東京ドーム換算で調べるキャンプ場の広さ考察。
こんにちは。Kです。
普通のキャンプ場というと、だいたい30サイトくらいの広さが平均的です。
その中で、100サイトを遙かに超える収容能力をもつ「巨大キャンプ場」と言うのがあります。
しかし、その「広さ」を現す単位はバラバラで、「坪」だったり「平方メートル」だったり「東京ドーム●個分」だったりします。
また、素人には突然「ここは何万坪です!」と言われても、その広さはすぐにはイメージできません。
ということで、今回は、敷地面積の「単位」を統一して、それぞれの「キャンプ場の広さ」を比較してみたいと思います。
そのために使う「広さの単位」は「ヘクタール」と「東京ドーム換算」の2種類にしました。
ちなみに、東京ドーム換算については、wikipediaの「面積:建築面積である46,755㎡ = 約4.7ヘクタールを用いる」と言う数値を採用しています。
と言う事で、広大な敷地を誇るキャンプ場の真の姿を調べてみましょう!!
果たして、「東京ドーム●個分」は分かりやすいのでしょうか?

まず最初は、茨城県随一の広さと人気を誇る「大子広域公園グリンヴィラ」を調べてみます。
グリンヴィラは、「大子広域公園」という、茨城県の公園内にあるキャンプ場で、東日本でも有数の高規格キャンプ場です。
綺麗に整備された場内は、フリーサイトと、区画サイトに分かれていて、毎週末は沢山のキャンパーで賑わっています。
このキャンプ場の敷地面積についての情報は、グリンヴィラの公式サイト上では見つかりませんでした。
その代わり、公園の情報として、茨城県のHP上に記載がありました。
茨城県HP「大子広域公園について」
これによると、大子広域公園の総面積は「60.44ヘクタール」という広さだそうです。
ただ、この総面積は、キャンプ場以外のフォレスパ大子や、多目的運動場、テニスコート、また、その周辺の山林などを含めた面積のようです。
では、その中で「グリンヴィラ」の敷地面積ですが、その情報も、茨城県のHPの「いばらきもの知り博士」というコーナーにありました。
茨城県HP「関東初の5つ星オートキャンプ場・グリンヴィラ!」
こちらの情報の中に、
『グリンヴィラの敷地面積は約41,000平方メートル。東京ドームとほぼ同じ面積という広大な土地』
と、あります。

ということで、グリンヴィラの敷地面積は、「4.1ヘクタール」だと解りました。
さらに、東京ドーム換算では「0.87個分」です。
残念ながら、東京ドーム1個分には満たない数字ですが、これを「ほぼ同じ面積」と言い切ってしまうあたりに、茨城県の意気込みが伝わってきます。

広大な敷地の高規格キャンプ場と言えば、やはりこの「北軽井沢スウィートグラス」は外せません。
こちらも東日本で屈指の人気を誇り、浅間山の山麓に広がるフィールドは美しく、とても魅力的なキャンプ場です。
このスウィートグラスの敷地面積に関しては、公式サイトの名称に答えがありました。
「浅間山麓3万坪のオートキャンプ場 スウィートグラス」
「浅間山麓3万坪」をキャンプ場の枕詞としているので、調べる手間が全く掛かりませんでした。

では、3万坪をヘクタールに直すと、「9.9ヘクタール」です。
と言う事で、スウィートグラスは、東京ドーム換算で、「2.1個分」という事になります。
やはり、東京ドーム2個を上回ってくると、「土地の広さ」もそのキャンプ場の売りの1つになるようです。

千葉県で大きなキャンプ場と言うと、やはり「成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場(以下ゆめ牧場AC)」だと思います。
ゆめ牧場の広さについては、そのHPに記載がありました。
成田ゆめ牧場HP「ゆめ牧場について」
『千葉県成田市にある『成田ゆめ牧場』は、約9万坪=約30万㎡の広さ(東京ドームの約7倍)の敷地面積』
とあり、牧場全体はかなりの規模なのが、わかります。
しかし、キャンプ場自体の敷地面積は、ゆめ牧場のオフィシャルな情報には、記載がありませんでした。
そのため、他の「キャンプ場情報サイト」などを調べました。
そちらによると「16万5000㎡」という数字がいくつか出てきました。(この数字は坪にすると5万坪というきりのよい数字です)
この敷地面積のソースは解りませんが、ゆめ牧場の航空写真を見ると、だいたい牧場とキャンプ場が半分づつくらいに見えるので、おそらくこの数字であっているように思われます。

