想定外の雪中キャンプ。 白馬森のわさび農園オートキャンプ場 ① 〜雪かき編〜
Mar 25 , 2020
こんにちは。Kです。
2020年、3月20日から22日の「春分の日」の3連休。
長野県白馬村にある「白馬森のわさび農園オートキャンプ場」へ行って来ました。
東京は、観測史上最も早い3月14日に桜が開花して、この連休には「満開」となりました。
そんな記録的な「暖冬」だった今シーズンの冬キャンプ。
その「最後」を締めくくるべく、私たちが選んだ場所は、ウィンタースポーツの聖地である「白馬」でした。
飛騨山脈、通称「北アルプス」の北端にある白馬村。
そこには、白馬八方尾根スキー場、白馬五竜スキー場、、栂池高原スキー場などなど、日本屈指のスキー場がひしめいています。
今回訪れた「白馬森のわさび農園オートキャンプ場」は、それらの山々を正面に見据える場所にあり、2017年にキャンプサイトをオープンした、新しいキャンプ場です。
そんな場所で、北アルプスの美しい山々を眺めつつ、夜は少し肌寒いので「薪ストーブ」を楽しむという、「ラスト冬キャンプ」を2泊3日で、優雅に楽しむ計画でした。
しかし、発達した「低気圧」が日本海を抜けるコースをとった為、この連休は北日本を中心に「荒れた天気」となりました。
とはいえ、天気予報では、信州への影響はそれほど大きく無く、3日間のどこかで多少「小雨」がパラついても、概ね天気に恵まれるはずでした。

しかし、結果としては想定外の「雪中キャンプ」をする事となったのでした。。。
私たちの家から「白馬森のわさび農園オートキャンプ場」へは、総距離で250km。
所用時間は「4時間」ほど掛かります。
とは言え、今回のキャンプ場のチェックインは13:00からなので、ゆっくり家を出ても間に合います。
しかし、折角「白馬」まで足を伸ばすので、早めに現地入りして、ちょっと観光したり、オシャレお店で「ブランチ」をしたりしたいので、早めの6:30に家を出たのです。

最初は下道を走り、「練馬IC」から関越自動車道で高速道路へ乗ります。
ここからはある程度スムーズに進む予定でしたが、運悪く「事故渋滞」に巻き込まれて、大幅にタイムロスをしてしまいます。。。
おそらく40分以上かかって、やっと渋滞を抜けたのは「花園」を過ぎた辺りからでした。
ただ、渋滞を抜けた後は、順調に走り藤岡JCTで「上信越自動車道」へ乗り換えて、長野市を目指しました。

この時、天気の方は、絵に描いたような「快晴」で、碓氷峠の手前では、妙義山の絶景が広がっていました。
しかし、軽井沢を越え、佐久から上田へと進むにつれて、目の前の風景がどんどん悪くなっていきます。

そして、10:30に更埴ICを降りて、長野市内に入ると、小雨が降り出しました。
「この感じだと、白馬辺りは雪がチラついているかもね〜」
などと、呑気な会話をしながら、国道19号を西に走り、「白馬長野有料道路」を抜けて、通称「オリンピック道路」を走ります。

しかし、走れば走るほど、雨は強くなり。。。

辺りの風景は標高の高い所からどんどん「雪」へと変わっていきます。

そして、最後の峠を越えるあたりでは、除雪車が出動するほどの降雪量となり。。。

白馬村に入ると、辺り一面「銀世界」となっていました(爆)
こんなに降るって聞いてないし。。。。
結局、渋滞やら降雪やらで、予定より1時間も遅れて、白馬村に入ったのは11:30でした。
チェックインまでまだ時間がありますが、とてもじゃないけど「観光」する余裕はありません(笑)

ブラブラ細い道に入ると「遭難」しそうなので、ご飯を食べるために、国道のロードサイドにあった大きなお店へ。

雪の中でも、真っ赤な看板が思いっきり目立っていた「ガスト」へ逃げ込みました(笑)

