雲海への道のり。 高ボッチ高原キャンプ場 ① 〜再集結編〜

zero21kei

2023年11月06日 14:17

こんにちは。Kです。


高ボッチ高原の雲海は、秋が始まる10月から雪が降り始める12月前半まで、霧が出る気象条件が揃うと現れます。

そのため、この時期になると多くのフォトグラファーが、まだ夜が明けない深夜にこの高原に集まります。


私たちも昨年に11月。この雲海を求めて1泊2日のキャンプを決行しました。


しかし、結果は雲海を見る事が叶わず敗退となったのでした。。。。




そして2023年10月28日。


写真をこよなく愛するおっさんたちが、またしてもこの高原に再終結したのです。


さぁ、2度目の雲海チャレンジ!

その結果はどうなったのでしょうか?





















出撃!!


通常のキャンプの場合、早くてもチェックインは9時台です。

しかし、私たちが求める「雲海写真」は日が昇った晴天の盆地に溢れる雲海ではありません。


それは夜が明けきらない「夜」に発生する雲海です。


その時間に発生した霧は、街灯りを通し、高ボッチから見ると、まるで「宝石箱」のようにキラキラと輝くそうです。



この時期の日の出は、6:00。

そのため、「夜景」が見られるのはその時間帯の前。


つまり4:00〜5:00の間です。


ということで、初日の雲海を求めるなら、現地着は4:00。



「3時台に塩尻市内のコンビニ集まって山を登ろう」



そんな話がおっさんたちの「グループLINE」に出てたので、その時間に合わせ、金曜日は帰宅後に直ぐに仮眠をとりました。

そして、1:00に家を出発します。


新宿を抜けて、永福ICから首都高にのり、そのまま中央自動車道へ。

この時間、走っているのはトラックかタクシーだけ。


事故をおこさないように気をつけながら、深夜の高速をひた走ります。







そして、3:20。

予定通りに塩尻市内のローソンに到着。


しかし、ここで「グループLIN」Eを確認すると、入れ込み過ぎのおっさん4名は、すでに高ボッチに到着してるそうです(笑)


時間通りに到着したのに置いてきぼり(笑)


まぁ、こんな麓のコンビニでモタモタしてると、シャッターチャンスを逃すかもしれないですからね。


焦る気持ちは解ります(笑)



と言う事で、ここで朝ご飯を調達して、高ボッチ高原を目指します。















高ボッチへ


高ボッチ高原へのルートは2つありますが、今年も南側の道路は、崖崩れで通行止めです。

ですので、西側の「崖の湯ルート」で山を登ります。


すれ違いが困難な山岳ルートが5kmほど続く難所です。

ただ、さすがに3時台は雲海を求めて登る車だけなので、対向車はほとんど来ません。


その代わり、たまに「ラリー中?」という感じの車が後ろから迫ってる場合があるので、途中にある「待避場所」で道を譲って進みます。








そして、4:00。

無事に高ボッチ高原へ到着。


今回は奥にある「展望台」にあつまっているそうなので、後追います。


この時間、先行到着は、しくさん。イグナスさん。ハルカゼさん。miniパパさんの4人です。






ただ、夜景を背景にカメラを構えているので、どこにいるのか分かりません。。。。


そのため、展望台をウロウロしていましたが、幸いしくさんのダンディーな声から発せられる「ウィットに富んだジョーク」が聞こえたので場所がわかり、無事に合流する事がでたのでした。







そして、4:15。

場所を決めて三脚を構えて撮影開始。


夜景はキレイに撮れますが、雲海はまだ見えず。。。








4:30。

空は明るくなり始めるが、雲海はなし。。。。







5:00。

空が明るくなり、トワイライトの時間帯に入ります。


ただ、この時点でも雲海の気配はなしです。。。。







5:30。

雲に覆われていた南の空の隙間から、富士山がちょっとだけ見えます。

すでに現地で1時間。


予想していた「氷点下の寒さ」はありませんが、それでも気温は一桁前半。

指が冷たくかじかんできます。







望遠レンズに切り替えて撮影。

確かに富士山。







ただ、ここまで明るくなって来て雲海が出てこないと、一番に狙っていた「夜景雲海」はアウト。


おっさんたちにには、諦めムードが漂い始めます(笑)


