こんにちは。Kです。

昨年9月の「ナチュログ写真部漕艇課」でのキャンプで、私たちは初めて、「カヤックキャンプ」を体験しました。

キャンプをしながら、パドルスポーツを楽しむ素晴らしさたるや。。。

私たちはそのキャンプで一撃で「カヤック」のファンとなりました。

　
そのため、今シーズンから自分たちも「カヤックデビュー」するべく、あの日から毎日のように、自分たちの「船」の選定を進めて来ました。。。


それが決まったのが、昨年の暮れの事でした。

基本的にカヤックは水遊びですので、暖かい「春」にならないと使えません。

でも、どうせならシーズンが始まると同時に出かけたいので、昨年の暮れに、オーダーを入れていました。




それが、1月半ば頃に完成。

自分たちの船を受け取るため、1月19日（日）に、組立方の説明を同時に受けるべく、お店まで取りに行ってきました。

クリアウォーターカヤックス

カヤックを買ったのは、千葉県のJR蘇我駅近くにある「クリアウォーターカヤックス」という、カヌー・カヤックの専門店です。






お店の場所は、「フクダ電子アリーナ」という、ジェフユナイテッド市原・千葉のホームスタジアムの隣に建っている。







「GLOBO」という複合商業施設内にあります。


駐車場に車を駐めて、お店に向かいますが、

「自分たちの船が待っている」

そう思うと走り出したくなります。

しかしそこは、大人なのでグッとこらえて、家族3人で歩いてお店を目指しました。







でも、「複合商業施設」は危険な誘惑が沢山潜んでいます。

このように、aちゃんを虜にする「アンパンマントラップ」もあり、中々お店に着きません。。。。







仕方がないので、「アンパンマン取締法違反」の容疑で緊急逮捕！！

パトカーに乗せて連行して。。。






お店で事情聴取を行いました。

カヤックの種類

一口に「カヤック」と言っても、色々な種類があります。

ただ、木製や、プラスチック製のガッシリとした通常の船だと、私たちの場合、狭小住宅なので、収納方法に困ります。

そのため、私たちは収納がコンパクトに出来る「組み立て式カヤック」から船を選びました。


その「組み立て式カヤック」は、タイプとして2種類があります。




● インフレータブルカヤック

「インレータブルカヤック」は、空気を入れて膨らませるタイプの船です。






空気を入れて膨らまして使い、空気を抜いて折りたたんで収納が出来るので、扱いがとても簡単なのが特徴です。

また、色々な種類があり、手頃な値段のモノから、本格的に使えるモノまで、幅広いラインナップがあります。


「機動力重視で、手軽にカヤックを楽しむ」


この使い方に特化するのあれば、インフレータブルカヤックしか選択肢は無いと思います。


ただ、インフレータブルカヤックの欠点は、経年劣化で空気漏れがすると使えなくなるので、他の方式に比べると寿命が短めであることです（と言っても7年以上は使えます。）

また、船体が柔らかく、船底が平らなので、直進性が劣り、船足も遅めとなります。





●ファルトボート（フォールディングカヤック）

そしてもう一つが、今回、私たちが買った「ファルトボート」もしくは「フォールディングカヤック」と呼ばれるタイプです。


こちらはジョイント式のフレームに、防水された「布製の船体」を巻いて組み立てます。


「ポールを組み立てて、布を被せる」ので、要するに「テント」と同じ構造ですね（笑）


利点としては、フレーム構造で剛性があり、インフレータブルタイプに比べると、直進性が高く、船足が早いそうです。

欠点は、沢山のフレームを組み立てなければならないので、展開に時間を要する点です。



こちらのタイプを選んだ理由は、一度買えば長く使える事と、幅広いエリアで使える汎用性があるためです。

と言いつつ、一番の決め手は「格好いいから」です（笑）

ファルトボート選び。

ファルトボートも色々なメーカーのモノがありますが、国内で普通に手に入れるとなると、「モンベル（mont-bell）」か「フジタカヌー」の2択になると思います。

