薪ストーブの改造。ホリデーロード、Fbストーブ燃焼強化計画。
Dec 28 , 2016
こんにちは。Kです。
私たちはホリデーロードの「Fb.ストーブ」を普通の薪ストーブとして使っています。
しかし、世の中にはノーマルでは飽き足らない、いわゆる「猛者」の方がいらっしゃいます。
今回はそう言った「猛者」の方がやっている「メーカー非推奨」の改造のお話を紹介してみたいと思います。
ちなみに今回の記事の写真は、その改造を行った猛者の先輩からお借りしたものです。
「Fb.ストーブ燃焼強化計画」

「薪ストーブ」は燃焼室内の温度を上げる事で、薪を高い燃焼効率で燃やせます。
また、高温になればなるほど、強い「ドラフト効果(煙突効果)」を発揮して、新鮮な空気の吸い込みが強くなります。
「薪ストーブ」の燃焼室の温度を上げるには、「薪」をドンドン燃やせば良いのですが、温度が下がる要素もあります。
それは、薪ストーブから、薪のエネルギーが「伝導」「対流」「放射」の形で外に逃げるためです。
と言うより、薪ストーブが暖かいのはそのためで、完全に断熱したら、ガンガン燃えても、外からみたらただの「冷たい箱」ですね(笑)
と言うことで、薪ストーブ。
適度に熱を取り出したいのですが、あまり熱が外に逃げすぎてもストーブの温度が下がってしまい燃焼効率が落ちてしまいます。
そこで、今回の改造は温度が下がる原因である「煙突」を保温する方法です。
やり方は、ホームセンターに売っている配管用の部材の中に、断熱材の「グラスウール」を中にいれて煙突を保温します。

このような配管用の部材の中に。

断熱材のグラスウールを巻いています。
煙突は標準プラス1メートルで、合計2メートルの煙突です。

保温煙突の接続はステンレスのパンチング材を金属バンドで固定します。

裏側はこんな感じです。
この中にFb.ストーブの煙突をセットします。

仮組(1メートル煙突)での姿です。
何か格好いいですね(笑)
では、実際の燃焼試験での結果です。

もともと「Fb.ストーブ」は燃焼効率が良いので、ノーマルの1メート煙突で安定して燃焼してる時は、煙突の先から「炎」が出ます。
ただ、流石に2メートルとなるとそこまでの力はありません・・・。(その必要も無いですけど)
しかし、この強化改造を施したFb.ストーブは・・・・・。

2メートル先の煙突から「炎」が飛び出します(笑)
凄いですね〜。
クリスマスに使ったら「サンタ・キラー」ですね。これ。
こちらはその時の動画です。
ゴーゴー言ってます。
煙突を保温することにより温度が下がる要素が減って、高い「ドラフト効果」を発揮しています。
燃焼効率の悪いストーブの場合、煙突の保温で対応されている方がいますが、これを見ているとかなり有効ですね。

ちなみに保温管の間から見えるノーマルの煙突は「真っ赤」になっています。
煙突内の温度が上昇して2次燃焼しているからだと思います。
見た目は派手ですが、使っている感じは「普通のFb.ストーブ」だそうです。
むしろ、燃焼室の温度を高温に保てるので使い勝手が良かったそうです。
ただ、薪の消費量もかなり多くなりそうですが。。。。
こちらは焚き火モードでの運転です。
屋外で使う場合、Fb.ストーブの天板を外すと焚き火も楽しめます。
改造を行った猛者の方のお話では、元々この改造、燃焼効率をアップさせてテントへのインストールをする予定でした。
しかし、保温管もかなり加熱されて、このままではテントへのインストールは無理だそうです・・・。
ちなみに、燃焼後に煙突を分解したら、グラスウールの一部が溶けた後、再結晶化して「ガラス玉」になっていたそうです。
「Fb.ストーブ燃焼強化仕様」
もともと普通に使っていても効率がよい「Fbストーブ」ですが、さらにその先を求めた改造でした。
「ガラス工場でもやる気か?」
というレベルの改造ですが、こう言う遊び方ができるのもアウトドアの魅力だと思います。
私たちはホリデーロードの「Fb.ストーブ」を普通の薪ストーブとして使っています。
しかし、世の中にはノーマルでは飽き足らない、いわゆる「猛者」の方がいらっしゃいます。
今回はそう言った「猛者」の方がやっている「メーカー非推奨」の改造のお話を紹介してみたいと思います。
ちなみに今回の記事の写真は、その改造を行った猛者の先輩からお借りしたものです。
「Fb.ストーブ燃焼強化計画」

