ダイヤモンド富士キャンプ考察。 〜朝霧高原編〜
こんにちは。Kです。
日本には「キャンプ場」が沢山あり、その場所その場所で素敵な「風景」に出会えます。
しかし、そういったキャンプのなかでも、やはり「格別」なのが、日本最高峰、世界でも有数の独立峰である「富士山」を眺める「富士山キャンプ」です。
そしてその「富士山キャンプ」の中でもさらに特別なのが、「ダイヤモンド富士」を拝むキャンプです。
2017年5月。
私たちは、その「最高の瞬間」を拝もうと、富士山を裾のまで見渡せるキャンプ場、あの「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」で「ダイヤモンド富士キャンプ」を敢行しました。
しかし、結果は2日連続で惨敗でした。。。
その壮絶な戦いのレポはこちら
しかし、なぜ、私たちはあの日、あの時に「ダイヤモンド富士」があることを知っていたのでしょうか?

えっと、正解を言うと、実は、その前の年の2016年GWに、同じ場所で「ダイヤモンド富士」を見ているからです(笑)
ブログを始めたのが「2016年7月28日」なので、そのキャンプはまだブログを書く前でした。
また、今のように「キャンプ写真」を熱心に撮ってませんし、当日の朝に周りの「ざわつき」で気がついたので、まともな構図もありません。
ですので、改めて「ダイヤモンド富士」を写真に収めようとしたのが、今年の5月のキャンプだったのです。
とはいえ、今では色々調べて「ダイヤモンド富士」対策はバッチリです(天気以外)
今回の記事はどうやって「ダイヤモンド富士キャンプ」の計画を立てるのかのお話です。
「ダイヤモンド富士」は太陽の動きによって「見える場所」が決まるので、ダイヤモンド富士が見える範囲にあれば、ほぼ毎年「同じ日」に見ることが出来ます。(数日分は前後します)
とはいえ、「いつ見られるのか?」という情報を集めるのは結構大変です。
しかし、その情報があっという間に手に入る素晴らしいサイトがあります。
そのサイトとは富士山写真家の方が運営されている「富士山とともに」です。
この、サイト内に「ふじともマップ」というのがあり、そこの「Dナビ」というGoogleマップを利用したWEBアプリで「ダイヤモンド富士」がどこで見えるのかが一目で分かります。
ふじともマップ「Dナビ」
ダイヤモンド富士は「日の出」と「日の入り」の2つのパターンがあります。
今回はそのうち、「日の出のダイヤモンド富士」が見える富士山の西側のキャンプ場を見てみましょう。
富士山の西側、つまり静岡県ににある「朝霧高原」がそのダイヤモンド富士が見られるゾーンになります。
実際は、富士山が見えれば、もっと遠くても良いのですが、あまり範囲を広げるとよく分からなくなるので、今回は「朝霧高原」に絞って見てみます。
では、朝霧高原のどの辺りが「ダイヤモンド富士」が見える範囲なのでしょうか?
これは「太陽が昇る位置」の関係なので、その範囲は「夏至」と「冬至」で見える場所が、それぞれ「南端」と「北端」になります。
では、夏至の6月21日(前後)と冬至の12月21日(前後)をDナビで検索すると、その範囲が分かるのでやってみましょう。

と、こうなりました。
この範囲にある富士山が見えるキャンプ場では「ダイヤモンド富士キャンプ」が出来る事になります。
有名なキャンプ場では、「ふもとっぱら」や「朝霧ジャンボリー」などがこの範囲に含まれるのが分かりますね。
●最北端のダイヤモンドキャンプ場。
Dナビを見る限り、冬至の12月21日頃の位置ではギリギリ「本栖湖」の西側まで範囲に入っています。
ただ、「本栖湖」で有名な「浩庵キャンプ場」は、微妙に北限より北に位置しているので、「ダイヤモンド富士」はおそらく無理のようです。
位置的には「本栖湖いこいの森キャンプ場」が範囲に入りますが、このキャンプ場からは手前の「竜ヶ岳」が邪魔になり、富士山が見えない(たぶん)ようなので、そうなると本栖湖では「ダイヤモンド富士キャンプ」は難しいようです。
ということで、最北端のキャンプ場を探すため「Googleマップ」で「キャンプ場」で検索してみます。
それによると「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」という所が一番「北端」に位置するようです。
Dナビによると、そのキャンプ場で「ダイヤモンド富士」になるのは「2月23日(前後)」と「10月19日(前後)」でした。
ちょうど「正月」をまたぐ形になるので、「ダイヤモンド富士キャンプ」が出来る期間は「2月23日〜10月19日」だということになります。
あれ、ということは「ダイヤモンド富士」で記事を書いたのは良いですが、どうやら年内の「ダイヤモンド富士キャンプ」は終了していたようです・・・・。