お互いのメーカーで、それぞれ対抗するタイプが用意されています。

その中で私たちは、「大人2人、子供1人」という構成で使うので、「2人乗りタイプ」がターゲットになります。







※mont-bell HPより

モンベルの場合、アルフェック（ARFEQ）というシリーズとなります。


その中で、候補となるのは以下の2艇です。

ARFEQ　アリュート430T「203,500円（税込）」

ARFEQ　ボイジャー460T「242,000円（税込）」




※FUJITA CANOE HPより

フジタカヌーの場合は、アルピナ２というモデルが候補になります。

アルピナ2　430EX「253,000円（税込）」

アルピナ2 460EX「297,000円（税込）」




それぞれの製品名の「数字部分」は、船の全長を現してます。

４３０なら、４３０ｃｍ、４６０なら４６０ｃｍって事です。

ただ、モンベル、フジタカヌーとも、「コックピット」の開口口のサイズは、長さが違っても同じ寸法になっています。


ですので、＋３０ｃｍというのは、前後＋１５ｃｍずつ、船体が長くなっています。

船は、水に浸かる「船底部分」の面積で浮力が決まりますので、これが大きいと言う事は、浮力が大きい事を意味します。


私としては、「４３０」でも十分だと思いましたが、「浮力が大きくより安定する」というのは、奧さんにとっては「殺し文句」となったようです。

ということで、候補は、４６０サイズの2艇の内、どちらかに絞られました。







それぞれのメーカーを比べると、船の性能としては、どちらも申し分無く、優れているそうです。

ただ、価格面ではフジタカヌーの方が、それぞれ「5万円」くらい高く設定されています。

これは、モンベルが海外生産しているのにして、フジタカヌーが京都の工場で国内生産している違いなのかもしれません。


ただ、モンベルのラインナップが、レッドとブルーの「2色」に対して、フジタカヌーは、基本色4色以外に、オーダーカラーというのがあり、全て合わせると「30色以上」のバリエーションが用意されています。


フジタカヌー ファルトボートデッキカラーチャート


ただ、オーダーカラーは、本体価格の「５％増し」となり、さらに価格が高くなってしまいます。。。



好きな色やデザインを選びたいなら、フジタカヌーしかありません。

しかし、価格面を考えると、性能やサービスが充実したモンベルに軍配が上がります。


という感じで、悩み抜いた結果、行き着いたのが、クリアウォーターカヤックスでした。

ということで、クリアウォーターカヤックス！

まず、クリアウォーターカヤックスは、フジタカヌーに特典が沢山付いています。

まず、オーダーカラーのオプション料金が、「無料」になるサービスがあります。

つまり、どの色を選んでも「5％増し」のオプション料金がかからないのです。






※クリアウォーターカヤックスHPより

さらに、乗り降りが楽になる「ハーフリブ仕様」という、通常だと「2,000円」かかるオプションが標準で付いてます。


しかも、定価販売が基本のフジタカヌーですが、この「フジタカヌー　アルピナ2 460EX　CLEARWATERオリジナルスペック」が、お店のECサイトでは、「10％オフ」の価格で販売されています。






そして、暮れの内に買った理由が、今年6月までの「キャッシュレス５％還元」の対象店舗なので、キャッシュバックがあるのです。（さらにカードのポイントも貯まります）






店頭で購入すると、本体価格も「234,800円」と、ECサイトより安くなります。

結果、色々合わせて、アルピナ２４６０EXが、「245.366円」で購入できます。（オーダーカラー1万数千円分と、ハーブリブ2,000円分が付いてます）


これなら、ボイジャー460Tをモンベルのお店で、定価で買った場合との差額は「3,366円」です。







と言う事で、奧さんの要望の「ブラックオリーブ」に染めあげた、アーバンスタイリッシュな姿の「アルピナ2 460X」が、我が家の船となったのです。