キャンプ場紹介 新潟県南魚沼市 舞子高原オートキャンプ場。
Aug 23 , 2017
こんにちは。Kです。
南魚沼市「舞子高原オートキャンプ場」の施設など詳細を紹介します。

このキャンプ場でのレポートはこちらです。
新潟県の米所、魚沼平野を見下ろすスキー場が、夏期に「キャンプ場」として営業している所です。
東京からのアクセスは「関越自動車道」をひたすら北上、関越トンネルを抜けて2つめの「塩沢石打IC」を降りて、直進2分で、「舞子高原ホテル」の受付に到着します。
高速の出口からキャンプ場まで「1km」あるかないかというアクセスは、他に無いかもしれません。
ちなみに、まことしやかに囁かれた「目白の邸宅から実家の新潟まで、3回曲がれば着く」という昭和の総理大臣の「都市伝説」があります。
その「目白の邸宅」から同じように出発すると、なんと、このスキー場。
豊島区「南長崎1丁目の交差点」で1回だけ右折すると、あとは関越自動車道から「直進」でキャンプ場に着いてしまいます。
つまり、「1回曲がるとキャンプ場に着く」という、まさかの「角栄越え」を体験できるのです。

「スキー場」が夏期に「キャンプ場」になるところは他にもありますが、舞子高原はスキー場の「舞子エリア」の山の上、上級者用の急な斜面と、初心者用のなだらかな斜面の際に「キャンプフィールド」があるので、サイトによっては見晴らしがとても素晴らしいです。

斜面を利用しているので、フィールド全体は斜めですが、オートサイトとなる場所は「平らに整地」されています。
また、「芝生」がとてもキレイに整備されていて、とても気持がよいサイトでした。
ただ、基本的には全て芝生の「草原フィールド」で、林間と呼べるサイトは1カ所のみです。
ですので、夏の「日差しが強い時期」は熱中症などへの対策が必要だと思います。

サイトによっては見えない場所もあるので、あとでサイト毎の詳細を書きますが、夜は「街」が見下ろせるので「魚沼平野の夜景」を楽しむ事が出来ます。
ですので、この風景を見るだけでも、ここでキャンプをする価値があると思います。
●管理施設

キャンプ場の受付は、ゲレンデの麓にある「舞子高原ホテル」のフロントでおこないます。

売店では基本的な「薪」や「炭」などの他、ちょっとしたキャンプ道具の販売などもあります。
「薪」は細割りの杉の小さな束が600円。
広葉樹がミックスされた同じ大きさの小さな束が800円です。
この量だと1日分の焚火をするなら「2束」は欲しい感じす。
ですので、焚火をガッツリ楽しむ方は、「薪」を少しでも持参したほうがコスト的に良いようでした。
また、街には「コメリ」などのホームセンターが多数ありますが、「炭」は買えても「薪」の販売は少ないようです。
●温泉

舞子高原ホテルの1階には、「飯士の湯」という温泉があります。
通常日帰りの場合は大人1,200円ですが、キャンプ泊の場合は、600円で入浴が可能です。
また、ホテル以外にも「温泉地」なので車で走れば色々な温泉が楽しめます。
●炊事棟

キャンプ泊での水場はゲレンデ中腹にある「バックカントリーマイコ」という山小屋を「炊事棟」として利用できます。
スキーの時期は「レストラン」として営業している場所ですが、夏期は営業はしておらず、水場、トイレ、ゴミ処理、洗濯などだけが利用できるだけです。

ここで、2017年8月の最新情報をあげておくと。
初日、このような蚊帳が付いていた「水場の入口」ですが。。。

2日目に工事して、立派な扉が装着されました(笑)
新しく扉をつけたのか、壊れていたから修理したのかは不明です。

水場は普通のシンクです。
お湯は出ません。

隣にはコイン式の洗濯機もあります。

ソフトドリンクの自販機もあります。
ただし、「観光地価格」です。
●ゴミ処理

キャンプのゴミは全て捨てることが出来ます。
ただし、キャンプ1泊につき、ゴミ処理料が100円かかって、代わりに専用のゴミ袋が貰えます。
ゴミ処理料は強制的に発生するようなので、サイト料金は+100円で見ておく必要があります。

焚火や、BBQの灰は、専用の「灰捨て場」で処分します。
●花火

サイト内での花火は禁止で、この炊事棟の横の「花火広場」でのみ、手持ち花火が出来ます。

※舞子高原オートキャンプ場HPより
ここは大きく分けて標高の低い下から、「Cサイト」「Aサイト」「Bサイト」の3つのエリアに分かれています。
しかし、炊事場は「Aサイト」にしかありません。
特に、かなり下った所にある「Cサイト」は、徒歩での炊事場のアクセスは、かなり大変です。
ですので、今回キャンプをした時は、「Cサイト」の方は「車」で炊事場へ来る人が多かったようです。

