テント、ヒルバーグのススメ。前編 〜ナロ3GT 性能編〜
こんにちは。Kです。
今日はタイトルにあるように「テント」の紹介をしたいと思います。

先週末はキャンプとは全く関係無く、奥さんの実家の集まりで、那須の温泉旅館にいました。

やはり、屋根と壁と温泉があるのいいですね〜。
寒くないし。
と言いながら、すでに2週間も「ノーキャンプ」が続き、私たちの「キャンプポイント(CP)」はすでに4くらいしか残っていません。
※CPはドラクエのHPみたいなもんです。数値は自己申告です。
はやくCPを補給しないとその辺で「野宿」をしてしまいそうです。(それはそれで、ある意味プロのキャンパーですが・・・)
しかし、安心してください。
今週末は久々の「キャンプ」予定です。
しかも、デュオばかりの私たちとしては初めての「グループキャンプ」です。
メンツはどちらかと言うと「猛者(もさ)」達なので、今から楽しみですが不安でいっぱいです(笑)
いつもなら冬キャン中のテントはスノーピークの「トルテュPro.」の1択なのですが、今回はグループなので、もう一つの私たちの幕である「ヒルバーグ ナロ3GT」で出撃する予定です。
ということで、今回はCP回復を兼ねて、ヒルバーグの記事を書いてみようと思います。
まずはヒルバーグを知らない人の為に、「ヒルバーグのテントって何ですか?」という所から説明してみたと思います。
●ヒルバーグとは?
ヒルバーグはスウェーデン発祥のブランドで、軽量で強い強度を持つテントを作るメーカーです。
ヒルバーグのテントにはいくつか特徴がありますが、もっとも特徴的なのがケルロン(Kerlon)という独自の生地です。

※ヒルバーグHPより
一般的なテントがポリエステルに撥水材を塗布するのに対して、「ケルロン」はナイロン生地に「シリコン」をコーティングさせた素材です。
シリコンは、あのシリコンですから、水を通しませんし、劣化に強く、強度があります。
「ケルロン」は、テントの素材としては、非常に引き裂きに対する強度が強く、高い耐水性があり、かつ軽量なのです。
ケルロンはそのテントに想定される使用環境に合わせて種類があり、私たちの「ナロ3GT」の場合、使用素材はケルロン1200。
一般的なテント素材の4倍ほどの強度があり、耐水圧は3000mmあります。(トルテュPro.のルーフ部と同じ耐水圧です)
ポリエステルコーティングのテントに比べて軽量で高い性能を誇るのが「ヒルバーグ」の特徴と言えます。
また、通常のテントの素材は「ポリエステル」に「撥水加工」したものなので、薬品が「経年劣化」や「加水分解」を起して防水力が次第に弱まります。
しかし、ヒルバーグのテントのケルロンはシリコンコーティングなので経年劣化がほとんどありません。
雨撤収して、濡れたまま放置しても加水分解でテントがベトベトになることは無いんです。(濡れたまま放置だとカビカビにはなりますけど・・・)
テントポールはDAC社の「フェザーライトNSLポール」というものが使われています。

※ヒルバーグHPより
このポールは、超軽量でありながら強度があります。
また、通常のポールはジョイント部分が薄くなっていて弱く、そこから折れる場合がありますが、この「フェザーライトNSLポール」はジョイントの接続部もポールと同じ直径なので強力です。
ヒルバーグのテントはノルウェーの冬キャンプでの使用はもちろん、山岳や極地でも使えるテントです。

※ヒルバーグHPより
そして私たちのテントはこのヒルバーグのテントのなかで、レッドレーベルというグレードに属する「ナロ3GT」というテントです。

※レットレーベルだから赤いわけではなく、赤い生地を選択しました。
ヒルバーグのテントは奥さんが「欲しくて欲しくてしょうがない!!」って事でさんざん議論をし尽くした果てに購入しました。(金額的に買うのに勇気が必要なテントです)
もともと登山や極地でのキャンプで使えるテントなので、私たち程度のオートキャンプで使うにはとても贅沢な幕です。
ただ、必要以上の性能は安心感がありますし、とても長持ちするテントです。
また、積載は超優秀なので、私たちのオートキャンプでは必ず必要な1幕なのは間違いありません。
ということで、長い目で見たら良い選択だったと思います。
次回はヒルバーグのテントの設計の秀逸さと、ナロ3GTを紹介したいと思います。
つづく。
つづきの記事はこちら
sotosotodays (楽天ショップ)
ヒルバーグ HILLEBERG ナロ3 GT
ヒルバーグ HILLEBERG ナロ2 GT
amazonリンク
HILLEBERG(ヒルバーグ) ナロ3 GT サンド
HILLEBERG(ヒルバーグ) ナロ2 GT サンド
今日はタイトルにあるように「テント」の紹介をしたいと思います。

