こんにちは。Kです。


西湖・湖畔キャンプ場でのカヤックキャンプのレポートの後編です。

進水式を無事終えて、カヤックを漕ぎ出した午後。

晴天の西湖の湖面で、とことんカヤックを楽しんだのでした。







前編の記事はこちら

カヤック三昧。

組立てに手こずったりと、ドタバタがありましたが、ひとたび、西湖の湖面に船を浮かべたら、その気持ちよさに酔いしれました。






今回用意した「３つの船」を交互に使って、ひたすら出入りを繰り返します。

遮る物が何も無い、自由な湖面。

その上を自分の行きたい所にパドルを漕いで進んで行きます。






さらに、遠出して２ｋｍ先の「自由キャンプ場」まで行き、そこで泊まっていた友人のサイトへ遊びに行ったりして、楽しい時間を過ごします。






そして、１５：００過ぎには、我を忘れて遊びまくった結果、腕がパンパンになりました（笑）






流石にこれ以上漕ぐことが出来なくなり、１５：３０には、船を陸に上げて、水を拭き取り乾かしました。


デイで遊ぶのと違って、カヤックキャンプの場合は翌日の午前中もカヤックが出来ます。

しかし、今回はこの後、南の海にある「梅雨前線」が上がってきて、翌朝には「強い雨」が降る予報となってます。


そのため、カヤックは出来そうも無いので、乾かした後は、そのまま分解して船を車に仕舞いました。






さらに、船をかたづけた後は、「寝床」も作らなくてはなりません（笑）

私たちは、雨撤収に備えて、フィールドアのタープの下に、ヒルバーグの「アクト」と、ノースフェースの「ホームステッドルーミー2」を張りました。

両方とも、雨に濡れても撤収が楽な小型のテントです。






へりさん夫妻は、大型のこのテント。






コット2台を入れて夜を過ごすそうです。

残りの仲間は初めてのカヌーに全力を注ぐため、テントを張らずに車での「車中泊」にしていました。


カヤックはとても疲れるので、「車中泊」が出来るなら、その選択もありですね。






その代わり、「大型タープ」の下に、夜の時間を過ごすためにギアを運び込みます。






そして、ある程度の準備が整ったら、一度、車で移動します。

日没前に「温泉」へ向かうためです。

このキャンプ場には「シャワー室」がありますが、疲れた体を癒やすには、やはり温泉の方が効きそうです。


ということで。。。。







いざ、出発！！！

温泉

西湖の温泉、「いずみの湯」は、湖畔キャンプ場からだと車で5分くらいの所にあります。






こちらは「コロナ対策」として、「入場時の検温」「浴室内への入場制限」「サウナの中止」「消毒の徹底」などの対策をとっていました。

そのため、入ってから「30分」ほど待たされましたが、その分、浴室内は混み合っていないので、とても安心出来ました。






そうして、暖かい温泉に浸かって、リフレッシュ。

その後、休憩室でしばしの休憩。。。

もう「エネルギー切れ」で、全員沈黙です（笑）

日没

19：00過ぎ。

温泉から帰りサイトに戻ると、ちょうど日没後の空が広がっていました。






久々に見る美しい景色を写真に収めようと、夢中でシャッターを切ります。

今回、「写真部」っぽい活動をしたのは、この10分間だけでした（笑）






さぁ、お腹が減ったので、晩御飯にしましょう。






いつものキャンプなら、夜は色々作って愉しみますが、今回はカヤックメインで料理の時間はとっていません。

ということで、私たちは、定番の「鍋焼きうどん」にしました。

うん。美味。






とは言え、疲れ果てていて、お腹は減っても「食欲」はそれほど湧きません。

他の友人は、コンビニのお弁当を食べたり。。。






小さいソロ用の「鉄板」を使って、






味付けの肉を焼いたりして、それぞれお腹を満たします。






唯一、「デュオキャンプ」であるへりさん夫妻は、炭火を熾して、BBQを楽しんでいました。






食後は、焚火を囲んでお酒を呑みました。


温泉を上がったときは、ビール1杯でひっくり返りそうなくらい疲れていました。

しかし、こうやって焚火に当たると、いつも通り会話が楽しく、お酒が進みます（笑）


キャンプのやり方。

今は、キャンプブームと言う事もあり、テントやギアなどの情報が溢れていて、キャンプは「道具ありき」という雰囲気があります。


でも、こうやって「焚火1つを囲む」だけでも、キャンプは成立してしまいます。



カヤックのために、キャンプはミニマムにしましたが、タープの下では色々な話題で大笑い。

「疲れ果てた」はずですが、楽しい時間で眠気も忘れました（笑）






こうして、お酒も入り「夢心地」のまま、眠りにつきたいところです。

しかし、明日の朝は大雨の中での「雨撤収」が待っています。


こう言う時は、片付けられる物は、雨の無いタイミングで片付けてしまった方が、圧倒的に楽です。

ということで、最後に翌日使わない荷物を片付けます。


そして、この一手間が、翌日の状況を大きく変えてくれたのでした。。。

朝

明け方、４：００くらいでしょうか？

テントを叩き付ける「大きな雨音」で目が覚めました。

予報通り、この日は大雨のようです。






そして、6:00過ぎ。

テントを出て外を見てみます。






完璧なまでの「雨」で辺りは水溜まりが出来ています。

しかし、何となく様子がおかしいので、西湖の湖面を見てみると。。。






一列になって傘を差したボートが大量に浮かんでいました。

どうも、「ヘラブナ釣り」を楽しんでいる人達のようです。

土曜日の朝にはこんなに居なかったから、雨の日の方が釣れるんですかね？

独特の雰囲気で、正直驚きました。






ということで、釣りのボートを眺めながら、先ずはお湯を湧かします。






晴れでも雨でも、キャンプの朝は、これが無いと始まりません（笑）

朝食

その後、目が覚めた順に、雨を避けながらタープの下に集まります。

そして、思い思いに用意した「朝食」を準備します。






私たちは、手抜き料理の王道「カップラーメン」にしました（笑）






でも、少しヒンヤリとした湿った空気に包まれた湖畔では、この暖かい食べ物が最高に美味しいです。






ご飯を食べたら、撤収作業にかかります。

しかし、大物の荷物はすでに片付けが済んでいます。






ですので、残ったイスとテーブルを片付けて。。。






テントを畳めば、ほぼ完成です（笑）






最後にタープを落として、濡れたまま袋に包めば撤収完了。

車の積載もこれに合わせて予め場所を決めているので、濡れたテントを放り込むだけで終わりとなります。


雨キャンプも「大雨撤収」が確定していれば、それに合わせて作業が出来るので、意外と楽ちんです（笑）






ということで、本当に楽しかった「進水式キャンプ」もこれですべて終了となりました。

そして、近いうちの再会を誓い合い。






別れを惜しみつつ、それぞれの家路へと帰って行ったのでした。。。






カヤックキャンプ。

元々、ロケーションの良い、湖畔のキャンプ場。

湖面に面した方向の視界が開けていて、そこから風が吹いてくるキャンプには最高の場所の1つです。

ですので、湖畔でキャンプをするだけでも、夏は気持ち良く過ごせます。

しかし、そのサイトに「カヤック」があるだけで、キャンプの内容は全く変わってしまいました。


好きなときに、目の前の湖にカヤックで漕ぎ出せる。

もともとキャンプが持つ「開放感」や「自由さ」が、カヤックがある事で、その感覚が「何倍」にも膨らみました。


私たちが買ったカヤックは、とても高価な物でしたが、十分その価値があると思いました。




おしまい。。。

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