「Cサイト」は炊事棟から数百メートル離れた(下った)位置にあるフィールドで、下段に3サイト、上段に2サイトあります。
「炊事棟」からも「舞子高原ホテル」からも歩いて行くにはかなり離れていて「かなり不便な場所」という印象です。

「Cサイト」の近くには、スキー場の「レストラン」が2棟建っていますが、夏は完全にクローズしているので、トイレを含めて利用する事が出来ません。

その代わり、トイレは「簡易トイレ」が1台、建物脇に設置されています。
「Cサイト」を利用する場合、このトイレだけが歩いてアクセス出来る施設と言えます。
●「C1」「C2」「C3」サイト

舞子高原オートキャンプ場の中で「一番標高の低い位置」にあるのが、この3つのサイトです。

山の上の他のサイトに比べると、ロケーションは少し劣る気がします。
ただ、3面分の広大なフィールドがあるので、「グループ利用」などには良いかもしれません。
●「C4」「C5」サイト

「Cサイト」上段の2サイトが「C4」「C5」サイト

見晴らしは、下段より若干良いくらいです。
「Cサイト」のロケーションは、視界が遮られる「Aサイトの一部」よりは良いですが、もっと標高が高い「Bサイト」に勝る所が無いように思います。
しかも、サイト全体の「利便性」という意味だと、簡易トイレが1個だけで「水場の遠さ」が絶望的です。
その「遠さ」は、同時に「標高差」でもあるので、車を使わずに移動する場合、かなりストイックなキャンプとなり、ファミリーには結構厳しい環境のように思います。
実際、このサイトを利用してる方は、夜でも「車」で「炊事棟」まで移動されてました。
そういった場所というのを理解していれば問題無いですが、便利な「オートキャンプ場」のイメージで「Cサイト」を予約すると、かなりビックリすると思います。
ただ、スキー場のレストランに水回りはあるはずなので、今後ここに「水場」が出来ると「良いサイト」になる可能性はあります。
「炊事棟」の周囲に展開してるのが「Aサイト」です。
ですので、オートキャンプ場として、「一番利便性が高い場所」にあると言えます。
子供がいるファミリーキャンパーの方なら、この「Aサイト」の中から場所を選ぶの方が無難だと思います。
「Aサイト」を分類すると、炊事棟を基準にして、ちょっと高い位置にあるのが「A1「A2」サイト。
炊事棟と同じ高さの位置にあり、キャンプの利便性が一番高いのが「A3」「A4」「A5」のサイトです。
炊事棟からちょっと下った所にあるのが「A6」「A7」「A8」サイトになります。
●「A1」「A2」サイト

炊事棟よりちょっと高い位置にありますが、スキー場で言う「ゲレンデの中央」の位置にあり、とても見晴らしが良いのが、「A1」「A2」の両サイトです。

フィールドはキレイに整地されていて、両サイトとも平らで広々としています。

サイトからの「ロケーション」はとてもよく、「魚沼平野」が一望できます。
このキャンプ場の中では「利便性」と「ロケーション」のバランスが、一番良いのがこの2サイトだと思います。
「見晴らしの良さ」ならこの上の「Bサイト」の方が若干有利ですが、水場への上り下りが少ない分、こちらの方が過ごしやすいと思います。
●「A3」「A4」「A5」サイト

炊事棟と高低差がほぼ無い位置にあり、オートキャンプの「利便性が最高」なのがこの3サイトです。
トイレと水場の距離を気にされるのであれば、この3サイトが唯一の選択肢です。

ただ、立木があったりして、夜景を含めた「ロケーション」は、「A1」「A2」の両サイトより劣ります。
あと、ここは特に夕方から夜は、「Cサイト」や「Bサイト」の人達が、炊事棟を利用するため「車で移動」して来ます。
そのため、少なくともお盆休みのキャンプ中は、サイト前の道路の「車の交通量」が一番多い場所でした。
とくに「A5」は、目の前の道が、「登りながらのカーブ」になっていて、「車のヘッドライトの直撃」を受ける位置にあります。
こういうのが嫌いな人は、結構夜は落ち着かない可能性があり不向きです。
●「A6」サイト