と言う事で、敷地面積は「16.5ヘクタール」でした。
東京ドーム換算では「3.5個分」です。
やはり「ゆめ牧場AC」はかなり広大で、本気を出せば、プロ野球の「セリーグの全3試合(観客含む)」を、この場所でやることが出来る広さだと解りました。

国内アウトドアブランドとしてはトップクラスのスノーピーク。
多くのコアなファンがいて、私たちもこちらの製品を愛用しています。
その新潟県にある本社の敷地に広がっているのが、日本でも有数のフリーサイトがある、「Snow Peak Headquarters」です。
こちらのキャンプ場の面積は、スノーピークのHP上に記載がありました。
キャンプフィールドのご案内
この中の冒頭部分に、
『そこは小高い丘陵地帯。広さは約5万坪。』
とあります。
5万坪は、165,000㎡ですので、成田ゆめ牧場ファミリーACと全く同じ広さです。

と言う事で、Snow Peak HQも、敷地面積は「16.5ヘクタール」
東京ドーム換算では「3.5個分」という結果となりました。
まだ、一度も訪れた事がありませんが、「巨大なキャンプ場」として名高いのが、東北は福島県にある「フォレストパークあだたら」です。
その恐るべき広さは、「少人数ファミリーキャンプ入門」の、しくさんの記事を読むとわかります。
フォレストパークあだたら 〜 2019お盆ソロキャン・衝撃の巨大フィールド(最終回)
有名ソロキャンパーが、度肝を抜かれるような「広さ」のフィールドですが、その敷地面積の情報は「福島県のHP」にありました。
福島県HP ふくしま県民の森フォレストパークあだたら
ここに、『面積 91.5ヘクタール(県有地) 森林学習施設 52.1ヘクタール オートキャンプ場 39.4ヘクタール』
と言う情報があります。

ですので、オートキャンプ場の敷地面積は、「39.4ヘクタール」だと解ります。
東京ドーム換算では「8.4個分」でした。
ここまで調べたキャンプ場の広さのを大きく上回る広さです。
ただ、地図に書いたフィールドの敷地を見比べると、ゆめ牧場や、HQの2倍以上には見えません。
おそらく、フォレストパークあだららの敷地面積は、「周囲の山林」も含めているからだと思います。
それでも、広い事に変わりは無く、このくらいの大きさになると、「途方も無く広い」というイメージになってくるようです。

静岡県の朝霧高原は、巨大なキャンプ場が多い、富士山キャンプの聖地です。
そのなかで、先ずは「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」から調べてみます。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場の公式HP
その冒頭に、『370キロ平方メートルにわたる高原型の広大なサイト』と、誇らしげに広さの情報がありました。

ヘクタールにすると「37ヘクタール」
東京ドーム換算では、「7.8個分」です。
ただ、衛星写真を見る限り、キャンプフィールドの広さとしては、後述する「ふもとっぱら」に比べて小さいように感じます。
おそらく、これも「フォレストパークあだらら」と同じく、北東や南東にある「森林」など、フィールド化されていない土地が含まれる為だと思います。

漫画「ゆるキャン△」のロケ地ともあり、最近はいつも大盛況の富士山YMCA。
圧倒的に広いフィールドに、ある程度の数量で、予約を切ってしまうので、フリーサイトにもかかわらず、常に伸び伸びとキャンプが出来る希有な場所です。
そして、その敷地面積については、公式HP上に情報があります。
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ 施設紹介
『敷地面積は13万坪。東京ドーム9個分の広さです。敷地内から富士山頂から遠く伊豆半島、駿河湾まで見渡すことが出来ます。』

13万坪は、「43ヘクタール」です。
東京ドーム換算では、「9.1個分」となります。
このフィールドの魅力は、やはり他を圧倒する広さですが、改めて数値で見ても、その大きさがよく解りますね。
ただ、フィールド中央の建物以外に、施設がないので、端に行くほど、恐ろしく不便になります。
そのため、収容人数に制限を設けているので、敷地面積に比べて圧倒的にサイト数が少ないのも、ここの特長だと思います。