記事を読んで一刻も早く「ダイヤモンド富士キャンプ」をしたくなった方は2/22(木)〜2/23(金)で「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」をご予約ください(笑)
2月だと冠雪したダイヤモンド富士山が見られると思います。
●最南端のダイヤモンドキャンプ場。
「ダイヤモンド富士キャンプ」の南の限界にあるキャンプ場は、「Googleマップ」でみると「白糸オートキャンプ場」という所のようです。
その日にちが、「5月21日(前後)」と「7月23日(前後)」でした。
と言うことで、国道139号線を北上していくと、白糸オートキャンプ場から先が「ダイヤモンドゾーン」となります。
地球から見える「日出の位置」は、地球の公転によります。

※太陽の位置の変化のイメージ
ですので、「夏至」と「冬至」の時期は、比較的「日出の位置」の変化が小さく、逆に「春分と」「秋分」の日は、毎日位置が変わっていきます。
ダイヤモンド富士で有名なのは湖面に映る「Wダイヤモンド」で有名な「田貫湖」が有名です。
田貫湖の位置は、ダイヤモンド富士の「南端(夏至)」に近く、田貫湖での情報を見ていると、ダイヤモンド富士の日(山頂中心)から前後1週間くらいはダイヤモンド富士が見えるそうです。
逆に「春分」「秋分」の日に近い場所にある「朝霧ジャンボリー」だと「太陽の位置の変化」が早いので、おそらく2〜3日くらいしかロスタイムが無いと思います。
ということで、この辺りの「変化」も計算すると、「ダイヤモンド富士キャンプ」の計画が立てやすいかもしれません。
朝霧高原での「ダイヤモンド富士キャンプ」は「2月23日(前後)」から「10月19日(前後)」までこの範囲にあるどこかのキャンプ場で見ることがでます。
来年の2月後半から10月中旬で、この地でキャンプの予定を立てる場合、ちょっとだけ「Dナビ」を使って「ダイヤモンド富士」を狙ってみてはいかがでしょうか?
日本には「キャンプ場」が沢山あり、その場所その場所で素敵な「風景」に出会えます。
しかし、そういったキャンプのなかでも、やはり「格別」なのが、日本最高峰、世界でも有数の独立峰である「富士山」を眺める「富士山キャンプ」です。
そしてその「富士山キャンプ」の中でもさらに特別なのが、「ダイヤモンド富士」を拝むキャンプです。
2017年5月。
私たちは、その「最高の瞬間」を拝もうと、富士山を裾のまで見渡せるキャンプ場、あの「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」で「ダイヤモンド富士キャンプ」を敢行しました。
しかし、結果は2日連続で惨敗でした。。。
その壮絶な戦いのレポはこちら
しかし、なぜ、私たちはあの日、あの時に「ダイヤモンド富士」があることを知っていたのでしょうか?

えっと、正解を言うと、実は、その前の年の2016年GWに、同じ場所で「ダイヤモンド富士」を見ているからです(笑)
ブログを始めたのが「2016年7月28日」なので、そのキャンプはまだブログを書く前でした。
また、今のように「キャンプ写真」を熱心に撮ってませんし、当日の朝に周りの「ざわつき」で気がついたので、まともな構図もありません。
ですので、改めて「ダイヤモンド富士」を写真に収めようとしたのが、今年の5月のキャンプだったのです。
とはいえ、今では色々調べて「ダイヤモンド富士」対策はバッチリです(天気以外)
今回の記事はどうやって「ダイヤモンド富士キャンプ」の計画を立てるのかのお話です。
ダイヤモンド富士の秘密兵器
「ダイヤモンド富士」は太陽の動きによって「見える場所」が決まるので、ダイヤモンド富士が見える範囲にあれば、ほぼ毎年「同じ日」に見ることが出来ます。(数日分は前後します)
とはいえ、「いつ見られるのか?」という情報を集めるのは結構大変です。
しかし、その情報があっという間に手に入る素晴らしいサイトがあります。
そのサイトとは富士山写真家の方が運営されている「富士山とともに」です。
この、サイト内に「ふじともマップ」というのがあり、そこの「Dナビ」というGoogleマップを利用したWEBアプリで「ダイヤモンド富士」がどこで見えるのかが一目で分かります。
ふじともマップ「Dナビ」
ダイヤモンドゾーン
ダイヤモンド富士は「日の出」と「日の入り」の2つのパターンがあります。
今回はそのうち、「日の出のダイヤモンド富士」が見える富士山の西側のキャンプ場を見てみましょう。
富士山の西側、つまり静岡県ににある「朝霧高原」がそのダイヤモンド富士が見られるゾーンになります。
実際は、富士山が見えれば、もっと遠くても良いのですが、あまり範囲を広げるとよく分からなくなるので、今回は「朝霧高原」に絞って見てみます。
では、朝霧高原のどの辺りが「ダイヤモンド富士」が見える範囲なのでしょうか?
