こんにちは。Kです。


2017年12月9日〜10日の1泊で、千葉県君津市「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」で行われたイベントキャプへ行ってきました。




東京都荒川区。

その下町の風情ある街並みの中に、ひっそりとたたずむ1件の町工場（まちこうば）があります。

それが、世界一小さいアウトドアメーカー「ホリデーロード」です。

製品は全て下町の職人である、佐野代表がアナログな機械を駆使して、ハンドメイドで生産しています。



そして、そのホリデーロードの代名詞と言える製品が、アウトドア薪ストーブの「Fb.ストーブ」です。


今回、その「Fb.ストーブ」のユーザーたちが集う初めてのイベント。

「Fbストーブ・オーナーズ・ミーティング・キャンプ」

が開催されました。


私たちは、このホリデーロード主催の「薪ストーブキャンプをとことん味わい尽くす」という、恐るべきイベントに「潜入取材」をしてきました。

ということで、今日と明日、前後編にして、イベントの「潜入レポ」を記したいと思います。


さあ、千葉にある「聖なる森」で繰り広げられたキャンプとは一体どんなものだったのでしょうか？

出撃！！

「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」は以前、横浜のアウトドアショップ、マイクスのイベントで使われていました。

都心部からのアクセスは、湾岸線からアクアラインを経由して、首都圏中央連絡自動車道を走り、木更津東ICで降ります。

そこからは国道410号線を南下します。

ちなみに、古いカーナビだと、JA君津のGS辺りで、左折を促され、久留里街道を走るルートを案内されると思います（うちのカーナビがそうです。。。）

しかし、現在は410号線のバイパスがほぼ完成しているので、ほぼ直進で「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」の前まで行けます。