日本で一番有名で、かつ広大な敷地といえば、やはり静岡県の「ふもっぱら」です。
ただ、ホームページ上には敷地面積についての記述は見当たりませんでした。
そのため、googleで「ふもとっぱら 敷地面積」で検索すると、「東京ドーム約5個分」という、出所不明の情報が出てきます。
東京ドームは、4.7ヘクタールなので、「ふもとっぱら」の敷地面積は「23.5ヘクタール」となります。
ただ、googleの衛星写真で見る限り、とても「23.5ヘクタール」で収まっているようには見えません。
そこで、もう少し詳しい情報を探してみました。
そして、「Kaoru君とBeet君のキャンプ日記」を書かれているKaoru&Beetさんの「ふもとっぱら キャンプ場情報(2013年12月の記事)」と言う記事を見つけました。
その記事の最後に、「毎日新聞 静岡地方版 2013年06月12日の記事の抜粋」という形で、
『ふもとっぱらは、草原24ヘクタールと原野11ヘクタールの計35ヘクタール。60年間貸していた東京農大から8年前に返還された。』
と、ありました。
ふもとっぱらの「開業」は、公式ブログ「ふもとっぱらblog」のTOPに、
『2005年に開設された同施設』
とありますので、「2013年の8年前に返還された」という新聞の情報と符合します。
そして、この時にわざわざ「草原」と「原野」と分けて敷地を記載しているので、おそらく開業当初は、「草原24ヘクタール」の方で、営業が始まったのだと思います。
24ヘクタールは、東京ドーム換算で、「5.1個分」です。
これが、ふもとっぱらのネット上の情報である「東京ドーム5個分」とピタリと符合します。

しかし現在のふもとっぱらが、それより広いのは、「原野11ヘクタール」の方も、この14年間で開拓されて、「35ヘクタール」の全てがキャンプフィールドになったからだと思います。
しかし、この「衛星写真」を見ると、先ほどの富士山YMCAの「43ヘクタール」と同じか、それより大きく見えて、「35ヘクタール」でもまだ少ない気がしてしまいます。

しかし、両方のキャンプ場を重ねてみると、YMCAの方が明らかに広いので、「35ヘクタール」という数字で、ほぼ間違いないようです。
ということで、「ふもとっぱら」は、東京農大から返還された「35ヘクタール」が敷地面積だと思われます。
これを東京ドーム換算すると、「7.4個分」と言う結果となりました。
敷地面積だけだと、朝霧ジャンボリーや、富士山YMCAより狭くなります。
しかし、他のキャンプ場が、森林や、斜面があるのに対して、ふもとっぱらは、全が平坦なキャンプフィールドです。
そのため、1,500サイトという、途方も無い数のサイトを飲み込んでしまう、日本トップクラスの「巨大キャンプ場」となったのだと思います。
という感じで、「巨大キャンプ場」の中から、ある程度その広さの数値が解るキャンプ場を調べて見ました。
今回は、東京ドーム換算で、1個〜9個の範囲で、その比較が出来ました。
普段、「東京ドーム何個分」と言われても良く分かりませんが、全てを「東京ドーム同士」で比べると、数字がスッキリして、規模が解りやすくなったのは、意外な発見でした。
今回調べた意外にも、巨大キャンプ場はいくつもあります。
もし、今後、お気に入りのキャンプ場の敷地面積が解ったら、それを「東京ドーム」に換算すれば、他のキャンプ場との広さの比較が簡単にできますね(笑)
と言う事で、今後も色々調べて、調査を継続していきたいと思います。


普通のキャンプ場というと、だいたい30サイトくらいの広さが平均的です。
その中で、100サイトを遙かに超える収容能力をもつ「巨大キャンプ場」と言うのがあります。
しかし、その「広さ」を現す単位はバラバラで、「坪」だったり「平方メートル」だったり「東京ドーム●個分」だったりします。
また、素人には突然「ここは何万坪です!」と言われても、その広さはすぐにはイメージできません。
ということで、今回は、敷地面積の「単位」を統一して、それぞれの「キャンプ場の広さ」を比較してみたいと思います。
そのために使う「広さの単位」は「ヘクタール」と「東京ドーム換算」の2種類にしました。
ちなみに、東京ドーム換算については、wikipediaの「面積:建築面積である46,755㎡ = 約4.7ヘクタールを用いる」と言う数値を採用しています。
と言う事で、広大な敷地を誇るキャンプ場の真の姿を調べてみましょう!!
果たして、「東京ドーム●個分」は分かりやすいのでしょうか?
① 大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ

まず最初は、茨城県随一の広さと人気を誇る「大子広域公園グリンヴィラ」を調べてみます。
グリンヴィラは、「大子広域公園」という、茨城県の公園内にあるキャンプ場で、東日本でも有数の高規格キャンプ場です。
綺麗に整備された場内は、フリーサイトと、区画サイトに分かれていて、毎週末は沢山のキャンパーで賑わっています。
このキャンプ場の敷地面積についての情報は、グリンヴィラの公式サイト上では見つかりませんでした。
その代わり、公園の情報として、茨城県のHP上に記載がありました。
茨城県HP「大子広域公園について」
これによると、大子広域公園の総面積は「60.44ヘクタール」という広さだそうです。
ただ、この総面積は、キャンプ場以外のフォレスパ大子や、多目的運動場、テニスコート、また、その周辺の山林などを含めた面積のようです。
では、その中で「グリンヴィラ」の敷地面積ですが、その情報も、茨城県のHPの「いばらきもの知り博士」というコーナーにありました。
茨城県HP「関東初の5つ星オートキャンプ場・グリンヴィラ!」
こちらの情報の中に、
『グリンヴィラの敷地面積は約41,000平方メートル。東京ドームとほぼ同じ面積という広大な土地』
と、あります。

ということで、グリンヴィラの敷地面積は、「4.1ヘクタール」だと解りました。
さらに、東京ドーム換算では「0.87個分」です。
残念ながら、東京ドーム1個分には満たない数字ですが、これを「ほぼ同じ面積」と言い切ってしまうあたりに、茨城県の意気込みが伝わってきます。
② 北軽井沢スウィートグラス

広大な敷地の高規格キャンプ場と言えば、やはりこの「北軽井沢スウィートグラス」は外せません。
こちらも東日本で屈指の人気を誇り、浅間山の山麓に広がるフィールドは美しく、とても魅力的なキャンプ場です。
このスウィートグラスの敷地面積に関しては、公式サイトの名称に答えがありました。
「浅間山麓3万坪のオートキャンプ場 スウィートグラス」
「浅間山麓3万坪」をキャンプ場の枕詞としているので、調べる手間が全く掛かりませんでした。

では、3万坪をヘクタールに直すと、「9.9ヘクタール」です。
と言う事で、スウィートグラスは、東京ドーム換算で、「2.1個分」という事になります。
やはり、東京ドーム2個を上回ってくると、「土地の広さ」もそのキャンプ場の売りの1つになるようです。
③ 成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場

千葉県で大きなキャンプ場と言うと、やはり「成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場(以下ゆめ牧場AC)」だと思います。
ゆめ牧場の広さについては、そのHPに記載がありました。
成田ゆめ牧場HP「ゆめ牧場について」
『千葉県成田市にある『成田ゆめ牧場』は、約9万坪=約30万㎡の広さ(東京ドームの約7倍)の敷地面積』
とあり、牧場全体はかなりの規模なのが、わかります。
しかし、キャンプ場自体の敷地面積は、ゆめ牧場のオフィシャルな情報には、記載がありませんでした。
そのため、他の「キャンプ場情報サイト」などを調べました。
そちらによると「16万5000㎡」という数字がいくつか出てきました。(この数字は坪にすると5万坪というきりのよい数字です)
この敷地面積のソースは解りませんが、ゆめ牧場の航空写真を見ると、だいたい牧場とキャンプ場が半分づつくらいに見えるので、おそらくこの数字であっているように思われます。

と言う事で、敷地面積は「16.5ヘクタール」でした。
東京ドーム換算では「3.5個分」です。
やはり「ゆめ牧場AC」はかなり広大で、本気を出せば、プロ野球の「セリーグの全3試合(観客含む)」を、この場所でやることが出来る広さだと解りました。
④ Snow Peak Headquarters

国内アウトドアブランドとしてはトップクラスのスノーピーク。
多くのコアなファンがいて、私たちもこちらの製品を愛用しています。
その新潟県にある本社の敷地に広がっているのが、日本でも有数のフリーサイトがある、「Snow Peak Headquarters」です。
こちらのキャンプ場の面積は、スノーピークのHP上に記載がありました。
キャンプフィールドのご案内
この中の冒頭部分に、
『そこは小高い丘陵地帯。広さは約5万坪。』
とあります。
5万坪は、165,000㎡ですので、成田ゆめ牧場ファミリーACと全く同じ広さです。