先週末はキャンプとは全く関係無く、奥さんの実家の集まりで、那須の温泉旅館にいました。
やはり、屋根と壁と温泉があるのいいですね〜。
寒くないし。
と言いながら、すでに2週間も「ノーキャンプ」が続き、私たちの「キャンプポイント(CP)」はすでに4くらいしか残っていません。
※CPはドラクエのHPみたいなもんです。数値は自己申告です。
はやくCPを補給しないとその辺で「野宿」をしてしまいそうです。(それはそれで、ある意味プロのキャンパーですが・・・)
しかし、安心してください。
今週末は久々の「キャンプ」予定です。
しかも、デュオばかりの私たちとしては初めての「グループキャンプ」です。
メンツはどちらかと言うと「猛者(もさ)」達なので、今から楽しみですが不安でいっぱいです(笑)
いつもなら冬キャン中のテントはスノーピークの「トルテュPro.」の1択なのですが、今回はグループなので、もう一つの私たちの幕である「ヒルバーグ ナロ3GT」で出撃する予定です。
ということで、今回はCP回復を兼ねて、ヒルバーグの記事を書いてみようと思います。
まずはヒルバーグを知らない人の為に、「ヒルバーグのテントって何ですか?」という所から説明してみたと思います。
●ヒルバーグとは?
ヒルバーグはスウェーデン発祥のブランドで、軽量で強い強度を持つテントを作るメーカーです。
ヒルバーグのテントにはいくつか特徴がありますが、もっとも特徴的なのがケルロン(Kerlon)という独自の生地です。

※ヒルバーグHPより
一般的なテントがポリエステルに撥水材を塗布するのに対して、「ケルロン」はナイロン生地に「シリコン」をコーティングさせた素材です。
シリコンは、あのシリコンですから、水を通しませんし、劣化に強く、強度があります。
「ケルロン」は、テントの素材としては、非常に引き裂きに対する強度が強く、高い耐水性があり、かつ軽量なのです。
ケルロンはそのテントに想定される使用環境に合わせて種類があり、私たちの「ナロ3GT」の場合、使用素材はケルロン1200。
一般的なテント素材の4倍ほどの強度があり、耐水圧は3000mmあります。(トルテュPro.のルーフ部と同じ耐水圧です)
ポリエステルコーティングのテントに比べて軽量で高い性能を誇るのが「ヒルバーグ」の特徴と言えます。
また、通常のテントの素材は「ポリエステル」に「撥水加工」したものなので、薬品が「経年劣化」や「加水分解」を起して防水力が次第に弱まります。
しかし、ヒルバーグのテントのケルロンはシリコンコーティングなので経年劣化がほとんどありません。
雨撤収して、濡れたまま放置しても加水分解でテントがベトベトになることは無いんです。(濡れたまま放置だとカビカビにはなりますけど・・・)
テントポールはDAC社の「フェザーライトNSLポール」というものが使われています。

※ヒルバーグHPより
このポールは、超軽量でありながら強度があります。
また、通常のポールはジョイント部分が薄くなっていて弱く、そこから折れる場合がありますが、この「フェザーライトNSLポール」はジョイントの接続部もポールと同じ直径なので強力です。
ヒルバーグのテントはノルウェーの冬キャンプでの使用はもちろん、山岳や極地でも使えるテントです。

