我が家のテント事情論考
こんにちは。Kです。
キャンプは「物欲沼」と言われています。
そのため、この趣味を続けていると、「テント」がどうしても増えてしまいます(笑)
私たちもご多分に漏れず、現在使っているテントは、8張りあります。
内容は、「トルテュPro」「カヤード」「バランゲルキャンプ」「キャンパス6」「ワゴントップ」の5張りの大型テント。
「ナロ3GT」「エナン」「ホームステッドルーミー2」の3つの小型テントです。
まぁ、始めたばかりのキャンパーの方なら、
「なんで3人家族で8つもテントが必要なの?」
と、思うかも知れません。
まぁ、その「問い」に関して、本当に正直に答えるなら、
「欲しかったから」
と言うしかありません(爆)
ただ、それでは元も子もないですし、ブログの記事になりません。
また、私たちの場合、一応「キャンプシーンに合わせた最適化」が出来るようにテントの特性を変えて選んでいます。
と言う事で、その「ラインナップ」が持つ意味を、今日は紐解いていきたいと思います。

私たちのキャンプで、もし「1つだけ使うテントを選べ。」と言われたら、その答えは「トルテュPro」になります。
と言うより、私たちのキャンプは全てこのテントが「基準」になっています。
トルテュProは、スノーピークのしっかりとしたフレーム構造と、生地で作られた「2ルームテント」です。
大きな前室と、最大で大人4人が寝られるインナーテントを持ち、左右8つのサイドパネルと、前後の入口に「メッシュウォール」を装備しています。
そのため、春夏秋冬、オールシーズンで使えるのは勿論。
頑丈名フレームと、生地によって、強風や大雨など、荒れた天気に遭遇しても、ビクともしない強靱さを持っています。
また、大型幕の広さからくる「居住性」は抜群で、このテントさえあれば、基本的に全てのキャンプが成立します。
ただし、その性能のために、「設営に時間が掛かる」のと「幕体が大きいので積載性が悪い」というデメリットがあります。
また、この幕で「雨撤収」となった場合、後日この巨大な幕体を、狭い我が家で乾かすのはかなり絶望的です。
ですので、私たちの持つテントは、この「トルテュのデメリットを補完する」という形でバリエーションが出来上がっています。

カヤードは、テントと言うよりは、「シェルター」に分類されるテントです。
蚊帳の名に恥じない、6面に大型メッシュパネルなっていて、2本のメインポールと、4本のサブポールを使って「タープ」と同じ原理で立ち上がります。
また、幕体がほぼ「メッシュ」なので、雨撤収をしても、後日ガレージの車の上にのせて乾かす事ができます。
このように、トルテュProに比べると、私たちにとってカヤードは、作りも簡単で軽量です。
ただし、設営した時の広さは「680cm × 490cm」あって、私たちの持つテントの中では最大の広さになります。
このような特長を活かし、カヤードはグループキャンプでの「宴会場」や、いわゆる「雨幕」として、雨が想定されるキャンプで使用頻度が高いテントとなっています。
つまり、「フルスペックのオートキャンプをするにはちょっと大変かな?」と思うとき、その隙間を埋めるのがカヤードの役目となっているのです。

ヘルスポートという北欧のメーカーのテントで、入口に前室を備える、大型のワンポールテントが「バランゲルキャンプ」です。
外との出入りは、前方の1カ所だけなので「風通し」は皆無に等しく、蒸し暑い日本の夏に使うには絶望的です。
ですのでほぼ、「冬に特化して使うテント」となっています。
もともとは、夫婦のデュオキャンプの時に、2台のコットを並べて、中央で「薪ストーブ」を使うスタイルで「雪中キャンプ」を想定して購入しました。
ワンポールなので雪の中でも簡単に設営できるので、まさに雪中キャプでは最強と言えると思います。
しかし、現在はaちゃんが生まれため、コット寝だと確実に落ちるので、この運用ができなくなっています。
その代わり、小川のピルツ15用の「ハーフインナーテント」がシンデレラフィットしたので、これを使った「半土間」のテントにしています。
その土間に石油ストーブを置けば、aちゃんが寝るときに幕内を暖める事ができるので、冬の「グループキャンプ」など、テントは寝るだけと割り切る時はこのテントが活躍しています。
バランゲルキャンプの位置づけは、「真冬の過酷な環境をより手軽に楽しむための幕」となっています。

