雨と濃霧と強風に負けたキャンプ。 創造の森キャンプ場 〜トレース編〜

zero21kei

2021年10月21日 11:27

こんにちは。Kです。

2021年10月16日〜17日の1泊で、群馬県榛東村にある「創造の森キャンプ場」に行って来ました。






このキャンプ場は、「榛東村」の名前の通り、榛名山の東の山麓にあり、前橋市から遠く北関東を一望出来る場所にあります。

そのため、夜になると「北関東の夜景」を堪能できます。


また、その夜景を撮った写真が、榛東村のHPで使って頂いてる事もあり、私たちにとっては多少ですが縁があるキャンプ場でもあります。



2020/03/16
こんにちは。Kです。群馬県榛東村総務課の方から連絡があり、村のHPの画面に、ブログで使った「キャンプの写真」を提供させて頂きました。群馬県榛東村HP※ 榛東村HPより使って頂いたのは、トップ画面にあるスライド写真の中の1枚と、「創造の森キャンプ場」の紹介ページの一コマです。これ…



「夜景キャンプ」の特徴は、晴天に恵まれないと見えない「頭上の星空」と違い、眼下に広がる街の灯りを眺めるので、よほどの悪天候でも無い限り、いつでも楽しめる所にあります。


そして、この週末。

天気予報は土日とも「くもり(時々雨)」だったので、完璧ではないにしても、それなりに夜景キャンプが愉しめるであろうと思っていました。

しかし、自然を相手にするキャンプは、そういった「人の予測」など、いとも簡単に裏切ってしまうのです。。。。













出撃!!


創造の森キャンプ場は、我が家から120km、所要時間は2時間ほどです。

キャンプ場は9:00からチェックインが出来るので、途中の休憩時間を考えて、早めの6:30過ぎに家を出ました。


くもり予報でしたが、朝か小雨がパラつく天気の中、練馬ICから関越自動車道に乗り北上します。

大きな渋滞に巻き込まれる事もなく、鶴ヶ島JCTを抜けて、すいすいと進みます。

途中で1回だけ、SAで休憩した後、駒寄スマートICで高速を降りて、一路キャンプ場を目指します。





しかし、榛東村役場の前を過ぎて、キャンプ場へ続く「山道」に入った辺りで、ちょっと状況の悪さに気がつきます。

なんか、「」が凄いです。。。






そして、9:00。

案の定、「濃霧」に覆われて、全く視界が効かないキャンプ場へ到着したのでした(爆)


とは言え、朝に霧が出るのは良くあることです。

日中気温が上がれば、さすがに霧は晴れるでしょう。


とりあえず、チェックインを済ませて、今夜の野営ポイントを探します。






このキャンプ場は、「車乗り入れ不可」のフリーサイトです。

車はフィールド脇の「駐車場」に駐め、そこからは「リアカー」などを使って荷物を運びます。


今回は、夜景キャンプが目的なので、夜景が見晴らせる南東側の最前列辺りに場所を探してみます。






とはいえ、濃霧なのでどこが良いのか良く分かりません(笑)

仕方がないので、

「たぶんこの辺りなら夜景が見えるんじゃね?」


っというポイントを適当に決めてテントを張る事にしました。

場所が決まれば、今度は荷物の運搬です。






キャンプ場から借りた「リアカー」を使い。

お手伝いする!!






