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プジョーでキャンプ

家族3人でプジョーのSUVに乗ってキャンプしてます。

キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜

こんにちは。Kです。


今年二回目の雲海チャレンジの最終章です。

撮る場所に困らない高ボッチ高原。

日中はその風景を追い切りました。

あとは明日の朝、雲海が出るのを祈るのみです。


と言う事で、仕事を終えたおっさんたたちは、お腹がペコペコなので「幕内焚火」で夕食をスタートします。





キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜


前編の記事はこちら
2023/12/12
今シーズン最後の挑戦。 高ボッチ高原キャンプ場 ③ 〜リトライ編〜
こんにちは。Kです。2023年11月25-26日の1泊で、「高ボッチ高原」に再チャレンジしてきました。12月1日から冬季閉鎖される高ボッチ。泣いても笑っても、今シーズンの雲海チャレンジはこれが最後となります。前回の10月のチャレンジはこちら2023/10/30〜プロローグ〜 果たした約…













宴!!!!!


キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
夕焼けを追い切ったおっさんったち。

撮ってる時は夢中になって気にしませんでしたが、やはり11月の高ボッチ高原はもの凄く寒いです(笑)


急いでテントに戻って、焚火に火を付けます。





キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
焚火がメラメラと燃え出すと、一気に幕内は温まります。

少しレンズも曇ってますね(笑)





キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
ということで。。。



かんぱーーーーーい!


うん。働いた後のビールは美味い!!(笑)




国立公園である高ボッチは、他のキャンプ場と違い、水場での皿洗いは禁止ですし、ゴミも消し炭含めて持ち帰りです。

さらに11月は凍結防止で止水されていますので、キャンプ場としての環境はかなりきつめです。





キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
なので、料理もとりあえず「焼き物」がメインになります。

ただ、毎回同じだと飽きちゃうので、今回は奮発して「牛タン」を持ってきました。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
これを焚火の直火でサッと焼くと、燻製のようなスモーク感がでて絶品になります。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
さらにその牛タンの隣では仲間が用意した塊肉。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
さらにさらに、鶏肉の蒸し焼きなどなど。

色々と美味しいものがどんどん飛び出してきます。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
氷点下の外と布1枚隔てた「幕内焚火」と美味しい料理とお酒。

それを囲うのは気の置けない仲間たち。


他愛の無い話題に爆笑し、






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
美味しい料理に舌鼓を打ちます。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
仲間たちとのキャンプの良さが凝縮された空間ですね。

















夜景と星空チャレンジ


そして、20時過ぎ。

外は月明かりがありますが、星も見えています。





キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
ということで、酔い覚ましのついでに、展望台まで行って夜景を撮りに行きます。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
展望台までつくと、諏訪の街が宝石のように輝いています。

ほんとうに諏訪湖の周囲だけが市街地となっていますね。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
その諏訪湖の向こうには、月明かりに照らされた富士山が見えます。

この天気が続けば、明日の朝はいよいよ「雲海」が見られそうです。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
帰り際。高ボッチのシンボルである「鉄塔」も撮ります。

月があると無骨な姿がシャープに描かれて、機械感が溢れますね。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
という感じで夜の撮影を終えて幕に戻り、お酒の続きも少ししますが、明日は3:30から雲海チャレンジの予定。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
もはや寝るのは「仮眠レベル」なので、早めに切り上げて、朝に備えます。。。。














最後の挑戦


スマホのアラームで目が覚めます。

外はすでに氷点下。

辺りはガチガチに凍りついています。


これから3時間ほど極寒の中で撮影をするので、防寒対策をバッチリして着こみます。


ただ、外に出ると何となく雰囲気が変です。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
西の空はしずみゆく月と共に星が瞬いていますが、南の空には星が見えません。



「やばいな。。。」



と思いながら展望台に行くと。。。。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
なんだろう。。。。


「じゃない雲」


が微妙な高度にたれ込んでいました。。。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
この雲は、無くなるより増えて来る感じで、時間と共に悪化して、西の空まで飲み込んで行きます。。。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
高ボッチより高い雲なので、諏訪の街は見えますが、これがあると「放射冷却」が期待できません。