コディアック キャンパス6は、フルコットンで、2本のポールで立つ「スプリングバー構造」のテントです。
バランゲルキャンプが「冬幕」という位置づけなら、このテントは、コットンの分厚い生地で、真夏の日光を防ぐ「夏幕」という位置づけになります。
実際、真夏のキャンプでこのキャンパス6と、テンマクのTCタープの組み合わせは、とても涼やかで快適です。
これを買った時には、今後の夏の「避暑キャンプ」で、必須のテントになる予定でした。
しかし、昨年から始めた「カヤック」により、今シーズンの使用回数は0となってしまいました。
理由は、フルコットン幕の「積載性の悪さ」です。
このテントは、分厚いコットンゆえに、収納サイズがとても大きく(ポールを入れて30kgあります)、カヤックと同時に車に載せるのはかなり大変です。
特に、2泊以上のロングステイとなるとかなり大変で、そのため別に「カヤック用のテント」を探す結果となりました。
とはいえ、フルコットンの真夏の快適さは、他のテントの追随を許さないのも確かです。
トルテュProのメッシュパネルの風通しくらいでは太刀打ち出来ない真夏の酷暑。
そのようなキャンプの時の「秘密兵器」と呼べるのがコディアック キャンパス6 なのです。

このテントは、「カヤックキャンプ専用幕」と考えて購入したテントです。
カヤックキャンプの場合、「アクティビティ」に圧倒的なウェイトがあるので、キャンプは「飯食って寝るだけ」に近い感じなります。
そのため、カヤックキャンプ専用幕は「風雨がきちんと凌げて設営が積載が超楽ちん」という条件が重要でした。
実際、このテントは「シングルウォール」の自立式ドームテントなので、設営がとても簡単で、収納サイズは驚くほど小さいです。
ただ、それだけなら他のドームテントと同じですが、このワゴントップは「ガレージ」と言うオプションの前室を付けると、「2ルームテント」としても使う事が出来ます。
ガレージのオンオフで、2ルームとドームテントの切り替えが出来るフットワークの良さ。
そして、シングルウォールなので、収納時の圧倒的なコンパクトさ。
これにより、フォールディングカヤックを含めたカヤックギアの積載と、キャンプの両立がより高いレベルで可能となったのです。
とはいえ、シングルウォールは結露の問題もあるし、ガレージ側に「メッシュパネル」などの快適装備は無いので、キャンプだけを考えるなら「トルテュPro」の快適さには大きく劣ります。
「軽量でフットワークが良いのにも関わらず、多少の悪天候でも耐えられる2ルームテントの安心感を得られる希有な幕」
これはそういうタイプのテントであり、それゆえに私たちにとっては「カヤックキャンプ専用幕」なのです。

私たちが持つ「ヒルバーグ」の3人用(実質2人用)と、1人用の2つは、寝るスペースだけの山岳テントです。
これは、今回の話の流れである「トルテュProとの補完性」という意味では一番必要性が薄いテントになります。
では、必要性が薄いのにも関わらず、とても高価なテントを持っている理由とは何かと言えば、
やはりそれはキャンプの「趣味性」が大きいです(笑)
ヒルバーグのテントの最大の特徴は「シルナイロン」という強靱で劣化が少ない素材です。
通常のナイロン素材の場合、どうしても防水処理が劣化していきます。
しかし、このシルナイロンの場合、その劣化が少ないので、一度手に入れたらかなり長い間使う事が出来ます。
また、強いて言うなら、山岳テントというように、リュックサックに入る圧倒的な「積載性」はとても魅力的です。
そして何より、洗練された張り姿と、局地でも耐えうる性能から来る機能美。
それこそがこのテントの持つ最大の魅力だと思います。
ですので、使用頻度はそれほど多くありませんが、グルキャン時の寝るだけテントにしたり、その美しい張り姿を見るために、敢えて風光明媚な場所で使ったりしています(笑)