来るだけで色々大変でしたが、ようやく暖かい店内に入って一息つきます。
安心すると朝から何も食べてないので、猛烈にお腹が空きます。

ということで、全国どこで食べても安定の美味しさを誇る、ご馳走を堪能したのでした(笑)
お腹も落ち着き、ゆっくりしているとチェックインの時間が近づいてきたので、キャンプ場へ向かいます。
ガストを出たら、来た道を戻り、オリンピック道路の入り口付近まで行きます。

そうすると見えてくるのが、キャンプ場入り口にある看板です。

そこから、雪の積もった砂利道を登っていくと。。。

目的のキャンプ場のフィールドが広がります。
まぁ、圧倒的な雪の中ですけど。。。

そして、車を駐めて、白馬らしい佇まいの管理棟へ向かいました。

中に入ると、2組ほど先にチェックインをしていました。

その後に並んで順番を待ち、私たちもチェックインを済ませます。
ここで、スタッフの方に丁寧にキャンプ場の説明を受けました。

白馬森のわさび農園は、キャンプサイトをオープンした時、その数は20サイトくらいだと聞いていました。
しかし、サイトの数は事前に解らなかったのですが、今では全部で、「126サイト」あるようです。
地図の内、ドッグランサイト以外で、星印が付いている所が「電源サイト」で、13サイトあります。
数が少ないため、今回は「満サイト」のようでした。
そのため、私たちは、電源無しの「オートーサイト」を予約していましたが、そちらは沢山空いているので、好きな所に張って良いと言う事でした。
この、「白馬森のわさび農園」のフィールドには高低差があり、マップ中央の「池」から「管理棟」までの広場を中心に、周囲がアリーナの観客席のような形状になっています。
そして、南側にある「ドッグランサイト」の奥が、一段低い平地になっています。
フィールド全体は「森の中」にあるので、サイトから「北アルプス」を一望出来る場所は、ある程度限れています。
その中でも一番眺望が良いのは、「54〜58」辺りの最上段のサイトでした。
最初は、「サニタリー棟」に近い場所が良いと思いましたが、やはり「絶景」を優先して、眺望のサイトにテントを張ることにしました。
というのは、一応予報では、雪は昼過ぎに収まって、この後は晴れる事になっていたからです。
しかし、フィールド奥の「最上段」というのが、今回の天候では大変でした。
というのは、雪が積もった未舗装の道路を、プジョー3008が履いている「オールシーズンタイヤ」で登るのに難儀したからです。
この「オールシーズンタイヤ」は、舗装路の上の雪だと、ほとんど「スタッドレスタイヤ」と遜色無い走りが出来ますが、未舗装の所になると、やはり性能不足は否めません。
そのため、雪で泥濘んだ坂道だとスリップしてしまい、普通には登れませんでした。
ですので、何度か勢いを付けて、ようやく登り切る感じです。
まぁ、タイヤチェーンも用意していたので、それを着ければ良いだけなんですが、管理棟からサイトへ移動するのに装着するのも大変なので、自力で登った次第です。

そうやって、苦労して登った末に選んだ場所は、こちらの「57番サイト」でした。
雪に埋まって解り難いですが、ベンチの先が「段差」になっていて、管理棟を見下ろせる立地です。
晴れれば、眼前に五竜スキー場があり、その奥に北アルプスの山々が見えるはずです。
とは言え、この時点で、積雪は20cmくらいでしょうか?
雪はどんどん降っていて、全く視界が開けていません。
しかし、スマホアプリの「WINDY」の予測では、この後すぐに雪は止んで、夕方からは雲もとれて晴れて、夜には「星」が見える事になっています。
その情報を信じて、ここで設営を開始します。
とりあえず、テントを立てる場所を決めて「雪かき」を始めます。
とはいえ、今回の幕は、スノーピークの「トルテュPro」です。
幅3m60cm、長さ5m80cmある大きな幕なので、「雪かき」するだけでも大変です(爆)
しかも、こんな積雪は想定していなかったので、装備としては折りたたみ式の「簡易シャベル」しかありません。
去年2月の「五光牧場」での悪夢が蘇ります。。。。
ただ、このキャンプ場の管理棟の脇には、何個か大きな「雪かき用のスコップ(ラッセル)」がありました。

ということで、奧さんにそれを借りてきて貰いました。
amazon
Astage(アステージ) 雪かき用 ポリカーボネート製 ポリカラッセル パイプ柄 クリアパープル

