薪ストーブ運用の必需品。Condar「温度計」
Mar 19 , 2018
こんにちは。Kです。
「薪ストーブ」を運用する場合、大切なのが燃焼室の「温度管理」です。
基本的にほとんどの薪ストーブは、「薪」を入れる量で調節しますが、それでも、ストーブの温度が上がったり、下がったりしていると、快適な「薪ストーブキャンプ」になりません。
私たちが使う「Fbストーブ」の場合、両サイドに「大きな窓」があります。
そこから「薪の燃焼具合」が真横から見えるので、薪を入れるタイミングが解りやすいです。
しかし、それでも本体の温度管理は「温度計」を見ながら行っています。
使っているのは「Condar」というアメリカの温度計メーカーの物です。
背面に「永久磁石」が付いているので、ストーブの「金属」の部分にくっつけて使うことが出来ます。
Fb.ストーブは「ステンレス」ですが天板などが「SUS430」という磁性ある素材なので、くっつきます。
この温度計の表示のメモリは「400℃」までですが、メモリはありませんが「500℃」くらいまで測れます。
また「200℃〜300℃」が「OPTIMAL(最適)」となっていますが、これは「鋳物のストーブの場合」だと思います。
私たちが使う「Fbストーブ」の場合、ボディは「ステンレス」の薄い板なので、もっと高温になります。
特に決まりはありませんが、私たちの経験上、燃焼室サイドの方に温度計を設置しているときは、350℃〜450℃の間で運転しています。
理由はこの辺りの温度帯で運転するのが、薪の燃焼速度と、熱量のバランスが良いからです。
当然余力がある状態なので、寒い時などはもっと「薪」を使って500℃を超えて燃やす場合もあります。
ただ、それだと「薪」が燃え尽きる時間も早くなります。
薪は最初に水蒸気が出て、その後、可燃ガスに引火して炎を出して燃焼します。
そして、ガス成分が無くなると、残った炭素が「熾火」の状態となり、その炭素が無くなると、灰が残ります。
私たちがストーブに新しい薪を入れるタイミングは、可燃ガスが無くなる少し前です。
早すぎると、薪が入らなかったり、燃えすぎたりします。
また、熾火になってから新しい薪を入れると、燃焼室内の温度が下がりすぎて引火するまで時間が掛かります。
温度計上の目安としては、安定して燃えている温度から20〜30℃下がり始めたくらいで入れるようにしています。
ちなみに横引きのエンルボーに装着した場合は、300℃〜400℃くらいを目安にしています(燃焼室から離れる分温度が下がるので)
この温度計は、磁石でくっつくので、とても便利ですが、薪ストーブを高温で運転する場合、一つ注意が必要です。
それは「磁石」は熱を加えると「磁力が弱くなる」という性質があります。
ですので、「Fbストーブ」が運転している「400℃オーバー」の熱だと、磁石の力が弱くなるので、途中で落っこちやすくなります。
しかも、温度計の針が400℃を示しているときは、温度計自体も400℃近くになっているので、これに触れると火傷をしてしまいます。
落ちても「転がらない場所」に付けるか、そもそも「落ちない場所」に、温度計を設置するのが良いと思います。
楽天ショップ
Condar マグネット式温度計【541057】
amazon
Condar 薪ストーブ用 温度計
「薪ストーブ」を運用する場合、大切なのが燃焼室の「温度管理」です。
基本的にほとんどの薪ストーブは、「薪」を入れる量で調節しますが、それでも、ストーブの温度が上がったり、下がったりしていると、快適な「薪ストーブキャンプ」になりません。
私たちが使う「Fbストーブ」の場合、両サイドに「大きな窓」があります。
そこから「薪の燃焼具合」が真横から見えるので、薪を入れるタイミングが解りやすいです。
しかし、それでも本体の温度管理は「温度計」を見ながら行っています。
使っているのは「Condar」というアメリカの温度計メーカーの物です。
背面に「永久磁石」が付いているので、ストーブの「金属」の部分にくっつけて使うことが出来ます。
Fb.ストーブは「ステンレス」ですが天板などが「SUS430」という磁性ある素材なので、くっつきます。
この温度計の表示のメモリは「400℃」までですが、メモリはありませんが「500℃」くらいまで測れます。
また「200℃〜300℃」が「OPTIMAL(最適)」となっていますが、これは「鋳物のストーブの場合」だと思います。
私たちが使う「Fbストーブ」の場合、ボディは「ステンレス」の薄い板なので、もっと高温になります。
特に決まりはありませんが、私たちの経験上、燃焼室サイドの方に温度計を設置しているときは、350℃〜450℃の間で運転しています。
理由はこの辺りの温度帯で運転するのが、薪の燃焼速度と、熱量のバランスが良いからです。
当然余力がある状態なので、寒い時などはもっと「薪」を使って500℃を超えて燃やす場合もあります。
ただ、それだと「薪」が燃え尽きる時間も早くなります。
薪は最初に水蒸気が出て、その後、可燃ガスに引火して炎を出して燃焼します。
そして、ガス成分が無くなると、残った炭素が「熾火」の状態となり、その炭素が無くなると、灰が残ります。
私たちがストーブに新しい薪を入れるタイミングは、可燃ガスが無くなる少し前です。
早すぎると、薪が入らなかったり、燃えすぎたりします。
また、熾火になってから新しい薪を入れると、燃焼室内の温度が下がりすぎて引火するまで時間が掛かります。
温度計上の目安としては、安定して燃えている温度から20〜30℃下がり始めたくらいで入れるようにしています。
