こんにちは。Kです。
2019年、今年のGWの私たちの休みは、4月28日〜5月6日の「
9日間」でした。
この長期連休を利用して、今まで行ったことの無いキャンプ場へ行こうと、昨年の暮れから、奥さんと色々協議をしてきました。
そして、奥さんの実家のある「岩手県」でキャンプをする事にしたのは、今年の1月の末です。
この時、この遠征計画の一番の問題は。
「
0歳の乳児を連れて行く」
と言う事に尽きます。
ただ、1月からのキャンプの実績で、aちゃんはキャンプに関しては、特に問題が無いことが解っています。(ちょーエリート)
そうなると、今回の一番のネックは、「
移動距離」にあります。
通常の週末でも、岩手の実家まで「500km」の行程は、6時間近くの所要時間がかかります。(途中に休憩などするともっとかっかります)
そこへGWの「
大渋滞」が加わると、いったい現地に着くのに何時間かかるか解りません。
と言う事で、与えられた9日間の内、「移動日」に関しては、
「
キャンプをしない」
という方向でスケジュールを立てました。
具体的に言うと、休みの初日となる28日は「500km」を1日かけて使って、奥さんの実家へ泊まります。
これなら、途中渋滞で時間が掛かっても、キャンプ場のチェックインや設営を気にせず、aちゃんの様子を見ながら休み休み移動が出来ます。
そして、翌日から余裕をもってキャンプインするという作戦です。
そして、今回のレポートは、その前半戦。
出発から、岩手県奥州市にある「
種山高原星座の森キャンプ場」での、2泊3日のキャンプの模様となります。
イーハトーブの高原で繰り広げられた、美しき星空と悪天候の物語です(笑)
出撃!!!
移動日の朝。
前日に仕事もあったので、予定では5:30くらいに起きて、7:00頃出発する予定でした。
しかし、この日の朝は珍しく、aちゃんが「3:00」に起きてしまい、私の上へ乗り上がって来ました。。。(掴まり立ちの台代わり。)
当然、踏んづけられて「
痛い」ので目が覚めます(爆)
まぁ、aちゃんは、生まれながらのキャンパーですから、早く出発したいんでしょうね(笑)
隣で、aちゃんがキャッキャしてるので、奥さんも目が覚めてしまいます。
だったら、このタイミングで出発しようという事になり、出発の準備を済ませます。
そして、まだ薄暗い空のもと、4:15に家を出発したのです。
しかし、そのおかげで、首都高速も渋滞もなく順調にクリア。
その後、東北道もストレスなく走破して、渋滞が発生すると言われていた6:00頃には、渋滞発生ポイントのかなり先、栃木県の「都賀」辺りを通過する事が出来ました。
しかし、早起きして両親を叩き起こしたaちゃんですが、車の中では、一転してスヤーッっと寝ていました。
ちょっとイラッとしますが、目覚まし担当としてみると、今回はとても良い仕事をしてくれたと思います(笑)
その後、途中トイレ休憩などを挟み、9:00には、宮城県の「長者原SA」に着きました。
ここで、1時間ほどかけて、休憩します。
その休憩で、私たちは朝食に、SAの「うどん」などを食べます。
aちゃんには「離乳食」を食べさせます。
そして、オムツ交換も済ませ、リフレッシュ完了。
10時過ぎに長「者原SA」を出発しました。
ここから、実家までは、80kmちょっと、所用時間は1時間ほどです。
そしてなんと、11:00過ぎに、奥州市の奥さんの実家へ到着してしまいました。
GWの大渋滞が予想されている日に、500kmを休憩込みで、7時間以内で走破出来たのは、体力的にかなり良かったです。
キャンプ準備
1月に用事があって新幹線で来ているので、約半年ぶりの岩手県です。
奥さんも久々の実家での再会に、色々と話が尽きません。
でも、とりあえず休憩してから、せっかく早く着いたので、明日の「
キャンプの準備」を済ませてしまいます。
今回は、一族が集まる「グルキャン」なので、テーブルは納屋にあった「
大きな長机」を使う事にします。
そして、実家に一緒に住んでいる、aちゃんの従姉妹のお姉ちゃんの案内のもと、芝桜が咲く小道を上って、母屋の裏へ。。。
そこで、お義父さん謹製の「
岩手の薪」を必要分車へ積み込みました。
その後は、「テント」「BBQコンロ」「石油ストーブ」などなどを、積み込みます。
そして、キャンプ道具の準備が終わると、今度は街へ行って「スーパー」で、買い出しに向かいました。
そして地元のスーパーで、食材を物色。
aちゃんは、この手のカートが大のお気に入りです(笑)
食料品、お酒、飲み物、御菓子などなど、3日分を買い込みます。
そして、晩御飯は、岩手県を中心にチェーン展開している和食レストラン「南部屋敷」へ。
岩手では有名なお店だそうですが、私は奥さんと出会うまで知りませんでした。
とても美味しくてとても良いレストランでした。
こうして、初日の移動を難なくこなして、明日に備えました。。。
いよいよキャンプへ!!
