こんにちは。Kです。
3泊4日の「宮古姉ヶ崎オートキャンプ場」のキャンプレポの続きです。
連泊のキャンプでは、「設営・撤収」が無い、中日が充実します。
日がな一日、サイトでのんびりしても良いですし、キャンプ場を出て周辺を観光することも可能です。
そして、私にとって初めての三陸宮古です。
せっかく長期滞在するので1日くらいは「
観光」をしたいと思っていました。
ということで、今回はこの2日目の日中を「観光」に当てる事にしました。
目指すは三陸一の「
景勝地」です!
(キャンプ場から近いし)
前回の記事はこちら
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朝!
4:15過ぎ。
辺りが明るくなり、目が覚めます。
インナーテントから出ると、眼前の海が赤く染まっていて、「
日の出」が近づいています。
この宮古市には、「魹ヶ埼(とどがさき)」という、「
本州最東端の岬」があります。
「本州最東端」と言う事は、当然「日の出」も本州で一番早く見る事が出来ます。
ですので、その近くの「宮古姉ヶ崎オートキャンプ場」は、「本州で一番最初に朝を迎えるキャンプ場」と言えそうです。
(地図で調べたらもう少し南にある「船越家族旅行村オートキャンプ場」も経度がおなじくらいです)
その一番早い「日の出」を見ようと、キャンプ場内をウロウロしますが。。。。
前日に「
ロケハン」をしなかったので、予想と日の出の場所が違って慌てます。(目の前の海が東側だと思っていました。。。)
そのため改めて、「日の出」が見る場所を探しますが。。。
残念ながら時間切れとなりました(涙)
やはり、絶景をガッチリ押さえるなら、事前の準備が重要ですね。
お散歩と朝食
微妙な感じで「日の出」を迎えましたが、時刻はまだ4:30過ぎです。
朝食にはちょっと早いので、明日に備えて(太陽の位置が解り安いので)ロケハンがてら、場内を散歩してみましょう。
aちゃんは朝が強いので、もう起きだしてキャッキャしています。
その顔に、奥さんが幼児用の「
日焼け止め(高級品)」をぬって、外出の準備をしました。
キャンプ場がある、宮古姉ヶ崎には、地図のように「
遊歩道」と「
展望所」が整備されています。
それほど広いわけではないので、ぐるっと回っても1時間くらいで回れそうです。
ということで、「東の空」が開けている場所を探しに出発します。
先ずは、「
浄土ヶ浜展望台」という所があるそうなので、行ってみます。
よく整備された林道をテクテク歩くと。。。
岬の先に出て、海が見えます。
そして、5分ほどで、「浄土ヶ浜展望台」へ到着。
天皇陛下もここから風景を楽しまれたようです。
ただ、行幸された年号を見ると、ご覧になられたのは先々代の「昭和天皇」のようですね。
そして、こちらがその景色。
三陸の「
リアス式海岸」が一望出来ます。
ただ、方角としては南東になるので、ここからは「日の出」は見えません。
ということで、移動します(笑)
いくつかの展望所を巡り、小一時間ですが「遊歩道」を歩いて探検しました。
そして「日の出」が見える、ベストな場所を発見しました。
明日の朝は、その場所へ行って、本州で一番早い「日の出」を見てみたいと思います。
では、散歩を終えて、サイトに戻り、朝食にしましょう。
作るのは「
冷凍食品のチャーハン」です。
連泊遠征キャンプの場合、あまり料理に凝ってしまうと、時間が足りなくなります。
そのため、朝昼はいわゆる「
手抜き」にしました。
朝食の冷凍食品のチャーハンも、朝ご飯兼、クーラーボックスの保冷剤です(笑)
冷食は「手抜き料理の王道」ではありますが、それ以上に「味も王道」で、安定の美味しさです(笑)
うん。美味。
食事を終えたら、後片付けをして、出発の準備をします。
この日は、午前中に「
浄土ヶ浜」を観光して、午後は、「買い出し」をする予定です。
ということで、いざ出陣!!!