これは「太陽が昇る位置」の関係なので、その範囲は「夏至」と「冬至」で見える場所が、それぞれ「南端」と「北端」になります。
では、夏至の6月21日(前後)と冬至の12月21日(前後)をDナビで検索すると、その範囲が分かるのでやってみましょう。

と、こうなりました。
この範囲にある富士山が見えるキャンプ場では「ダイヤモンド富士キャンプ」が出来る事になります。
有名なキャンプ場では、「ふもとっぱら」や「朝霧ジャンボリー」などがこの範囲に含まれるのが分かりますね。
●最北端のダイヤモンドキャンプ場。
Dナビを見る限り、冬至の12月21日頃の位置ではギリギリ「本栖湖」の西側まで範囲に入っています。
ただ、「本栖湖」で有名な「浩庵キャンプ場」は、微妙に北限より北に位置しているので、「ダイヤモンド富士」はおそらく無理のようです。
位置的には「本栖湖いこいの森キャンプ場」が範囲に入りますが、このキャンプ場からは手前の「竜ヶ岳」が邪魔になり、富士山が見えない(たぶん)ようなので、そうなると本栖湖では「ダイヤモンド富士キャンプ」は難しいようです。
ということで、最北端のキャンプ場を探すため「Googleマップ」で「キャンプ場」で検索してみます。
それによると「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」という所が一番「北端」に位置するようです。
Dナビによると、そのキャンプ場で「ダイヤモンド富士」になるのは「2月23日(前後)」と「10月19日(前後)」でした。
ちょうど「正月」をまたぐ形になるので、「ダイヤモンド富士キャンプ」が出来る期間は「2月23日〜10月19日」だということになります。
あれ、ということは「ダイヤモンド富士」で記事を書いたのは良いですが、どうやら年内の「ダイヤモンド富士キャンプ」は終了していたようです・・・・。
記事を読んで一刻も早く「ダイヤモンド富士キャンプ」をしたくなった方は2/22(木)〜2/23(金)で「富士ヶ嶺・おいしいキャンプ場」をご予約ください(笑)
2月だと冠雪したダイヤモンド富士山が見られると思います。
●最南端のダイヤモンドキャンプ場。
「ダイヤモンド富士キャンプ」の南の限界にあるキャンプ場は、「Googleマップ」でみると「白糸オートキャンプ場」という所のようです。
その日にちが、「5月21日(前後)」と「7月23日(前後)」でした。
と言うことで、国道139号線を北上していくと、白糸オートキャンプ場から先が「ダイヤモンドゾーン」となります。
ダイヤモンドのロスタイム
地球から見える「日出の位置」は、地球の公転によります。

※太陽の位置の変化のイメージ
ですので、「夏至」と「冬至」の時期は、比較的「日出の位置」の変化が小さく、逆に「春分と」「秋分」の日は、毎日位置が変わっていきます。
ダイヤモンド富士で有名なのは湖面に映る「Wダイヤモンド」で有名な「田貫湖」が有名です。
田貫湖の位置は、ダイヤモンド富士の「南端(夏至)」に近く、田貫湖での情報を見ていると、ダイヤモンド富士の日(山頂中心)から前後1週間くらいはダイヤモンド富士が見えるそうです。
逆に「春分」「秋分」の日に近い場所にある「朝霧ジャンボリー」だと「太陽の位置の変化」が早いので、おそらく2〜3日くらいしかロスタイムが無いと思います。
ということで、この辺りの「変化」も計算すると、「ダイヤモンド富士キャンプ」の計画が立てやすいかもしれません。
朝霧高原での「ダイヤモンド富士キャンプ」は「2月23日(前後)」から「10月19日(前後)」までこの範囲にあるどこかのキャンプ場で見ることがでます。
来年の2月後半から10月中旬で、この地でキャンプの予定を立てる場合、ちょっとだけ「Dナビ」を使って「ダイヤモンド富士」を狙ってみてはいかがでしょうか?
コメント
あれ?この扇形の範囲を行ったり来たりしていたら
一年中ダイヤモンド富士が見えるということですか?
しかし、本栖湖は惜しいですな
なぜか線が少しいじわるな方向に曲がってるし(爆)
冒頭の慌てて撮ったっぽいダイヤモンド富士の写真が、
今のkeiさんブログとは全然違って、逆に微笑ましいです
そういえば、今年3月のふもとっぱらのダイヤモンド富士レポ(自撮り付き(爆))で
keiさんの奥様に初めてコメントもらったんですよ。。。
一年中ダイヤモンド富士が見えるということですか?