こうして、なんとか雪かきを終えて、テントが設営が出来るスペースを確保しました。
チェックインからここまでで1時間。。。
想定外の雪中キャンプは、予想以上に時間を消費します。
その後、テントを立てて、荷物を運び込み、サイトを作ります。
しかし、この頃になると、天気予報通りに「雪」は止みましたが、その代わりのように「強い風」が吹いて来ました。
その為、風に煽られて、思いのほか、設営作業に手間取ってしまい、この時の写真を撮る余裕はありませんでした。。。

結局、なんやかやと、設営だけでも2時間はかかり、合計で3時間以上費やしてしまいました。
ここまで時間をかけたキャンプの設営は初めてです(笑)
そのため、ようやく一息ついた時には、16時を過ぎていました。

ただ、作業を終えて、空を見上げるとキレイな「青空」が広がっています。

風で煽られて、「クリアウォール」もペグが何度も抜けてしまい、装着に苦労しました。
普通のキャンプなら、そんな時は付けるのを諦めます。
でも、どうしても付けたかったのはやはりここの風景を楽しむ為です。

この「窓」から見える景色は、雪に覆われたキャンプフィールドと。

雪が止んで見えてきた、北アルプスの山々です。
今は、奥の方が「雲」に覆われていますが、その奥にある3000メートル級の山々も、明日は見る事が出来るはずです。

テント立ててしまえば、目の前に広がるのは、最強のロケーション。
この風景だけで、ビールがとても美味しく頂けます(笑)

大雪に見舞われたといは言え、この日は「春分」です。
昼と夜の時間がちょうど同じで、日没は18:00。
17:00くらいでも、まだこのくらいの明るさがあります。

aちゃんは、テントの中でお絵かきをして遊んでいます。
最近は、カメラを向けると「はいちーず!」と自分で言って、こんな感じでポーズを決めます(笑)
という感じで、遊んでいるのも束の間。
その傍らでは、早くも「晩御飯」の準備を始めます。
というのは、雪かき作業を想定していなかったので、時間が掛かる「煮込み料理」にしちゃったからです。
予定が狂うと、そのリカバリーを含めて色々忙しくなります(笑)

先ずは、豚肉のブロックをフライパンで焼いていき。

焦げ目が付いたら、ナイフでバラします。

そこに、剥いたニンニクを丸ごと放り込み。

野菜を入れて軽く炒めます。
「ニンニクのポークシチュー(aちゃん対応バージョン)」です。
1歳児でも美味しく食べられるように、ニンニクと、ワインの量を減らした特別バージョン。
つまり、普通のシチューに近い作り方です(笑)

これを、メラメラと燃える「薪ストーブ」に乗せて、グツグツと1時間かけて煮込みます。

そして、最後に市販のシチューのルーを溶かして完成です。

乾杯用に用意したのは、地元のスーパーで買った、白馬のクラフトビールです。

これで、かんぱい!!

最後に、パンを炙って。。。

シチューに付けて頂きます。
うん。ちょー美味!!!
色々と忙しい1日でしたが、この食事の時点でやっと全てのペースを取り戻しました。
ここからは、時間に追われるのでは無く、状況に合わせて時間を使って「絶景キャンプ」を楽しむ反撃に転じます。
つづく。。。。
続きの記事はこちら
2020年、3月20日から22日の「春分の日」の3連休。
長野県白馬村にある「白馬森のわさび農園オートキャンプ場」へ行って来ました。
東京は、観測史上最も早い3月14日に桜が開花して、この連休には「満開」となりました。
そんな記録的な「暖冬」だった今シーズンの冬キャンプ。
その「最後」を締めくくるべく、私たちが選んだ場所は、ウィンタースポーツの聖地である「白馬」でした。
飛騨山脈、通称「北アルプス」の北端にある白馬村。
そこには、白馬八方尾根スキー場、白馬五竜スキー場、、栂池高原スキー場などなど、日本屈指のスキー場がひしめいています。
今回訪れた「白馬森のわさび農園オートキャンプ場」は、それらの山々を正面に見据える場所にあり、2017年にキャンプサイトをオープンした、新しいキャンプ場です。
そんな場所で、北アルプスの美しい山々を眺めつつ、夜は少し肌寒いので「薪ストーブ」を楽しむという、「ラスト冬キャンプ」を2泊3日で、優雅に楽しむ計画でした。
しかし、発達した「低気圧」が日本海を抜けるコースをとった為、この連休は北日本を中心に「荒れた天気」となりました。
とはいえ、天気予報では、信州への影響はそれほど大きく無く、3日間のどこかで多少「小雨」がパラついても、概ね天気に恵まれるはずでした。