と言う事で、Snow Peak HQも、敷地面積は「16.5ヘクタール」
東京ドーム換算では「3.5個分」という結果となりました。
⑤ フォレストパークあだたら
まだ、一度も訪れた事がありませんが、「巨大なキャンプ場」として名高いのが、東北は福島県にある「フォレストパークあだたら」です。
その恐るべき広さは、「少人数ファミリーキャンプ入門」の、しくさんの記事を読むとわかります。
フォレストパークあだたら 〜 2019お盆ソロキャン・衝撃の巨大フィールド(最終回)
有名ソロキャンパーが、度肝を抜かれるような「広さ」のフィールドですが、その敷地面積の情報は「福島県のHP」にありました。
福島県HP ふくしま県民の森フォレストパークあだたら
ここに、『面積 91.5ヘクタール(県有地) 森林学習施設 52.1ヘクタール オートキャンプ場 39.4ヘクタール』
と言う情報があります。

ですので、オートキャンプ場の敷地面積は、「39.4ヘクタール」だと解ります。
東京ドーム換算では「8.4個分」でした。
ここまで調べたキャンプ場の広さのを大きく上回る広さです。
ただ、地図に書いたフィールドの敷地を見比べると、ゆめ牧場や、HQの2倍以上には見えません。
おそらく、フォレストパークあだららの敷地面積は、「周囲の山林」も含めているからだと思います。
それでも、広い事に変わりは無く、このくらいの大きさになると、「途方も無く広い」というイメージになってくるようです。
⑥ 朝霧ジャンボリーオートキャンプ場

静岡県の朝霧高原は、巨大なキャンプ場が多い、富士山キャンプの聖地です。
そのなかで、先ずは「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」から調べてみます。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場の公式HP
その冒頭に、『370キロ平方メートルにわたる高原型の広大なサイト』と、誇らしげに広さの情報がありました。

ヘクタールにすると「37ヘクタール」
東京ドーム換算では、「7.8個分」です。
ただ、衛星写真を見る限り、キャンプフィールドの広さとしては、後述する「ふもとっぱら」に比べて小さいように感じます。
おそらく、これも「フォレストパークあだらら」と同じく、北東や南東にある「森林」など、フィールド化されていない土地が含まれる為だと思います。
⑦ 富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ
漫画「ゆるキャン△」のロケ地ともあり、最近はいつも大盛況の富士山YMCA。
圧倒的に広いフィールドに、ある程度の数量で、予約を切ってしまうので、フリーサイトにもかかわらず、常に伸び伸びとキャンプが出来る希有な場所です。
そして、その敷地面積については、公式HP上に情報があります。
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ 施設紹介
『敷地面積は13万坪。東京ドーム9個分の広さです。敷地内から富士山頂から遠く伊豆半島、駿河湾まで見渡すことが出来ます。』

13万坪は、「43ヘクタール」です。
東京ドーム換算では、「9.1個分」となります。
このフィールドの魅力は、やはり他を圧倒する広さですが、改めて数値で見ても、その大きさがよく解りますね。
ただ、フィールド中央の建物以外に、施設がないので、端に行くほど、恐ろしく不便になります。
そのため、収容人数に制限を設けているので、敷地面積に比べて圧倒的にサイト数が少ないのも、ここの特長だと思います。
⑧ ふもとっぱら

日本で一番有名で、かつ広大な敷地といえば、やはり静岡県の「ふもっぱら」です。
ただ、ホームページ上には敷地面積についての記述は見当たりませんでした。
そのため、googleで「ふもとっぱら 敷地面積」で検索すると、「東京ドーム約5個分」という、出所不明の情報が出てきます。
東京ドームは、4.7ヘクタールなので、「ふもとっぱら」の敷地面積は「23.5ヘクタール」となります。
ただ、googleの衛星写真で見る限り、とても「23.5ヘクタール」で収まっているようには見えません。
そこで、もう少し詳しい情報を探してみました。
そして、「Kaoru君とBeet君のキャンプ日記」を書かれているKaoru&Beetさんの「ふもとっぱら キャンプ場情報(2013年12月の記事)」と言う記事を見つけました。
その記事の最後に、「毎日新聞 静岡地方版 2013年06月12日の記事の抜粋」という形で、
『ふもとっぱらは、草原24ヘクタールと原野11ヘクタールの計35ヘクタール。60年間貸していた東京農大から8年前に返還された。』
と、ありました。
ふもとっぱらの「開業」は、公式ブログ「ふもとっぱらblog」のTOPに、
『2005年に開設された同施設』
とありますので、「2013年の8年前に返還された」という新聞の情報と符合します。
そして、この時にわざわざ「草原」と「原野」と分けて敷地を記載しているので、おそらく開業当初は、「草原24ヘクタール」の方で、営業が始まったのだと思います。
24ヘクタールは、東京ドーム換算で、「5.1個分」です。
これが、ふもとっぱらのネット上の情報である「東京ドーム5個分」とピタリと符合します。