「薪ストーブ」は燃焼室内の温度を上げる事で、薪を高い燃焼効率で燃やせます。
また、高温になればなるほど、強い「ドラフト効果(煙突効果)」を発揮して、新鮮な空気の吸い込みが強くなります。
「薪ストーブ」の燃焼室の温度を上げるには、「薪」をドンドン燃やせば良いのですが、温度が下がる要素もあります。
それは、薪ストーブから、薪のエネルギーが「伝導」「対流」「放射」の形で外に逃げるためです。
と言うより、薪ストーブが暖かいのはそのためで、完全に断熱したら、ガンガン燃えても、外からみたらただの「冷たい箱」ですね(笑)
と言うことで、薪ストーブ。
適度に熱を取り出したいのですが、あまり熱が外に逃げすぎてもストーブの温度が下がってしまい燃焼効率が落ちてしまいます。
そこで、今回の改造は温度が下がる原因である「煙突」を保温する方法です。
やり方は、ホームセンターに売っている配管用の部材の中に、断熱材の「グラスウール」を中にいれて煙突を保温します。

このような配管用の部材の中に。

断熱材のグラスウールを巻いています。
煙突は標準プラス1メートルで、合計2メートルの煙突です。

保温煙突の接続はステンレスのパンチング材を金属バンドで固定します。

裏側はこんな感じです。
この中にFb.ストーブの煙突をセットします。

仮組(1メートル煙突)での姿です。
何か格好いいですね(笑)
では、実際の燃焼試験での結果です。

もともと「Fb.ストーブ」は燃焼効率が良いので、ノーマルの1メート煙突で安定して燃焼してる時は、煙突の先から「炎」が出ます。
ただ、流石に2メートルとなるとそこまでの力はありません・・・。(その必要も無いですけど)
しかし、この強化改造を施したFb.ストーブは・・・・・。

2メートル先の煙突から「炎」が飛び出します(笑)
凄いですね〜。
クリスマスに使ったら「サンタ・キラー」ですね。これ。
こちらはその時の動画です。
ゴーゴー言ってます。
煙突を保温することにより温度が下がる要素が減って、高い「ドラフト効果」を発揮しています。
燃焼効率の悪いストーブの場合、煙突の保温で対応されている方がいますが、これを見ているとかなり有効ですね。

ちなみに保温管の間から見えるノーマルの煙突は「真っ赤」になっています。
煙突内の温度が上昇して2次燃焼しているからだと思います。
見た目は派手ですが、使っている感じは「普通のFb.ストーブ」だそうです。
むしろ、燃焼室の温度を高温に保てるので使い勝手が良かったそうです。
ただ、薪の消費量もかなり多くなりそうですが。。。。
こちらは焚き火モードでの運転です。
屋外で使う場合、Fb.ストーブの天板を外すと焚き火も楽しめます。
改造を行った猛者の方のお話では、元々この改造、燃焼効率をアップさせてテントへのインストールをする予定でした。
しかし、保温管もかなり加熱されて、このままではテントへのインストールは無理だそうです・・・。
ちなみに、燃焼後に煙突を分解したら、グラスウールの一部が溶けた後、再結晶化して「ガラス玉」になっていたそうです。
「Fb.ストーブ燃焼強化仕様」
もともと普通に使っていても効率がよい「Fbストーブ」ですが、さらにその先を求めた改造でした。
「ガラス工場でもやる気か?」
というレベルの改造ですが、こう言う遊び方ができるのもアウトドアの魅力だと思います。