そういうaちゃんにリアカーを引っ張って貰い(実際は外から私が引いてるけど)、ピストン輸送で荷物を運び込みます。






という感じでテントを立てて、荷物を運び終えるに、1時間半ほどかかりました。

これでやっと、サイトが完成です。



今回は、リアカー運搬があるので、なべく荷物を少なくしました。

また、「雨」が予想されたので、テントは「カヤード」だけで、中に「インナーテント + コット」を入れるスタイにしています。


ただ、同じ条件なら今の私たちの手持ちのテントでは「ワゴントップ+ガレージ」の方がより便利です。


ではなぜ、ワゴントップにしなかったかというと、ワゴントップに「メッシュ窓」がなく、こういった「景色を眺めるキャンプ」には不向きだらです。


複数のテントを持つ場合、その特長をバラしておくと、色々なシチュエーションに対応できるのでとても便利です。












ブランチ



とりあえず、サイトが完成したので、まずは一服。

KARAKUCHで喉を潤します。






そして、何やかやと、お昼が近いので、そのまま朝昼兼用で食事にしました。






お昼は、途中のコンビニで買った惣菜と、こちらの「ミニ肉まん」です。






これを、ホットサンドメーカーで挟んで焼き上げると。。。






焼き肉まん」が出来上がります。


うん。美味。







aちゃんは食後のデザートとして、コンビニでゲットした、

アンパンのペロペロチョコ

を食べました。


これは、奧さんに「お菓子はダメ」と言われたのを、aちゃんが「駄々っ子パンチ」と「地団駄キック」を駆使して勝ち取った戦利品です。














午後から焚火



午後になっても、辺りは「濃霧」に包まれて、街どころか、隣のサイトもよく見えません。。。

また、雨もずっとシトシトと降り続け、むしろ気温は朝よりも下がっているように感じます。


こういう天気の場合、「TCタープ」を張って、その下で焚火をするのがベストです。

しかし、荷物の最小化に気を取られて、タープを持って来るのを忘れてしまいました(爆)






仕方がないので、カヤードの前面パネルを跳ね上げて。。。






真下だと爆ぜた時に幕に穴が空きそうなので、ちょっと離した所に「焚火台」を置いて、火を付けました。







この温もりで、少し息を吹き返します(笑)






その後は、さすがに雨の中でもじっとしては居られない3歳児と一緒に、フィールドを散歩したりしますが。。。






それも長くは続かず、結局ちょっと横になって、少しお昼寝をしたのでした(笑)









晩餐


そして、17:00過ぎ。

本来なら、トワイライトの夕焼けから、ポツポツと街の明かりが灯し出すのを楽しめる時間ですが、、あいかわらず「濃霧」がフィールドを覆っています。

さすがにここまでの悪天候は予想外でした。


まぁ、そんな事を嘆いていても仕方がないので、夕飯の準備を始めます。






まずは、カットしたフランスパンに、ニンニクチューブを塗り込みます。






その上に、「マジックソルト」を振りかけ。






さらに「エキストラバージンオリーブオイル」を垂らし。





バーナーパットの上にオン!!





上側をガスバーナーであぶり焼きにします。





という感じで、「ガーリックトースト」が完成です。


次に、鉄板の上にオイルを垂らして用意するのは、本日のメインディッシュ。






都内某所でゲットした「ステーキ肉」です。

肉厚で食べ応えがありそうな素晴らしいお肉です。








これを両面焼き上げたら。。。






本日のディナーが全品完成です。






ステーキに合わせるお酒は、赤ワイン。


これを開けて乾杯!







肉汁滴る、ステーキをカット。







うん。高品質・Everyday Low Price!!






aちゃんも、パクパクお腹いっぱい食べたのでした。














一瞬のご褒美



食後も雨は止まず、芝のフィールドなので、足下は泥濘みます。


aちゃんが寝たあとも、夫婦で焚火を眺めながらボーッとしていました。





ただ、濃霧と言えど、さすがに四六時中ずっとというわけではないようです。

そろそろ寝ようと思って準備をし始めた、22時頃。

目の前にボワッっとした明かりが見えました。


そう、夜景です。






それが、30分ほどすると、やっと「夜景が輝く」くらいの視界が開けます。

霧と雨で、スクリーンがかかったように見えますが、これはこれで美しい夜景と言えるでしょう。


周囲でも

「あ、夜景が見える!」


と言う声が聞こえ、カメラを持って人が集まっていました。


やはり、みなさんここに来る目的はやはり「夜景」なんですね(笑)






朝から、雨と濃霧で完敗モードでしたが、これで少しだけリベンジが出来たようです。






「何とか夜景キャンプの目的が果たせたね。」

「うん。完敗は何とか真逃れたよ。」


夫婦でそんな会話を交わし、ちょっとだけ「勝った気」になって、シュラフの中に潜り込みました。



このキャンプ場のチェックアウトは17:00です。


天気予報では午後から晴れになるので、明け方に多少の雨が残っていても、午後までゆっくりしていれば「乾燥撤収」も出来そうです。

どんなキャンプでも、2日間やられっぱなしってのも滅多にありません。

夜景も見えたし、とりあず明日はゆっくりキャンプを愉しんで帰ろう。


そんな事を考えながら、眠りに付いたのでした。。。。。



















あざ笑う暴風


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!


バサバサバサバサ!!!



