目くるめくデジカメの世界⑮ ~レンズの影、フレアとゴースト~
Jun 14 , 2017
こんにちは。Kです。
デジタルカメラは当然カメラなので、「光」を捕まえる装置です。
その中で、所謂「デジタル」の部分は「画像素子(センサー)」より後ろ側の部分で、こちらは「電子工学」の世界になります。
しかし、「画像素子」より前の部分は「レンズ」が担当する「光学系」になります。
「光学」は光の性質を利用した「物理の世界」ですが、当然そこには「光の性質」に依存する様々な現象が現れます。
「写真」もそれらの影響を強く受ける(というよりそのものですが)ので、フォトグラファーたるものその性質を識ることはとても大切です。
ということで、今回は「強い光」によっておきる「レンズの癖」のお話です。

写真を撮っているとたまに変な「光」が写ることがあります。
写真の一部が白っぽかったり、色の付いた点があったり、本来無いところに「光」が写る現象です。
織田無道的にはこれらは全て「心霊」ですが、レンズの光学的な話であれば「レンズフレア」や「ゴースト」という現象です。
「レンズフレア」はレンズに向けて「強い光」が当たったとき、それがレンズ内で乱反射することにより、本来無い場所に光が写る現象です。

※右側から太陽光がレンズに入ってフレアがおき、コントラストが低下しています。
通常、フレアは全体的に白っぽくなる現象を指すことが多いようです。
似たような現象で「ハレーション」というのがありますが、「ハレーション」はアナログのフィルム内で起こる乱反射が原因の現象ですので、センサーを使うデジタルカメラでは発生しません。
その代わり、デジタルカメラのセンサーはフィルムより光を反射しやすいので、デジタルカメラ特有の「レンズフレア」が発生する場合もあります。
レンズフレアの中で、強い集光により光が結像した物を「ゴースト(ゴーストイメージ)」と呼ぶ場合があります。
ゴーストはレンズの裏側の反射が結像することにより形がはっきりと見えます。
そのため、原因となった光源の反対側(対称位置)に結像する事が多いです。

※センサー面の反射から起こるゴーストのイメージ。 この他にもレンズ構造により色々なパターンで発生します。

絞りを絞って撮影している場合、その「絞り羽根」を通過する光線が乱反射すると、絞りにより集光しているため、「ゴースト」が強めにハッキリと結像します。
また、そのゴーストは「絞り羽根の形」が出やすいです。
上の写真の場合、撮影したレンズの絞り羽根が6枚なので「六角形」の影が出ています。
レンズに向かって入射する強い光源がある限り、厳密にフレアやゴーストを防ぐことは出来ません。
対策としては、レンズの「画角外」から入射する強い光を遮るために「レンズフード」を付ける事である程度フレアを防ぐ事が出来ます。
ただし、レンズフードも「画角内」に存在する光源は防ぐ事ができません(まあ、当たり前ですけど・・・)
そのため、レンズフレアはレンズ自体に施されている「反射を防ぐコーティング」の性能に強く依存します。
つまり、レンズの設計、製造段階で「レンズフレア」の出方がほぼ決定しているという事です。
カメラメーカーの「コーティング技術」は日進月歩で進化していますので、一般的には設計の新しいレンズほど「レンズフレア」が起きにくい傾向があります。
また、値段の高い「高級レンズ」の方が「高価なコーティング」が施されているので「レンズフレア」が起きにくくなっています。
逆に言うと「安価な古いレンズ」では盛大なフレアやゴーストが発生しやすいということです。
あと、レンズ購入時に販売店などで勧められる事の多い、「レンズ保護フィルター」なども安価なものは「コーティング」が不足していて「フレアの発生源」になっている場合があります。
つまり、「レンズフレア対策」だけを考えると、レンズの前にあまり余計な物を付けない方が良いと言う事になります。(保護フィルターには「保護」という役割があるので、カメラの使い方によっては装着するのは間違いではありません)
意図しないときに盛大に発生すると、絵が壊されてしまう「レンズフレア」ですが、何でもかんでも「目の敵」にする必要はないと思います。
例えば、3Dソフトのエフェクトなどにもわざわざ「フレア」があるように、使い方によってはこの現象を逆手にとって、「臨場感のある面白い絵」を撮ることが出来ます。
ですので、コーティングを含めたレンズの性能も「写真の味」の一部だと思います。
また、「レンズフレア」は撮影後に発生するわけでは無く、撮影時にファインダーや液晶画面でもその存在を確認することができます。
つまり、撮った後に写真を見て気がつくのは「フォトグラファーの力量の問題」なのです(笑)
フレアの発生しやすいレンズは当然撮る時に苦労するレンズではありますが、何でもかんでも排除するのではなく、その「レンズの特性」として、上手く付き合うのが一番良いと思います。

