こんにちは。Kです。


昨年の9月。

長野県の青木荘キャンプ場でおこなった「ナチュログ写真部カヤックキャンプ」




湖畔にサイトを作り、そこでキャンプをする。

それだけでも、素晴らしいシチュエーションなのに、その湖面に思いついたら船に乗って滑り出すという圧倒的な自由さ。

このキャンプを経験して、「カヤックキャンプ」の楽しさにどはまりしました。


そこで、私たちも今シーズンから「カヤックキャンプ」を始めようと、今年初めに「ファルトボート」を購入したのです。











しかし、３月後半からの「外出自粛」により、GWから始めようと思っていた、カヤックキャンプはキャンセルとなりました。

とても残念ですが、状況が状況だけに致し方ありません。

ただ、幸いにも一時の感染拡大のペースは鈍り、恐らく6月19日には、県を跨いだ移動を伴う観光・レジャーもある程度解禁になりそうです。


と言う事で、やっとキャンプが再開できそうですが、改めて計画を立てるので、まだ暫く時間があります。

そこで、キャンプ再開後の「カヤックキャンプ」のやり方を、緻密に妄想してみました（笑）

ペース配分

私たちの「1泊2日」で行く、通常のオートキャンプの場合。

夏場ならサイトの設営・撤収で共に、「2時間以内」というのを目安にしています。


このペースでキャンプが出来ると、アーリチェックインで10時から始めた場合、お昼前に設営が終わる事になります。

そうすれば、初日の午後から夜寝るまで、およそ「12時間」もの時間が、好きなように過ごせるので、慌てず焦らず色んな楽しみ方が出来ます。


また、2時間撤収が出来れば、翌日10時チェックアウトでも、8時まで朝食を済ませれば、レイトをせずに、時間内にチェックアウトが出来ます。



しかし、そこに「カヤック」を持ち込んでキャンプをするとなると、かなり状況が変わりそうです。

特に、私たちの買ったカヤックは、積載を有利にするために、組み立て式の「ファルトボート」にしました。

そうすると、どうしても「組立てと解体」の時間が加わります。



私たちが買った、「アルピナ２」の場合、組立てはおよそ「20分」くらいで出来るそうです。

ただ、実際にどのくらい時間が掛かるのか解らないので、家の前でテストで組み立ててみました（笑）







その結果、初めての組立てに要した時間は「45分」でした。

慣れればもう少し早くなりそうですが、それもでも「半分の時間」で組み立てられるようになるには、もう少し経験が必要そうです。

ただ、これは船体の組立てだけですので、ライフジャケットや、船の移動を含めると、カヤックの準備だけで、やはり1時間以上は掛かりそうです。


そうなると、通常のキャンプのやり方と合わせると、準備だけで、3時間以上。

特に最初は探りながらやるので、4時間近くかかってしまいます。


それでは、まったく「カヤックキャンプ」にならないので、やはりキャンプの方の時間を削る事を考えた方が良さそうです。

キャンプの方のギア選び

設営時間の短縮となると、やはり一番最初に思いつくのは、「設営が簡単なテント」となります。

私たちの主力テントは、スノーピークの「トルテュPro」です。

悪天候でもびくともせず、ファミキャンでは絶対的な安定感を誇っています。

しかし、設営撤収はその分手間がかかるので、カヤックとの組み合わせでは使いにくいテントです。






そうなると、私たちの手持ちのテントで、一番設営の手間が掛からなのは、ヒルバーグの2張り。

「ナロ３GT」と「アクト」になります。

この2張りを「別居スタイル」で立てたとしても、テント自体はものの数分で出来るので、リビング用のタープを加えても「30分」くらいで設営が出来ます。






また、スノーピークのカヤードも、設営が楽なので、候補の1つになります。

これを立ててコット寝にすれば、かなりの時間短縮が見込めます。

ただ、まだ娘のaちゃんが2歳と小さくてコット寝は難しいので、別に「カンガルー用のテント」を張る必要があります。






そして、コディアックキャンパスの「フレックスボウ」も、設営が簡単です。

しかし、コットンテントなので「積載が大きい」のが難点で、カヤックまで積むとなると、積載出来るか微妙です。


ただ、積めるのなら、夏場の快適性は実証済みですので、「カヤックキャンプ」のテントとして一番の候補となります。





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このように「テント」に関しては、私たちが今持っている物を、キャンプ場の状況に合わせて使い分ければ、十分カヤックキャンプが出来そうです。




しかし、実際にオートキャンプでかかる作業時間の多くは、テントではなく、「細かいギアの展開」だと思います。


特に「料理」などに掛かる時間はギアの展開まで含めると、キャンプの時間の多くのウェイトを占めています。

通常のキャンプの場合は、その時間自体を楽しむのですが、カヤックキャンプの場合は、この時間を削る事まで考えた方が良さそうです。


極端な話、お昼はコンビニの「パン」にして、夜は「カップラメーン」やレトルトの「おでん」などにすれば、料理の時間は殆ど無くなります。


キャンプの食事としては味気ないですが、日没後は「カヤック」をやることは無いので、夜はゆっくりと「焚火とお酒」を愉しめば良いと思ってます。

どちらにしろ、洗い物を含めた食事周りを切り詰めれば、かなりの時間をアクティビティにつぎ込む事が出来そうです。



まぁ、実際にどうなるかは、7月以降のキャンプで実際にやってみて答えが分かると思います（笑）

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