炊事棟から下った右側にあるのが、唯一の「林間サイト」と呼べる「A6」です。

ただ、林間と言っても他のサイトとの比較なので、夏の日差しを完全に遮ってくれる訳では無さそうです。
また、街の方はサイトから見ることができません。
●「A7」「A8」サイト

「A6」の隣で、ちょっとだけひらけた所にあるのが「A7」「A8」サイトです。

ただ、目の前の斜面下側に「林」があるので、街を見下ろす「ロケーション」は望めません。

その割には、炊事棟から、かなり下って来てしまうので、「ロケーション」と「利便性」のバランスは同じ「Aサイト」の他の場所より見劣りしてしまいます。
一番標高が高い位置にあるのが「Bサイト」です。
Bサイトは斜面の西側にある「B1」「B2」「B3」サイト。
斜面東側に、上下2段の上段が「B4」「B5」「B6」サイト。
その下段にあるのが「B7」「B8」「B9」サイトです。
●「B1」「B2」「B3」

このキャンプ場のなかで一番見晴らしが良いのが「B3」です。
魚沼平野が一望できて、夜景もキレイに見渡せます。

見た感じだと、その次によいのが「B1」だと思います。
立木の間から街を見下ろす事が出来ます。
「B2」は目の前に「木」があるので、若干ロケーションの妨げになるようです。

ただし、炊事場へは坂道を降りなくては行けないので、ちょっと億劫です。
でも「Cサイト」のように絶望的な距離ではないので、歩いて行く事はできます。
●「B4」「B5」「B6」サイト
一番標高が高い位置にあるのがこの3つのサイトです。
今回このエリアは常にキャンプ泊の方がいたので、唯一サイト内で写真が撮れませんでした。

「B4」「B5」「B6」サイトへの脇道からのロケーションです。
サイトは画面右側に3つあります。
見晴らしは良いですが、夜は煌々と輝く炊事棟の灯りが気になるかも知れません。
●「B4」「B5」「B6」サイト

同じ理由で写真が撮れず、脇道から撮った下段の「B4」「B5」「B6」の辺りです。
土の道ですが、まっすぐ降りると、炊事棟へ行けるので、直線距離での不便さは無いですが、スキー場なので坂道です。
通常のキャンプ場の場合、立地やロケーションは程度の差な事が多いですが、この「舞子高原オートキャンプ場」は、サイトによって状況がかなり違う印象です。
キャンプ場での「ロケーション」をどこまで大切にするかで評価が分かれますが、「見晴らしの良さ」を求めるなら、なんと言っても「B3」が一番良いように思います。
ただ、坂道の上り下りを考え、サイトのバランスを考えると、ロケーションで引けを取らない「A1」「A2」がキャンプ地として最も良いと思います。
「Cサイト」は使った方に聞いてみないと、何とも言えませんが、ちょっと「オートキャンプ場」としては不便過ぎる気がします。
バリバリの登山をされる人からは大した事は無いですが、水場まで数百メートルの上り下りはキツイと思います。
ですので、車での移動が基本になっているようですが、それだと「キャンプ場に簡易トイレしかない」のと同じ事な気がします。(車で移動するならべつにキャンプ場の外でも良いわけですから・・・)
まだまだ、これから整備していくキャンプ場のようなので、今後の改善に期待したいですね。

キャンプ場から車で5分の所には、地元の名産品を売る道の駅「魚野の里」があります。
また、魚野川の平野部には、湯沢町や南魚沼市があり、スーパーやコンビニが近いのでとても便利です。
キャンプ場より旧六日町市内に出るには、国道451号を経由するより、塩沢石打IC前を右折して、県道28号線を進む方が信号が少なくて早く到着します。
この辺りは「温泉地」でもあるので、舞子高原ホテルだけでなく、源泉掛け流しの温泉など、いろいろ温泉巡りも楽しめる場所です。
特にスキー・スノーボードをする人は、この辺りの土地勘もあると思うので、とても行動しやすい場所だと思います。

星が見えたら、夜景と星空を楽しめる、とても素晴らしいキャンプ場だと思います。

「A8」サイトの隣に、今流行の「グランピングサイト」があります。
手ぶらで車で乗り付けたら「キャンプ」が楽しめるそうです。

テントは専用のウッドデッキに設置された、ノルディスクの「アズガルド」です。

エアベッドが設置されていて、快適に寝られるようです。

食事などのスペースは専用の屋根が作られています。

夜はキャンプインストラクターの方が「BBQ」を焼き方を教えてくれるそうです。
朝は、ホテルの「モーニングブッフェ」で食事をして、あとは帰るだけという素晴らしいサービスです。
お値段は1泊2食付きで、宿泊料、レンタル用品、ゴミ処理料、入浴料(タオル・入湯税)がセットで大人1人、12,000円だそうです。
値段的な感覚では、ホテル泊だけど「部屋がテント」って感じでしょうか?
テントを建てるのがめんどくさい人にはとても良いサービスだと思います。