そうなると、諏訪の方の気温低下が限定的となり、「雲海」が発生しにくい条件となってしまいます。。。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
条件が良ければ3時くらいから湧き始める雲海。

しかし、5時を過ぎても湧く気配はありません。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
そして、日の出前。

垂れこめていた雲が少し縮小して、朝焼けの中から富士山のシルエットが見えました。





キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
ただ、この空の明るさと雲の厚さのコントラストで、上半分が真っ黒。


まるで「シャッターの壊れたカメラ」で撮った写真のようです(笑)






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
しかも、そんな残念な感じの富士山すら、最後には雲に閉ざされます(涙)






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
そして、6時過ぎ。


諏訪湖上空に少し雲が湧きますが、それが雲海に発展することはありません。。。


私たちの調べでは、諏訪市の湿度が3時頃に「90%」になると雲海が発生します。

この時、リアルタイムでアメダスを調べたところ、3時で「87%」6時で「89%」です。


この後数%を押し上げるのが、先ほど言った放射冷却による冷え込みです。







キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
ただ、今年のチャレンジも、この上半分以上を覆い尽くす「じゃない雲」に阻まれ、雲海を見る事ができなかったのでした。。。。













朝食&撤収


キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
氷点下の戦いを終えたおっさんたちは、焚火を囲んで体を温めます。

そして、その焚火を使って「お湯」を沸かして。。。




キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
朝食のカップラーメンを作ります。




キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
一見貧相に見える食事ですが、キャンプで食べるカップ麺って美味しいんですよね(笑)




キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
朝食を終えた頃。

安曇野方面の雲は取れて、快晴となります。


というか、この日の天気は天気予報的には「晴れ」なんです。


本当に局所的な「じゃない雲」に阻まれてしまいました。






キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
ただ、中央アルプスの山々は、朝日を浴びて赤く燃え上がります。





キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
これだけでも、かなり見応えのある風景です。





キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
と言う感じでバリバリに凍てついてた高ボッチ高原で、撤収作業を開始。





キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
基本ソロキャンプの集合なので、作業は1時間ほどで終了です。





キャンプの宴と憧憬の雲。 高ボッチ高原キャンプ場 ④ 〜終幕編〜
中々見れない「高ボッチの雲海」です。




ただ、今シーズンは、11月から気象情報を集めて「雲海発生予測」の精度を上げました。

少なくとも天気予報の「晴れ・くもり・雨」だけで、判断して出撃するよりは、格段に進化しています。


しかも、「かなり確実」と思える日に日帰り出撃して、「大雲海の写真」をゲットしている仲間も2人います。(平日行けていいなぁ)


なので「雲海発生予測」だけならそれなりの確度で予想ができるようになりました。



ただ、その予想は「目星をつけるのに5日前」「雲海が出そう」と確信がもてるのは前日です。


そのため、予約が必要な「キャンプ」とは、相性が悪くなかなかタイミングがありません。


とはいえ、こうやって「雲海を追うキャンプ」はそれだけで楽しいので、また来シーズンに「雲海ゲット」が出来るようにチャレンジしたいと思っています。




おしまい。。。。。。。








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コメント
いや〜、「じゃない雲」の黒さが半端ないですね(爆)
雷が落ちなくてよかったですw
これでは縦アングルを撮る気も無くなりますね

しかしここまで克明に雲海の発生条件に触れたブログはなかなかお目にかかれませんねw
それともこれまで目にしていても理解できずにスルーしていたのかもしれません
何にしてもこれで来年見れなかったら嘘やろ状態ですので、来年は絶対に外せないな〜

しくしく
2023年12月14日 22:28
しくさん。こんにちは。

雲海が出そうな感じもあったのですが、あの「じゃない雲」はドン引きでしたねぇ。
ここまで「縦アングル」を否定する風景も珍しいと思います。

11月から始まった「高ボッチ雲海研究」は、普通に楽しかったですね(笑)
後半はかなり確度を上げたので来年は是非ゲットしたいです。

でも、出ないと解ったら行く意味なくなるので、ここまでくるとキャンプを絡めるのが逆に難しいですね(笑)

zero21keizero21kei
2023年12月15日 10:07

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