浄土ヶ浜の観光へ!
キャンプ場から、景勝地である「
浄土ヶ浜」は、車で15分ほどです。
東北屈指の景勝地ということで、GW期間中のかなりの混雑を覚悟していましたが、10時過ぎに到着と、比較的早い時間だったのが幸いしたようで。
遊覧船乗り場の近くの「第1駐車場」へ車を駐める事が出来ました。
そして、チケット売り場で、「観光遊覧船」のチケットを買います。
その時、そのチケット売り場の人に。
「
次の便が10:20だけど、急げば間に合うよ!」
と言われました。
時計を見ると「
10:10」で、出航まであと10分です。
遊覧船の桟橋は、ここから30メートル降りた所にあるので、エレベーターで移動します。
ということで、駆け足で移動。
急いで桟橋を渡り、「
遊覧船」に滑り込みました。
そして、定刻となり、出航します。
この写真だとかなり空いてるように見えますが、こちらは前側の席です。
この船は後ろ側が「
オープンデッキ」になっていて、そっちの人気が高く「満員御礼」になっていました。
出航すると、「
浄土ヶ浜」の美しい海岸が見えます。
三陸の海岸は、固い岩盤で出来ていて、見える浜も「砂浜」ではなく、珍しい「岩石」で出来た浜辺だそうです。
しかし、そういった「風光明媚」な景色も良いのですが。。。
この遊覧船のメインは、こちらの「
ウミネコパン」と言って良いと思います(笑)
なぜかというと、このパンを船の外に向けると。。。
海岸で待機している「
ウミネコ」がガンガン寄ってくるのです(笑)
ガイドさんのお話では、この日はかなり「ウミネコ」が少ないそうですが、それでも出航すると、船の周囲は「ウミネコ」だらけになりました。
私たちも、後方の「オープンデッキ」へ行って、ウミネコにパンをあげます。
写真のようにパンをちぎって、1欠片を放り投げると。。。
ウミネコが、パシッと、空中キャッチします。(落とすことも多いですけど・・・)
これがとても楽しくて、上手くキャッチすると、お客さんからそのたびに歓声が上がっていました(笑)
そんな中「
風」が大好きなaちゃんは、船が進む「風」を受けてご満悦です。
なんでそんなに「風」が好きなんだろう??
という感じで、「
40分の船旅」を楽しんだのです。
遊覧を終えて、船が港に戻ると、次の11:00発の便を待つお客さんが一杯いました。
早めに乗ったのは正解でしたね。
ガイドさんのお話では、今回乗った「第16陸中丸」は、2011年の「東日本大震災」の時、宮古で唯一生き残った遊覧船だそうです。
この船は、地震発生の時に「港」に停泊していましたが、揺れを感じた船長以下のクルーの方々が、冷静に船を動かして、沖合に避難したそうです。
そのため、津波を乗り越えて、に呑まれる事無く、船が無事だったそうです。
その時、港では「オレンジ色のボール」の位置まで、津波が打ち寄せて、「港」を破壊してしまったそうです。
戻る港を失った「第16陸中丸」は、3日間沖合で避難していたそうで、そういった船の為に、海上自衛隊の自衛艦が、避難物資を運んできてくれたそうです。(海の避難所かな?)