しかし、結果としては想定外の「雪中キャンプ」をする事となったのでした。。。
出撃!!
私たちの家から「白馬森のわさび農園オートキャンプ場」へは、総距離で250km。
所用時間は「4時間」ほど掛かります。
とは言え、今回のキャンプ場のチェックインは13:00からなので、ゆっくり家を出ても間に合います。
しかし、折角「白馬」まで足を伸ばすので、早めに現地入りして、ちょっと観光したり、オシャレお店で「ブランチ」をしたりしたいので、早めの6:30に家を出たのです。

最初は下道を走り、「練馬IC」から関越自動車道で高速道路へ乗ります。
ここからはある程度スムーズに進む予定でしたが、運悪く「事故渋滞」に巻き込まれて、大幅にタイムロスをしてしまいます。。。
おそらく40分以上かかって、やっと渋滞を抜けたのは「花園」を過ぎた辺りからでした。
ただ、渋滞を抜けた後は、順調に走り藤岡JCTで「上信越自動車道」へ乗り換えて、長野市を目指しました。

この時、天気の方は、絵に描いたような「快晴」で、碓氷峠の手前では、妙義山の絶景が広がっていました。
しかし、軽井沢を越え、佐久から上田へと進むにつれて、目の前の風景がどんどん悪くなっていきます。

そして、10:30に更埴ICを降りて、長野市内に入ると、小雨が降り出しました。
「この感じだと、白馬辺りは雪がチラついているかもね〜」
などと、呑気な会話をしながら、国道19号を西に走り、「白馬長野有料道路」を抜けて、通称「オリンピック道路」を走ります。

しかし、走れば走るほど、雨は強くなり。。。

辺りの風景は標高の高い所からどんどん「雪」へと変わっていきます。

そして、最後の峠を越えるあたりでは、除雪車が出動するほどの降雪量となり。。。

白馬村に入ると、辺り一面「銀世界」となっていました(爆)
こんなに降るって聞いてないし。。。。
ブランチはガスト
結局、渋滞やら降雪やらで、予定より1時間も遅れて、白馬村に入ったのは11:30でした。
チェックインまでまだ時間がありますが、とてもじゃないけど「観光」する余裕はありません(笑)

ブラブラ細い道に入ると「遭難」しそうなので、ご飯を食べるために、国道のロードサイドにあった大きなお店へ。

雪の中でも、真っ赤な看板が思いっきり目立っていた「ガスト」へ逃げ込みました(笑)

来るだけで色々大変でしたが、ようやく暖かい店内に入って一息つきます。
安心すると朝から何も食べてないので、猛烈にお腹が空きます。

ということで、全国どこで食べても安定の美味しさを誇る、ご馳走を堪能したのでした(笑)
チェックイン
お腹も落ち着き、ゆっくりしているとチェックインの時間が近づいてきたので、キャンプ場へ向かいます。
ガストを出たら、来た道を戻り、オリンピック道路の入り口付近まで行きます。