設営

キャンプ場のチェックインは13時からですが、今回はホリデーロードのイベントでスペースをお借りしているので、ちょっとだけ早めにチェックイン。



落ち葉が積もる、フリーサイトの一角にテント村を建設します。





私たちも宴会場として、ヘルスポートの「バランゲルキャンプ」を提供しました。





土間スタイルにして、収容人数を増やし、真ん中に「Fbストーブ」を設置します。





バランゲルの前室にはコールマンのスクリーンタープを連結。

広い「宴会スペース」を作ります。

結局このあと、参加者の方のスクリーンタープも連結して、広いスペースが確保できました。





バランゲルは共用スペースにしたので、私たちの寝床はヒルバーグの「ナロ３GT」＋「グランドオフトンダブル」です。

予報では氷点下まで冷え込みますが、この組み合わせなら「−7℃」でも、快適に熟睡した実績があります（笑）

お昼ごはん

私たちは今回、お昼は簡単に済ませました。

シングルバーナーで温められる「鍋焼きうどん」です。


簡単と言えど、最近の「鍋焼きうどん」は恐ろしく美味しいです。

「鍋焼きうどん」は冬キャンプの寒い時期のお昼ご飯には、ちょうど良い感じです。

うん。美味。

ハイパフォーマンスキッチン & テント

ホリデーロードのキャンプと言えば、通称「ハイパフォーマンスオヤジ」というベテランキャンパーさんがいつもサポートメンバーとしていらっしゃいます。

その自作や個人輸入を駆使した数多のギアは、どれもこれも魅力的ですが、なんと言っても、いつも「スペシャルキッチン」が凄いのです。


毎回、キャンプに合わせてキッチンの組み合わせを変えていますが、今回のキッチンはこちらです。





じゃーーん。

安定の「オープンエアー・システムキッチン（L字のアイランドタイプ）」ですね





その中でも注目は、このコールマンの「2バーナー + オーブン」です。

アメリカのコールマンから個人輸入されたそうです。

このまま「自宅」で使っても問題が無いというか、少なくと私たちの「家のコンロ」より高性能です（笑）





バーナーの下は、オーブンになっていて、フルサイズのピザが焼けるそうです。





もう「アウトドアの概念」を完全にぶち壊す。充実のオーブンスペースです（笑）





背面はこんな感じ。

「コールマン」のロゴが辛うじて、これが「アウトドア製品」であることを告げています。





ガスは、アダプターでOD缶をセットすることも可能だそうですが。。。





燃料はもちろん、プロパンガスです（笑）

完全アメリカンなコンロですが、これを軽々と運用するのが、「ハイパフォーマンス」の所以ですね。

こんなキッチンがキャンプで使えると、キャンプスタイルが完全に変わりそうです（笑）






ちなみにハイパフォーマンスオヤジさんと、佐野さんのテントはこちら。

中国製のなんちゃってアスガルドです。





中はこちら。

シャンデリアの電球数が前よりも増えてパワーアップしているそうです。

とっても素敵な「オシャレテント」になっていますが、使うのは「仲良しのおっさん2人」です（笑）

イベントなので、特別に・・・。

今回の「オーナーズミーティング」にむけて、佐野さんは何度かキャンプ場へ足を運んで、キャンプ場のオーナーさんと打ち合わせをしています。

イベントキャンプ自体は、それほど大それた打ち合わせは要らないのですが、今回は「あるイベント」が問題でした。

それらの問題を乗り越え、その成果というか、オーナーさんのご厚意とご協力で実現したのがこちらです。





テンマクの「陣幕ワイド」で囲った空間の中にあるもので解るでしょうか？





えぇ、正解は「露天風呂」ですね（笑）

極寒の12月。

氷点下になるであろう寒空の中、「露天風呂」を楽しもうという魂胆です。

キャンプ場に手製のお風呂セットを持ち込む辺りが恐ろしい。。。


こちらの「ドキドキの入浴シーン」は後編にて（笑）

参加者が集合

午後になると、続々と「Fbストーブオーナー」が集結してきました。



参加者には、今回のキャンプの「記念ステッカー」と。






猫の洗濯ばさみ。




あとは、「ホリデーロード」の刻印が打たれた。




シェラカップなどの記念品として配られます。


運営費500円にしては結構、豪華ですよね？（笑）




そして、Fbストーブオーナーの皆さんは、思い思いのテントを建てていきます。


参加されたのキャンパーは、下は恐らく２0代くらいから、上はなんと70歳の超ベテランキャンパーまで。

キャンプ道具の好みはけっこう年齢層で別れやすいですが、「Fbストーブ」の場合は、どの世代の方でも使っているのが面白いですね。


しかし、そういったオーナーさん達のテントがどんどん建つ中、ひときわ「注目を集めた」テントがこちら。。。




写真では解りにくいかも知れませんが、「ハンモックテント」というやつですね。





中はこんな感じ。

「冬って何？美味しいの？」

と言わんばかりのワイルド仕様ですね。


冬キャンプ用のテントではよくその「スカート問題」とかが話題になりますが、これはもうあれです「スッカスカ」です。

スカートどころか、地面に接する物がないという状態です。


「スカートなんか飾りです。偉い人にはそれが解らないんです。」

と思わず思ってしまうほど。

こういうテントって冬でも普通に使うのでしょうか？？





で、このテントの使用者の「Fbストーブ」がこちらです。

素敵な自作収納ケースは、そのまま「ストーブ台」となっています。

「ストーブ以前に持ってくる物があるのでは？」

と、思わず思ってしまいますが、氷点下の空の下、ご本人は、「快適に寝れました〜」と仰っていました。


そう、「Fbストーブ」は正確には年齢層ではなく、幅広い「変態たち」に支持されるストーブなのです。（私を除く）




という冗談はさておき、もちろん、こんな「オシャレキャンパーさん」も参加されました。




リビングシェルに自作の幕よけで、「Fbストーブ」をセットしています。




ギアも洗練されていて、素敵ですね。




でも、このスノーピークの石油ストーブ。

普通に見るとただの「オシャレストーブ」ですが、見る人が見ると、「あれ？この人たちも、もしかしたら変態なんじゃ・・・」って思うかも知れませんね（笑）

宴の準備へ。。

そういう感じで幕の準備も完了して。





いよいよ宴の準備が始まります。





私たちの提供は、なんか定番になってきた「BBQぐるり」での「鶏の丸焼き」です。

炭に暴力的な火力のトーチで火を点けて貰って。。。





鶏肉をセットします。

台はホリデーロードの「ロストルスペシャル」という焚き火台です。

もともと「BBQぐるり」はこの「ロストルスペシャル」に合わせて作られているので、セッティングもバッチリです。





2台体制で焼き上げます。





その間に、シャカシャカを使って薪割りをして。





ハイパフォーマンスキッチンも始動します。





さぁ、いよいよ日も傾き。





Fbストーブオーナーズミーティングの会場には。




Fbストーブに火が入り、オーナー達の楽しい「宴の刻」が始まります。。。。





つづく


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