「諏訪盆地の雲海」
そこには「街の灯で輝く雲海とその先に佇む富士山」という希有な構図が存在する。
昨年の11月。
集まったのは、写真が大好きな9人のおっさんたちだった。
寝る間も惜しんで深夜に駆けつけ雲海を追い、キャンプしてまた翌朝に雲海を探し求める。。。
しかし、大はしゃぎと大興奮とは裏腹に、結果は「
霧」に阻まれ惨敗となる。。。。
まさに我々にとっては「幻の絶景」が高ボッチの雲海なのである。。。。
「また来年チャレンジしよう!」
小雪が舞うフィールドで交わしたおっさんたちの別れ際の言葉。
当たり前のように。 しかし、確かな約束がそこにはあった。。。。
あれから1年。
また、雲海の季節が巡ってくる。。。。
高ボッチ高原。
標高1,665メートルの天空にある地上の楽園。
多くのアマチュア写真家や、絶景を求めるキャンパーたちが集う美しき高原。
2023年。
余りにも暑かった夏はそのまま。 残暑と呼ぶのは躊躇する秋となって続いている。
しかし、そんな平地の事など知らないかのように。 高ボッチはすでに晩秋を迎え、冬の足音がすぐそこまで近づいていた。
明け方の気温は0℃に近く。 雲海を待つおっさんたちの手は凍てつき震える。
シャッターを押す感覚すらも失っていくなか、ひたすら耐え忍ぶ時間。
そんな過酷な環境にもかかわらず、ここに集まるのは、あの時に交わした確かな約束があったからである。
顔ぶれに変化はあれど、昨年と同じ9人の写真大好きおじさんが高ボッチに挑む。
高ボッチに憧れ、高ボッチと戦い、高ボッチで笑い、高ボッチで泣く。
「なぜそこまでして高ボッチを目指すのか?」
と問われれば、
「そこに雲海があるからさ(見たことないけど)」
と、答えるしかない熱き想い。
キャンプを楽しむと言う事の本当の意味。
その答えがここにはある。
まだ見ぬ憧れの絶景を待ち。
かつて見た追憶の情景を追う。
『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。』
ほとんど寝ないで2日間駆けずり回ったおっさんたちの記録。
こんな、入れ込み過ぎのおっさんたちのキャンプの模様は、写真を整理して後日詳細レポをアップします(笑)
To Be Continued..........
本編の記事はこちら
2023/11/06
こんにちは。Kです。高ボッチ高原の雲海は、秋が始まる10月から雪が降り始める12月前半まで、霧が出る気象条件が揃うと現れます。そのため、この時期になると、多くのフォトグラファー達が、この高原に集まのです。私たちも昨年に11月、この雲海を求めて1泊2日のキャンプを決行しました。しかし、結…
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