ちなみに横引きのエンルボーに装着した場合は、300℃〜400℃くらいを目安にしています(燃焼室から離れる分温度が下がるので)
この温度計は、磁石でくっつくので、とても便利ですが、薪ストーブを高温で運転する場合、一つ注意が必要です。
それは「磁石」は熱を加えると「磁力が弱くなる」という性質があります。
ですので、「Fbストーブ」が運転している「400℃オーバー」の熱だと、磁石の力が弱くなるので、途中で落っこちやすくなります。
しかも、温度計の針が400℃を示しているときは、温度計自体も400℃近くになっているので、これに触れると火傷をしてしまいます。
落ちても「転がらない場所」に付けるか、そもそも「落ちない場所」に、温度計を設置するのが良いと思います。
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Condar マグネット式温度計【541057】
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Condar 薪ストーブ用 温度計
コメント
こんにちは。
温度計は便利であり、必須アイテムですね。
窓なしFbだとやはり不便です…
煙突を繋げるL字金具の1つが紛失してしまったのに気付き設営がちょっと大変でした
あれってホームセンターにあるものなのかなぁ
温度計は便利であり、必須アイテムですね。
窓なしFbだとやはり不便です…
煙突を繋げるL字金具の1つが紛失してしまったのに気付き設営がちょっと大変でした
あれってホームセンターにあるものなのかなぁ
こんにちは~
うちは違うの使ってますがくっ付かなくなっちゃいました(涙)
>「磁石」は熱を加えると「磁力が弱くなる」
知らなかったです。
熱くし過ぎたのかな。。。
磁石が元々弱いのだったのか。。。
今は上に置いてるだけです。
ちがうの買おうかなぁ。
うちは違うの使ってますがくっ付かなくなっちゃいました(涙)
>「磁石」は熱を加えると「磁力が弱くなる」
知らなかったです。
熱くし過ぎたのかな。。。
磁石が元々弱いのだったのか。。。
今は上に置いてるだけです。
ちがうの買おうかなぁ。
こんばんは。
うちはFIRESIDEの温度計を使ってます。
ブラック&ゴールドなブルーノ・マース的デザインでカッコいいかなと思って買いましたが、薄暗いテントの中では視認性が悪いです(笑)いちいちライトで照らさないと何度かわかりません…
Fb.ストーブで一定温度保つためには、細薪or針葉樹活用ですかね。常時300度強保つコツを教えて下さい(笑)
うちはFIRESIDEの温度計を使ってます。
ブラック&ゴールドなブルーノ・マース的デザインでカッコいいかなと思って買いましたが、薄暗いテントの中では視認性が悪いです(笑)いちいちライトで照らさないと何度かわかりません…
Fb.ストーブで一定温度保つためには、細薪or針葉樹活用ですかね。常時300度強保つコツを教えて下さい(笑)
ぶーだんさん。おはようございます。
L字パーツは煙突がずれないようにするだけなので、何で代用しても大丈夫です。
スチールの棒を自分でカットして曲げても良いですし、例えば、長さと直径が合えば、100均の六角レンチとかでも対応できると思います。
Fbストーブは細かいパーツが多いので、私は、蝶ネジなどのパーツはホームセンターで予備を買ってあります(笑)
L字パーツは煙突がずれないようにするだけなので、何で代用しても大丈夫です。
スチールの棒を自分でカットして曲げても良いですし、例えば、長さと直径が合えば、100均の六角レンチとかでも対応できると思います。
Fbストーブは細かいパーツが多いので、私は、蝶ネジなどのパーツはホームセンターで予備を買ってあります(笑)
taku-cさん。おはようございます。
磁石は熱で減磁しちゃいます。
減磁は熱が加わって磁力が落ちても、冷めると回復する範囲と、落ちたままになる範囲があるようです。
違うの買っても多分おなじかなぁ?
磁石だけ熱に強そうなのを買った方がいいかもしれません。
磁石は熱で減磁しちゃいます。
減磁は熱が加わって磁力が落ちても、冷めると回復する範囲と、落ちたままになる範囲があるようです。
違うの買っても多分おなじかなぁ?
磁石だけ熱に強そうなのを買った方がいいかもしれません。
Egnathさん。おはようございます。
温度が見えないのは致命的ですね(笑)
針を耐熱塗料で白く塗ったら良いんじゃ無いでしょうか?
常時300度強を保つのは「薪の質」と「薪を投入するタイミング」ですね。
質は乾燥している事が絶対条件です。
タイミングは熾火がMAXの時に次の薪を投入する事で、炎がピークアウトしてちょっと温度が下がってきたら次の薪を入れます。
ノーマルは2本〜3本入りますが、一度に2本入れると燃焼室の温度が急激に下がるので、1本ずつが鉄則です。
兵法と一緒で「戦力の逐次投入」が出来ると良い感じで全滅してくれます(笑)
温度が見えないのは致命的ですね(笑)
針を耐熱塗料で白く塗ったら良いんじゃ無いでしょうか?
常時300度強を保つのは「薪の質」と「薪を投入するタイミング」ですね。
質は乾燥している事が絶対条件です。
タイミングは熾火がMAXの時に次の薪を投入する事で、炎がピークアウトしてちょっと温度が下がってきたら次の薪を入れます。
ノーマルは2本〜3本入りますが、一度に2本入れると燃焼室の温度が急激に下がるので、1本ずつが鉄則です。
兵法と一緒で「戦力の逐次投入」が出来ると良い感じで全滅してくれます(笑)