そして、明けて4月29日。
いよいよキャンプ当日を迎えます。
この日の朝は少し風がありますが、突き抜けるような快晴です。
その天気と同じくらい、お義父さんの気合いも十分です。
最後の荷物を積み込んで、出撃に備えます。
家の中では、従姉妹同士で、仲睦まじく遊んでいました。
今回のキャンプに参加するのは、私たち家族3人と、奥さんの両親。
そして、奥さんのお姉さん2人の家族が、それぞれ3人ずつで、合計11名です。
ということで、出発!!
国道397号線を東に走り、道の駅「種山ヶ原」が見えたら、そこを左折。
すれ違うのがギリギリの山道を走り。。。
途中、まだ残雪が残る道路を抜けると。。。
青空が広がる高台に出ました。
さぁ、種山高原星座の森キャンプ場の受付へ到着です。
そしてチェックインを済ませて、2サイトとった、「オートキャンプサイト」へ向かいます。
設営
ちなみに、キャンプ道具を持たないお姉さん家族は、別に予約した「コテージ」に泊まります。
私たちのオートサイトは、このキャンプ場のシンボルである、宮沢賢治の小説「
風の又三郎」のブロンズ像の奥にあります。
ここのオートサイトは、間口が10メートルくらいあり、さらに奥行きがあります。
ということで、入り口付近にみんなが集まれる「カヤード」を張り、その後ろにそれぞれのテントを張ります。
風が強くて、ちょっとだけ手こずりますが、サクッと「
宴会場」を完成させます。
最終的にカヤードの中はこんな感じになりました。
いつもと違って、大量の「
段ボール箱」があるのは、お義父さん達の荷物などです(笑)
なんか、「長机」にパイプ椅子が並ぶ感じが、「
運動会の本部」みたいですね。
でも、「初めてのキャンプ」と言う人が多く、逆に初々しくてテンションが上がります。
ちなみに、夜の冷え込みに備えて、カヤードの方にホリデーロードの「Fbストーブ・NEO」をインストールしました。
薪も大量にあるので、3日間安心してガンガン燃やせます(笑)
そして、速報記事で言っていた、問題の「
小川のヴィンテージテント」の設営にも着手します。
しかし、初めての「鉄骨テントの設営」に四苦八苦します。
もちろん、お義父さんは組み立てた事がありますが、すでに数十年前の話で、ほとんど忘れたそうです(笑)
あーだこーだと、やり直しをしながら、少しずつ形が出来ていきます。
途中、風に煽られて危ない場面もありましたが。。。
何とか立ち上がりました。
インナーテントをぶら下げて、完成です。
「ブルー・パープル・グリーン」の3色のカラーリングのテントです。
最近は「アースカラー」が流行っていて、そんな色のテントばかりですが、逆にこういった「パステルカラー」のテントは新鮮でした。
特に、この色は、種山高原の青空にとても映えていました。
2カ所に「
メッシュの窓」がある可愛らしい姿ですね。
ただ、古いテントの設計のためか、足下のループにはペグダウンできるのですが、風対策となる「ガイロープ」を付ける場所が、外側にひとつもありませんでした。
鉄骨テントってみんな無いのかな??
この仕様が、2日目以降に、大きく影響をしてしまいました。。。。
そして、最後に私たちのトルテュProを設営しました。
こうして15時過ぎにやっと、全てのテントが立ち上がったのです。
種山高原の景色
種山高原は標高700メートルほどの、山の上にあります。
周囲に高い山が無い、開けた場所なので、開放感がバツグンでした。
この初日は、日中は天気に恵まれましたが、山の上なので、時折強めの風が吹き抜けていきます。
まさに、「風の又三郎」がシンボルになるのに相応しい場所なのかもしれません。
そして、日の傾きとともに、気温もどんどん下がっていきました。
さぁ、日が完全に暮れる前に、「宴」を始めましょう。
グルキャンの宴
この夜は、設営などで時間が取られる事を予想して、キャンプの王道である「BBQ」にしました。
「
焼くだけ」なのでお手軽です(笑)
炭は、お義母さんが用意した、ファイヤースターターで火起こしします。
初めて使いましたが、これって便利ですねぇ。。。
蓋を閉めると、火消しにもなる優れものです。
そして、BBQの初陣を飾るのは、もちろん「
ホタテ」です(笑)
貝が開いたら、醤油を垂らしてじっくり焼き上げます。
これが、とても美味しかった。
その後は「鉄板」を敷いて、お肉を焼き上げていきます。
お義兄さんたちや、甥っ子も、楽しそうにBBQに参加していました。
一応、寒いので「焚火」もしました。
でも、風でそこそこ煽られるので、あまりじっくり楽しむ事は出来ませんでした(涙)
日が暮れる頃には、お酒も入って、盛り上がります。
男たちはお酒を片手にヘッテンを付けて、お肉の焼き具合をチェックします。
みんなでワイワイ食べるのは楽しいです。
その間、カヤードの中では、暖かいスープが完成しました。
久々に集まる家族の間で、楽しい会話に花が咲きました。
素晴らしい景色のキャンプ場で、素晴らしい時間がこうして過ぎて行ったのです。。。
つづく。。。
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2019/05/11
こんにちは。Kです。岩手県の「種山高原星座の森キャンプ場」でのキャンプレポートの後編です。久々に家族が揃い、炭を熾して「BBQ」で盛り上がる。そんな私たちの頭上には「星座の森」の名前に恥じない「星」が輝き出しました。その「星空」を眺めて、お酒を呑む最高の夜。しかし、それはこの…
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