南魚沼市「舞子高原オートキャンプ場」の施設など詳細を紹介します。

このキャンプ場でのレポートはこちらです。
2017/08/17
2017/08/18
2017/08/19
2017/08/20
場所とアクセス
新潟県の米所、魚沼平野を見下ろすスキー場が、夏期に「キャンプ場」として営業している所です。
東京からのアクセスは「関越自動車道」をひたすら北上、関越トンネルを抜けて2つめの「塩沢石打IC」を降りて、直進2分で、「舞子高原ホテル」の受付に到着します。
高速の出口からキャンプ場まで「1km」あるかないかというアクセスは、他に無いかもしれません。
ちなみに、まことしやかに囁かれた「目白の邸宅から実家の新潟まで、3回曲がれば着く」という昭和の総理大臣の「都市伝説」があります。
その「目白の邸宅」から同じように出発すると、なんと、このスキー場。
豊島区「南長崎1丁目の交差点」で1回だけ右折すると、あとは関越自動車道から「直進」でキャンプ場に着いてしまいます。
つまり、「1回曲がるとキャンプ場に着く」という、まさかの「角栄越え」を体験できるのです。
環境(ロケーション)

「スキー場」が夏期に「キャンプ場」になるところは他にもありますが、舞子高原はスキー場の「舞子エリア」の山の上、上級者用の急な斜面と、初心者用のなだらかな斜面の際に「キャンプフィールド」があるので、サイトによっては見晴らしがとても素晴らしいです。

斜面を利用しているので、フィールド全体は斜めですが、オートサイトとなる場所は「平らに整地」されています。
また、「芝生」がとてもキレイに整備されていて、とても気持がよいサイトでした。
ただ、基本的には全て芝生の「草原フィールド」で、林間と呼べるサイトは1カ所のみです。
ですので、夏の「日差しが強い時期」は熱中症などへの対策が必要だと思います。

サイトによっては見えない場所もあるので、あとでサイト毎の詳細を書きますが、夜は「街」が見下ろせるので「魚沼平野の夜景」を楽しむ事が出来ます。
ですので、この風景を見るだけでも、ここでキャンプをする価値があると思います。
施設
●管理施設

キャンプ場の受付は、ゲレンデの麓にある「舞子高原ホテル」のフロントでおこないます。

売店では基本的な「薪」や「炭」などの他、ちょっとしたキャンプ道具の販売などもあります。
「薪」は細割りの杉の小さな束が600円。
広葉樹がミックスされた同じ大きさの小さな束が800円です。
この量だと1日分の焚火をするなら「2束」は欲しい感じす。
ですので、焚火をガッツリ楽しむ方は、「薪」を少しでも持参したほうがコスト的に良いようでした。
また、街には「コメリ」などのホームセンターが多数ありますが、「炭」は買えても「薪」の販売は少ないようです。
●温泉

舞子高原ホテルの1階には、「飯士の湯」という温泉があります。
通常日帰りの場合は大人1,200円ですが、キャンプ泊の場合は、600円で入浴が可能です。
また、ホテル以外にも「温泉地」なので車で走れば色々な温泉が楽しめます。
●炊事棟

キャンプ泊での水場はゲレンデ中腹にある「バックカントリーマイコ」という山小屋を「炊事棟」として利用できます。
スキーの時期は「レストラン」として営業している場所ですが、夏期は営業はしておらず、水場、トイレ、ゴミ処理、洗濯などだけが利用できるだけです。

ここで、2017年8月の最新情報をあげておくと。
初日、このような蚊帳が付いていた「水場の入口」ですが。。。

2日目に工事して、立派な扉が装着されました(笑)
新しく扉をつけたのか、壊れていたから修理したのかは不明です。

水場は普通のシンクです。
お湯は出ません。

隣にはコイン式の洗濯機もあります。

ソフトドリンクの自販機もあります。
ただし、「観光地価格」です。
●ゴミ処理

キャンプのゴミは全て捨てることが出来ます。
ただし、キャンプ1泊につき、ゴミ処理料が100円かかって、代わりに専用のゴミ袋が貰えます。
ゴミ処理料は強制的に発生するようなので、サイト料金は+100円で見ておく必要があります。

