こんにちは。Kです。
今年二回目の雲海チャレンジの最終章です。
撮る場所に困らない高ボッチ高原。
日中はその風景を追い切りました。
あとは明日の朝、雲海が出るのを祈るのみです。
と言う事で、仕事を終えたおっさんたたちは、お腹がペコペコなので「
幕内焚火」で夕食をスタートします。
前編の記事はこちら
2023/12/12
こんにちは。Kです。2023年11月25-26日の1泊で、「高ボッチ高原」に再チャレンジしてきました。12月1日から冬季閉鎖される高ボッチ。泣いても笑っても、今シーズンの雲海チャレンジはこれが最後となります。前回の10月のチャレンジはこちら2023/10/30〜プロローグ〜 果たした約…
宴!!!!!
夕焼けを追い切ったおっさんったち。
撮ってる時は夢中になって気にしませんでしたが、やはり11月の高ボッチ高原はもの凄く寒いです(笑)
急いでテントに戻って、焚火に火を付けます。
焚火がメラメラと燃え出すと、一気に幕内は温まります。
少しレンズも曇ってますね(笑)
ということで。。。
かんぱーーーーーい!
うん。働いた後のビールは美味い!!(笑)
国立公園である高ボッチは、他のキャンプ場と違い、水場での皿洗いは禁止ですし、ゴミも消し炭含めて持ち帰りです。
さらに11月は凍結防止で止水されていますので、キャンプ場としての環境はかなりきつめです。
なので、料理もとりあえず「
焼き物」がメインになります。
ただ、毎回同じだと飽きちゃうので、今回は奮発して「
牛タン」を持ってきました。
これを焚火の直火でサッと焼くと、燻製のようなスモーク感がでて絶品になります。
さらにその牛タンの隣では仲間が用意した塊肉。
さらにさらに、鶏肉の蒸し焼きなどなど。
色々と美味しいものがどんどん飛び出してきます。
氷点下の外と布1枚隔てた「幕内焚火」と美味しい料理とお酒。
それを囲うのは気の置けない仲間たち。
他愛の無い話題に爆笑し、
美味しい料理に舌鼓を打ちます。
仲間たちとのキャンプの良さが凝縮された空間ですね。
夜景と星空チャレンジ
そして、20時過ぎ。
外は月明かりがありますが、星も見えています。
ということで、酔い覚ましのついでに、展望台まで行って夜景を撮りに行きます。
展望台までつくと、諏訪の街が宝石のように輝いています。
ほんとうに諏訪湖の周囲だけが市街地となっていますね。
その諏訪湖の向こうには、月明かりに照らされた富士山が見えます。
この天気が続けば、明日の朝はいよいよ「雲海」が見られそうです。
帰り際。高ボッチのシンボルである「鉄塔」も撮ります。
月があると無骨な姿がシャープに描かれて、機械感が溢れますね。
という感じで夜の撮影を終えて幕に戻り、お酒の続きも少ししますが、明日は3:30から雲海チャレンジの予定。
もはや寝るのは「仮眠レベル」なので、早めに切り上げて、朝に備えます。。。。
最後の挑戦
スマホのアラームで目が覚めます。
外はすでに氷点下。
辺りはガチガチに凍りついています。
これから3時間ほど極寒の中で撮影をするので、防寒対策をバッチリして着こみます。
ただ、外に出ると何となく雰囲気が変です。
西の空はしずみゆく月と共に星が瞬いていますが、南の空には星が見えません。
「やばいな。。。」
と思いながら展望台に行くと。。。。
なんだろう。。。。
「じゃない雲」
が微妙な高度にたれ込んでいました。。。
この雲は、無くなるより増えて来る感じで、時間と共に悪化して、西の空まで飲み込んで行きます。。。
高ボッチより高い雲なので、諏訪の街は見えますが、これがあると「
放射冷却」が期待できません。
そうなると、諏訪の方の気温低下が限定的となり、「
雲海」が発生しにくい条件となってしまいます。。。
条件が良ければ3時くらいから湧き始める雲海。
しかし、5時を過ぎても湧く気配はありません。
そして、日の出前。
垂れこめていた雲が少し縮小して、朝焼けの中から富士山のシルエットが見えました。
ただ、この空の明るさと雲の厚さのコントラストで、上半分が真っ黒。
まるで「
シャッターの壊れたカメラ」で撮った写真のようです(笑)
しかも、そんな残念な感じの富士山すら、最後には雲に閉ざされます(涙)
そして、6時過ぎ。
諏訪湖上空に少し雲が湧きますが、それが雲海に発展することはありません。。。
私たちの調べでは、諏訪市の湿度が3時頃に「90%」になると雲海が発生します。
この時、リアルタイムでアメダスを調べたところ、3時で「87%」6時で「89%」です。
この後数%を押し上げるのが、先ほど言った放射冷却による冷え込みです。
ただ、今年のチャレンジも、この上半分以上を覆い尽くす「
じゃない雲」に阻まれ、雲海を見る事ができなかったのでした。。。。
朝食&撤収
氷点下の戦いを終えたおっさんたちは、焚火を囲んで体を温めます。
そして、その焚火を使って「お湯」を沸かして。。。
朝食のカップラーメンを作ります。
一見貧相に見える食事ですが、キャンプで食べるカップ麺って美味しいんですよね(笑)
朝食を終えた頃。
安曇野方面の雲は取れて、快晴となります。
というか、この日の天気は天気予報的には「晴れ」なんです。
本当に局所的な「じゃない雲」に阻まれてしまいました。
ただ、中央アルプスの山々は、朝日を浴びて赤く燃え上がります。
これだけでも、かなり見応えのある風景です。
と言う感じでバリバリに凍てついてた高ボッチ高原で、撤収作業を開始。
基本ソロキャンプの集合なので、作業は1時間ほどで終了です。
中々見れない「高ボッチの雲海」です。
ただ、今シーズンは、11月から気象情報を集めて「
雲海発生予測」の精度を上げました。
少なくとも天気予報の「晴れ・くもり・雨」だけで、判断して出撃するよりは、格段に進化しています。
しかも、「かなり確実」と思える日に日帰り出撃して、「
大雲海の写真」をゲットしている仲間も2人います。(平日行けていいなぁ)
なので「
雲海発生予測」だけならそれなりの確度で予想ができるようになりました。
ただ、その予想は「目星をつけるのに5日前」「雲海が出そう」と確信がもてるのは前日です。
そのため、予約が必要な「キャンプ」とは、相性が悪くなかなかタイミングがありません。
とはいえ、こうやって「雲海を追うキャンプ」はそれだけで楽しいので、また来シーズンに「雲海ゲット」が出来るようにチャレンジしたいと思っています。
おしまい。。。。。。。
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