そうすると見えてくるのが、キャンプ場入り口にある看板です。

そこから、雪の積もった砂利道を登っていくと。。。

目的のキャンプ場のフィールドが広がります。
まぁ、圧倒的な雪の中ですけど。。。

そして、車を駐めて、白馬らしい佇まいの管理棟へ向かいました。

中に入ると、2組ほど先にチェックインをしていました。

その後に並んで順番を待ち、私たちもチェックインを済ませます。
ここで、スタッフの方に丁寧にキャンプ場の説明を受けました。

白馬森のわさび農園は、キャンプサイトをオープンした時、その数は20サイトくらいだと聞いていました。
しかし、サイトの数は事前に解らなかったのですが、今では全部で、「126サイト」あるようです。
地図の内、ドッグランサイト以外で、星印が付いている所が「電源サイト」で、13サイトあります。
数が少ないため、今回は「満サイト」のようでした。
そのため、私たちは、電源無しの「オートーサイト」を予約していましたが、そちらは沢山空いているので、好きな所に張って良いと言う事でした。
この、「白馬森のわさび農園」のフィールドには高低差があり、マップ中央の「池」から「管理棟」までの広場を中心に、周囲がアリーナの観客席のような形状になっています。
そして、南側にある「ドッグランサイト」の奥が、一段低い平地になっています。
フィールド全体は「森の中」にあるので、サイトから「北アルプス」を一望出来る場所は、ある程度限れています。
その中でも一番眺望が良いのは、「54〜58」辺りの最上段のサイトでした。
最初は、「サニタリー棟」に近い場所が良いと思いましたが、やはり「絶景」を優先して、眺望のサイトにテントを張ることにしました。
というのは、一応予報では、雪は昼過ぎに収まって、この後は晴れる事になっていたからです。
苦難の雪中設営
しかし、フィールド奥の「最上段」というのが、今回の天候では大変でした。
というのは、雪が積もった未舗装の道路を、プジョー3008が履いている「オールシーズンタイヤ」で登るのに難儀したからです。
この「オールシーズンタイヤ」は、舗装路の上の雪だと、ほとんど「スタッドレスタイヤ」と遜色無い走りが出来ますが、未舗装の所になると、やはり性能不足は否めません。
そのため、雪で泥濘んだ坂道だとスリップしてしまい、普通には登れませんでした。
ですので、何度か勢いを付けて、ようやく登り切る感じです。
まぁ、タイヤチェーンも用意していたので、それを着ければ良いだけなんですが、管理棟からサイトへ移動するのに装着するのも大変なので、自力で登った次第です。

そうやって、苦労して登った末に選んだ場所は、こちらの「57番サイト」でした。
雪に埋まって解り難いですが、ベンチの先が「段差」になっていて、管理棟を見下ろせる立地です。
晴れれば、眼前に五竜スキー場があり、その奥に北アルプスの山々が見えるはずです。
とは言え、この時点で、積雪は20cmくらいでしょうか?
雪はどんどん降っていて、全く視界が開けていません。
しかし、スマホアプリの「WINDY」の予測では、この後すぐに雪は止んで、夕方からは雲もとれて晴れて、夜には「星」が見える事になっています。
その情報を信じて、ここで設営を開始します。
とりあえず、テントを立てる場所を決めて「雪かき」を始めます。
とはいえ、今回の幕は、スノーピークの「トルテュPro」です。
幅3m60cm、長さ5m80cmある大きな幕なので、「雪かき」するだけでも大変です(爆)
しかも、こんな積雪は想定していなかったので、装備としては折りたたみ式の「簡易シャベル」しかありません。
去年2月の「五光牧場」での悪夢が蘇ります。。。。
ただ、このキャンプ場の管理棟の脇には、何個か大きな「雪かき用のスコップ(ラッセル)」がありました。

ということで、奧さんにそれを借りてきて貰いました。
amazon
Astage(アステージ) 雪かき用 ポリカーボネート製 ポリカラッセル パイプ柄 クリアパープル

こうして、なんとか雪かきを終えて、テントが設営が出来るスペースを確保しました。
チェックインからここまでで1時間。。。
想定外の雪中キャンプは、予想以上に時間を消費します。
雪中野営地完成
その後、テントを立てて、荷物を運び込み、サイトを作ります。
しかし、この頃になると、天気予報通りに「雪」は止みましたが、その代わりのように「強い風」が吹いて来ました。
その為、風に煽られて、思いのほか、設営作業に手間取ってしまい、この時の写真を撮る余裕はありませんでした。。。

結局、なんやかやと、設営だけでも2時間はかかり、合計で3時間以上費やしてしまいました。
ここまで時間をかけたキャンプの設営は初めてです(笑)
そのため、ようやく一息ついた時には、16時を過ぎていました。

