こんにちは。Kです。
白馬森のわさび農園オートキャンプ場でのキャプレポートの続きです。
予定外の大雪と強風で、予定が狂った今回のキャンプ。
それでも、なんとか立て直し、夜の時間を迎えました。
前回の記事はこちら
2020/03/25
こんにちは。Kです。2020年、3月20日から22日の「春分の日」の3連休。長野県白馬村にある「白馬森のわさび農園オートキャンプ場」へ行って来ました。東京は、観測史上最も早い3月14日に桜が開花して、この連休には「満開」となりました。そんな記録的な「暖冬」だった今シーズンの冬キャンプ。…
部活動
食事を終えて、満腹になって眠くなってきたaちゃんを寝かしつけます。
その頃には、夕方から強く吹きつけていた風も収まり、辺りは静寂に包まれます。
そしてなにより、フィールドには、強風によって飛ばされたのか、最後まで残っていた「雲」が姿を消しています。
そのため、眼前には星空と、白馬の美しい山々の風景が広がります。
今回、この場所を選んだのは、まさにこの風景を眺めるためでした。
サイトを選んだ時は見えなかった、北アルプスの山々。
右側の尾根沿いに光る明かりは、八方尾根スキー場の明かりです。
薪ストーブが燃えて、暖かい幕内から1歩出ると、氷点下に冷え込んだ銀世界。
その頭上には音が聞こえてきそうなほどの星々が輝きます。
眼前には、雪に覆われた白銀のフィールドの上に、思い思いの明かりを灯したテントが並びます。
雪と星とテント。
雪中キャンプも色々な所で出来ますが、ここは本来、雪があるとクローズするキャンプ場です。
この場所でこの「絶景」を見ながらでキャンプが出来るのは、本当に奇跡的です。
南西の空には冬の星座代表格の「オリオン座」が輝き、銀河の外側で、最も薄い天の川を見る事が出来ました。
まさかの雪で大変でしたが、ここまで来て本当に良かったと思う瞬間でした。
星空を収め、満足します。
ただ、ここまで来ると欲が出ます。
この時期だと、3:00には南東にさそり座が登り、銀河の中心の天の川が見えます。
ただ、今回のサイトの位置は、地形的にその方向はテントの裏手となり、森があって条件は良くないですが、もしかしたら良い感じに撮れるかもしれません。
と言う事で、明け方起きるべく、ちょと早めにシュラフの中に潜り込みました。。。。
ただ、3:00頃起きて写真を撮りましたが、残念ながら、霧のような雲が現れていて、思ったような写真を撮る事が出来ませんでした(笑)
朝
前日の疲れが出たのか、思いっきり寝坊して、7:30に目が覚めます(笑)
明け方に湧いた雲がそのまま残っていますが、概ね良い天気です。
今朝は−3℃くらいまで冷え込んだため、辺りはガチガチに凍りついています。
とりあえず、朝食にしましょう。
先ずは、薪ストーブの熱を使ってお湯を沸かし。
朝のコーヒーを淹れます。
この一杯を飲まないと、キャンプの朝は始まりません(笑)
そして、本当は「ホットサンド」を作ろうと材料を揃えてありましたが、昨夜の「シチュー」が余ったので、それを温めて食べます。
aちゃんも、シチューに浸した、柔らかい食パンが美味しいようです。
朝からモリモリたいらげます。
やはり、一晩寝かせたシチューは、味が調ってやはり美味しいです(笑)
雪遊び
日射しが差し込むと、気温は一気に上がり、10:00を過ぎた頃には「10℃」を越えます。
やはり、雪が積もるとはいえ、すでに季節は「春」を迎えています。
食後は、せっかくなので雪遊びを始めます。
オトーサンが、せっせと「雪玉」を転がして、どんどん大きくします。
その形を整え、一緒にくっついてきた「ウッドチップ」を払い落とします。
ちなみに、このキャンプ場のフィールドは、「ウッドチップ」を敷き詰めた土のサイトです。
そうして、大きい雪玉を2個つくり、重ねて「雪だるま」を作ります。
そして、それをさらにブラッシュアップ。
形を整えながら、目や鼻、頬や口を造形します。
こうして「アンパンマン」の雪だるまが完成しました。
我ながら中々のクオリティです(笑)
これは、アンパンマンが大好きなaちゃんは当然大喜びでした。
「アンパンマン!!」と目を輝かせて喜んでくれました。
この素直な反応。
いつまで続くのかな?(笑)
aちゃんも雪玉で「アンパン」を作って。
アンパンマンにアンパンを食べさせていました。
その後は、雪を掘っ「ふきのとう」を探したり。。。