最後はノースフェースの「ホームステッドルーミー2」です。
2人用の自立式ドームテントですが、単体のテントとして使ったのは数回しかありません。
どちらかというと、大型幕に入れる「インナーテント」として使っているためです。
とくに、夫婦のデュオキャンプ時代は、トルテュProで使っていました。
理由は、付属のインナーテントだと2人利用では大きすぎるため、このテントをインナーテントにした方が、リビングスペースをより広く使えるためです。
ただファミリーキャンプに移行してからは、トルテュは付属インナーテントを使っています。
ですので、現在の使いどころは、「カヤード」での、奧さん+aちゃん、私がコット寝の場合に限られています。
テントの性能に万能はなく、あるメリットにはその反対側にかならずデメリットがあります。
そのため、私たちはトルテュProという「大型2ルームテント」を基本にして、その欠点を補完するようにテントのバリエーションを揃えました。
キャンプは趣味ですので、理屈だけで全てが決まるわけではありません。
とはいえ、あまり無造作にテントを揃えてしまうと、特性が似たテントのどちらかが出番を失ってしまう事もあります。
気に入って手に入れたテントを満遍なく使う。
それは、ただローテーションを考えるより、「キャンプシーンに最適な特性の幕を選ぶ」という環境を整えると、キャンプ前の準備もワクワク感が増すと思います。
おしまい。。。。。。。。

キャンプは「物欲沼」と言われています。
そのため、この趣味を続けていると、「テント」がどうしても増えてしまいます(笑)
私たちもご多分に漏れず、現在使っているテントは、8張りあります。
内容は、「トルテュPro」「カヤード」「バランゲルキャンプ」「キャンパス6」「ワゴントップ」の5張りの大型テント。
「ナロ3GT」「エナン」「ホームステッドルーミー2」の3つの小型テントです。
まぁ、始めたばかりのキャンパーの方なら、
「なんで3人家族で8つもテントが必要なの?」
と、思うかも知れません。
まぁ、その「問い」に関して、本当に正直に答えるなら、
「欲しかったから」
と言うしかありません(爆)
ただ、それでは元も子もないですし、ブログの記事になりません。
また、私たちの場合、一応「キャンプシーンに合わせた最適化」が出来るようにテントの特性を変えて選んでいます。
と言う事で、その「ラインナップ」が持つ意味を、今日は紐解いていきたいと思います。
① トルテュPro (80泊)

私たちのキャンプで、もし「1つだけ使うテントを選べ。」と言われたら、その答えは「トルテュPro」になります。
と言うより、私たちのキャンプは全てこのテントが「基準」になっています。
トルテュProは、スノーピークのしっかりとしたフレーム構造と、生地で作られた「2ルームテント」です。
大きな前室と、最大で大人4人が寝られるインナーテントを持ち、左右8つのサイドパネルと、前後の入口に「メッシュウォール」を装備しています。
そのため、春夏秋冬、オールシーズンで使えるのは勿論。
頑丈名フレームと、生地によって、強風や大雨など、荒れた天気に遭遇しても、ビクともしない強靱さを持っています。
また、大型幕の広さからくる「居住性」は抜群で、このテントさえあれば、基本的に全てのキャンプが成立します。
ただし、その性能のために、「設営に時間が掛かる」のと「幕体が大きいので積載性が悪い」というデメリットがあります。
また、この幕で「雨撤収」となった場合、後日この巨大な幕体を、狭い我が家で乾かすのはかなり絶望的です。
ですので、私たちの持つテントは、この「トルテュのデメリットを補完する」という形でバリエーションが出来上がっています。
2016/07/29
こんにちは。Kです。我が家のデュオキャンプの主力テントはスノーピークの「トルテュPro.」です。製品自体は知っている方が多いですし、紹介されているブログも沢山あるので、今回は購入までの経緯と、サイトでのバリエーションを紹介します。キャンプを始めるにあたり最大の問題が実は奥さんの「虫嫌…
② カヤード(36泊)