焚火や、BBQの灰は、専用の「灰捨て場」で処分します。
●花火

サイト内での花火は禁止で、この炊事棟の横の「花火広場」でのみ、手持ち花火が出来ます。
フィールド

※舞子高原オートキャンプ場HPより
ここは大きく分けて標高の低い下から、「Cサイト」「Aサイト」「Bサイト」の3つのエリアに分かれています。
しかし、炊事場は「Aサイト」にしかありません。
特に、かなり下った所にある「Cサイト」は、徒歩での炊事場のアクセスは、かなり大変です。
ですので、今回キャンプをした時は、「Cサイト」の方は「車」で炊事場へ来る人が多かったようです。
Cサイト

「Cサイト」は炊事棟から数百メートル離れた(下った)位置にあるフィールドで、下段に3サイト、上段に2サイトあります。
「炊事棟」からも「舞子高原ホテル」からも歩いて行くにはかなり離れていて「かなり不便な場所」という印象です。

「Cサイト」の近くには、スキー場の「レストラン」が2棟建っていますが、夏は完全にクローズしているので、トイレを含めて利用する事が出来ません。

その代わり、トイレは「簡易トイレ」が1台、建物脇に設置されています。
「Cサイト」を利用する場合、このトイレだけが歩いてアクセス出来る施設と言えます。
●「C1」「C2」「C3」サイト

舞子高原オートキャンプ場の中で「一番標高の低い位置」にあるのが、この3つのサイトです。

山の上の他のサイトに比べると、ロケーションは少し劣る気がします。
ただ、3面分の広大なフィールドがあるので、「グループ利用」などには良いかもしれません。
●「C4」「C5」サイト

「Cサイト」上段の2サイトが「C4」「C5」サイト

見晴らしは、下段より若干良いくらいです。
「Cサイト」のロケーションは、視界が遮られる「Aサイトの一部」よりは良いですが、もっと標高が高い「Bサイト」に勝る所が無いように思います。
しかも、サイト全体の「利便性」という意味だと、簡易トイレが1個だけで「水場の遠さ」が絶望的です。
その「遠さ」は、同時に「標高差」でもあるので、車を使わずに移動する場合、かなりストイックなキャンプとなり、ファミリーには結構厳しい環境のように思います。
実際、このサイトを利用してる方は、夜でも「車」で「炊事棟」まで移動されてました。
そういった場所というのを理解していれば問題無いですが、便利な「オートキャンプ場」のイメージで「Cサイト」を予約すると、かなりビックリすると思います。
ただ、スキー場のレストランに水回りはあるはずなので、今後ここに「水場」が出来ると「良いサイト」になる可能性はあります。
Aサイト
「炊事棟」の周囲に展開してるのが「Aサイト」です。
ですので、オートキャンプ場として、「一番利便性が高い場所」にあると言えます。
子供がいるファミリーキャンパーの方なら、この「Aサイト」の中から場所を選ぶの方が無難だと思います。
「Aサイト」を分類すると、炊事棟を基準にして、ちょっと高い位置にあるのが「A1「A2」サイト。
炊事棟と同じ高さの位置にあり、キャンプの利便性が一番高いのが「A3」「A4」「A5」のサイトです。
炊事棟からちょっと下った所にあるのが「A6」「A7」「A8」サイトになります。
●「A1」「A2」サイト

炊事棟よりちょっと高い位置にありますが、スキー場で言う「ゲレンデの中央」の位置にあり、とても見晴らしが良いのが、「A1」「A2」の両サイトです。

フィールドはキレイに整地されていて、両サイトとも平らで広々としています。

サイトからの「ロケーション」はとてもよく、「魚沼平野」が一望できます。
このキャンプ場の中では「利便性」と「ロケーション」のバランスが、一番良いのがこの2サイトだと思います。
「見晴らしの良さ」ならこの上の「Bサイト」の方が若干有利ですが、水場への上り下りが少ない分、こちらの方が過ごしやすいと思います。
●「A3」「A4」「A5」サイト

炊事棟と高低差がほぼ無い位置にあり、オートキャンプの「利便性が最高」なのがこの3サイトです。
トイレと水場の距離を気にされるのであれば、この3サイトが唯一の選択肢です。

ただ、立木があったりして、夜景を含めた「ロケーション」は、「A1」「A2」の両サイトより劣ります。
あと、ここは特に夕方から夜は、「Cサイト」や「Bサイト」の人達が、炊事棟を利用するため「車で移動」して来ます。
そのため、少なくともお盆休みのキャンプ中は、サイト前の道路の「車の交通量」が一番多い場所でした。
とくに「A5」は、目の前の道が、「登りながらのカーブ」になっていて、「車のヘッドライトの直撃」を受ける位置にあります。
こういうのが嫌いな人は、結構夜は落ち着かない可能性があり不向きです。
●「A6」サイト