※ヒルバーグHPより
そして私たちのテントはこのヒルバーグのテントのなかで、レッドレーベルというグレードに属する「ナロ3GT」というテントです。

※レットレーベルだから赤いわけではなく、赤い生地を選択しました。
ヒルバーグのテントは奥さんが「欲しくて欲しくてしょうがない!!」って事でさんざん議論をし尽くした果てに購入しました。(金額的に買うのに勇気が必要なテントです)
もともと登山や極地でのキャンプで使えるテントなので、私たち程度のオートキャンプで使うにはとても贅沢な幕です。
ただ、必要以上の性能は安心感がありますし、とても長持ちするテントです。
また、積載は超優秀なので、私たちのオートキャンプでは必ず必要な1幕なのは間違いありません。
ということで、長い目で見たら良い選択だったと思います。
次回はヒルバーグのテントの設計の秀逸さと、ナロ3GTを紹介したいと思います。
つづく。
つづきの記事はこちら
2016/12/08
sotosotodays (楽天ショップ)
ヒルバーグ HILLEBERG ナロ3 GT
ヒルバーグ HILLEBERG ナロ2 GT
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HILLEBERG(ヒルバーグ) ナロ3 GT サンド
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コメント
こんにちは。
欲しかったテント「ナロGT」。
このように使用されている写真を見ると極寒地でキャンプしたくなります(実際はしません)が、奥様が気に入ってとは大変羨ましいです。
かつてナロ4GTを妻にプレゼンしたら、「何、この芋虫」で終わりました。こんなに素敵なのに。。
週末キャンプ行けてないのでMP補給になりましたw
次の記事も楽しみにしています。
欲しかったテント「ナロGT」。
このように使用されている写真を見ると極寒地でキャンプしたくなります(実際はしません)が、奥様が気に入ってとは大変羨ましいです。
かつてナロ4GTを妻にプレゼンしたら、「何、この芋虫」で終わりました。こんなに素敵なのに。。
週末キャンプ行けてないのでMP補給になりましたw
次の記事も楽しみにしています。
いいですよねー、ヒルバーグ。お値段以外は・・・
shinさん同様ナロ4GTを妻に見せたら、テントの中で立てないね。
の一言で終わりました。。。
キャンプに行けないので、ギア見て終わりです。。。
shinさん同様ナロ4GTを妻に見せたら、テントの中で立てないね。
の一言で終わりました。。。
キャンプに行けないので、ギア見て終わりです。。。
shinさん。こんにちは。
ヒルバーグ、どちらかというと男ウケするテントかも知れないですね。
うちはトルテュとナロGTなので、テントのフォルムは芋虫が好きなのかもです。
ただ、うちの奥さんは生きてる芋虫は大嫌いですけど(笑)
ヒルバーグ、どちらかというと男ウケするテントかも知れないですね。
うちはトルテュとナロGTなので、テントのフォルムは芋虫が好きなのかもです。
ただ、うちの奥さんは生きてる芋虫は大嫌いですけど(笑)
こんにちは。
自分も先週末は那須の温泉宿に泊まってしまい、現時点ではキャンプ熱はゼロに等しくなってしまいました。早くリハビリせねば。
ちなみにテントの断熱性(外気で寒くなりにくいテント)を示す数値は何になるのか興味があるところです。
もし新しいテントを買う機会があれば、寒さに強いテントが良いと思いまして。コットンかなぁ。
自分も先週末は那須の温泉宿に泊まってしまい、現時点ではキャンプ熱はゼロに等しくなってしまいました。早くリハビリせねば。
ちなみにテントの断熱性(外気で寒くなりにくいテント)を示す数値は何になるのか興味があるところです。
もし新しいテントを買う機会があれば、寒さに強いテントが良いと思いまして。コットンかなぁ。
たいちちさん。こんにちは。
良いですよー、ヒルバーグ。お値段以外は・・・
テント内で立てるか立てないかは、意見が分かれる所ですよね。
私たちはテント内は「寝るだけ」と割り切っているので、どちらでも大丈夫です。
良いですよー、ヒルバーグ。お値段以外は・・・
テント内で立てるか立てないかは、意見が分かれる所ですよね。
私たちはテント内は「寝るだけ」と割り切っているので、どちらでも大丈夫です。
yassoさん。こんにちは。
素材的に若干コットンは断熱性はありそうですが(使った事ないので)、テント素材に断熱性はありません。(ちょーペラペラの布ですから)
ただ空間が狭ければ体温で温めた空気が籠ります。あと、シングルウォールよりはフライがあるテントの方が冷えにくいかも知れません。
ただ、冬キャンの場合は、幕内の気温より結露の方が深刻ですので、テント選びは結露が少ないテントを選ばれた方が快適ですよ。
素材的に若干コットンは断熱性はありそうですが(使った事ないので)、テント素材に断熱性はありません。(ちょーペラペラの布ですから)