カヤードは、テントと言うよりは、「シェルター」に分類されるテントです。
蚊帳の名に恥じない、6面に大型メッシュパネルなっていて、2本のメインポールと、4本のサブポールを使って「タープ」と同じ原理で立ち上がります。
また、幕体がほぼ「メッシュ」なので、雨撤収をしても、後日ガレージの車の上にのせて乾かす事ができます。
このように、トルテュProに比べると、私たちにとってカヤードは、作りも簡単で軽量です。
ただし、設営した時の広さは「680cm × 490cm」あって、私たちの持つテントの中では最大の広さになります。
このような特長を活かし、カヤードはグループキャンプでの「宴会場」や、いわゆる「雨幕」として、雨が想定されるキャンプで使用頻度が高いテントとなっています。
つまり、「フルスペックのオートキャンプをするにはちょっと大変かな?」と思うとき、その隙間を埋めるのがカヤードの役目となっているのです。
2017/02/08
こんにちは。Kです。昨年の秋に買った「カヤード」を使っていますが、本体の使用レポを書いていなかったので、紹介してみます。「カヤード」は見た目はとても格好いい幕ですが「高さが低めな事」で「ランドベース」に一歩譲り、「張り方にバリエーションが無い事」が「ランドステーション」より不利な点みたい…
③ バランゲルキャンプ(23泊)

ヘルスポートという北欧のメーカーのテントで、入口に前室を備える、大型のワンポールテントが「バランゲルキャンプ」です。
外との出入りは、前方の1カ所だけなので「風通し」は皆無に等しく、蒸し暑い日本の夏に使うには絶望的です。
ですのでほぼ、「冬に特化して使うテント」となっています。
もともとは、夫婦のデュオキャンプの時に、2台のコットを並べて、中央で「薪ストーブ」を使うスタイルで「雪中キャンプ」を想定して購入しました。
ワンポールなので雪の中でも簡単に設営できるので、まさに雪中キャプでは最強と言えると思います。
しかし、現在はaちゃんが生まれため、コット寝だと確実に落ちるので、この運用ができなくなっています。
その代わり、小川のピルツ15用の「ハーフインナーテント」がシンデレラフィットしたので、これを使った「半土間」のテントにしています。
その土間に石油ストーブを置けば、aちゃんが寝るときに幕内を暖める事ができるので、冬の「グループキャンプ」など、テントは寝るだけと割り切る時はこのテントが活躍しています。
バランゲルキャンプの位置づけは、「真冬の過酷な環境をより手軽に楽しむための幕」となっています。
2017/09/11
こんにちは。Kです。私たちは、冬の「雪中キャンプ」をしたくて、長い間、幕を検討していました。まあ、雪中キャンプと言っても普通のキャンプなので、トルテュなどのドームテントでも可能です。しかし、友人から「ドームだとドカ雪降ると潰れるよ」と脅されしまい、「石橋を叩いて割るタイプ」の私たちは、…
2017/09/12
こんにちは。Kです。ヘルスポートの「バランゲルキャンプ」の設営方法です。基本的に「ティピーテント」なので難しくは無いのですが、この幕には一切「取扱説明書」がありませんでした。まぁ、仮にあったとしても「ノルウェー語」なので読めませんけど・・・。ということで、初張りで、若干戸惑った部…
2017/09/13
こんにちは。Kです。全3回に分けて紹介しているヘルスポートの「バランゲルキャンプ 8-10」の最終回です。北欧、ノルウェーの幕という事で、冬キャンプを想定した作りになっているようです。その辺りの細かい所を紹介します。Helsport HPより性能の記事2017/09/11魅惑のティピー。HELSPORT 「Va…
④ コディアック キャンパス6(18泊)