ただ、作業を終えて、空を見上げるとキレイな「青空」が広がっています。

風で煽られて、「クリアウォール」もペグが何度も抜けてしまい、装着に苦労しました。
普通のキャンプなら、そんな時は付けるのを諦めます。
でも、どうしても付けたかったのはやはりここの風景を楽しむ為です。

この「窓」から見える景色は、雪に覆われたキャンプフィールドと。

雪が止んで見えてきた、北アルプスの山々です。
今は、奥の方が「雲」に覆われていますが、その奥にある3000メートル級の山々も、明日は見る事が出来るはずです。

テント立ててしまえば、目の前に広がるのは、最強のロケーション。
この風景だけで、ビールがとても美味しく頂けます(笑)
夕食

大雪に見舞われたといは言え、この日は「春分」です。
昼と夜の時間がちょうど同じで、日没は18:00。
17:00くらいでも、まだこのくらいの明るさがあります。

aちゃんは、テントの中でお絵かきをして遊んでいます。
最近は、カメラを向けると「はいちーず!」と自分で言って、こんな感じでポーズを決めます(笑)
という感じで、遊んでいるのも束の間。
その傍らでは、早くも「晩御飯」の準備を始めます。
というのは、雪かき作業を想定していなかったので、時間が掛かる「煮込み料理」にしちゃったからです。
予定が狂うと、そのリカバリーを含めて色々忙しくなります(笑)

先ずは、豚肉のブロックをフライパンで焼いていき。

焦げ目が付いたら、ナイフでバラします。

そこに、剥いたニンニクを丸ごと放り込み。

野菜を入れて軽く炒めます。
「ニンニクのポークシチュー(aちゃん対応バージョン)」です。
1歳児でも美味しく食べられるように、ニンニクと、ワインの量を減らした特別バージョン。
つまり、普通のシチューに近い作り方です(笑)

これを、メラメラと燃える「薪ストーブ」に乗せて、グツグツと1時間かけて煮込みます。

そして、最後に市販のシチューのルーを溶かして完成です。

乾杯用に用意したのは、地元のスーパーで買った、白馬のクラフトビールです。

これで、かんぱい!!