小さい雪だるまを作って、「雪だるま家族」を作ったり(左からオトーサン、aちゃん、ママだそうです)
今シーズン最後の「雪遊び」を堪能したのです。
温泉
午前中いっぱい遊んだ後、午後はちょっとお出かけをします。
スキーシーズンも終わりかけで、午後一だと空いていそうなので、キャンプ場近くの温泉へ出かけます。
行ったのは、車で3分。
歩いても10分掛からなそうな所にある、「白馬かたくり温泉 十郎の湯」と言う所です。
キャンプ場で割引券を頂いたので、大人500円で入浴する事が出来ました。
予想通り、この時間はお客も少なく、ほぼ貸切状態で、ゆっくりとお湯に浸かり、キャンプの垢を落とすことが出来ました。
作戦会議
このお座敷でお風呂上がりでまったりしているとき、気になる情報が入ります。
この連休、コロコロ変わる天気に翻弄されましたが、どうも明日の撤収日の午前中は、気温が下がらず、まとまった「
雨」が降るようです。
予報では、9:00ぐらいから降り始め、チェックアウト時刻の11:00頃にかなり強めの雨になりそうです。
私たちは、雨の中でも「
雨キャンプ」を楽しみますが、それはある程度「雨撤収」に備えた装備にしているからです。
でも、今回は雪も雨もあまり想定せず、雨具の備えはありますが、事前の「晴れ予報」を信じて「フルスペック冬キャンプ仕様」で来ています。
それが、最後の最後に「
雨撤収」になるのは、流石に厳しい状況です。
しかし、望みがあるのは、降り始めの時刻で、日の出の時刻にはまだ雨が降らない予報になっています。
と言う事は、撤収時刻を思いっきり早めれば、「雨撤収」から逃げ切れるる可能性があります。
ということで、夫婦で話し合い、明日は「8:00」に撤収する事にしました。
ただ、普通に早起きして帰るとなると、それはそれで大変です。
ですので、これからは明日の「撤収」を計算に入れたキャンプとなりました。
ということで、温泉帰りに、スーパーに寄り晩御飯の食材を調達します。
もともとは別のメニューを考えていましたが、「早朝撤収」をするために、別な食材を買い出します。
テーマは「
洗い物ゼロのリゾートメニュー」です(笑)
この日はよく晴れ渡り、気温も上がって「13℃」と、気持ちが良い陽気となっていました。
夕方のひととき。
買い出しを終えて、サイトに戻ると暖かい気温と、降り注ぐ太陽の光によって。
日向の「雪」はことごとく溶けて無くなっていました。
午前中に作った「雪だるま」が無ければ、雪が積もっていたことなど忘れてしまいそうです(笑)
幕内に戻ると、気温は高いですが、持ってきた「薪」を使い切るために、薪ストーブに火を入れます。
いつもは、無理に燃やさず、余った分は持って帰りますが、これも「早朝撤収」に備えての事です。
こうして、準備を整えた後は、夕方のフリータイムとなります。
風呂上がり用に用意した、白馬のクラフトビールで乾杯です。
うん。美味。
今回は、朝食が遅めだったため、昼食は撮りませんでした。
ただ、夕飯まで時間があるので、aちゃんにはおやつに大好きなバナナを与えます。
そして、オトーサンは「天ぷら盛り合わせ」を摘まみながら、ビールを飲みます(笑)
もちろん、外で食べるのは風景を楽しむためです。
目の前に広がる白馬の雄大な景色。
本当に最高の気分です。
そして、フカフカのウッドチップが敷き詰められたフィールドでは、バナナを食べ終えたaちゃんが、楽しそうに遊んでいます。
絶景キャンプの過ごし方としては、最高の状況です(笑)
そうやって、ゆったりと寛いでいると、ゆっくりと日が傾いてきます。
明日の撤収計画も出来上がり、すでに万全な体制となっています。
さぁ、あとは、キャンプの「最後の夜」を、とことん愉しむだけです。
つづく。。。
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2020/03/30
こんにちは。Kです。長野県白馬村の白馬森のわさび農園オートキャンプ場でのキャンプレポートの最終回です。翌日の雨に備えて、早朝撤収を決めました。ただ、早朝だからと言って、明け方からガチャガチャと撤収作業を始めてしまうと、周囲に迷惑が掛かります。そのため、前日の夜からある程度準備をして…
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