コディアック キャンパス6は、フルコットンで、2本のポールで立つ「スプリングバー構造」のテントです。
バランゲルキャンプが「冬幕」という位置づけなら、このテントは、コットンの分厚い生地で、真夏の日光を防ぐ「夏幕」という位置づけになります。
実際、真夏のキャンプでこのキャンパス6と、テンマクのTCタープの組み合わせは、とても涼やかで快適です。
これを買った時には、今後の夏の「避暑キャンプ」で、必須のテントになる予定でした。
しかし、昨年から始めた「カヤック」により、今シーズンの使用回数は0となってしまいました。
理由は、フルコットン幕の「積載性の悪さ」です。
このテントは、分厚いコットンゆえに、収納サイズがとても大きく(ポールを入れて30kgあります)、カヤックと同時に車に載せるのはかなり大変です。
特に、2泊以上のロングステイとなるとかなり大変で、そのため別に「カヤック用のテント」を探す結果となりました。
とはいえ、フルコットンの真夏の快適さは、他のテントの追随を許さないのも確かです。
トルテュProのメッシュパネルの風通しくらいでは太刀打ち出来ない真夏の酷暑。
そのようなキャンプの時の「秘密兵器」と呼べるのがコディアック キャンパス6 なのです。
2019/11/18
こんにちは。Kです。キャンプを始めて以来、テントは夫婦2人で快適に過ごせる物をチョイスしてきました。その中で、トルテュProや、バランゲルキャンプ、カヤードなどは、今後のキャンプでもそのまま活躍します。しかし、その中で、唯一不足していたのが、「テント+タープ」のようなキャンプの時に、家族3…
⑤ ワゴントップ4P(8泊)

このテントは、「カヤックキャンプ専用幕」と考えて購入したテントです。
カヤックキャンプの場合、「アクティビティ」に圧倒的なウェイトがあるので、キャンプは「飯食って寝るだけ」に近い感じなります。
そのため、カヤックキャンプ専用幕は「風雨がきちんと凌げて設営が積載が超楽ちん」という条件が重要でした。
実際、このテントは「シングルウォール」の自立式ドームテントなので、設営がとても簡単で、収納サイズは驚くほど小さいです。
ただ、それだけなら他のドームテントと同じですが、このワゴントップは「ガレージ」と言うオプションの前室を付けると、「2ルームテント」としても使う事が出来ます。
ガレージのオンオフで、2ルームとドームテントの切り替えが出来るフットワークの良さ。
そして、シングルウォールなので、収納時の圧倒的なコンパクトさ。
これにより、フォールディングカヤックを含めたカヤックギアの積載と、キャンプの両立がより高いレベルで可能となったのです。
とはいえ、シングルウォールは結露の問題もあるし、ガレージ側に「メッシュパネル」などの快適装備は無いので、キャンプだけを考えるなら「トルテュPro」の快適さには大きく劣ります。
「軽量でフットワークが良いのにも関わらず、多少の悪天候でも耐えられる2ルームテントの安心感を得られる希有な幕」
これはそういうタイプのテントであり、それゆえに私たちにとっては「カヤックキャンプ専用幕」なのです。
2021/08/31
こんにちは。Kです。私たちが最後にテントを買ったのは2019年7月に届いた「KODIAK CANVAS 6人用 Flex-Bow VX」です。あれからちょうど2年。久々に「新幕」を購入したので、そのレポートを記事にしてみます。夏用テント事情私たちには「真夏用」と言えるテントとして、…
⑥ ⑦ ナロ3GT(19泊) & エナン(8泊)