しかし現在のふもとっぱらが、それより広いのは、「原野11ヘクタール」の方も、この14年間で開拓されて、「35ヘクタール」の全てがキャンプフィールドになったからだと思います。
しかし、この「衛星写真」を見ると、先ほどの富士山YMCAの「43ヘクタール」と同じか、それより大きく見えて、「35ヘクタール」でもまだ少ない気がしてしまいます。

しかし、両方のキャンプ場を重ねてみると、YMCAの方が明らかに広いので、「35ヘクタール」という数字で、ほぼ間違いないようです。
ということで、「ふもとっぱら」は、東京農大から返還された「35ヘクタール」が敷地面積だと思われます。
これを東京ドーム換算すると、「7.4個分」と言う結果となりました。
敷地面積だけだと、朝霧ジャンボリーや、富士山YMCAより狭くなります。
しかし、他のキャンプ場が、森林や、斜面があるのに対して、ふもとっぱらは、全が平坦なキャンプフィールドです。
そのため、1,500サイトという、途方も無い数のサイトを飲み込んでしまう、日本トップクラスの「巨大キャンプ場」となったのだと思います。
まとめ
という感じで、「巨大キャンプ場」の中から、ある程度その広さの数値が解るキャンプ場を調べて見ました。
今回は、東京ドーム換算で、1個〜9個の範囲で、その比較が出来ました。
普段、「東京ドーム何個分」と言われても良く分かりませんが、全てを「東京ドーム同士」で比べると、数字がスッキリして、規模が解りやすくなったのは、意外な発見でした。
今回調べた意外にも、巨大キャンプ場はいくつもあります。
もし、今後、お気に入りのキャンプ場の敷地面積が解ったら、それを「東京ドーム」に換算すれば、他のキャンプ場との広さの比較が簡単にできますね(笑)
と言う事で、今後も色々調べて、調査を継続していきたいと思います。
コメント
キャンプ場の広さを東京ドーム〇個分で調べるなんて( *´艸`)
これまたマニアウケする記事ですね♪(←何マニア?w)
東京ドームの大きさって言われて
ピンとくる人の方が少ないと思いますが、
かくいう私も普通の野球場よりは大きい球場だなとのイメージなので
東京ドーム〇個分を目にしたときはそれと置き換えています。
実際はそこまで広さが重要ではないことが多いのですが、ふむふむと
納得することが多いですね(^^;
これまたマニアウケする記事ですね♪(←何マニア?w)
東京ドームの大きさって言われて
ピンとくる人の方が少ないと思いますが、
かくいう私も普通の野球場よりは大きい球場だなとのイメージなので
東京ドーム〇個分を目にしたときはそれと置き換えています。
実際はそこまで広さが重要ではないことが多いのですが、ふむふむと
納得することが多いですね(^^;
とっても分かりやすく参考になる生地です!!!
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ササシンさん。こんにちは。
蘊蓄系ブログの本領発揮と言うところですね(笑)
東京ドームと言われてもあまり実感はないですよね。
今後は、「東京ドーム3個分」と言われたら、「ゆめ牧場よりちょっと小さいくらいだな」と言う事が解るので、イメージしやすくなりました(笑)
蘊蓄系ブログの本領発揮と言うところですね(笑)
東京ドームと言われてもあまり実感はないですよね。
今後は、「東京ドーム3個分」と言われたら、「ゆめ牧場よりちょっと小さいくらいだな」と言う事が解るので、イメージしやすくなりました(笑)
ririami1222さん。こんにちは。
雑な東京ドームネタですが、お役に立てたなら幸いです(笑)
雑な東京ドームネタですが、お役に立てたなら幸いです(笑)
こんにちは。
キャンプのない週末でもキャンプのことを考える...のは、ナチュログ・ブロガーなら珍しくないと思いますが、キャンプのない週末にキャンプ場の面積を東京ドーム換算しているのは、世界広しと言えども、K師匠おひとりでしょうね。
すみません、そのお姿を想像して笑っちゃいました。
でも、ここで紹介されているキャンプ場へ行くのが、いっそう楽しみになりました。ありがとうございます!