炊事棟から下った右側にあるのが、唯一の「林間サイト」と呼べる「A6」です。

ただ、林間と言っても他のサイトとの比較なので、夏の日差しを完全に遮ってくれる訳では無さそうです。
また、街の方はサイトから見ることができません。
●「A7」「A8」サイト

「A6」の隣で、ちょっとだけひらけた所にあるのが「A7」「A8」サイトです。

ただ、目の前の斜面下側に「林」があるので、街を見下ろす「ロケーション」は望めません。

その割には、炊事棟から、かなり下って来てしまうので、「ロケーション」と「利便性」のバランスは同じ「Aサイト」の他の場所より見劣りしてしまいます。
Bサイト
一番標高が高い位置にあるのが「Bサイト」です。
Bサイトは斜面の西側にある「B1」「B2」「B3」サイト。
斜面東側に、上下2段の上段が「B4」「B5」「B6」サイト。
その下段にあるのが「B7」「B8」「B9」サイトです。
●「B1」「B2」「B3」

このキャンプ場のなかで一番見晴らしが良いのが「B3」です。
魚沼平野が一望できて、夜景もキレイに見渡せます。

見た感じだと、その次によいのが「B1」だと思います。
立木の間から街を見下ろす事が出来ます。
「B2」は目の前に「木」があるので、若干ロケーションの妨げになるようです。

ただし、炊事場へは坂道を降りなくては行けないので、ちょっと億劫です。
でも「Cサイト」のように絶望的な距離ではないので、歩いて行く事はできます。
●「B4」「B5」「B6」サイト
一番標高が高い位置にあるのがこの3つのサイトです。
今回このエリアは常にキャンプ泊の方がいたので、唯一サイト内で写真が撮れませんでした。

「B4」「B5」「B6」サイトへの脇道からのロケーションです。
サイトは画面右側に3つあります。
見晴らしは良いですが、夜は煌々と輝く炊事棟の灯りが気になるかも知れません。
●「B4」「B5」「B6」サイト

同じ理由で写真が撮れず、脇道から撮った下段の「B4」「B5」「B6」の辺りです。
土の道ですが、まっすぐ降りると、炊事棟へ行けるので、直線距離での不便さは無いですが、スキー場なので坂道です。
サイトの個人的評価
通常のキャンプ場の場合、立地やロケーションは程度の差な事が多いですが、この「舞子高原オートキャンプ場」は、サイトによって状況がかなり違う印象です。
キャンプ場での「ロケーション」をどこまで大切にするかで評価が分かれますが、「見晴らしの良さ」を求めるなら、なんと言っても「B3」が一番良いように思います。
ただ、坂道の上り下りを考え、サイトのバランスを考えると、ロケーションで引けを取らない「A1」「A2」がキャンプ地として最も良いと思います。
「Cサイト」は使った方に聞いてみないと、何とも言えませんが、ちょっと「オートキャンプ場」としては不便過ぎる気がします。
バリバリの登山をされる人からは大した事は無いですが、水場まで数百メートルの上り下りはキツイと思います。
ですので、車での移動が基本になっているようですが、それだと「キャンプ場に簡易トイレしかない」のと同じ事な気がします。(車で移動するならべつにキャンプ場の外でも良いわけですから・・・)
まだまだ、これから整備していくキャンプ場のようなので、今後の改善に期待したいですね。
周辺環境

キャンプ場から車で5分の所には、地元の名産品を売る道の駅「魚野の里」があります。
また、魚野川の平野部には、湯沢町や南魚沼市があり、スーパーやコンビニが近いのでとても便利です。
キャンプ場より旧六日町市内に出るには、国道451号を経由するより、塩沢石打IC前を右折して、県道28号線を進む方が信号が少なくて早く到着します。
この辺りは「温泉地」でもあるので、舞子高原ホテルだけでなく、源泉掛け流しの温泉など、いろいろ温泉巡りも楽しめる場所です。
特にスキー・スノーボードをする人は、この辺りの土地勘もあると思うので、とても行動しやすい場所だと思います。

