こんにちは。Kです。


富士エコキャンプ場での「パール富士キャンプ」の最終回です。

2日目夕方に見事、パール富士を見る事に成功しました。


そして最終となる3日目。


この日は月齢14日のほぼ満月。

パール富士は2日目と違い、真っ暗になった19時半です。


ただ、天気予報はあまり良くなく、果たして星空に浮かぶ、パール富士を見る事ができるのでしょうか？









前回の記事はこちら

3日目の朝

6時過ぎに目が覚めます。

外は薄い雲がありますが、まずまずの天気です。






「朝焚火」をしながら、お湯を沸かします。







そして、朝食はお手軽な「ホットサンド」

王道の「ハムチーズ」ですが、ハムは「シャウエッセン」の少し良いやつを使います（笑）






うん。美味い。


食後は、8時から始まる「鶏の餌やり」に参加します。






このキャンプ場は、鶏を飼育していて、その卵も買うことが出来ます。






餌やりは小学生以下限定で、紙コップに入った餌をあげます。


ちなみに、この餌は無料です。






かなり本気モードの鶏たちに少しビビリながら、aちゃんも餌やりに参加します。


でも、餌やりは楽しかったそうです（笑）






そして、今月5歳になるaちゃんに、Egnathさん家族から、誕生日プレゼントを頂きました。






わくわくドキドキでプレゼントを開けてみると。。。。






キャンプの絵本でした。

絵本が大好きなaちゃんは大喜び。


本当にありがとうございました。

スケジュール

さて、本日のパール富士予定時刻は「19：20」です。

それまでに、用事を済ませておきましょう。


まず、最初に行きたいのが「お風呂」です。


実は、私たちは家族だけで2日目の午後に、朝霧高原にある「風の湯」に行きました。

しかし、GW中の風の湯の混み具合は半端なく、湯船もそうですが、洗い場に長蛇の列が出来ていました。


富士山西側のエリアはキャンプ場が多い割りに、温浴施設が少なめです。

昨日行った「風の湯」の他は、「富士眺望の湯ゆらり」と西湖の「いずみの湯」くらいです。


しかし、せっかくならゆっくりとお風呂に浸かりたいので、3日目のお風呂はちょっと遠くなりますが、富士急ハイランドの先にある「日帰り入浴 泉水」まで行くことにしました。