しかし、本栖湖は惜しいですな
なぜか線が少しいじわるな方向に曲がってるし(爆)
冒頭の慌てて撮ったっぽいダイヤモンド富士の写真が、
今のkeiさんブログとは全然違って、逆に微笑ましいです
そういえば、今年3月のふもとっぱらのダイヤモンド富士レポ(自撮り付き(爆))で
keiさんの奥様に初めてコメントもらったんですよ。。。
こんばんは(・ω・)
ダイヤモンド富士の写真、まさに日の丸構図(でいいんですかね?)ですが
これはこれで結構好きだったりするいたちです(*´ω` *)
というのもいたちはほぼピントを中央一点で設定しているので
意図せずに撮るとだいたいこの構図になるからです(笑
ダイヤモンド富士の写真、まさに日の丸構図(でいいんですかね?)ですが
これはこれで結構好きだったりするいたちです(*´ω` *)
というのもいたちはほぼピントを中央一点で設定しているので
意図せずに撮るとだいたいこの構図になるからです(笑
しくさん。こんばんは。
国道139号線沿いに毎日ちょっとずつ位置を変えてテントを張れば、365日ダイヤモンド富士を楽しめますよ(笑)
上から見ると変わる微妙な角度、富士山の稜線の角度ですね〜。
あれ、時間がない割には結構いけてると思ったのですが。
あの時は、朝陽を見るのに起きたのですが、日の出から1時間近く経ってもも出てこないし、3脚構えたおっちゃんがいるしで、ダイヤモンドに気がついたのは10分前でした(笑)
しくさんのところに初コメしたのはうちの奥さんでしたっけ?
たぶん、5回くらいしかコメ書いてないので、スーパーゼウス級のレアコメですよ(笑)
国道139号線沿いに毎日ちょっとずつ位置を変えてテントを張れば、365日ダイヤモンド富士を楽しめますよ(笑)
上から見ると変わる微妙な角度、富士山の稜線の角度ですね〜。
あれ、時間がない割には結構いけてると思ったのですが。
あの時は、朝陽を見るのに起きたのですが、日の出から1時間近く経ってもも出てこないし、3脚構えたおっちゃんがいるしで、ダイヤモンドに気がついたのは10分前でした(笑)
しくさんのところに初コメしたのはうちの奥さんでしたっけ?
たぶん、5回くらいしかコメ書いてないので、スーパーゼウス級のレアコメですよ(笑)
いたちさん。こんばんは。
さすがいたちさん、とてもお目が高いですね。
トルテュのセンター合わせで左右のシンメトリーにしたつもりです(笑)
意図せず日の丸構図になるなら、あえてピン位置を左右どちらかにずらしてはいかがでしょう?
良い写真が撮れるかもしれませんよ。
さすがいたちさん、とてもお目が高いですね。
トルテュのセンター合わせで左右のシンメトリーにしたつもりです(笑)
意図せず日の丸構図になるなら、あえてピン位置を左右どちらかにずらしてはいかがでしょう?
良い写真が撮れるかもしれませんよ。
こんにちは~
ダイヤモンドじゃなくてもいいので、富士山のいい写真が撮りたいですw。
でもこんなサイトがあるですね、あわよくば自分もダイアモンド狙えるかな(笑)
ダイアモンドもですが、パールも気になります。
今月末は珍しく、自分も富士山狙いに行ってきますw。
ダイヤモンドじゃなくてもいいので、富士山のいい写真が撮りたいですw。
でもこんなサイトがあるですね、あわよくば自分もダイアモンド狙えるかな(笑)
ダイアモンドもですが、パールも気になります。
今月末は珍しく、自分も富士山狙いに行ってきますw。
taku-cさん。こんばんは。
ぜひ、ダイヤモンド狙ってみて下さい。
パール富士は、月の公転以外に「月齢」や月の出入りの時間帯もあるので、かなり難しいですね。
「新月」から「満月」までの間は月の出は日中ですし、「満月」も、だいたい17時〜19時くらいで昇ってくるので、夏だと日没前後の時間帯になることが多いです。
ということで、ダイヤモンド富士よりレアなのがパール富士ですね。
ぜひ、ダイヤモンド狙ってみて下さい。
パール富士は、月の公転以外に「月齢」や月の出入りの時間帯もあるので、かなり難しいですね。
「新月」から「満月」までの間は月の出は日中ですし、「満月」も、だいたい17時〜19時くらいで昇ってくるので、夏だと日没前後の時間帯になることが多いです。
ということで、ダイヤモンド富士よりレアなのがパール富士ですね。