こうして大きな災害を乗り切った「第16陸中丸」は、震災からわずか4ヶ月後の7月に運行を再開。
今では、宮古市の「
復興のシンボル」になっていました。
と言う事で、11:00発の遊覧船を見送ります。
しかし、後ろのオープンデッキに人が集まりすぎて、喫水線が変ですね。
昼食 & 買い出し
遊覧船で「浄土ヶ浜」を観光した後は、街へ出てお昼ご飯にします。
この日に選んだのは、和食レストラン「まるまつ」というお店です。
この日の夜も「海鮮づくし」を企んでいるので、ここは慎重にメニューを選びます。
私は、熟慮のうえ「カツ煮定食」をチョイス。
海鮮かぶりを回避します。
しかし、奥さんは、あまりにも美味しそうな「
はらこ飯」を選びました(笑)
完全な「海鮮かぶり」ですが、三陸の海にいると致し方ありませんよね。
うん。美味。
その後は、初日に目を付けていた「
宮古市魚菜市場」という所へ。
新鮮な海の幸が並ぶ、この市場で美味しそうな魚介類をゲット。
もう、エンドレスで「海鮮づくし」を楽しみます(笑)
そして、市場で手に入らなかった食材(飲料など)は、昨日も訪れたスーパーに寄って、買い足しをしました。
そのついでに、隣の「
コインランドリー」を利用します。
休暇村の本館にも「コインランドリー」がありますが、そちらを使うと、洗濯が終わるまで身動きがとれません。
こちらのように街中にあると、洗濯中に買い物が出来るので、外の「コインランドリー」を使いました。
長期の連泊キャンプだと、途中で「洗濯」をしないと、衣類が足りなくなりますよね。
という感じで、「観光と買い出し」をこなして。。。
15:00にはサイトへ戻りました。
デュオキャンプの時代なら、キャンプの中日は目一杯遊ぶのですが、今は、乳児連れなので、時間に余裕をもって行動です。
と言うと、何か無理しているように聞こえますが、こういった「時間」が、堪らなく愛おしく感じています(笑)
お風呂と、海鮮晩餐リターンズ
昨夜は、お風呂後の時間が遅くなったので、この日は早めに「お風呂」へ入ります。
準備を整えて16:00過ぎに本館へ。
この時間の入浴は、休暇村の本館のチェックインが15:00なので、入浴しいてるお客さんが少なくて空いていました。
そのため、ゆっくり湯船に浸かってリフレッシュ出来ました。
そして、サイトに戻り17:30頃からご飯支度を始めます。
後半のキャンプは、海鮮料理ばかりで、野菜が不足しているので、1品料理は「
青梗菜炒め」を作りました。
塩胡椒、ニンニクチップを塗した物を、胡麻油で簡単な炒めた料理です。
そこに、さらに「野菜の浅漬け」と「トマト」を用意します。
そして、「白飯」を炊き上げて、準備が完成。
さぁ、晩餐を始めましょう!
まずは、カンパーイ!!
値段の高い四合瓶の日本酒も美味しいですが、キャンプで海鮮となれば、なんとなく「
ワンカップ」の方が似合います(笑)
この「SAKE」を呑むための肴はもちろん。
市場で買った、新鮮な「
お刺身」です。
うん。美味。
やはり、海辺のキャンプは「
お刺身」は外せません。
日が沈み、トワイライトの時間帯。
波の音を聞きながら、お刺身と日本酒を飲む。
こんな贅沢は「
キャンプ」でしか味わえない至福の時間です。
白飯とお刺身を楽しんだ後は。。。
「
ホッケ」を焼いて、焼き魚にチェンジ。
油の乗ったホクホクの身を楽しみます。(骨は網焼きにして食べます)
その後は、お酒をゆっくり楽しむ為に。。。
貝や。。。
イカや。。。
串焼きを焼いて楽しみました。
ただ炭火で焼くだけなのに、なんでこんなに美味しいんですかね?
こうして、二夜連続で、「
浜焼き」を楽しんだのです。
部活動
食事を終えた後は、寒くなってきたので「トルテュ」の中へ移動します。
この日も、空には「
満天の星」が輝いていました。
星空もこう続くと、ありがたみが薄れますね(笑)
でも、この空の近さが、キャンプの夜の素晴らしさでもあります。
明け方まで頑張れば、立ち上がる「天の川」が見れますが、この日は無理せず、この辺で部活動を終わらせました。
そして、美しいキャンプ場に佇む、自分の幕に戻ります。
そこには、クリアウォールで丸見えのリビングがあり(笑)
その中では「Fbストーブ・NEO」が、赤々と燃えて、暖かい空間を作っています。
さぁ、明日は早起きして、日の出を撮りに行きましょう。
と言う事で、今宵はこの辺りで。。。。
おやすみなさい。
つづく。。。
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2019/05/17
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