ただ空間が狭ければ体温で温めた空気が籠ります。あと、シングルウォールよりはフライがあるテントの方が冷えにくいかも知れません。
ただ、冬キャンの場合は、幕内の気温より結露の方が深刻ですので、テント選びは結露が少ないテントを選ばれた方が快適ですよ。
こんばんは~
このテント玄人感がすごいですね。
赤い色も目立つし素敵ですねー。
寒さに強いんですね~なるほど。勉強になりますいつも。
奥様の趣味もかっこいいですね。
このテント玄人感がすごいですね。
赤い色も目立つし素敵ですねー。
寒さに強いんですね~なるほど。勉強になりますいつも。
奥様の趣味もかっこいいですね。
こんばんは~。
ヒルバーグ、憧れですねぇー!(^^)
ヒルビールは毎回ですが。(笑)
こんなに優秀なんですね。♪
結構ペラペラなので、強度的にどうかな?なんて思っていました。(汗)
自分も一つ欲しいなぁー!☆
ヒルバーグ、憧れですねぇー!(^^)
ヒルビールは毎回ですが。(笑)
こんなに優秀なんですね。♪
結構ペラペラなので、強度的にどうかな?なんて思っていました。(汗)
自分も一つ欲しいなぁー!☆
ぴのこさん。こんばんわ。
このテント玄人感ありますよ(笑)
ただ、極地用テントって強いのは「強度」でして、「寒さ」に強いわけではないです。
ヒルバーグのテントが極寒地で支持されるのは、ホワイトアウトするほどの「ブリザード」でも倒壊しない強さの部分です。
「防寒」に関しては、あくまで「衣類」や「シュラフ」の役目なんです。
このテント玄人感ありますよ(笑)
ただ、極地用テントって強いのは「強度」でして、「寒さ」に強いわけではないです。
ヒルバーグのテントが極寒地で支持されるのは、ホワイトアウトするほどの「ブリザード」でも倒壊しない強さの部分です。
「防寒」に関しては、あくまで「衣類」や「シュラフ」の役目なんです。
TORI PAPAさん。こんばんわ。
ヒルビールいいですね。私たちはアーリーしたときはアサビールまで逝っちゃいます(笑)
ヒルバーグは強度が強いのであんなペラペラで軽量にできるんです。
軽量で強固なので、登山などの極地で愛用されるんですね。ということで明らかに平野のオートキャンプではオーバースペックで、車で言えば、フェラーリで通勤する感じです(笑)
ヒルビールいいですね。私たちはアーリーしたときはアサビールまで逝っちゃいます(笑)
ヒルバーグは強度が強いのであんなペラペラで軽量にできるんです。
軽量で強固なので、登山などの極地で愛用されるんですね。ということで明らかに平野のオートキャンプではオーバースペックで、車で言えば、フェラーリで通勤する感じです(笑)
こんばんわ
naopion夫です。
ヒルビール、、もといヒルバーグいいですよね。夏のオープンタープとテント選びの時にはかなり迷いました。
と言っても、ヒルバーグを視野に入れていたのは私だけでしたが、、、
今独身でソロキャンプ用を選ぶなら間違いなく、アラック買ってます(というか惚れてます)
naopion夫です。
ヒルビール、、もといヒルバーグいいですよね。夏のオープンタープとテント選びの時にはかなり迷いました。
と言っても、ヒルバーグを視野に入れていたのは私だけでしたが、、、
今独身でソロキャンプ用を選ぶなら間違いなく、アラック買ってます(というか惚れてます)
こんばんは~!
ヒルバーグ…
名前は知ってました。
どんなのかは見ると欲しくなるので見ないように、見ないように…
見ちゃうと
やっぱり、欲しくなっちゃいますね~
お値段調べてビックリでしたが(笑)
ケロン、カッコ良かったw
ヒルバーグ…
名前は知ってました。
どんなのかは見ると欲しくなるので見ないように、見ないように…
見ちゃうと
やっぱり、欲しくなっちゃいますね~
お値段調べてビックリでしたが(笑)
ケロン、カッコ良かったw
naopion夫さん。おはようございます。
知らない人には「値段」がネックで良さがわかってもらえないテントですよね。
ヒルバーグと言えば「ナロ」のようトンネル型テントですが、やはり「アラック」の自立式テントも良いです。
うちの奥さんも「スタイカ」を虎視眈々と狙っております(笑)
知らない人には「値段」がネックで良さがわかってもらえないテントですよね。
ヒルバーグと言えば「ナロ」のようトンネル型テントですが、やはり「アラック」の自立式テントも良いです。
うちの奥さんも「スタイカ」を虎視眈々と狙っております(笑)
taku-cさん。おはようございます。
ヒルバーグのグレードはどのくらいの「強靭か?」で分けられていて、ケロンはヒルバーグ最強の「ブラックレーベル」のモデルです。
まさに「エベレストでも行く気か?」ってテントですので、オートキャンプではスーパーリッチテントですね(笑)
ヒルバーグのグレードはどのくらいの「強靭か?」で分けられていて、ケロンはヒルバーグ最強の「ブラックレーベル」のモデルです。
まさに「エベレストでも行く気か?」ってテントですので、オートキャンプではスーパーリッチテントですね(笑)