荒れ狂う轟音が聞こえたと思うと、カヤードが激しく揺れて、幕のパネルがはためきます。


時刻は3時頃。

暴風と言って良い風がフィールドを何度も何度も吹き抜けます。


「風に強い」とはお世辞にも言えないカヤードですが、ガイロープと幕の周囲をフルにペグダウンすれば、ちょっとやそっとの風で倒壊する事はありません。


ただ、辺りのサイトの様子をみると、タープが倒壊しているサイトもあります。


前線の通過に伴う暴風は良くあることです。


ただ、深夜なので身動きもとれず、「日の出には止むかな?」と思いながらとりあえずもう一度シュラフに潜りこみました。。。









そして、5時過ぎ。

暴風はさらに激しさを増していました(爆)







すでに、タープやテントにダメージを受けた人達は「撤収作業」を開始しています。

キャンプの雨はどうにかなっても、布っきれのテントは、風には為す術がありません。


キャンプの敵は、なによりも「風」ですね。


昨夜は「夕方までのんびり待つ」なんて考えていましたが、この風ではそんな雰囲気でもありません。


と言う事で、夫婦で相談して、ここで私たちも「撤退」を決断しました。







とりあえず、眠気覚ましにお湯だけ沸かし。






コーヒーをゴクッと飲んだら、サイトの片付けて「雨撤収」を開始します。






そして、管理人の人が来るのと入れ替わるようにチェックアウトをして、創造の森キャンプ場を「完敗」という状況で撤退したのでした。。。。。













ささやかな反撃


事前に情報収集をして、ある程度の悪天候でもキャンプをしてきた私たちですが、ここまでの「完敗キャンプ」は初めてかもしれません(笑)


さすがにこのまま「尻尾を巻いて逃げ出す」のも何なので、ここからは別の方法で楽しむ事にしまいた。


ということで、キャンプ場を出て、車で移動すること40分ほど。。。。






先ず訪れたのが「金島温泉・富貴の湯」という温泉です。

100%源泉掛け流しの温泉で、泉質は抜群です。


ただ、オープンは10時からなので、温泉が開くまで、車の中で1時間ほど待機しました。







そして、10時。

常連さんらしきおじさんの後について、私たちも温泉へ入ります。


源泉掛け流しのお湯は、雨撤収で疲れた体を癒やしてくれました。


やっぱり温泉は良いですね。



ここでようやく、体も心も温まったので、次の目的地へ移動します。







次はこちらの「中華料理 四川」です。


温まった後は、「美味しい物をたらふく食べて幸せになる」という作戦です(笑)




この温泉と中華。

お気づきの方もいると思いますが、2017年に後のナチュログ写真部会長となるぴのこさん家とのグルキャンの時のコースです。


2017/07/05
こんにちは。Kです。榛東村、創造の森キャンプ場で開催されたコラボレーションキャンプ。「プジョーでキャンプ」vs「NoCamp?NoLife!」今回の記事は、世紀の対決(対決??)の2日目、いよいよ、私たちが「未知の領域(源泉掛け流し)」へ足を踏み入れる、完全アウェー戦での奮闘記で…





当時は、温泉10分、食事10分の怒濤の名に恥じない「弾丸ツアー」でしたが、今回は逆に「ゆっくりさっぱりリラックスツアー」での体験です(笑)

お店のオープンは11:30だったので、お風呂上がりのタイミングとドンピシャ。

並ばずに入る事が出来ました。(前回は逆にラストオーダーギリギリだったので並ばずに入りました)


キャンプのリベンジを兼ねた昼食。

ここは金に糸目を付けず、思いっきり食い倒れる所存です。


ということで、注文した料理は。。。。。







麻婆豆腐!!







腰果鶏丁!!(鶏肉のカシューナッツ炒め)






拉麺!!!







そして、鶏の唐揚げ!!


さらに「大盛りライス」を付けてました。



ということで。。。


ゆっくりと味わって頂きましょう。


では!






いただきます!!!!!




うん。最高に美味い!!!








ごちそうさま!!!!









あ、デザートを追加で。。。。






という感じで、温泉でペコペコになったお腹を「美味しい中華」でいっぱいにしたのでした。


終わりよければ全て良し。


キャンプには負けましたが、週末の過ごし方としては、思い出に残るよい週末となり、渋滞が始まる前の関越道を走り家路に着いたのでした。。。









おしまい。。。。。











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