次の記事はこちら
デジタルカメラは当然カメラなので、「光」を捕まえる装置です。
その中で、所謂「デジタル」の部分は「画像素子(センサー)」より後ろ側の部分で、こちらは「電子工学」の世界になります。
しかし、「画像素子」より前の部分は「レンズ」が担当する「光学系」になります。
「光学」は光の性質を利用した「物理の世界」ですが、当然そこには「光の性質」に依存する様々な現象が現れます。
「写真」もそれらの影響を強く受ける(というよりそのものですが)ので、フォトグラファーたるものその性質を識ることはとても大切です。
ということで、今回は「強い光」によっておきる「レンズの癖」のお話です。
目くるめくデジカメの世界⑮ ~レンズの影、フレアとゴースト~

写真を撮っているとたまに変な「光」が写ることがあります。
写真の一部が白っぽかったり、色の付いた点があったり、本来無いところに「光」が写る現象です。
織田無道的にはこれらは全て「心霊」ですが、レンズの光学的な話であれば「レンズフレア」や「ゴースト」という現象です。
レンズフレア
「レンズフレア」はレンズに向けて「強い光」が当たったとき、それがレンズ内で乱反射することにより、本来無い場所に光が写る現象です。

※右側から太陽光がレンズに入ってフレアがおき、コントラストが低下しています。
通常、フレアは全体的に白っぽくなる現象を指すことが多いようです。
似たような現象で「ハレーション」というのがありますが、「ハレーション」はアナログのフィルム内で起こる乱反射が原因の現象ですので、センサーを使うデジタルカメラでは発生しません。
その代わり、デジタルカメラのセンサーはフィルムより光を反射しやすいので、デジタルカメラ特有の「レンズフレア」が発生する場合もあります。
ゴースト
レンズフレアの中で、強い集光により光が結像した物を「ゴースト(ゴーストイメージ)」と呼ぶ場合があります。
ゴーストはレンズの裏側の反射が結像することにより形がはっきりと見えます。
そのため、原因となった光源の反対側(対称位置)に結像する事が多いです。