星が見えたら、夜景と星空を楽しめる、とても素晴らしいキャンプ場だと思います。
おまけ

「A8」サイトの隣に、今流行の「グランピングサイト」があります。
手ぶらで車で乗り付けたら「キャンプ」が楽しめるそうです。

テントは専用のウッドデッキに設置された、ノルディスクの「アズガルド」です。

エアベッドが設置されていて、快適に寝られるようです。

食事などのスペースは専用の屋根が作られています。

夜はキャンプインストラクターの方が「BBQ」を焼き方を教えてくれるそうです。
朝は、ホテルの「モーニングブッフェ」で食事をして、あとは帰るだけという素晴らしいサービスです。
お値段は1泊2食付きで、宿泊料、レンタル用品、ゴミ処理料、入浴料(タオル・入湯税)がセットで大人1人、12,000円だそうです。
値段的な感覚では、ホテル泊だけど「部屋がテント」って感じでしょうか?
テントを建てるのがめんどくさい人にはとても良いサービスだと思います。
コメント
こんにちは(・ω・)
お手本のようなわかりやすくためになる施設紹介、ありがとうございます
冬は一面雪で覆われる場所を車で走れるっていうのがちょっと楽しそうです
しかし薪はネックですねぇ(´-ω-`)
写真の束で600~800円とは……ブランド薪なんでしょうか(笑
グランピングはまぁ(お値段的に)いたちには縁がないものなので
ひとまずこちらのスキー場まで、いたち家からは何回曲がるようかを計算してみたいと思います(*`・ω・)ゞ
お手本のようなわかりやすくためになる施設紹介、ありがとうございます
冬は一面雪で覆われる場所を車で走れるっていうのがちょっと楽しそうです
しかし薪はネックですねぇ(´-ω-`)
写真の束で600~800円とは……ブランド薪なんでしょうか(笑
グランピングはまぁ(お値段的に)いたちには縁がないものなので
ひとまずこちらのスキー場まで、いたち家からは何回曲がるようかを計算してみたいと思います(*`・ω・)ゞ
素晴らしい施設紹介ですね〜
キャンプ場から表彰ものですよ。
Kさんやしくさんはキャンレポ楽しいし写真も素敵なだけでなく、サイトの紹介まで完璧。
わたしサイトまわって写真撮るとどことったかわからなくなり苦手なんですよね。
キャンプ場から表彰ものですよ。
Kさんやしくさんはキャンレポ楽しいし写真も素敵なだけでなく、サイトの紹介まで完璧。
わたしサイトまわって写真撮るとどことったかわからなくなり苦手なんですよね。
いたちさん。こんにちは。
「眺望を求めて」って場合は、サイトのチョイスが重要みたいだったので、このような紹介になりました。
キャンプをするだけならどこで張っても広くて良いキャンプ場です。
キャンプ場への曲がる回数。もし3回を切ったら「田中」の称号が貰えますよ。
「眺望を求めて」って場合は、サイトのチョイスが重要みたいだったので、このような紹介になりました。
キャンプをするだけならどこで張っても広くて良いキャンプ場です。
キャンプ場への曲がる回数。もし3回を切ったら「田中」の称号が貰えますよ。
ぴのこさん。こんにちは。
スキー場のキャンプ場、見晴らしも良く、最高です。
季節的にはこれからの方が過ごしやすくて良いと思います。
キャンプレポの楽しさは、No Camp No Lifeに圧倒されていると思いますが(笑)
サイトの写真を撮りまくると、どの場所か解らなくなるのは良くあります。
スキー場のキャンプ場、見晴らしも良く、最高です。
季節的にはこれからの方が過ごしやすくて良いと思います。
キャンプレポの楽しさは、No Camp No Lifeに圧倒されていると思いますが(笑)
サイトの写真を撮りまくると、どの場所か解らなくなるのは良くあります。
こんばんは〜
皆さんがおっしゃっているように、何時もながら詳細なキャンプ場レポありがとうございます。
私もキャンプ場紹介が苦手ですw
考えてみたら、これまで一度も紹介記事書いたことがらないです。今度、挑戦してみようかな。
確かにトイレ、水場が遠いのは、ファミリーとして困りますね。YMCAのときは、雨が酷かったので、ほとほと困りました。しかも子どもって、トイレをギリギリまで我慢するので、ダッシュで丘を下る羽目に(笑)
ウチなら間違いなく嫁の強い希望により、Aサイト一択です(笑)
皆さんがおっしゃっているように、何時もながら詳細なキャンプ場レポありがとうございます。
私もキャンプ場紹介が苦手ですw
考えてみたら、これまで一度も紹介記事書いたことがらないです。今度、挑戦してみようかな。