最後に、パンを炙って。。。

シチューに付けて頂きます。
うん。ちょー美味!!!
色々と忙しい1日でしたが、この食事の時点でやっと全てのペースを取り戻しました。
ここからは、時間に追われるのでは無く、状況に合わせて時間を使って「絶景キャンプ」を楽しむ反撃に転じます。
つづく。。。。
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2020/03/27
こんにちは。Kです。白馬森のわさび農園オートキャンプ場でのキャプレポートの続きです。予定外の大雪と強風で、予定が狂った今回のキャンプ。それでも、なんとか立て直し、夜の時間を迎えました。前回の記事はこちら2020/03/25想定外の雪中キャンプ。 白馬森のわさび農園オートキャン…
コメント
こんにちは!
想定外の雪中キャンプ!
この三連休、下界では子供たちがアチーアチー言いながら汗かいて遊んでました。
2時間の設営、お疲れ様でした…きっと我が家なら日が暮れてたと思いますw
しかし雪を見ながらポークシチューは美味しそうですね!ちゃんと豚バラブロックを焼くところから始められるのが流石です!
想定外の雪中キャンプ!
この三連休、下界では子供たちがアチーアチー言いながら汗かいて遊んでました。
2時間の設営、お疲れ様でした…きっと我が家なら日が暮れてたと思いますw
しかし雪を見ながらポークシチューは美味しそうですね!ちゃんと豚バラブロックを焼くところから始められるのが流石です!
ハチママさん。こんにちは。
日曜日は夏日を記録した場所もあるくらい暖かい週末でした。
ポークシチューは安定の美味しさです。
やはり冬キャンプは暖かい汁物が良いですね(笑)
日曜日は夏日を記録した場所もあるくらい暖かい週末でした。
ポークシチューは安定の美味しさです。
やはり冬キャンプは暖かい汁物が良いですね(笑)
趣味がドライブと設営のkeiさんが、設営を嘆くとは珍しいですね(笑)
普通のキャンパーなら、今年の出撃はこれで終了になるレベルだったのでしょう
しかし、心の底から思ったのは、、、1泊キャンプじゃなくてよかったです(笑)
普通のキャンパーなら、今年の出撃はこれで終了になるレベルだったのでしょう
しかし、心の底から思ったのは、、、1泊キャンプじゃなくてよかったです(笑)
おはようございます!
白馬の森わさび農園!!いつも候補に上がる場所です!!
サイト数こんなにあるんですか!!以前は出来たばかりでそんなイメージまったくありませんでした!
同じ日に松本市でキャンプしてましたが、、
超快晴(笑)この違いは大きいですね(笑)
私としては雪中を欲してるので羨ましい限りです(爆)
白馬の森わさび農園!!いつも候補に上がる場所です!!
サイト数こんなにあるんですか!!以前は出来たばかりでそんなイメージまったくありませんでした!
同じ日に松本市でキャンプしてましたが、、
超快晴(笑)この違いは大きいですね(笑)
私としては雪中を欲してるので羨ましい限りです(爆)
しくさん。こんにちは。
いくら冬キャンプの用意をしてるとは言え、現地に着いてから、そこが雪の中だと焦りますね。
本当に、1泊キャンプだと挫折していたと思います(笑)
いくら冬キャンプの用意をしてるとは言え、現地に着いてから、そこが雪の中だと焦りますね。
本当に、1泊キャンプだと挫折していたと思います(笑)
こんにちは。
車窓からの写真が臨場感を高めてくれますね。
季節外れの雪中キャンプ、うらやましいです。
高低差のある広いキャンプサイトは、楽しそうです。
車窓からの写真が臨場感を高めてくれますね。
季節外れの雪中キャンプ、うらやましいです。
高低差のある広いキャンプサイトは、楽しそうです。
そうへさん。こんにちは。
白馬の森わさび農園、前々から気になっていましたが、情報が少なく、20サイトくらいだと思っていたので、広さにビックリしました。
詳しくは聞いてないけど、どうもわさび畑を潰してサイトにしているみたいです。
今回は白馬の辺りが天気の境目だったみたいですね。
じつは日曜日は雨だったのですが、帰り道の長野市では晴れていました(笑)
白馬の森わさび農園、前々から気になっていましたが、情報が少なく、20サイトくらいだと思っていたので、広さにビックリしました。
詳しくは聞いてないけど、どうもわさび畑を潰してサイトにしているみたいです。
今回は白馬の辺りが天気の境目だったみたいですね。
じつは日曜日は雨だったのですが、帰り道の長野市では晴れていました(笑)
ジョー坂東さん。こんにちは。
まさかの雪中キャンプでしたが、2泊3日だったので助かりました。
テントさえ立てちゃえば、雪キャンプは楽しいんですけどね(笑)
高低差があると見晴らしが良く、開放感があって良いキャンプ場でした。
今度はもっと緑のある季節に行ってみたいです(笑)
まさかの雪中キャンプでしたが、2泊3日だったので助かりました。
テントさえ立てちゃえば、雪キャンプは楽しいんですけどね(笑)