※センサー面の反射から起こるゴーストのイメージ。 この他にもレンズ構造により色々なパターンで発生します。

絞りを絞って撮影している場合、その「絞り羽根」を通過する光線が乱反射すると、絞りにより集光しているため、「ゴースト」が強めにハッキリと結像します。
また、そのゴーストは「絞り羽根の形」が出やすいです。
上の写真の場合、撮影したレンズの絞り羽根が6枚なので「六角形」の影が出ています。
対策
レンズに向かって入射する強い光源がある限り、厳密にフレアやゴーストを防ぐことは出来ません。
対策としては、レンズの「画角外」から入射する強い光を遮るために「レンズフード」を付ける事である程度フレアを防ぐ事が出来ます。
ただし、レンズフードも「画角内」に存在する光源は防ぐ事ができません(まあ、当たり前ですけど・・・)
そのため、レンズフレアはレンズ自体に施されている「反射を防ぐコーティング」の性能に強く依存します。
つまり、レンズの設計、製造段階で「レンズフレア」の出方がほぼ決定しているという事です。
カメラメーカーの「コーティング技術」は日進月歩で進化していますので、一般的には設計の新しいレンズほど「レンズフレア」が起きにくい傾向があります。
また、値段の高い「高級レンズ」の方が「高価なコーティング」が施されているので「レンズフレア」が起きにくくなっています。
逆に言うと「安価な古いレンズ」では盛大なフレアやゴーストが発生しやすいということです。
あと、レンズ購入時に販売店などで勧められる事の多い、「レンズ保護フィルター」なども安価なものは「コーティング」が不足していて「フレアの発生源」になっている場合があります。
つまり、「レンズフレア対策」だけを考えると、レンズの前にあまり余計な物を付けない方が良いと言う事になります。(保護フィルターには「保護」という役割があるので、カメラの使い方によっては装着するのは間違いではありません)
レンズフレアと写真の事
意図しないときに盛大に発生すると、絵が壊されてしまう「レンズフレア」ですが、何でもかんでも「目の敵」にする必要はないと思います。
例えば、3Dソフトのエフェクトなどにもわざわざ「フレア」があるように、使い方によってはこの現象を逆手にとって、「臨場感のある面白い絵」を撮ることが出来ます。
ですので、コーティングを含めたレンズの性能も「写真の味」の一部だと思います。
また、「レンズフレア」は撮影後に発生するわけでは無く、撮影時にファインダーや液晶画面でもその存在を確認することができます。
つまり、撮った後に写真を見て気がつくのは「フォトグラファーの力量の問題」なのです(笑)
フレアの発生しやすいレンズは当然撮る時に苦労するレンズではありますが、何でもかんでも排除するのではなく、その「レンズの特性」として、上手く付き合うのが一番良いと思います。