私たちが持つ「ヒルバーグ」の3人用(実質2人用)と、1人用の2つは、寝るスペースだけの山岳テントです。
これは、今回の話の流れである「トルテュProとの補完性」という意味では一番必要性が薄いテントになります。
では、必要性が薄いのにも関わらず、とても高価なテントを持っている理由とは何かと言えば、
やはりそれはキャンプの「趣味性」が大きいです(笑)
ヒルバーグのテントの最大の特徴は「シルナイロン」という強靱で劣化が少ない素材です。
通常のナイロン素材の場合、どうしても防水処理が劣化していきます。
しかし、このシルナイロンの場合、その劣化が少ないので、一度手に入れたらかなり長い間使う事が出来ます。
また、強いて言うなら、山岳テントというように、リュックサックに入る圧倒的な「積載性」はとても魅力的です。
そして何より、洗練された張り姿と、局地でも耐えうる性能から来る機能美。
それこそがこのテントの持つ最大の魅力だと思います。
ですので、使用頻度はそれほど多くありませんが、グルキャン時の寝るだけテントにしたり、その美しい張り姿を見るために、敢えて風光明媚な場所で使ったりしています(笑)
2016/12/05
こんにちは。Kです。今日はタイトルにあるように「テント」の紹介をしたいと思います。先週末はキャンプとは全く関係無く、奥さんの実家の集まりで、那須の温泉旅館にいました。やはり、屋根と壁と温泉があるのいいですね〜。寒くないし。と言いながら、すでに2週間も「ノー…
2016/12/08
こんにちは。Kです。前回は「ヒルバーグのテントとは?」という所を記事にしました。前回の記事2016/12/05テント、ヒルバーグのススメ。「ナロ3GT」〜ヒルバーグ性能編〜今回は私たちが使っている「ナロ3GT」についてです。ヒルバーグのテントは5つの「レーベル」があり、用途に合…
2018/10/15
こんにちは。Kです。今回は、先日の五光牧場オートキャンプ場で初張りを行った、1人用のソロテントの紹介です。私が買ったのは、Hilleberg(ヒルバーグ)の「AKTO(アクト)」というテントです。「ヒルバーグ」はスウェーデンのテントブランドで、日本では「A&;F」が正規代理店となっています。…
⑧ ホームステッドルーミー2(38泊)

