こんにちは。Kです。


今日は、テントの「過保護張り専用」として購入したタープを紹介します。

ちなみに、「過保護張り」というのは、「風雨を凌ぐためのテント」を、雨などで濡らされないように、その上に「屋根」としてタープを張る事を言います。

イメージとしては、「レインウェアを着て、傘を差す」という感じですかね？

まぁ、キャンプをやらない人からみると「バカじゃないの？」と思われるかも知れませんが、結論を言うと、まったくその通りです。







買ったのは、フィールドアというブランドの「レクタタープ」です。

タープの名称では、この「レクタ」とか「ヘキサ」とかを耳にします。

これらはタープの形状の事で、英語で長方形の「レクタングル」や、六角形の「ヘキサゴン」から来ています。


triangle（トライアングル）三角形

square（スクエア）　正方形

rectangle （レクタングル）長方形

pentagon（ペンタゴン） 五角形

hexagon（ヘキサゴン）　六角形

heptagon（ヘプタゴン）　七角形

octagon（オクタゴン）　八角形


ですので、今回買ったタープは、「長方形」のタープになります。



フィールドアのレクタタープのカラーバリエーションは、「ライトグレー」「ボルドー」「カーキ」「ダークブラウン」の４色があります。

私たちは、コディアックのテントと一緒に使うので、色が近い「ライトグレー」を選択しました。


サイズは、「435cm x 500cm」と、結構大きいタープです。

ちなみに、スノーピークの「HDタープ レクタ（L）」のサイズが、440cm × 500cmなので、ほぼ同サイズです。


しかし、違いは価格で、そちらの値段が、34,800円（税抜）なのに対して、フィールドアのレクタタープは、6,900円（税抜）だったので、価格差は「5倍」もあります。

もちろん、素材の違いはあるので、一概には言えませんが、5メートルサイズのレクタタープが、税抜きですが7,000円を切るというのは、かなり安い方だと思います。






しかも、フィールドアのこのタープは、安物タープにありがちな「貧弱さ」はあまり感じません。


最近流行の「DDタープ」のように、「グロメット（ハトメ）」や「ループ」が沢山あるわけで無いですが、普通の張り方なら、全く不自由の無い作りになっています。（グロメットは、４片に４カ所と、センターに４カ所の合計８カ所あります）






まず、通常の張り方で、一番負荷が掛かる、短手方向のセンターのグロメットの部分の補強は、かなりしっかりとしている印象です。







また、レクタの四辺部分も、グロメットと、ループの部分が、キチンと縫製されています。






そして、使用頻度が低い、長手方向のセンターも、三角形の補強があてられています。

ですので、もう少し使ってみないと解りませんが、引っ張っただけで、タープがビリビリと避けてしまうという事は無さそうです。






さらに、裏地には「シルバーコーティング」というのをしてあるそうで、これにより、放射熱への「遮熱効果」があるそうです。

真夏の炎天下にこのタープだけも、それなりに直射日光の熱を遮ってくれるのは頼もしい限りです。（今回は曇り空だったので実力はまだ解りませんが・・・）







「435cm x 500cm」は、長方形ですが、長手側で折って「屋根型」に張ると、有効面積はほぼ四角形になります。

コディアックのテントは、３メートル四方の大きさなので、周囲に６０ｃｍ強の庇が出来る計算になり、過保護張り用としては丁度良い大きさです。







テントの高さは2ｍあるので、メインポールは「280ｃｍ」を使いました。

これだけクリアランスが取れれば、タープにもう少し角度を付けても、テントに干渉する事は無さそうです。


雨の日にコットンテントを使うシチュエーションは恐らくそう多くはありません。

でも、今回のグルキャンのように、サイトの広さに制限があるときは、重宝しそうです。






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