富士山キャンプの多くの人は、この手前の「河口湖IC」で高速に乗るので、おそらくそんなに混んでいないという予測です。







ということで、快晴の富士山を見ながら出発！！！！


泉水は、普通に行けば車で30分ほどの距離です。

しかし、ＧＷの渋滞にはまって、結局倍の1時間かかりました。




ただ、お風呂自体はほとんど人が居なくて、ここまで足を運んで大正解でした。

ゆっくりとキャンプの垢を落として、キレイさっぱり。


そして、お風呂が終わったら「晩御飯」の買い出しに向かいます。



今回一緒にキャンプをしてるイグナスさん家族は、


「三度の飯がいつも寿司」


と噂が立つほど（プジョーでキャンプ調べ）の寿司好き一家です。


昨年のＧＷもこの2家族でキャンプしたとき、「お寿司パーティー（スシパ）」をして大変盛り上がりました。


と言う事で、今回も富士山麓で「スシパ」をするべく、「スシロー」で事前にネットで「テイクアウト寿司」を注文しています。





ということで、いざスシロー！！！







寿司大量ゲット！！！！

暗雲の富士山

16：30にキャンプ場へ戻ります。

天候は出発時と打って変わり、富士山に雲がかかっていました。


パール富士の予定時刻は、19：20。

まだ2時間ありますが、どうなるのでしょう。。。。


まぁ、そんなことは心配しても始まりませんので、とりあえず置いておいて。。。。






腹が減っては戦はできぬ。


さぁ、輝く寿司たちが、最高の美味さの状態を保っている間に、「スシパ」を始めましょう。


ということで。。。。






寿司オープン！！！






かんぱーーーーーーーい！！！






この後、車の運転があるので、おっさん2人は「ノンアルコールビール」です（笑）







ノンアルビールが少し残念ですが、お寿司は最高！


子供たちもバクバク食べて、スシパはまたしても「10分」で終了したのでした（笑）

暗雲のパール富士

腹一杯に食べたお腹も少し落ち着いた18：50。

いよいよ、パール富士2回目の準備にかかります。


しかし、昨日とは違って、空は雲の覆われています。。。。


普通に考えれば、星撮りなど疾うの昔に諦めるようなコンディション。



ただ、風も強くて、流れる雲の合間から、時折姿を現す富士山。

チャンスは僅かでもあるかもしれません。。。。



「あきらめたらそこで試合終了ですよ。」


最後まで闘い抜いた者だけが見える景色があるはず。


さぁ、奇跡を信じていざ、パール富士が見える丘へ出発！！！


行けば、状況がかわるさ！！！









で、到着。


状況は更に悪い方向に変わりました。。。。。


霧まで出てきて、富士山どころか、数百メートル先も見えません。






そして、予定時刻の19：20。

まぁ、真っ暗でピントも合ってるのか合って無いのかすら分かりません。

ただ、昨日はアプリの予定時刻より10分遅く月が登りました。


なので、今日もそのくらいのズレはあるはずです。。。。





そして、19：30。

霧と雲の切れ間から、富士山がすっと現れます。


そして、その背後は明らかに明るく、間違い無く富士山の後ろに月があります。




更に待つと、雲が流れ、山頂がハッキリと見えます。



流れる雲の隙間から見える月。

写真だと逆に解り難いけど、肉眼で見てると、流れる雲の隙間から丸い満月が分かります。



そして、一番雲が少なくなった瞬間。


「おおおおおおぉぉ」

思わず歓声を上げる家族たち。

キラッと、月が輝き、完璧なパール富士が顔を出します。

おっさん2人は必死にシャッターを切ります。


ただ、元々少ないパールの時間の、さらに数秒しかないチャンスでした。


そのため、露出も合わせられず「パール富士」と呼ぶには、あまりにもお粗末な写真。。。。。。


ただ、その輝く姿の片鱗は捉える事が出来ました。


星空の中に浮かぶパール富士。


少なくともそれを想像する手がかりにはなりそうです。





という感じで、追い求めた「パール富士」は、雲の中に姿を消して




その厳かな姿をくらませて行ったのでした。。。。。

反省会

サイトに戻ると、改めて「反省会（宴会）」を開きます。


今日のパール富士は、流れる雲の隙間から一瞬だけ見えた奇跡でした。


そのため、ファインダーを覗いてタイミングを逃し、たいした写真が撮れずに凹んだたおっさん2人より、

肉眼でずっと見ていた奥様2人の方が、もの凄く感動していました（笑）



まぁ、何はともあれ、こういった「天体ショー」に家族が感動してくれるのは、今後の「月追い人」の活動を続けるには良いことです（笑）






そんな感じで、全ての作戦を終了して、ホッとしてパール富士の感動と、アヒージョを肴にして、祝杯をあげたのでした。。。。。。。

そして撤収

ＧＷ、３泊４日で駆け抜けた「パール富士キャンプ」の最終日の朝です。


本日、天気晴朗なれど風強し。


ＧＷの後半ですが、帰りの大渋滞が予想されるので、今日は早めの撤収です。







朝ご飯も、惣菜パンを。。。







かじって終わり。






サクッと、撤収作業を終えて、チェックイン前にキャンプ場を後にしたのでした。。。。。








パール富士。

初めて、本気で追いかけた今回のキャンプ。


ダイヤモンド富士とは比べものにならない難易度がありますが、それだけに「追いかける楽しみ」「撮る楽しみ」と、とても深い遊びでした。

ダイヤモンド富士のように、「キャンプ場で見る」というのは、週末キャンパーとしては難易度が高過ぎですが、「撮影ポイントに移動する」のならば、かなり幅を広げられるので楽しめるようです。


そしてなにより、あの静寂の中に浮かぶ月の姿は、本当に感動的ですので、チャンスがあればまたチャレンジして行きます。



おしまい。。。。。。。

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