最後はノースフェースの「ホームステッドルーミー2」です。
2人用の自立式ドームテントですが、単体のテントとして使ったのは数回しかありません。
どちらかというと、大型幕に入れる「インナーテント」として使っているためです。
とくに、夫婦のデュオキャンプ時代は、トルテュProで使っていました。
理由は、付属のインナーテントだと2人利用では大きすぎるため、このテントをインナーテントにした方が、リビングスペースをより広く使えるためです。
ただファミリーキャンプに移行してからは、トルテュは付属インナーテントを使っています。
ですので、現在の使いどころは、「カヤード」での、奧さん+aちゃん、私がコット寝の場合に限られています。
2017/03/28
こんにちは。Kです。キャンプを始めると、色々な気候、地形、環境、または人数などの変数があり、1つのテント、1つのサイトスタイルだと、必ずしもその場に最適なキャンプが出来ません。特に、寝室となる「テント」とタープやシェルターなどの「リビング」は夏場は別々の設置で良いですが、「寒い季節」「雨の…
まとめ
テントの性能に万能はなく、あるメリットにはその反対側にかならずデメリットがあります。
そのため、私たちはトルテュProという「大型2ルームテント」を基本にして、その欠点を補完するようにテントのバリエーションを揃えました。
キャンプは趣味ですので、理屈だけで全てが決まるわけではありません。
とはいえ、あまり無造作にテントを揃えてしまうと、特性が似たテントのどちらかが出番を失ってしまう事もあります。
気に入って手に入れたテントを満遍なく使う。
それは、ただローテーションを考えるより、「キャンプシーンに最適な特性の幕を選ぶ」という環境を整えると、キャンプ前の準備もワクワク感が増すと思います。
おしまい。。。。。。。。
コメント
こんばんは。
何かにハマると物欲沼にハマる…
趣味人の数だけ沼がありますからね
嫁様からは私の部屋は「倉庫」と言われ、「ソロって道具少ないね」とぼっちキャンプを見る度に言われる始末です。
恐ろしや恐ろしや
何かにハマると物欲沼にハマる…
趣味人の数だけ沼がありますからね
嫁様からは私の部屋は「倉庫」と言われ、「ソロって道具少ないね」とぼっちキャンプを見る度に言われる始末です。
恐ろしや恐ろしや
物欲沼という言葉に誘われて・・・こんばんは!
昔、キャンプ始めようとしたころに、テントを選んでた時、スノーピークの店員さんから聞いたんです。「このテント1つで長く使えますか?」と。
答えは、「キャンプにはまるとテントが増えます」という回答で・・・当時はなんて恐ろしいこと言うんだと思ってましたが、店員さんは実に誠実だったと今なら思えます(笑)
Kさん宅のテント事情、ワクワクしながら拝読しました! そして・・・ムクムクと勇気をもらいました。
だって、キャンプの事情に合わせて、機能を補うためですもの! 仕方ないですものねぇ。
昔、キャンプ始めようとしたころに、テントを選んでた時、スノーピークの店員さんから聞いたんです。「このテント1つで長く使えますか?」と。
答えは、「キャンプにはまるとテントが増えます」という回答で・・・当時はなんて恐ろしいこと言うんだと思ってましたが、店員さんは実に誠実だったと今なら思えます(笑)
Kさん宅のテント事情、ワクワクしながら拝読しました! そして・・・ムクムクと勇気をもらいました。
だって、キャンプの事情に合わせて、機能を補うためですもの! 仕方ないですものねぇ。
ぶーだんさん。こんにちは。
良い所取りしてるテレビ番組と現実は違いますからね。
ただ、ギアマニアのぶーだんさんの部屋が「倉庫」と呼ばれるのは仕方がないと思いますよ(笑)
良い所取りしてるテレビ番組と現実は違いますからね。
ただ、ギアマニアのぶーだんさんの部屋が「倉庫」と呼ばれるのは仕方がないと思いますよ(笑)
マトリョーシカさん。こんにちは。
テントの種類が多岐に渡るのは、キャンパーに種類が多いからでは無く、キャンプのパターンが沢山あるからですからね。
この辺りは、実際にキャンプをやってみないと分からない所です。
勇気が出て良かったです。
何が欲しいのか分かりませんが、とりあえず大手を振ってポチってしまいましょう(笑)
テントの種類が多岐に渡るのは、キャンパーに種類が多いからでは無く、キャンプのパターンが沢山あるからですからね。
この辺りは、実際にキャンプをやってみないと分からない所です。
勇気が出て良かったです。