キャンプのない週末でもキャンプのことを考える...のは、ナチュログ・ブロガーなら珍しくないと思いますが、キャンプのない週末にキャンプ場の面積を東京ドーム換算しているのは、世界広しと言えども、K師匠おひとりでしょうね。
すみません、そのお姿を想像して笑っちゃいました。
でも、ここで紹介されているキャンプ場へ行くのが、いっそう楽しみになりました。ありがとうございます!
良記事!(←へりさんの真似(笑))
いや〜、こんなことに労力を割けるのは、私くらいだと思ってましたが
これは完全に1本取られました(爆)
しかし、並み居る、大雑把に整備(←失礼)されたフリーサイトの巨大キャンプ場に匹敵する
超絶整備されたフォレストパークあだたらは、やはり数字にしてもすごかったのですね
私の感覚もなかなか捨てたものでもなくてよかったです(笑)
いや〜、こんなことに労力を割けるのは、私くらいだと思ってましたが
これは完全に1本取られました(爆)
しかし、並み居る、大雑把に整備(←失礼)されたフリーサイトの巨大キャンプ場に匹敵する
超絶整備されたフォレストパークあだたらは、やはり数字にしてもすごかったのですね
私の感覚もなかなか捨てたものでもなくてよかったです(笑)
おはようございます☆
東京ドーム○個分にもちゃんと基準があったんですね!
数字で書かれても、「広いんだろうなぁ」な感じですが、東京ドーム換算わかりやすいです。
しかし、首都圏にはこんなに広大な敷地面積を有するキャンプ場があったとは(驚)
こんなに広いのに、繁忙期は予約一杯になるところもあるんですよね〜
昨今のキャンプブーム・・・恐るべし!
東京ドーム○個分にもちゃんと基準があったんですね!
数字で書かれても、「広いんだろうなぁ」な感じですが、東京ドーム換算わかりやすいです。
しかし、首都圏にはこんなに広大な敷地面積を有するキャンプ場があったとは(驚)
こんなに広いのに、繁忙期は予約一杯になるところもあるんですよね〜
昨今のキャンプブーム・・・恐るべし!
おはようございます!
東京ドームで野球の試合を1度みたことがあります。たしかに広いですが、意外と選手たちが大きく見えたのが印象的でした。横浜アリーナとかで見たコンサートではステージの人が爪楊枝の持ち手くらいの大きさでしたから…
夢牧が意外と広くてびっくりしました!
福島方面のキャンプ場もいつかチャレンジしたいです( ^ω^ )
東京ドームで野球の試合を1度みたことがあります。たしかに広いですが、意外と選手たちが大きく見えたのが印象的でした。横浜アリーナとかで見たコンサートではステージの人が爪楊枝の持ち手くらいの大きさでしたから…
夢牧が意外と広くてびっくりしました!
福島方面のキャンプ場もいつかチャレンジしたいです( ^ω^ )
ジョー坂東さん。こんにちは。
ネットで検索して、あとは、ひたすら電卓を叩く作業を繰り返した力作です(笑)
大子、あだたら辺りは、常磐道の勢力範囲ですからね。
ぜひ、出撃して、東京ドームを堪能してください。
ネットで検索して、あとは、ひたすら電卓を叩く作業を繰り返した力作です(笑)
大子、あだたら辺りは、常磐道の勢力範囲ですからね。
ぜひ、出撃して、東京ドームを堪能してください。
しくさん。こんにちは。
ほぼ、しくさんのためだけに書いた記事なので、お褒め頂きとても嬉しいです。
この手の記事は、情報収集や裏付け作業など、膨大な労力を投入する割に、得るものがほとんど無いですよね(笑)
衛星写真で見ると、なおさら凄さが解りますよね。
ふもとっぱらは、ゴミが散らかっているようにしか見えませんが、あだたらの超絶整備具合は対象的です。
ログハウスや、トレーラーハウスを込で「蟻の巣」に見えました。
ほぼ、しくさんのためだけに書いた記事なので、お褒め頂きとても嬉しいです。
この手の記事は、情報収集や裏付け作業など、膨大な労力を投入する割に、得るものがほとんど無いですよね(笑)
衛星写真で見ると、なおさら凄さが解りますよね。
ふもとっぱらは、ゴミが散らかっているようにしか見えませんが、あだたらの超絶整備具合は対象的です。