確かにトイレ、水場が遠いのは、ファミリーとして困りますね。YMCAのときは、雨が酷かったので、ほとほと困りました。しかも子どもって、トイレをギリギリまで我慢するので、ダッシュで丘を下る羽目に(笑)
ウチなら間違いなく嫁の強い希望により、Aサイト一択です(笑)
行くなら断然うちはzero21keiさんと同じくB3ですねー。
って、zero21keiさんが行かれたキャンプ場はニュー田代や清里みたいにすでにストーカしてますけど(笑)
って、zero21keiさんが行かれたキャンプ場はニュー田代や清里みたいにすでにストーカしてますけど(笑)
こんばんは~
1区画がとても広いですね!
詰めたら3家族ぐらいキャンプ出来そうな(笑)
うちも娘がいるからAなんだろうなぁ~
トイレが遠いのは致命的ですね。
漏らしちゃうもん(笑)
1区画がとても広いですね!
詰めたら3家族ぐらいキャンプ出来そうな(笑)
うちも娘がいるからAなんだろうなぁ~
トイレが遠いのは致命的ですね。
漏らしちゃうもん(笑)
Egnathさん。おはようございます。
子供はトイレが近くないと困りますよね。
うちは、渋滞時に発生する、チョーーー緊急時用に、車のダッシュボードに「簡易トイレ」を積んでますが、そういうの活用出来ないかな?
舞子高原はA1、A2がオススメです。
子供はトイレが近くないと困りますよね。
うちは、渋滞時に発生する、チョーーー緊急時用に、車のダッシュボードに「簡易トイレ」を積んでますが、そういうの活用出来ないかな?
舞子高原はA1、A2がオススメです。
naopionさん。おはようございます。
naopionさんのところならB3が良いと思います。
高台からの眺望と、サイトの広さ、芝生のフカフカがとても気持ちがいいですよ。
naopionさんのところならB3が良いと思います。
高台からの眺望と、サイトの広さ、芝生のフカフカがとても気持ちがいいですよ。
taku-cさん。おはようございます。
実際に、2サイトを5家族くらいで使っている人がいましたよ。
眺めが良くて、トイレが近いのはA1,A2ですね。
でも、お漏らしの心配があるならA3、A4かな?(笑)
実際に、2サイトを5家族くらいで使っている人がいましたよ。
眺めが良くて、トイレが近いのはA1,A2ですね。
でも、お漏らしの心配があるならA3、A4かな?(笑)
こんにちは
いつも二人で綺麗な写真を楽しませていただいています
コメントなしで読み逃げばかりですみません
このキャンプ場の事、今年になって初めて知りました
関越自動車道の赤城高原SAでふと手にした新潟観光のフリーペーパーに掲載されていました
ICから近そうだし、一度行って見ようと思っていました
いつもながらに詳細なキャンプ場情報、とても参考になります
高齢者は炊事場・トイレの距離があまりにも遠いと・・・なので
「A1」「A2」狙いで(笑)
それにしても、今年の8月はどこも雨が多くて、夏らしい太陽と青空には恵まれませんでしたね
秋には晴天が続くことを期待したいです
いつも二人で綺麗な写真を楽しませていただいています
コメントなしで読み逃げばかりですみません
このキャンプ場の事、今年になって初めて知りました
関越自動車道の赤城高原SAでふと手にした新潟観光のフリーペーパーに掲載されていました
ICから近そうだし、一度行って見ようと思っていました
いつもながらに詳細なキャンプ場情報、とても参考になります
高齢者は炊事場・トイレの距離があまりにも遠いと・・・なので
「A1」「A2」狙いで(笑)
それにしても、今年の8月はどこも雨が多くて、夏らしい太陽と青空には恵まれませんでしたね
秋には晴天が続くことを期待したいです
Kaoru&Beetさん。こんにちは。
こちらも読み逃げばかりで申し訳ないです。。
「A1」「A2」ともに見晴らしは最高ですが、ちょっとした位置関係で、六日町の市街地まで見渡せるのは「A1」の方です。
眼下は雪のないゲレンデの草原で、ぽつぽつと、イスの無いリフトの塔が立っています。
なんか不思議な感覚のする面白い所です。
秋で天気が良いときは、最高の夜景と星空が楽しめると思います。
こちらも読み逃げばかりで申し訳ないです。。
「A1」「A2」ともに見晴らしは最高ですが、ちょっとした位置関係で、六日町の市街地まで見渡せるのは「A1」の方です。
眼下は雪のないゲレンデの草原で、ぽつぽつと、イスの無いリフトの塔が立っています。
なんか不思議な感覚のする面白い所です。
秋で天気が良いときは、最高の夜景と星空が楽しめると思います。