80kmちょっと、所用時間は1時間ほどです。






そしてなんと、11:00過ぎに、奥州市の奥さんの実家へ到着してしまいました。

GWの大渋滞が予想されている日に、500kmを休憩込みで、7時間以内で走破出来たのは、体力的にかなり良かったです。













キャンプ準備



1月に用事があって新幹線で来ているので、約半年ぶりの岩手県です。

奥さんも久々の実家での再会に、色々と話が尽きません。

でも、とりあえず休憩してから、せっかく早く着いたので、明日の「キャンプの準備」を済ませてしまいます。






今回は、一族が集まる「グルキャン」なので、テーブルは納屋にあった「大きな長机」を使う事にします。






そして、実家に一緒に住んでいる、aちゃんの従姉妹のお姉ちゃんの案内のもと、芝桜が咲く小道を上って、母屋の裏へ。。。






そこで、お義父さん謹製の「岩手の薪」を必要分車へ積み込みました。

その後は、「テント」「BBQコンロ」「石油ストーブ」などなどを、積み込みます。

そして、キャンプ道具の準備が終わると、今度は街へ行って「スーパー」で、買い出しに向かいました。






そして地元のスーパーで、食材を物色。

aちゃんは、この手のカートが大のお気に入りです(笑)

食料品、お酒、飲み物、御菓子などなど、3日分を買い込みます。






そして、晩御飯は、岩手県を中心にチェーン展開している和食レストラン「南部屋敷」へ。






岩手では有名なお店だそうですが、私は奥さんと出会うまで知りませんでした。

とても美味しくてとても良いレストランでした。


こうして、初日の移動を難なくこなして、明日に備えました。。。














いよいよキャンプへ!!



そして、明けて4月29日。

いよいよキャンプ当日を迎えます。

この日の朝は少し風がありますが、突き抜けるような快晴です。






その天気と同じくらい、お義父さんの気合いも十分です。

最後の荷物を積み込んで、出撃に備えます。






家の中では、従姉妹同士で、仲睦まじく遊んでいました。



今回のキャンプに参加するのは、私たち家族3人と、奥さんの両親。

そして、奥さんのお姉さん2人の家族が、それぞれ3人ずつで、合計11名です。


ということで、出発!!









国道397号線を東に走り、道の駅「種山ヶ原」が見えたら、そこを左折。






すれ違うのがギリギリの山道を走り。。。






途中、まだ残雪が残る道路を抜けると。。。






青空が広がる高台に出ました。





さぁ、種山高原星座の森キャンプ場の受付へ到着です。





そしてチェックインを済ませて、2サイトとった、「オートキャンプサイト」へ向かいます。














設営



ちなみに、キャンプ道具を持たないお姉さん家族は、別に予約した「コテージ」に泊まります。






私たちのオートサイトは、このキャンプ場のシンボルである、宮沢賢治の小説「風の又三郎」のブロンズ像の奥にあります。






ここのオートサイトは、間口が10メートルくらいあり、さらに奥行きがあります。

ということで、入り口付近にみんなが集まれる「カヤード」を張り、その後ろにそれぞれのテントを張ります。







風が強くて、ちょっとだけ手こずりますが、サクッと「宴会場」を完成させます。






最終的にカヤードの中はこんな感じになりました。


いつもと違って、大量の「段ボール箱」があるのは、お義父さん達の荷物などです(笑)


なんか、「長机」にパイプ椅子が並ぶ感じが、「運動会の本部」みたいですね。

でも、「初めてのキャンプ」と言う人が多く、逆に初々しくてテンションが上がります。

ちなみに、夜の冷え込みに備えて、カヤードの方にホリデーロードの「Fbストーブ・NEO」をインストールしました。

薪も大量にあるので、3日間安心してガンガン燃やせます(笑)






そして、速報記事で言っていた、問題の「小川のヴィンテージテント」の設営にも着手します。






しかし、初めての「鉄骨テントの設営」に四苦八苦します。

もちろん、お義父さんは組み立てた事がありますが、すでに数十年前の話で、ほとんど忘れたそうです(笑)






あーだこーだと、やり直しをしながら、少しずつ形が出来ていきます。






途中、風に煽られて危ない場面もありましたが。。。






何とか立ち上がりました。






インナーテントをぶら下げて、完成です。






「ブルー・パープル・グリーン」の3色のカラーリングのテントです。

最近は「アースカラー」が流行っていて、そんな色のテントばかりですが、逆にこういった「パステルカラー」のテントは新鮮でした。

特に、この色は、種山高原の青空にとても映えていました。






2カ所に「メッシュの窓」がある可愛らしい姿ですね。


ただ、古いテントの設計のためか、足下のループにはペグダウンできるのですが、風対策となる「ガイロープ」を付ける場所が、外側にひとつもありませんでした。

鉄骨テントってみんな無いのかな??



この仕様が、2日目以降に、大きく影響をしてしまいました。。。。









そして、最後に私たちのトルテュProを設営しました。


こうして15時過ぎにやっと、全てのテントが立ち上がったのです。













種山高原の景色



種山高原は標高700メートルほどの、山の上にあります。

周囲に高い山が無い、開けた場所なので、開放感がバツグンでした。






この初日は、日中は天気に恵まれましたが、山の上なので、時折強めの風が吹き抜けていきます。

まさに、「風の又三郎」がシンボルになるのに相応しい場所なのかもしれません。






そして、日の傾きとともに、気温もどんどん下がっていきました。


さぁ、日が完全に暮れる前に、「宴」を始めましょう。













グルキャンの宴



この夜は、設営などで時間が取られる事を予想して、キャンプの王道である「BBQ」にしました。

焼くだけ」なのでお手軽です(笑)






炭は、お義母さんが用意した、ファイヤースターターで火起こしします。

初めて使いましたが、これって便利ですねぇ。。。

蓋を閉めると、火消しにもなる優れものです。






そして、BBQの初陣を飾るのは、もちろん「ホタテ」です(笑)






貝が開いたら、醤油を垂らしてじっくり焼き上げます。

これが、とても美味しかった。






その後は「鉄板」を敷いて、お肉を焼き上げていきます。

お義兄さんたちや、甥っ子も、楽しそうにBBQに参加していました。






一応、寒いので「焚火」もしました。

でも、風でそこそこ煽られるので、あまりじっくり楽しむ事は出来ませんでした(涙)






日が暮れる頃には、お酒も入って、盛り上がります。

男たちはお酒を片手にヘッテンを付けて、お肉の焼き具合をチェックします。

みんなでワイワイ食べるのは楽しいです。






その間、カヤードの中では、暖かいスープが完成しました。






久々に集まる家族の間で、楽しい会話に花が咲きました。


素晴らしい景色のキャンプ場で、素晴らしい時間がこうして過ぎて行ったのです。。。





つづく。。。



続きの記事はこちら

2019/05/11
こんにちは。Kです。岩手県の「種山高原星座の森キャンプ場」でのキャンプレポートの後編です。久々に家族が揃い、炭を熾して「BBQ」で盛り上がる。そんな私たちの頭上には「星座の森」の名前に恥じない「星」が輝き出しました。その「星空」を眺めて、お酒を呑む最高の夜。しかし、それはこの…










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