次の記事はこちら
2017/06/21
コメント
こんにちは(・ω・)
ゴーストって撮りたい角度・画角でファインダー覗いて
どうしても発生してしまうときは厄介ですが
意図的に入れ込むとなかなか楽しい要素なので好きないたちです
3枚目の写真みたいなのが好きで、ちょいちょいとわざと発生させています
安いレンズばかりなので発生しやすく、結果好きになるしかないとも言いますが(笑
でも、暗部がすごくアンダーになるのが悩みどころです(´-ω-`)
最後の写真程度のコントラストで、光源付近を白飛びさせない撮影設定ってありますか?
ゴーストって撮りたい角度・画角でファインダー覗いて
どうしても発生してしまうときは厄介ですが
意図的に入れ込むとなかなか楽しい要素なので好きないたちです
3枚目の写真みたいなのが好きで、ちょいちょいとわざと発生させています
安いレンズばかりなので発生しやすく、結果好きになるしかないとも言いますが(笑
でも、暗部がすごくアンダーになるのが悩みどころです(´-ω-`)
最後の写真程度のコントラストで、光源付近を白飛びさせない撮影設定ってありますか?
こんにちは~
なるほど、「フレア」と「ゴースト」ですね。
覚えました!w。
「フレア」はちょっと使うのは難しそうですが、
「ゴースト」は太陽の光の点とか初心者でも使えそうですねw。
じゃあ、どうやって「ゴースト」をおこせばいいのでしょうか?!
お薦めな設定(SS、F値等々)などあったら教えてください~w。
なるほど、「フレア」と「ゴースト」ですね。
覚えました!w。
「フレア」はちょっと使うのは難しそうですが、
「ゴースト」は太陽の光の点とか初心者でも使えそうですねw。
じゃあ、どうやって「ゴースト」をおこせばいいのでしょうか?!
お薦めな設定(SS、F値等々)などあったら教えてください~w。
いたちさん。こんにちは。
フレアは色々悩ましい問題ですが、楽しんで撮られているのは良いことですね(笑)
>光源付近を白飛びさせない撮影設定
デジタルカメラのセンサーが持つ「ダイナミックレンジ」は自然光の半分以下なので、結論から言うと無理です。
ただ、それを補うデジタル技術が「HDR」などの画像処理技術です。
フレアは色々悩ましい問題ですが、楽しんで撮られているのは良いことですね(笑)
>光源付近を白飛びさせない撮影設定
デジタルカメラのセンサーが持つ「ダイナミックレンジ」は自然光の半分以下なので、結論から言うと無理です。
ただ、それを補うデジタル技術が「HDR」などの画像処理技術です。
taku-cさん。こんにちは。
ゴーストは写真内で相対的に存在する「強い光」を撮ると発生します。
(昼間の太陽、夜のランタンなどで、光源自体の光量ではなく、周囲と比べて強い光であるかどうかです)
レンズ内での光の反射が原因なので、通常は光源の対角線上の位置に発生する事が多いです。
絞りを絞るほど、絞り羽根の形で発生しやすいので、設定としてはF値をあげた方がゴーストが撮れます。(開放で撮ると丸い形になります)
と言うより、先日のtaku-cさんの記事「ランタンのキラキラ撮影」で、何枚かの写真でゴースト発生していますよ(笑)
ゴーストは写真内で相対的に存在する「強い光」を撮ると発生します。
(昼間の太陽、夜のランタンなどで、光源自体の光量ではなく、周囲と比べて強い光であるかどうかです)
レンズ内での光の反射が原因なので、通常は光源の対角線上の位置に発生する事が多いです。
絞りを絞るほど、絞り羽根の形で発生しやすいので、設定としてはF値をあげた方がゴーストが撮れます。(開放で撮ると丸い形になります)
と言うより、先日のtaku-cさんの記事「ランタンのキラキラ撮影」で、何枚かの写真でゴースト発生していますよ(笑)
こんにちは。
とても分かりやすい解説をありがとうございます。
いつも気になっていたことなので。
とくにコンデジにコンバージョンレンズを付けたときは画が羽根のかたちで凄いことになっていましたが、よく分かりました。
道具の性格を知って上手く付き合えるようにとにかくキャンプに行きたいです!(笑)
とても分かりやすい解説をありがとうございます。
いつも気になっていたことなので。
とくにコンデジにコンバージョンレンズを付けたときは画が羽根のかたちで凄いことになっていましたが、よく分かりました。
道具の性格を知って上手く付き合えるようにとにかくキャンプに行きたいです!(笑)
こんばんは、たびたびお邪魔します(・ω・)
HDR、名称や機能があること自体は知っていますが
まったく自機の設定としていじくっていない部分です(笑
今は確かOFFにしていたような……(´-ω-`)
ダイナミックレンジ、文字面としてかっちょいい! というイメージで
その実内容を全く理解しておりませんでした(笑
ざっくりと「光の幅を表現できる範囲」という感じでいいんでしょうか
ご教示くださり感謝です(*`・ω・)ゞ
今後も撮影技術はもとより、カメラの基礎を学ばせていただきます!
HDR、名称や機能があること自体は知っていますが