ログハウスや、トレーラーハウスを込で「蟻の巣」に見えました。
miniぱぱさん。こんにちは。
東京ドーム換算も、いくつか基準があるようです。
ですので、今回は4.7ヘクタールを採用しました(笑)
今回調べたキャンプ場は、繁忙期に限らず、いつも予約で一杯ですよね。
ほんとうにキャンプブーム恐るべしです。
東京ドーム換算も、いくつか基準があるようです。
ですので、今回は4.7ヘクタールを採用しました(笑)
今回調べたキャンプ場は、繁忙期に限らず、いつも予約で一杯ですよね。
ほんとうにキャンプブーム恐るべしです。
ハチママさん。こんにちは。
東京ドームの内野スタンドの上の方がほぼ崖ですよね。
そのお陰で意外と選手が近いのがよいところです。
ゆめ牧場は、かなり広いキャンプ場ですよ。
いちご狩りに夢中で気がつかなかったのかな?(笑)
東京ドームの内野スタンドの上の方がほぼ崖ですよね。
そのお陰で意外と選手が近いのがよいところです。
ゆめ牧場は、かなり広いキャンプ場ですよ。
いちご狩りに夢中で気がつかなかったのかな?(笑)
こんにちは。
最近行ったキャンプ場では無印津南が広い印象でしたが、無印のホームページによると100万平米あるそうです。山込みですが(笑)東京ドーム24個分?
私も印象としては、ゆめ牧が思ったより広いなと思いました。
こうなったら日本最大のキャンプ場を知りたくなります(笑)
最近行ったキャンプ場では無印津南が広い印象でしたが、無印のホームページによると100万平米あるそうです。山込みですが(笑)東京ドーム24個分?
私も印象としては、ゆめ牧が思ったより広いなと思いました。
こうなったら日本最大のキャンプ場を知りたくなります(笑)
Egnathさん。こんにちは。
100万平方メートルって、縦横1kmの広さの土地ですから、恐らく、周囲の山とか湖とか全部含めた面積ですね。
キャプフィールドはその半分にも満たなそうです。
日本最大を謳っているのは、ウェルキャンプ西丹沢と言うところで、30万坪の敷地だそうです。
(99ヘクタールなので、公称で津南に負けてますが・・・)
でも、津南と違って、このキャンプ場は、南北に1,500mくらいある長いキャンプ場で、フィールド面積としては、日本一の可能性が高いです。
でも、30万坪には、1,500mの長さがあっても、幅が600m無いと到達しません。(川沿いのキャンプ場で、見た目では、横幅はそんなに無さそうでした)
という感じで、広さの裏がとれず、今回の記事では採用しませんでした(笑)
100万平方メートルって、縦横1kmの広さの土地ですから、恐らく、周囲の山とか湖とか全部含めた面積ですね。
キャプフィールドはその半分にも満たなそうです。
日本最大を謳っているのは、ウェルキャンプ西丹沢と言うところで、30万坪の敷地だそうです。
(99ヘクタールなので、公称で津南に負けてますが・・・)
でも、津南と違って、このキャンプ場は、南北に1,500mくらいある長いキャンプ場で、フィールド面積としては、日本一の可能性が高いです。
でも、30万坪には、1,500mの長さがあっても、幅が600m無いと到達しません。(川沿いのキャンプ場で、見た目では、横幅はそんなに無さそうでした)
という感じで、広さの裏がとれず、今回の記事では採用しませんでした(笑)
こんばんは
凄く解りやすかったです(*´∇`*)
しかし、それだけ大きなキャンプ場でもいっぱいになってしまうんだから、今のキャンプ人口って本当に凄いですね!
凄く解りやすかったです(*´∇`*)
しかし、それだけ大きなキャンプ場でもいっぱいになってしまうんだから、今のキャンプ人口って本当に凄いですね!
リッチェさん。こんにちは。
オートキャンプ人口は、850万人を越えたそうです。
5年前から100万人の増加なので、キャンプをしていても、目に見えて増えているが解りますよね。
オートキャンプ人口は、850万人を越えたそうです。
5年前から100万人の増加なので、キャンプをしていても、目に見えて増えているが解りますよね。