何が欲しいのか分かりませんが、とりあえず大手を振ってポチってしまいましょう(笑)
おはようございます
確かにこう見ると、特性の違うテントがうまく合わさっていますね。
我が家の場合はただ欲しい物を買ったので、使わなくなったものが
いくつかあります。
何事もそうですが、きちんと調べて考えて買うことは大事ですね。
ところで、サーカスもありませんでしたっけ?あれはタープという分類なのかな?
確かにこう見ると、特性の違うテントがうまく合わさっていますね。
我が家の場合はただ欲しい物を買ったので、使わなくなったものが
いくつかあります。
何事もそうですが、きちんと調べて考えて買うことは大事ですね。
ところで、サーカスもありませんでしたっけ?あれはタープという分類なのかな?
キャンプスタイルによってテントを選ぶって当たり前のようで初心者にはなかなか出来ませんね
ついオールマイティーで安価な幕を探してしまうのは初心者あるあるでしょうか?道具を吟味して選ぶ楽しみもまたキャンプの醍醐味ですね
そして「欲しかったから」これが自分的には一番刺さります(笑)
ついオールマイティーで安価な幕を探してしまうのは初心者あるあるでしょうか?道具を吟味して選ぶ楽しみもまたキャンプの醍醐味ですね
そして「欲しかったから」これが自分的には一番刺さります(笑)
こんにちは~
>「欲しかったから」
まさしくですね(笑)
うちはテントの数はそう増やせないので少な目ですが、この「欲しかったから」は凄く重要だと思っています。
おかげで、釣りのロッドは既に10本(笑)
シーンに合わせて道具を使い分けるのは大切ですからね。
あ、テントの話でしたね、ついついw
>「欲しかったから」
まさしくですね(笑)
うちはテントの数はそう増やせないので少な目ですが、この「欲しかったから」は凄く重要だと思っています。
おかげで、釣りのロッドは既に10本(笑)
シーンに合わせて道具を使い分けるのは大切ですからね。
あ、テントの話でしたね、ついついw
ふうちゃんさん。こんにちは。
特性をバラすと、「キャンプでやりたいこと」に合わせてある程度持っていくテントが決まっちゃうので、選ぶのも楽になります。
サーカスはもともと、aちゃんが生まれた時に、私のソロの冬キャンプを想定して買いました。
しかし、aちゃんが7ヶ月でキャンプデビューしてしまい、私のソロ冬キャンプが無くなってしまったので、すでに手放しています(笑)
特性をバラすと、「キャンプでやりたいこと」に合わせてある程度持っていくテントが決まっちゃうので、選ぶのも楽になります。
サーカスはもともと、aちゃんが生まれた時に、私のソロの冬キャンプを想定して買いました。
しかし、aちゃんが7ヶ月でキャンプデビューしてしまい、私のソロ冬キャンプが無くなってしまったので、すでに手放しています(笑)
Tomoさん。こんにちは。
トルテュProもそうですが、「オールマイティー」のテントって、基本的に重くて運用が大変です。
年数回のファミリーキャンプならそれで良いですが、通年で何十回とやるようになると、楽なテントが欲しくなるのは仕方無いと思います。
今回の記事は、「色々欲しくなったとき、機能面で整理すると、無駄が少なくなりますよ」というのがテーマでした(笑)
トルテュProもそうですが、「オールマイティー」のテントって、基本的に重くて運用が大変です。
年数回のファミリーキャンプならそれで良いですが、通年で何十回とやるようになると、楽なテントが欲しくなるのは仕方無いと思います。
今回の記事は、「色々欲しくなったとき、機能面で整理すると、無駄が少なくなりますよ」というのがテーマでした(笑)
taku-cさん。こんにちは。
遊びは「理屈」でやるわけじゃないですからね。
とはいえ、「欲しいから」だけで2ルームテントを3つも4つも買っても、結局ローテーションを組むくらいでしか活用出来なくなっちゃいます。
それだったら、無駄が無いようにお互いに補完関係を考えた方がメリットが大きいと思います。
そしてそれは釣りも同じなのかな?
残念ながら釣り竿10本のシーンでの使い分けは、全く想像出来ませんが(笑)
遊びは「理屈」でやるわけじゃないですからね。
とはいえ、「欲しいから」だけで2ルームテントを3つも4つも買っても、結局ローテーションを組むくらいでしか活用出来なくなっちゃいます。
それだったら、無駄が無いようにお互いに補完関係を考えた方がメリットが大きいと思います。
そしてそれは釣りも同じなのかな?
残念ながら釣り竿10本のシーンでの使い分けは、全く想像出来ませんが(笑)