そして、ひとり獣道ということで張っていた、へりさんもこちらの展望台へ移動してきます。







ちなみに、この時間にこの展望台に居た人達。

シーズン真っ盛りと言う事もあり、アマチュアフォトグラファーがズラリと並んでいます。







6:00になると、東の八ヶ岳方面がかなり明るくなります。


この時間に、トモさんが到着。






雲海は最後まで出ず。。。


うーん。風も無いしそこそこ冷え込んだんだけど、ダメでした。。。








そして、6:30。厚めの雲の上から太陽が出ます。







そんな「日の出」を写真に収めて。初日の雲海チャレンジが終了です。


無念。。。。。

















仮眠


撮影を切り上げて駐車場に戻ります。

時刻は7:00。

キャンプインはアーリー予約をしていますが、10:00まで入れません。





ということで、キャンプ場前の駐車場に移動して、車の中で2時間ほど仮眠をとります。。。。















チェックイン



そして10:00になり、チェックインして設営開始。


私は昨年同様「サーカスBIG」を張ります。

最初はこの中で「コット寝」しようと思ってましたが、みんなの宴席になるし、何より先ほどの車中泊仕様の仮眠が割と快適だったので、今夜は車の中で寝ることにしました。







そして幕内はいつも通りバイオライトの「焚火台」をセット。

薪もタップリ持ち寄っているので、昼間っから焚火を開始します(笑)








ということで、かんぱーーーい!!


うん。ビールが美味い!!








お昼ご飯は、朝コンビニで買った鍋焼きうどん。

バラバラに高ボッチに集まりましたが、他の仲間も似たようなメニューなので、焚火台で一気につくります。








うん。美味い。







そんなおっさんたちの焚火飲みの「肴」には「合鴨スモークの直火焼き」です。

串に刺して火で炙ると、油がほど良くとけて激うまです。


そしてビールが進みます(笑)


そんな感じで焚火を楽しんでいると、道のりの遠さから朝の雲海を諦めて仮眠をとりながら来たediさんが午後にやっと到着します。








高ボッチおっさんキャンプの楽しい所は、当然、雲海をみんなで追いかけるところです。


ただ、この「ティピーで焚火」も大きな魅力のひとつ。


幕内で焚火を囲いながら写真について語りあい。







キャンプや思い出話に花が咲きます。


ただ、天気の方は下り坂の気配。。。。。



「そういえばtaku-cさんは去年、登山しながらキャンプ場に来たよね〜」




※のんびりアウトドアの昨年の高ボッチキャンプの記事

高ボッチキャンプ場に登山&写真撮影!-前編-

高ボッチキャンプ場に登山&写真撮影!-後編-





そんな昔話で盛り上がっている時。

変わりやすい山の天気は突然の「天気雨」を降らせます。



その雨に慌てて外に出しっぱなしの荷物をかたづけるおっさんたち(笑)



ただ、雨は一瞬の出来事。


あっという間に止んでしまい、またしても青空が広がります。





そんなこんなでダラダラと続く、「焚火呑み」の至福の時間。



しかし、普通のキャンパーと違うのは。。。




「さぁ、そろそろ夕焼けの時間だね」



誰と無く、その言葉を発した瞬間。







一斉に席をたつおっさんたち(笑)







目的は写真。呑むのはついで



どんなにキャンプが楽しく、どんなに焚火が暖かろうとも、やるべき事は決まっています。




さぁ、でかけよう。







天空に広がる至宝の景色を撮りに。。。。。





つづく。。。。。。。。




後編の記事はこちら

2023/11/08
こんにちは。Kです。高ボッチ高原での「雲海キャンプ」の後編です。期待に胸を膨らませた早朝のチャレンジは、何も出ない「普通の朝」となりました。その後、仮眠をとり焚火を囲んでキャンプを楽しむおっさんたち。そんな至福の時間を過ごして居ると、時間はあっという間に過ぎ、次のシャッターチャン…











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