高低差があると見晴らしが良く、開放感があって良いキャンプ場でした。
今度はもっと緑のある季節に行ってみたいです(笑)
下界の暑さとは裏腹にまさかの真冬!?
キャンプ経験浅めな私ならこの状況は冷や汗をかきそうです(汗)
それにしても、ちゃんとチェーンとか雪用の装備も持っているのはさすがですね〜
予報で晴れってなってたら、合羽すら持っていかない我が家とは大違いです(笑)
キャンプ経験浅めな私ならこの状況は冷や汗をかきそうです(汗)
それにしても、ちゃんとチェーンとか雪用の装備も持っているのはさすがですね〜
予報で晴れってなってたら、合羽すら持っていかない我が家とは大違いです(笑)
設営お疲れ様でした。
渋滞&長旅からの設営2-3時間とは、スーパーキャンプ パパKさんであっても大変そうですね
でも、まさかの雪中で、絶景サイトを堪能できたことと思います。
まったく耳にしたことのないキャンプ場でしたが、開放感のあるキャンプ場ですね。我が家もこんな雪中に行きたいです!
渋滞&長旅からの設営2-3時間とは、スーパーキャンプ パパKさんであっても大変そうですね
でも、まさかの雪中で、絶景サイトを堪能できたことと思います。
まったく耳にしたことのないキャンプ場でしたが、開放感のあるキャンプ場ですね。我が家もこんな雪中に行きたいです!
miniぱぱさん。こんにちは。
最後の冬キャンプが雪の中ってのも凄いですよね(笑)
冬キャンプで山間部へ行くときはチェーンは必ず携帯しています。
雨具は無くてもびしょ濡れで作業すれば良いけど、雪降っちゃうと往生しますからね(笑)
最後の冬キャンプが雪の中ってのも凄いですよね(笑)
冬キャンプで山間部へ行くときはチェーンは必ず携帯しています。
雨具は無くてもびしょ濡れで作業すれば良いけど、雪降っちゃうと往生しますからね(笑)
6さん。こんにちは。
設営に時間が掛かったのは、風の影響もありました。
さすがにこれだけ時間かけると疲れちゃいますね(笑)
今回のサイトはとても見晴らしが良く、晩冬の白馬を堪能出来ました。
設営に時間が掛かったのは、風の影響もありました。
さすがにこれだけ時間かけると疲れちゃいますね(笑)
今回のサイトはとても見晴らしが良く、晩冬の白馬を堪能出来ました。
Kさん
naopion夫でございますー。
先日エンゼルフォレストではありがとうございました。
長野市川中島がわたしの実家でして、白馬は上京するまでスノーボードで通っていました。
今年は実は父が岩岳スキー場で働いていたりもしまして、なんだかとても懐かしく、嬉しいです。
本当は親しんだ北信までキャンプに行きたいですが、
遠いので中々行けませんが、なんだか行けたようでとても嬉しいです。
ありがとうございます!
naopion夫でございますー。
先日エンゼルフォレストではありがとうございました。
長野市川中島がわたしの実家でして、白馬は上京するまでスノーボードで通っていました。
今年は実は父が岩岳スキー場で働いていたりもしまして、なんだかとても懐かしく、嬉しいです。
本当は親しんだ北信までキャンプに行きたいですが、
遠いので中々行けませんが、なんだか行けたようでとても嬉しいです。
ありがとうございます!
naopion夫さん。こんにちは。
長野市のご出身だったのですね。
オリンピック前に長野から白馬へ行くには、国道406号の恐ろしい峠道を越える必要がありましたが、今はアクセスが楽になりました(笑)
それでも都内からだと4時間はかかるので、連休とかじゃ無いと行けないですね。
長野市のご出身だったのですね。
オリンピック前に長野から白馬へ行くには、国道406号の恐ろしい峠道を越える必要がありましたが、今はアクセスが楽になりました(笑)
それでも都内からだと4時間はかかるので、連休とかじゃ無いと行けないですね。
白馬は中学生まで親にスキーに連れていってもらってました、懐かしい(笑)
最後の冬キャンプで暖冬でレアな雪中キャンプ!持ってますね(笑)
それにしてもaちゃんが可愛い♪我が娘の小さかった頃を思い出します…遠い目
お年頃になるとおとーさんはさみしいもんですわ(笑)
最後の冬キャンプで暖冬でレアな雪中キャンプ!持ってますね(笑)
それにしてもaちゃんが可愛い♪我が娘の小さかった頃を思い出します…遠い目
お年頃になるとおとーさんはさみしいもんですわ(笑)
Tomoさん。こんにちは。
白馬は学生時代にマイカーで通いました。
八方尾根の天辺から一気に降りる快感は他では味わえないですよね。
aちゃんも1歳10ヶ月になって、どんどん色んな事が出来るようになっています。
いまはオトーサン好きでカワイイ限りですが、そのうち相手をしてもらえず、寂しくなるんだろうなぁ(笑)
白馬は学生時代にマイカーで通いました。
八方尾根の天辺から一気に降りる快感は他では味わえないですよね。
aちゃんも1歳10ヶ月になって、どんどん色んな事が出来るようになっています。
いまはオトーサン好きでカワイイ限りですが、そのうち相手をしてもらえず、寂しくなるんだろうなぁ(笑)