まったく自機の設定としていじくっていない部分です(笑
今は確かOFFにしていたような……(´-ω-`)
ダイナミックレンジ、文字面としてかっちょいい! というイメージで
その実内容を全く理解しておりませんでした(笑
ざっくりと「光の幅を表現できる範囲」という感じでいいんでしょうか
ご教示くださり感謝です(*`・ω・)ゞ
今後も撮影技術はもとより、カメラの基礎を学ばせていただきます!
shinさん。こんにちは。
カメラは屁理屈を知らなくてもシャッターを押せば「解」が得られるので、とにかく撮るのが一番良いですよね。
キャンプに行きたいです!(笑)
カメラは屁理屈を知らなくてもシャッターを押せば「解」が得られるので、とにかく撮るのが一番良いですよね。
キャンプに行きたいです!(笑)
いたちさん。
「ダイナミックレンジ」は「光の幅」そのものです。
「光の幅を表現できる範囲」に相当するのは「ラチチュード」です。
これの理解ってなかなか難しくて、知識の泉である「ウィキペディア」でも「両方とも同じ意味」的な事を書いてありますが、実際は違いますので注意が必要です。
ただ、ここまで込み入った話はもはや写真を撮ることにあまり関係ないので、目くるめくでも触れるつもりはありません(笑)
「ダイナミックレンジ」は「光の幅」そのものです。
「光の幅を表現できる範囲」に相当するのは「ラチチュード」です。
これの理解ってなかなか難しくて、知識の泉である「ウィキペディア」でも「両方とも同じ意味」的な事を書いてありますが、実際は違いますので注意が必要です。
ただ、ここまで込み入った話はもはや写真を撮ることにあまり関係ないので、目くるめくでも触れるつもりはありません(笑)
keiさんのお写真で、ゴーストってあまり記憶に無かったのですが
蔵出し写真には写っていたのですね〜
でも、これは縦横比から見ると、全部ミラーレスですかね?
やっぱり高級カメラの方は、レンズも高級だからゴースト少なめなのでしょうか〜?
うちのミラーレスもキットレンズのせいか、盛大に妙なゴーストが写ります(汗)
蔵出し写真には写っていたのですね〜
でも、これは縦横比から見ると、全部ミラーレスですかね?
やっぱり高級カメラの方は、レンズも高級だからゴースト少なめなのでしょうか〜?
うちのミラーレスもキットレンズのせいか、盛大に妙なゴーストが写ります(汗)
こんばんは〜
うちのレンズも盛大にゴーストが入る印象がありましたが、闇夜のオイルランタンとか、レンズにとって厳しい条件で撮ってるせいなんですかね〜。
保護フィルターも要因の一つかもしれませんが、大枚?をはたいた身としては、やはり使いたくなります(笑)
確かに撮影時に確認できるので、画面で見ながらどうするか考えるのが吉ですね。
うちのレンズも盛大にゴーストが入る印象がありましたが、闇夜のオイルランタンとか、レンズにとって厳しい条件で撮ってるせいなんですかね〜。
保護フィルターも要因の一つかもしれませんが、大枚?をはたいた身としては、やはり使いたくなります(笑)
確かに撮影時に確認できるので、画面で見ながらどうするか考えるのが吉ですね。
しくさん。こんにちは。
サンプルの写真は仰る通り全てミラーレスの写真です。
私が持っているCANONのLレンズはちょっと古いですが、それでもミラーレスの標準レンズよりはフレアが出にくいですね。
ただ、その影響が顕著に出ているというよりは、キャンプ写真で5D3を使うのが殆ど星空だけなので、撮っている写真の絶対数が2桁ほど違うためです(笑)
サンプルの写真は仰る通り全てミラーレスの写真です。
私が持っているCANONのLレンズはちょっと古いですが、それでもミラーレスの標準レンズよりはフレアが出にくいですね。
ただ、その影響が顕著に出ているというよりは、キャンプ写真で5D3を使うのが殆ど星空だけなので、撮っている写真の絶対数が2桁ほど違うためです(笑)
Egnathさん。こんにちは。
「写真の光」は絶対値が存在せず、全て相対値になります。
レンズに入る光はどんな光でも理論上は乱反射をしていますが、それが認識できるレベルで結像するにはそのレンズごとの閾値が存在します。
(この場合の閾値は、光量そのものではなく、あくまで「光源」とそれを拾う面とのコントラスト、ダイナミックレンジ上の幅の問題です)
その閾値が低いとゴーストが出やすいレンズと言う事ですね。
保護フィルターは可能性の1つですので気になるようなら着脱してテストしてみると良いと思います。
「写真の光」は絶対値が存在せず、全て相対値になります。
レンズに入る光はどんな光でも理論上は乱反射をしていますが、それが認識できるレベルで結像するにはそのレンズごとの閾値が存在します。
(この場合の閾値は、光量そのものではなく、あくまで「光源」とそれを拾う面とのコントラスト、ダイナミックレンジ上の幅の問題です)
その閾値が低いとゴーストが出やすいレンズと言う事ですね。
保護フィルターは可能性の1つですので気になるようなら着脱してテストしてみると良いと思います。